JP2812918B2 - 床下地材の施工方法 - Google Patents

床下地材の施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凹凸のあるコンク
リート面上においても施工することができる床下地材の
施工方法に関する。更に詳細には、床下地材のレベル調
整が容易であることから凹凸のあるコンクリート面上に
おいても施工することができ、かつ床下地材の施工の工
期を短縮でき、遮音性に優れた床下地を施工することが
できる床下地材の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の床下地材の施工方法とし
ては、一般に、コンクリートスラブと床下地材とを接合
するための接合材として、モルタル団子を使用して施工
する方法が良く知られている。しかし、この様なモルタ
ル団子を使用する床下地材の施工方法は、具体的には、
図10に示すように、コンクリートスラブC上にモルタ
ル団子Mを一定の間隔をおいて縦及び横方向に島状に配
置し、その上に発泡プラスチック製の床下地材Pを並べ
て、これら床下地材Pが必要な高さとなる様にレベルを
調節しながらコンクリート壁W側から敷設して、該床下
地材Pの上に床仕上材Fを敷設する方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来のモルタル団子Mを使用する床下地材の施工方法
においては、次の様な点において問題があった。 (1) 上記モルタル団子Mは、施工者の感覚で適当な大き
さのものが配置されるので、予め設定された床下地材P
のレベルに合わせて施工することは容易なことではなか
った。そこで、通常の場合、大きめのモルタル団子Mを
並べ、その上に載置した床下地材Pを上から押し付ける
ことによって、そのレベルを調整していた。しかし、床
下地材Pの上から押し付けるといっても、その押圧力の
加減は微妙であり、特にモルタル団子M自体の硬さが時
間的に変化するし、床下地材Pを上から強く押え過ぎる
と凹んでしまって、元に戻すことができないことから、
再度施工をやり直さなければならない等、床下地材Pの
レベル調整が非常に難しく、この様な施工方法には熟練
した施工者を必要とする。
【0004】(2) 上記モルタル団子Mの原料であるモル
タルは、その調製に時間と労力を必要とするだけでな
く、重量があるので施工現場での運搬にかなりの労力を
必要とする。また、床下地材Pを敷設してからのモルタ
ル団子Mの養生に、一般に24〜48時間程度かかるの
で、その間は施工ができないため、床下地の施工に長時
間を必要とすることとなる。
【0005】本発明は、この様な従来のモルタル団子M
を使用して施工する床下地材Pの施工方法における種々
の問題点を解決するためになされたもので、床下地材P
のレベル調整が容易であり、かつ床下地を施工する工期
を短縮することができると共に、遮音性に優れた床下地
を得ることができる新規な床下地材の施工方法を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、モルタル団子Mを使用
すると、モルタル団子Mの養生に24〜48時間程度か
かるので、床下地の施工に長時間を必要とするために、
モルタル団子Mを使用せず、木製板状体に発泡プラスチ
ック体を貼り合わせた複合床下地材を用い、これを接着
剤でコンクリート面上に接着して、レベル調整用シート
を用いて基準高さレベルに調整し、その上から捨て張り
板を敷き並べて、この捨て張り板を固定具を用いて複合
床下地材上に固定すれば、床下地材のレベル調整が容易
で、工期を短縮でき、遮音性に優れた床下地を施工する
ことができるとの知見に基づき本発明を完成するに至っ
たものである。すなわち、本発明の床下地材の施工方法
は、下記の(I)、(II)及び(III)工程からなること
を特徴とするものである。 (I)工程: 木製板状体に発泡プラスチック体を貼り
合わせてなる複合床下地材を、コンクリート面上に接着
剤で接着して敷き並べる工程 (II)工程: 上記複合床下地材の上に、基準水平用糸
で設定した基準高さレベルまで必要な厚み分だけレベル
調整用シートを敷き重ねて、必要により該レベル調整用
