JPH0618970Y2 - 木質床材 - Google Patents

木質床材

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Publication number
JPH0618970Y2
JPH0618970Y2 JP1987179848U JP17984887U JPH0618970Y2 JP H0618970 Y2 JPH0618970 Y2 JP H0618970Y2 JP 1987179848 U JP1987179848 U JP 1987179848U JP 17984887 U JP17984887 U JP 17984887U JP H0618970 Y2 JPH0618970 Y2 JP H0618970Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
veneer
groove
resin
wood flooring
abutting
Prior art date
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Application number
JP1987179848U
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JPH0183865U (ja
Inventor
和己 杉生
寿雄 御手洗
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は多様なデザイン効果を発揮すると共にごみの溜
まりを防止できる木質床材に関する。
【背景技術】
従来にあっては、木質床材A′は第6図に示すように合
板1に単板2を貼着させた表面材3の単板2がV字状に
切削されて溝部6′が形成され、この溝部6′によりデ
ザイン効果が発揮されているが、溝部6′が深いと溝部
6′に樹脂10を充填させたとしても単板2の強度ひい
ては表面材3の強度が低下してしまうという問題があっ
た。
【考案の目的】
本考案は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、表面材の強度を損なうことなくデザ
イン効果を発揮できる木質床材を提供することにある。
【考案の開示】
本考案の木質床材は、合板1の表面に複数枚の単板2を
貼着させて形成された表面材3を基材4に貼着させた木
質床材であって、単板2の突き合わせ端部の表面側を面
取りして突き合わせ部5に断面略V字状の溝部6を形成
すると共に単板2の突き合わせ端部を凹凸にし、単板2
を凸部7同士で突き合わせて単板2の凹部8同士で接合
溝9を形成し、単板2の突き合わせ部5の溝部6に接合
溝9に至るまで樹脂10を充填させて成るものであり、
この構成により上記目的が達成されたものである。即
ち、単板2同士の突き合わせ部5のV字状の溝部6によ
りデザイン効果が発揮され、又、単板2の溝部6に樹脂
10が充填されているので、ごみが溜まることがないも
のであり、更に単板2を凸部7同士で突き合わせて単板
2の凹部8同士で形成される接合溝9に至るまで樹脂1
0を充填させているので、単板2同士は凸部7で面接合
されることになり、しかも接合溝9にまで樹脂10が充
填されているので、表面材3の単板2同士の接合面積を
増加させると共にアンカー効果により接合強度を大きく
でき、従って、複数の単板2を貼着させていても、表面
材3の強度の低下を防止できるものである。 以下、本考案を添付の図面に示す実施例に基づいて説明
する。 表面材3は例えば2.7mm厚の合板1に0.3mm厚のな
ら材のような複数枚の単板2を平行貼り、又は直交貼り
させたものである。各単板2の突き合わせ端部の表面側
は面取りされて傾斜面2aとなっており、又、突き合わ
せ端部は所定の間隔を置いて矩形状に切欠されて凹凸に
なっている。単板2は凸部7同士で突き合わされて合板
1に貼着されており、単板2の突き合わせ部5には断面
V字状の溝部6が形成され、単板2の凹部8同士で長方
形状の接合溝9が形成されている。単板2の突き合わせ
部5にはウレタン樹脂のような軟質系の樹脂10が充填
され、この樹脂10は接合溝9にまで充填されている。 この表面材3が基材4に天然ゴム、ウレタン樹脂、シリ
コン樹脂等の軟質材からなる弾性シート11を介して貼
着されている。この弾性シート11により衝撃力が吸収
され防音性が向上する。又、基材4の下面から幅が3mm
でピッチが60mmの複数の切溝を切り込んで基材4の剛
性を低下させ制振効果を発揮させて更に防音性を向上さ
せてもよい。この基材4は合板などであり、通常2.3
〜9.0mm厚のものが使用される。 この木質床材Aの基材4の下面には厚み5mm程度のポリ
エチレン、天然ゴムの発泡体のようなクツション材12
が貼着されて、例えば建物のコンクリートスラブのよう
なコンクリート面上に接着剤を介して直接貼着して敷設
される。 第5図に示す実施例にあっては、単板2の突き合わせ端
部が三角形状に切欠されて菱形の接合溝9が形成されて
いる。
【考案の効果】
本考案は合板の表面に複数枚の単板を貼着させて形成さ
れた表面材を基材に貼着させた木質床材であって、単板
の突き合わせ端部の表面側を面取りして突き合わせ部に
断面略V字状の溝部を形成すると共に単板の突き合わせ
端部を凹凸にし、単板を凸部同士で突き合わせて単板の
凹部同士で接合溝を形成し、単板の突き合わせ部の溝部
に接合溝に至るまで樹脂を充填させているので、単板同
士の突き合わせ部のV字状の溝部によりデザイン効果が
発揮され、又、単板の溝部に樹脂を充填させているの
で、ごみが溜ることがないものであり、更に単板を凸部
同士で突き合わせて単板の凹部同士で形成される接合溝
に至るまで樹脂を充填させているので、単板同士は凸部
で面接合されることになり、しかも接合溝にまで樹脂が
充填されているので、表面材の単板同士の接合面積を増
加させると共にアンカー効果により接合強度を大きくで
き、従って、複数の単板を貼着させていても、表面材の
強度を低下を防止できるものであり、更に、表面材を形
成する際に各単板は凸部同士が突き合わされるが、この
場合、凸部が目印となって、凸部によりガイドされて各
単板が正確な位置に貼着されて簡単に表面材を形成でき
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す平面図及び
断面図、第3図は第2図のX−X断面図、第4図は同上
における単板を示す斜視図、第5図は本考案の他の実施
例における単板を示す斜視図、第6図は従来例における
表面材を示す断面図であって、Aは木質床材、1は合
板、2は単板、3は表面材、4は基材、5は突き合わせ
部、6は溝部、7は凸部、8は凹部、9は接合溝、10
は樹脂である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合板の表面に複数枚の単板を貼着させて形
    成された表面材を基材に貼着させた木質床材であって、
    単板の突き合わせ端部の表面側を面取りして突き合わせ
    部に断面略V字状の溝部を形成すると共に単板の突き合
    わせ端部を凹凸にし、単板を凸部同士で突き合わせて単
    板の凹部同士で接合溝を形成し、単板の突き合わせ部の
    溝部に接合溝に至るまで樹脂を充填させて成る木質床
    材。
JP1987179848U 1987-11-26 1987-11-26 木質床材 Expired - Lifetime JPH0618970Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987179848U JPH0618970Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26 木質床材

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JP1987179848U JPH0618970Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26 木質床材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0183865U JPH0183865U (ja) 1989-06-05
JPH0618970Y2 true JPH0618970Y2 (ja) 1994-05-18

Family

ID=31471389

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987179848U Expired - Lifetime JPH0618970Y2 (ja) 1987-11-26 1987-11-26 木質床材

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JP (1) JPH0618970Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59185346U (ja) * 1983-05-30 1984-12-10 ユンケアス・インドウストリ−ア・エ−エス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0183865U (ja) 1989-06-05

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