JPH09125668A - 建築物の壁に対する床構造体の取付構造 - Google Patents
建築物の壁に対する床構造体の取付構造Info
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- JPH09125668A JPH09125668A JP28470895A JP28470895A JPH09125668A JP H09125668 A JPH09125668 A JP H09125668A JP 28470895 A JP28470895 A JP 28470895A JP 28470895 A JP28470895 A JP 28470895A JP H09125668 A JPH09125668 A JP H09125668A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 遮音性能を向上し得る建築物の壁に対する床
構造体の取付構造を提供する。 【解決手段】 合成樹脂発泡板20上に木質系の床仕上
げ材7を配した床構造体1を有する建築物の壁に対する
床構造体1の取付構造であって、床構造体1側の建築物
の壁面にその下縁に沿って際根太10を固定し、際根太
10の上側に床仕上げ材7の側縁を際根太10に固着し
ないで配置させた。
構造体の取付構造を提供する。 【解決手段】 合成樹脂発泡板20上に木質系の床仕上
げ材7を配した床構造体1を有する建築物の壁に対する
床構造体1の取付構造であって、床構造体1側の建築物
の壁面にその下縁に沿って際根太10を固定し、際根太
10の上側に床仕上げ材7の側縁を際根太10に固着し
ないで配置させた。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、合成樹脂発泡板上
に剛性を有する床構成材を配した床構造体を有する建築
物の壁に対する床構造体の取付構造に関する。
に剛性を有する床構成材を配した床構造体を有する建築
物の壁に対する床構造体の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンクリート建築物の床構造体と
しては、スラブ上面に合成樹脂発泡板からなる下地材
を、モルタル団子や筋状モルタル等のレベル調整材を用
いてレベル出し並びに平面出しをしながら敷設し、更に
その上面に木質系素材からなる床仕上げ材を敷設するこ
とで、軽量衝撃音を効果的に遮音するように構成したも
のが広く採用されている。また、前記床構造体の側縁
は、建築物の壁面にその下縁に沿って際根太を設け、床
仕上げ材の側縁を際根太上に配置させてビスや釘等の固
定具により際根太に固定し、更に床仕上げ材の上側にお
いて建築物の壁面に腰板を固定して床仕上げ材の側縁を
覆うように施工される。
しては、スラブ上面に合成樹脂発泡板からなる下地材
を、モルタル団子や筋状モルタル等のレベル調整材を用
いてレベル出し並びに平面出しをしながら敷設し、更に
その上面に木質系素材からなる床仕上げ材を敷設するこ
とで、軽量衝撃音を効果的に遮音するように構成したも
のが広く採用されている。また、前記床構造体の側縁
は、建築物の壁面にその下縁に沿って際根太を設け、床
仕上げ材の側縁を際根太上に配置させてビスや釘等の固
定具により際根太に固定し、更に床仕上げ材の上側にお
いて建築物の壁面に腰板を固定して床仕上げ材の側縁を
覆うように施工される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ことろが、本出願人
は、前述のように床仕上げ材を際根太に固定すると、重
量衝撃音や軽量衝撃音に対する遮音性能が低下すること
を知見した。つまり、歩行等により発生する衝撃音は、
床仕上げ材の側縁以外の部分においては、合成樹脂発泡
板を介して効果的に吸収されるが、床仕上げ材の側縁に
おいては、際根太を介して壁やスラブに直接的に伝達さ
れるのでその分遮音性能が低下する。このことは、一見
容易に想像し得るように思えるが、床構造体を建築物に
固定しないでおくことは、実際には安全性が保証されて
いても、施工業者にとってはなんとなく不安なもので、
この固定観念があるがゆえ得られなかったものである。
は、前述のように床仕上げ材を際根太に固定すると、重
量衝撃音や軽量衝撃音に対する遮音性能が低下すること
を知見した。つまり、歩行等により発生する衝撃音は、
床仕上げ材の側縁以外の部分においては、合成樹脂発泡
板を介して効果的に吸収されるが、床仕上げ材の側縁に
おいては、際根太を介して壁やスラブに直接的に伝達さ
れるのでその分遮音性能が低下する。このことは、一見
容易に想像し得るように思えるが、床構造体を建築物に