シートを仮止めして、略水平面を作り上げる工程 (III)工程: 上記敷設したレベル調整用シート上に、
捨て張り板を敷き並べて、該捨て張り板を固定具を用い
て固定する工程
【0007】
【作用】本発明の床下地材の施工方法によれば、板状
の、発泡プラスチック体(下層)と木製板状体(上層)
とを予め貼り合わせた複合床下地材をコンクリート面上
に接着剤を用いて接着しながら敷き並べ、基準水平用糸
を基準高さに設定して、そのレベルに合わせながらレベ
ル調整用シートで略水平面を作り上げるだけでよい。し
かも、レベル調整用シートは、軽くかつ重ねて厚さを調
整するので運搬や施工作業を効率化する。また、複合床
下地材はコンクリート面上に接着剤で接着するので、使
用する接着剤の種類として、比較的速硬化性のものが使
用でき、施工工期の短縮に資する。
【0008】
【発明の実施の形態】
[I] 施工場所 本発明の床下地材の施工方法で施工できる場所は、各種
床下地材の施工方法にて施工することができる場所であ
れば、同様に施工することができるが、特に、コンクリ
ートスラブが敷設された場所や、コンクリートの打込み
が行なわれて固化しただけの凹凸のあるコンクリート基
盤面上において施工すれば、本発明の効果を特に発揮す
ることができる。
【0009】[II] 使用材料 (1) 複合床下地材 本発明において用いられる複合床下地材1としては、図
5の(1)及び(2)に(なお、図中の数字の単位はm
mである。)示すように、合板、中質繊維板(ファイバ
ーボード)又はパーティクルボード等の木製板状体2の
裏面側に、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発
泡ポリエチレン、ポリウレタンフォーム等の発泡プラス
チック体3のブロック3a,3b,3c,3dを4個貼
り合わせて、複合床下地材1の裏面側のコンクリートス
ラブCと接する側に、縦方向及び/又は横方向に溝部4
a,4bを形成したものである。
【0010】また、上記発泡プラスチック体3は、上記
の様な発泡プラスチック体ブロック3a,3b,3c,
3dの4個を貼り合わせたものだけでなく、図6(な
お、図中の数字の単位はmmである。)に示すように、
上記各発泡プラスチック体ブロック3a,3b,3c,
3dの木製板状体2に貼着する側を接続して一体化し、
コンクリートスラブCと接する側に縦方向及び/又は横
方向に溝部4a,4bを形成した一体型の発泡プラスチ
ック体3の形状とすることもできる。更に、必要に応じ
て、図7(なお、図中の数字の単位はmmである。)に
示すように、溝部4a,4bを形成してない一体型の平
板状の発泡プラスチック体3を木製板状体2に貼着した
形状とすることもできる。
【0011】更に、図5の(1)及び(2)に示す発泡
プラスチック体3のブロック3a,3b,3c,3dを
JIS A6322に準拠して測定した静的バネ常数が
30×106 N/m3 以下のものを用いると緩衝材の役
割を果たすことができるので、遮音性、防振性に優れた
ものとすることができる。また、図8(なお、図中の数
字の単位はmmである。)に示すように、複合床下地材
の発泡プラスチック体が、2種類の発泡プラスチック層
からなり、好適には、一方の発泡プラスチック層はJI
S A6322に準拠して測定した静的バネ常数が30
×106 N/m3 以下であり、他方の発泡プラスチック
層は密度が20〜35kg/m3 である複合床下地材を
用いることができる。
【0012】上記複合床下地材1の中でも好適に用いら
れる複合床下地材1としては、図9(なお、図中の数字
の単位はmmである。)に示すように、縦方向及び/又
は横方向に溝部4a,4bを形成し、該溝部4a,4b
に繊維状材料又は連続気泡の発泡体5を貼着した発泡プ
ラスチック体3を木製板状体2の裏面側に貼り合わせた
ものは、繊維状材料又は連続気泡の発泡体5を充填する
工程を省略できるので、施工が簡単で便利である。
【0013】(2) 接着剤 本発明において用いられる接着剤6としては、複合床下
地材1をコンクリートスラブC上に敷き並べて、複合床
下地材1をコンクリートスラブC上に接着して固定化す
るために用いられるものであり、これら接着剤の具体例
