JPH0436346Y2 - - Google Patents

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JPH0436346Y2
JPH0436346Y2 JP1986024071U JP2407186U JPH0436346Y2 JP H0436346 Y2 JPH0436346 Y2 JP H0436346Y2 JP 1986024071 U JP1986024071 U JP 1986024071U JP 2407186 U JP2407186 U JP 2407186U JP H0436346 Y2 JPH0436346 Y2 JP H0436346Y2
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JP
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floor
floor finishing
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cushion
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は建物の床面に貼設される床仕上単位材
に関する。
(従来技術及び問題点) 建物の床面を仕上げる、所謂床仕上材としては
塩ビ系床タイル、タイルカーペツト等が用いら
れ、この材料裏面に酢酸ビニル樹脂系やエポキシ
樹脂系の接着剤を塗布して床面上に貼着する。
すなわち、上記床仕上材の一つ一つを床面に貼
着してゆき、床面全体に敷詰めて仕上るものであ
る。よつて床面に貼着された床仕上材は、容易に
取外すことができない反面、時代感覚やデザイ
ン、色等の流行性に追随することができず、室内
改装等の要請に十分対処できない。一方床仕上単
位材として、床面のクツシヨン性を確保する為、
軟質材と硬質材との間にクツシヨン材を介装した
ものが用いられる。しかしこの種の床仕上単位材
を密実に敷詰めた床は、歩行時の圧縮力でクツシ
ヨン材は端面から膨出し、床面上が所謂「起り」
状態となる等各様の問題点を生じることになる。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、矩形若しくは正方形を為す床
仕上単位材を、一面が軟質材で他面が硬質材にて
形成し、これ等両材の間にクツシヨン材を介装さ
せるとともに、このクツシヨン材の端面を前記両
材の端面より後退させて形成し、床仕上材を反転
することにより両面使いを可能とする。又一面が
硬質材にて形成されている為床面に敷詰めた状態
において床仕上単位材が可動せず、よつて接着剤
等により床面に貼着する必要もない。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の床仕上単位材を説明
する。
第1図及び第3図は本考案の床仕上単位材を示
す斜視図である。
すなわち第1図で示す床仕上単位材1は、矩形
若しくは正方形の板状を為し、その一面が硬質材
2であるPタイルにより形成され、一方他面は軟
質材3であるカーペツト地により形成されてい
る。このPタイルとカーペツト地間にはウレタン
等から成るクツシヨン材4が介装されている。
クツシヨン材4は、通常片面をメツシユ繊維で
補強し、且つ発泡樹脂材料をさらに樹脂含侵させ
て発泡された空隙を埋め、一定の圧縮強度を持た
せたものが用いられる。
又第2図の床仕上単位材1は硬質材料2として
木質板材が、更に軟質材3としてコルクタイルが
用いられたもので、上記同様両者間にクツシヨン
材4が介装されている。
この場合、クツシヨン材4は硬質材料2と軟質
材3の端面よりも幾分(約1mm程度)後退させた
状態にしておくと、圧縮力を受けてクツシヨン材
4が膨出しても隣接する床仕上単位材1相互のク
ツシヨン材4,4は圧接しない。換言すれば隣接
するクツシヨン材4,4の膨出による床面の「起
り」は生じない。
上記構成の床仕上単位材1,1……を用いて床
面を仕上る為には、先ず硬質材2を下面にして敷
詰める。床仕上単位材1の下面側となつた硬質材
2はそれぞれ相隣接する床仕上単位材1,1……
の硬質材2,2……と当接した状態となり、その
面内方向に応力が働くこととなつて床単位仕上材
1のズレや自由可動を生じない。
すなわち単に床面上に床仕上単位材1,1……
を載置する状態で敷詰めればよく、接着剤等を必
要としない。
一方第3図で示すように硬質材2を上面にし軟
質材3を下面にする、所謂上記床仕上単位材1を
反転して床上に敷詰めれば、居間等の板敷き仕上
げが可能となり、更に床面に凹凸があつてもその
凹凸を吸収して馴染む。しかも軟質材3及びクツ
シヨン材4により音響性能や断熱保温性、及びク
ツシヨン性が著しく向上する。
尚敷詰めた床仕上単位材1,1……の当接部分
にズレを起させない為、第4図及び第5図で示す
ように床仕上単位材1,1……の当接端面に型鋼
材5や継板6を嵌挿させればよい。
以上説明したように、本考案の床仕上単位材
1,1……を用いれば床仕上げパターンとして硬
質材面を及び軟質材面の二面と、又これらの面を
交互に組合せて多様パターン(例えば一松模様)
として仕上ることも可能となる。
(効果) 上記構成の床仕上単位材は次のような実用的な
効果を有する。
床仕上単位材を敷詰めて成る床面であつても
「起り」を生じない。
時代感覚や流行に対応して床面の改装が容易
に行われる。
接着剤等を要せず、単に敷詰めれば良いので
施工が極めて容易である。
音響性能や断熱保温性能の高い床面が形成さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、床仕上単位材の斜視図、
第4図及び第5図は、床仕上単位材の当接部分を
説明する断面概略図である。 1……床仕上単位材、2……硬質材、3……軟
質材、4……クツシヨン材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 矩形若しくは正方形を成す床仕上単位材であつ
    て、 一面を軟質材で、他面を硬質材にて夫々形成
    し、該軟質材と硬質材との間にクツシヨン材を介
    装するとともに、該クツシヨン材の端面を、前記
    軟質材の端面と前記硬質材の端面よりも後退させ
    たことを特徴とする床仕上単位材。
JP1986024071U 1986-02-21 1986-02-21 Expired JPH0436346Y2 (ja)

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JPS62135737U JPS62135737U (ja) 1987-08-26
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS412089Y1 (ja) * 1964-12-10 1966-02-14
JPS5038123B2 (ja) * 1972-06-01 1975-12-08

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038123U (ja) * 1973-07-30 1975-04-19
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Patent Citations (2)

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JPS62135737U (ja) 1987-08-26

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