固定しないでおくことは、実際には安全性が保証されて
いても、施工業者にとってはなんとなく不安なもので、
この固定観念があるがゆえ得られなかったものである。
【0004】本発明の目的は、遮音性能を向上し得る建
築物の壁に対する床構造体の取付構造を提供することで
ある。
築物の壁に対する床構造体の取付構造を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る建築物の
壁に対する床構造体の取付構造は、合成樹脂発泡板上に
剛性を有する床構成材を配した床構造体を有する建築物
の壁に対する床構造体の取付構造であって、前記床構造
体側の建築物の壁面にその下縁に沿って際根太を固定
し、前記際根太の上側に床構成材の側縁を際根太に固着
しないで配置させたものである。
壁に対する床構造体の取付構造は、合成樹脂発泡板上に
剛性を有する床構成材を配した床構造体を有する建築物
の壁に対する床構造体の取付構造であって、前記床構造
体側の建築物の壁面にその下縁に沿って際根太を固定
し、前記際根太の上側に床構成材の側縁を際根太に固着
しないで配置させたものである。
【0006】ここで、請求項2記載のように、床構成材
が床構造体の上面部に配される木質系の床仕上げ材であ
ること、請求項3記載のように、際根太と床構成材間に
床構成材の側縁の上下方向への振動を許容する隙間を形
成し、請求項4記載のように、その隙間を2mm以下と
することが好ましい。また、請求項4記載のように、際
根太と床構成材間に緩衝材を挿入してもよい。
が床構造体の上面部に配される木質系の床仕上げ材であ
ること、請求項3記載のように、際根太と床構成材間に
床構成材の側縁の上下方向への振動を許容する隙間を形
成し、請求項4記載のように、その隙間を2mm以下と
することが好ましい。また、請求項4記載のように、際
根太と床構成材間に緩衝材を挿入してもよい。
【0007】請求項6記載のように、合成樹脂発泡板上
に釘打ち可能なベース板を積層状に設けて両者を一体化
させた床用下地材上に床構成材を固定してもよいし、請
求項7記載のように、床構成材の側縁から20cm以内
の領域において床構成材をベース板に固定してもよい。
に釘打ち可能なベース板を積層状に設けて両者を一体化
させた床用下地材上に床構成材を固定してもよいし、請
求項7記載のように、床構成材の側縁から20cm以内
の領域において床構成材をベース板に固定してもよい。
【0008】
【作用】本発明に係る建築物の壁に対する床構造体の取
付構造においては、床構造体の上部を構成する、例えば
木質系の床仕上げ材などの床構成材の側縁を、際根太の
上側に配置させるだけで際根太に固着しないので、床構
成材の側縁は際根太とは独立して振動することが可能と
なり、床構成材から際根太への振動の伝達は大幅に抑制
されることになる。
付構造においては、床構造体の上部を構成する、例えば
木質系の床仕上げ材などの床構成材の側縁を、際根太の
上側に配置させるだけで際根太に固着しないので、床構
成材の側縁は際根太とは独立して振動することが可能と
なり、床構成材から際根太への振動の伝達は大幅に抑制
されることになる。
【0009】際根太と床構成材間に床構成材の側縁の上
下方向への振動を許容する隙間を形成すると、床構成材
から際根太への振動の伝達が一層効果的に抑制される。
際根太と床構成材間の隙間は2mm以下に設定すること
が好ましく、このように設定すると歩行時等における床
構成材の沈み込みも抑制される。また、際根太と床構成
材間に緩衝材を挿入してもよく、このように構成すると
歩行時等における床構成材の沈み込みが一層効果的に抑
制される。
下方向への振動を許容する隙間を形成すると、床構成材
から際根太への振動の伝達が一層効果的に抑制される。
際根太と床構成材間の隙間は2mm以下に設定すること
が好ましく、このように設定すると歩行時等における床
構成材の沈み込みも抑制される。また、際根太と床構成
材間に緩衝材を挿入してもよく、このように構成すると
歩行時等における床構成材の沈み込みが一層効果的に抑
制される。
【0010】また、合成樹脂発泡板上に釘打ち可能なベ
ース板を積層状に設けて両者を一体化させた床用下地材
上に床構成材を固定すると、床構造体の側縁付近におけ
る床構成材の合成樹脂発泡板に対する取付強度を容易に
高めることが可能となる。この場合には、床構成材の側
縁から20cm以内の領域において、床構成材をベース
板に固定することで、床構成材のバタツキを効果的に防
止することが可能となる。
ース板を積層状に設けて両者を一体化させた床用下地材
上に床構成材を固定すると、床構造体の側縁付近におけ
る床構成材の合成樹脂発泡板に対する取付強度を容易に
高めることが可能となる。この場合には、床構成材の側