としては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、酢酸ビニル樹
脂、或いは、各種エマルジョン系樹脂又はエマルジョン
系樹脂にセメントを混合したもの等を挙げることができ
る。
【0014】(3) レベル調整用シート 本発明において用いられるレベル調整用シート7として
は、基準水平用糸で設定した基準高さのレベルLに達す
るまで複合床下地材1の上に必要な厚み分だけ敷き重ね
て積層するためのものであり、前記複合床下地材1の素
材と同じ発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、発泡ポ
リプロピレン、軟質ポリウレタンフォーム等の発泡プラ
スチック体を厚み1〜10mmのシート状に形成した発
泡プラスチックシート、段ボール、新聞紙等を用いるこ
とができる。これらの中でも発泡ポリスチレン、発泡ポ
リエチレンを用いることが好ましい。上記レベル調整用
シート7は、密度が8〜30kg/cm3 、好ましくは
12〜25kg/m3 の発泡ポリスチレンシートを使用
するのが特に好ましい。上記発泡ポリスチレンシートの
密度が上記範囲未満であると、出来上がった床が柔らか
過ぎて、歩行の際に不快感を与える傾向があるし、長期
間の繰り返し荷重により発泡ポリスチレンシートがへた
ってしまい、床面が部分的に沈む傾向がある。また、発
泡ポリスチレンシートの密度が上記範囲を超過すると、
捨て張り板8を張設しても、発泡ポリスチレンシートが
十分に圧縮されず、凹凸のある床面となってしまう傾向
がある。更に、これらレベル調整用シート7が風等で飛
ばされないように、必要により、接着剤、両面テープ等
により仮止めを行なうこともできる。
【0015】(4) 捨て張り板 本発明において用いられる捨て張り板8としては、基準
水平用糸で設定した基準高さのレベルLにて略水平面が
作られた上に敷き並べられるもので、具体的には、木
板、合板、パーティクルボード、中質繊維板等の木製板
状体を挙げることができる。これらの中でも、合板、パ
ーティクルボード、中質繊維板を用いることが好まし
い。
【0016】(5) 固定具 本発明において用いられる固定具9としては、複合床下
地材1上にレベル調整用シート7を敷設し、更に、その
上に敷き並べられた捨て張り板8等を複合床下地材1上
に固定するために用いられる。該固定具9の具体例とし
ては、木捩子、丸釘、接着剤、スクリュー釘等を挙げる
ことができる。これら固定具の中でも、木捩子又はスク
リュー釘を用いることが好ましい。
【0017】(6) 床仕上げ材 必要により、上記捨て張り板8上に敷設される床仕上げ
材Fとしては、寄木ブロック、フローリングブロック、
化粧合板、カーペット、クッションシート、リノリウ
ム、タイル、コルクシート等を挙げることができる。な
お、カーペット、クッションシート、リノリウム、コル
クシート等を敷設する場合は捨て張り板8の上に更に2
mm以上、好ましくは6mm以上の合板、パーティクル
ボード、中質繊維板等を張設することが望ましい。
【0018】[III] 施工方法 本発明の床下地材の施工方法は、下記の(I)〜(III)
の工程を経ることが必要である。 (1) 複合床下地材をコンクリートスラブ上に敷き並べ
て固定する工程((I)工程) コンクリートスラブC上に上記複合床下地材1を敷き並
べる際に、複合床下地材1を敷き並べる位置に予め接着
剤6を塗布して、コンクリートスラブC上に上記複合床
下地材1を敷き並べて固着する工程である。
【0019】(2) 水平面を作り上げる工程((II)工
程) 上記複合床下地材1の上に、基準水平用糸で設定した基
準高さレベルLまで必要な厚み分だけレベル調整用シー
ト7を敷き重ねて、略水平面を作り上げる工程である。
また、必要により該レベル調整用シート7を接着剤、両
面テープ等により仮止めして、該レベル調整用シート7
が風等で移動して水平面でなくなることを防止すること
ができる。
【0020】(3) 捨て張り板等を複合床下地材上に固
定する工程((III)工程) 複合床下地材1上にレベル調整用シート7を敷設し、基
準水平用糸で設定した基準高さレベルLとした水平面の
上に捨て張り板8等を敷き並べて、更に、この捨て張り