縁から20cm以内の領域において、床構成材をベース
板に固定することで、床構成材のバタツキを効果的に防
止することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1に示すように、建
築物の床構造体1は、コンクリート製のスラブ2上にレ
ベル調整材としての複数のモルタル団子3を一定間隔お
きに設けて、その上にユニット状の複数の床用下地材4
をレベル調整及び平面出ししながら略隙間なくセット
し、これら複数の床用下地材4上に硬質捨張り材5と軟
質捨張り材6とを順番に敷設して釘やネジ釘で固定し、
更に軟質捨張り材6上に木質系の床仕上げ材7を敷設し
て、床仕上げ材7を床用下地材4に釘やネジ釘等の固定
具8で固定して施工されている。
て図面を参照しながら説明する。図1に示すように、建
築物の床構造体1は、コンクリート製のスラブ2上にレ
ベル調整材としての複数のモルタル団子3を一定間隔お
きに設けて、その上にユニット状の複数の床用下地材4
をレベル調整及び平面出ししながら略隙間なくセット
し、これら複数の床用下地材4上に硬質捨張り材5と軟
質捨張り材6とを順番に敷設して釘やネジ釘で固定し、
更に軟質捨張り材6上に木質系の床仕上げ材7を敷設し
て、床仕上げ材7を床用下地材4に釘やネジ釘等の固定
具8で固定して施工されている。
【0012】壁際に関しては、スラブ2の上面と床仕上
げ材7の下面間の距離と略同じ高さの際根太10を、壁
部Wの下縁に沿って予め壁部Wとスラブ2とに亙って固
定し、床構造体1の施工時には、床仕上げ材7の側縁を
際根太10に固着しないで床仕上げ材7上に配置させ、
更に壁部Wに対して床仕上げ材7の側縁を挟んで際根太
10と平行に腰板11を固定して施工されている。但
し、壁際において床仕上げ材7は、その側縁から20c
m以内の領域において固定具8を介して床用下地材4に
固定することが、側縁のバタツキを防止するうえで好ま
しい。
げ材7の下面間の距離と略同じ高さの際根太10を、壁
部Wの下縁に沿って予め壁部Wとスラブ2とに亙って固
定し、床構造体1の施工時には、床仕上げ材7の側縁を
際根太10に固着しないで床仕上げ材7上に配置させ、
更に壁部Wに対して床仕上げ材7の側縁を挟んで際根太
10と平行に腰板11を固定して施工されている。但
し、壁際において床仕上げ材7は、その側縁から20c
m以内の領域において固定具8を介して床用下地材4に
固定することが、側縁のバタツキを防止するうえで好ま
しい。
【0013】床仕上げ材7の側縁は、前述のように際根
太10の上面に載置した状態に配置しても良いが、図2
に示すように、上下方向への振動を許容する一定の隙間
12をあけて際根太10の上方に配置させてもよい。但
し、際根太10と床仕上げ材7間の隙間12は、2mm
を越えると歩行感が低下するので、2mm以下に設定す
ることが好ましい。また、際根太10と床仕上げ材7間
の隙間12に、図3に示すように、オレフィン系樹脂フ
ォーム、ウレタンフォーム、発泡ゴム、ポリスチレンフ
ォーム等の発泡プラスチックからなる帯板状の緩衝材1
3を挿入してもよい。但し、緩衝材13の施工作業を容
易にするため、緩衝材13は際根太10の上面に釘や接
着剤等で固定してもよい。更に、図4〜図6に示すよう
に、軟質捨張り材6や硬質捨張り材5やベース板21を
床仕上げ材7とともに際根太10の上側まで延ばしても
よいし、図7に示すように、緩衝材13に代えて、発泡
剛性樹脂板20の上部に側方へ延びる緩衝部13Aを形
成して、遮音性能を高めるようにしてもよい。
太10の上面に載置した状態に配置しても良いが、図2
に示すように、上下方向への振動を許容する一定の隙間
12をあけて際根太10の上方に配置させてもよい。但
し、際根太10と床仕上げ材7間の隙間12は、2mm
を越えると歩行感が低下するので、2mm以下に設定す
ることが好ましい。また、際根太10と床仕上げ材7間
の隙間12に、図3に示すように、オレフィン系樹脂フ
ォーム、ウレタンフォーム、発泡ゴム、ポリスチレンフ
ォーム等の発泡プラスチックからなる帯板状の緩衝材1
3を挿入してもよい。但し、緩衝材13の施工作業を容
易にするため、緩衝材13は際根太10の上面に釘や接
着剤等で固定してもよい。更に、図4〜図6に示すよう
に、軟質捨張り材6や硬質捨張り材5やベース板21を
床仕上げ材7とともに際根太10の上側まで延ばしても
よいし、図7に示すように、緩衝材13に代えて、発泡
剛性樹脂板20の上部に側方へ延びる緩衝部13Aを形
成して、遮音性能を高めるようにしてもよい。
【0014】床用下地材4は、図1に示すように、相互
に間隔をあてけ配置された複数の板状の合成樹脂発泡板