板8等を木捩子又は釘等の固定具9を用いて複合床下地
材1上に固定する。上記工程により床下地が完成する。
【0021】(4) 更に、必要により、図3の(4)の
工程で示すように、上記捨て張り板8の上に床仕上げ材
Fを敷設することができる。なお、複合床下地材とレベ
ル調整用シートとの間に、又は、レベル調整用シートと
捨て張り板又は床仕上げ材との間に充填剤(金属粉や無
機塩粉等)を混入した10kg/m2 以上の面密度を有
するアスファルト系又はプラスチック系シートを張設す
ることは更に好ましい。
【0022】
【実施例】以下に、本発明について詳細に説明するた
め、本発明の実施態様の一例を挙げて、図面に基づき具
体的に説明する。 マンション建設現場の2階床部分において、図1及
び図2に示すような、コンクリートスラブCを敷設し、
コンクリート壁Wが形成されてる床の、コンクリート壁
W沿いのコンクリートスラブC上に、床下地材を水平に
敷設するに当たり、先ず床下地材Pの上面が位置する基
準レベルLを定める。 その為に、その基準レベルLに際根太Kの上面を合
わせながらコンクリート壁W沿いに際根太Kを取り付け
る。 次に、一方の際根太Kの上面を基準レベルLとし
て、相対する際根太Kの上面に、それぞれ約90cmの
間隔で水平に多数の導糸Lを張設する。 そして、図3の(1)の工程にて示すように、コン
クリートスラブCに接着剤6としてEVA(エチレン・
酢酸ビニル共重合体)系エマルジョンを用いて複合床下
地材1を接着する。 次いで、図3の(2)の工程で示すように、導糸L
を張設した部分よりも低い部分には、レベル調整用シー
ト7を導糸Lと略同じレベルLの高さとなるように敷き
重ね、EVA系エマルジョンの接着剤で仮止めを行なっ
た。 上記レベル調整用シート7を敷き重ねて、導糸Lの
レベルで水平となったその上に、図3の(3)の工程で
示すように、合板又はパーティクルボード等の木製板状
体2の捨て張り板8を敷き並べて、該捨て張り板8を木
捩子又は釘等の固定具9を用いて複合床下地材1及び際
根太Kの上層に固定することにより、床下地材の施工を
完了する。 必要により、図3の(4)の工程で示すように、捨
て張り板8の上に床仕上げ材Fを敷設することができ
る。
【0023】この様な本発明の施工方法を用いれば、上
記(2)の工程で、必ずしもレベル調整用シート7を導
糸Lと同一のレベルに調整して敷き重ねなくとも、導糸
Lよりも多少高く調整されていても、図3の(3)の工
程で捨て張り板8を木捩子又は釘等の固定具9を用いて
複合床下地材1及び際根太Kの上層に固定し、その固定
を強めたり緩めることにより、レベル調整用シート7を
圧縮の程度を加減して、平滑な床下地面を形成すること
ができる。また、上記図3の(1)の工程において、図
9に示すような、溝部4a,4bに繊維状材料又は連続
気泡の発泡体5を貼着した発泡プラスチック体3を木製
板状体2の裏面側に複合化させた複合床下地材1を用い
て施工したり、各複合床下地材1の間に繊維状材料又は
連続気泡の発泡体5を充填して施工すれば、図4に示す
ような、各複合床下地材1の間に繊維状材料又は連続気
泡の発泡体5を充填した遮音性、防振性に優れた複合床
下地材1を施工することができる。更に、上記図3の
(1)の工程において、図8に示すような、発泡プラス
チック体3が、木製板状体2側が軟質の発泡プラスチッ
ク層3eで形成し、その反対側を硬質の発泡プラスチッ
ク層3fで形成された多層構造のもの、又は、軟質の発
泡プラスチック層3eと硬質の発泡プラスチック層3f
とが上下逆のもので構成された2層構造のものを用いて
床下地を施工することができる。
【0024】
【発明の効果】このような本発明の床下地材の施工方法
は、床下地材のレベル調整が極めて容易であり、使用材
も軽量なので熟練を必要としない施工者で施工をするこ
とが可能で、かつ床下地材の施工の工期を著しく短縮す
ることができ、遮音性に優れた床下地を施工することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明実施例の床下地材の施工方法にお
ける施工現場の側面図を表わす。
【図2】図2は図1の平面図を表わす。
【図3】図3の(1)〜(4)は、本発明実施例の床下
地材の施工方法の工程図を表わす。
【図4】図4は、溝部に繊維状材料又は連続気泡の発泡
体を貼着した複合床下地材を用いて施工した本発明の他
の実施例の床下地の側面図を表わす。
【図5】図5(1)は、本発明実施例の複合床下地材の
平面図を表わす。図5(2)は、図5(1)の側面図を
表わす。
【図6】図6は、溝部を形成した一体型の発泡プラスチ
ック体とした本発明の他の実施例の複合床下地材の側面
図を表わす。
【図7】図7は、溝部を有さない本発明の複合床下地材
の他の側の側面図を表わす。
【図8】図8は、本発明の多層構造の複合床下地材の側
面図を表わす。
【図9】図9は、溝部に繊維状材料又は連続気泡の発泡
体を貼着した本発明の複合床下地材の側面図を表わす。
【図10】図10は、モルタル団子を使用する従来の床
下地材の施工方法により得られる床下地の側面図を表わ
す。
【符号の説明】
1 複合床下地材 2 木製板状体 3 発泡プラスチック体 3a,3b,3c,3d 発泡プラスチック体ブロック 3e 軟質の発泡プラスチック層 3f 硬質の発泡プラスチック層 4a 溝部(縦溝) 4b 溝部(横溝) 5 繊維状材料又は連続気泡の発泡体 6 接着剤 7 レベル調整用シート L 基準高さレベル 8 捨て張り板 9 固定具 C コンクリートスラブ W コンクリート壁 M モルタル団子 L 基準レベル,導糸 K 際根太 P 床下地材 F 床仕上材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 15/02 E04F 15/00 601 E04F 15/18 601 E04F 15/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記の(I)、(II)及び(III)工程から
    なることを特徴とする床下地材の施工方法。 (I)工程: 木製板状体に発泡プラスチック体を貼り
    合わせてなる複合床下地材を、コンクリート面上に接着
    剤で接着して敷き並べる工程 (II)工程: 上記複合床下地材の上に、基準水平用糸
    で設定した基準高さレベルまで必要な厚み分だけレベル
    調整用シートを敷き重ねて、必要により該レベル調整用
    シートを仮止めして、略水平面を作り上げる工程 (III)工程: 上記敷設したレベル調整用シート上に、
    捨て張り板を敷き並べて、該捨て張り板を固定具を用い
    て固定する工程
  2. 【請求項2】複合床下地材が、縦方向及び/又は横方向
    に溝部を有するものである、請求項1に記載の床下地材
    の施工方法。
  3. 【請求項3】(I)工程において、該複合床下地材の溝
    部及び該複合床下地材と隣接する複合床下地材との間に
    できる溝部に、繊維状材料又は連続気泡の発泡体を充填
    しながら敷き並べる、請求項2に記載の床下地材の施工
    方法。
  4. 【請求項4】複合床下地材が、複合床下地材の溝部に繊
    維状材料又は連続気泡の発泡体を貼着した複合床下地材
    である、請求項2に記載の床下地材の施工方法。
  5. 【請求項5】複合床下地材の発泡プラスチック体が、J
    IS A6322に準拠して測定した静的バネ常数が3
    0×106 N/m3 以下である、請求項1に記載の床下
    地材の施工方法。
  6. 【請求項6】複合床下地材の発泡プラスチック体が、2
    種類の発泡プラスチック層からなり、一方の発泡プラス
    チック層はJIS A6322に準拠して測定した静的
    バネ常数が30×106 N/m3 以下であり、他方の発
    泡プラスチック層は密度が20〜35kg/m3 であ
    る、請求項1に記載の床下地材の施工方法。
  7. 【請求項7】複合床下地材とレベル調整用シートとの間
    に、又は、レベル調整用シートと捨て張り板又は床仕上
    げ材との間に充填剤を混入した10kg/m2 以上の面
    密度を有するアスファルト系又はプラスチック系シート
    を張設する請求項1〜6に記載の床下地材の施工方法。
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