20と、これら複数の合成樹脂発泡板20の上面に亙っ
て敷設されて接着剤で合成樹脂発泡板20に結合された
ベース板21とから構成され、隣接する合成樹脂発泡板
20間に配管や配線を配置させるための隙間を形成した
ものである。尚、隣接する合成樹脂発泡板20は突き合
わせ或いは合いじゃくりにより密接配置しても良い。ま
た、このように密接配置する場合には、合成樹脂発泡板
20の下面に配管や配線を配置させるための溝部を形成
してもよい。
に間隔をあてけ配置された複数の板状の合成樹脂発泡板
20と、これら複数の合成樹脂発泡板20の上面に亙っ
て敷設されて接着剤で合成樹脂発泡板20に結合された
ベース板21とから構成され、隣接する合成樹脂発泡板
20間に配管や配線を配置させるための隙間を形成した
ものである。尚、隣接する合成樹脂発泡板20は突き合
わせ或いは合いじゃくりにより密接配置しても良い。ま
た、このように密接配置する場合には、合成樹脂発泡板
20の下面に配管や配線を配置させるための溝部を形成
してもよい。
【0015】合成樹脂発泡板20は、発泡ポリスチレ
ン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等の合成樹
脂発泡体を、例えば低温プレスしたり、減圧下でプレス
したり、例えば60℃前後の雰囲気中でプレスすること
でエラスティックに改質したものであり、その静的バネ
定数は、1×106 N/m3 以上、5×106 N/m3
未満、好ましくは2〜4×106 N/m3 に設定されて
いる。ここで、静的バネ定数が1×106 N/m3 未満
の場合には、床の沈み込みにより歩行感が悪くなるとい
う問題が発生し、5×106 N/m3 以上になると、図
8に示すように、軽量衝撃音に対する遮音性能が低下す
る。但し、図8の線図は、床構造として、厚さ12mm
の床仕上げ材7と、厚さ4mmのベース板21と、厚さ
64mmの合成樹脂発泡板20と、厚さ200mmのス
ラブ2とからなる床構造を用いて、軽量衝撃音に対する
遮音性能試験を行い得たものである。
ン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等の合成樹
脂発泡体を、例えば低温プレスしたり、減圧下でプレス
したり、例えば60℃前後の雰囲気中でプレスすること
でエラスティックに改質したものであり、その静的バネ
定数は、1×106 N/m3 以上、5×106 N/m3
未満、好ましくは2〜4×106 N/m3 に設定されて
いる。ここで、静的バネ定数が1×106 N/m3 未満
の場合には、床の沈み込みにより歩行感が悪くなるとい
う問題が発生し、5×106 N/m3 以上になると、図
8に示すように、軽量衝撃音に対する遮音性能が低下す
る。但し、図8の線図は、床構造として、厚さ12mm
の床仕上げ材7と、厚さ4mmのベース板21と、厚さ
64mmの合成樹脂発泡板20と、厚さ200mmのス
ラブ2とからなる床構造を用いて、軽量衝撃音に対する
遮音性能試験を行い得たものである。
【0016】合成樹脂発泡板20の厚さは、40〜12
0mm、好ましくは45〜100mm、より好ましくは
50〜80mmに設定されている。つまり、図9に示す
ように、軽量衝撃音に対する遮音性能を向上するために
は厚く設定することが好ましいが、あまり厚くしても遮
音性能は殆ど改善されず、しかも床面が高くなって居住
性が低下するので、40〜120mmの範囲内に設定さ
れている。但し、図9の線図は、図8で用いた床構造の
合成樹脂発泡板20の厚みだけを順次変更して、軽量衝
撃音に対する遮音性能試験を行い得たものである。
0mm、好ましくは45〜100mm、より好ましくは
50〜80mmに設定されている。つまり、図9に示す
ように、軽量衝撃音に対する遮音性能を向上するために
は厚く設定することが好ましいが、あまり厚くしても遮
音性能は殆ど改善されず、しかも床面が高くなって居住
性が低下するので、40〜120mmの範囲内に設定さ
れている。但し、図9の線図は、図8で用いた床構造の
合成樹脂発泡板20の厚みだけを順次変更して、軽量衝
撃音に対する遮音性能試験を行い得たものである。
【0017】ベース板21としては、釘打ち可能なもの
であれば、種々の素材を用いることが可能で、合板、合
成木材、コンクリート板、紙、金属板、低発泡プラスチ
ック板、非発泡プラスチッチ板などからなるものが採用
される。ベース板21の厚さは、1mm未満の場合には
強度、剛性が低くなり、歩行感が低下するとともに、重
量衝撃音に対する遮音性能が低下し、40mmを越える
場合には、合成樹脂発泡板20の厚さを十分に確保でき
なくなることから、1〜40mmの厚さに設定されてい
る。
であれば、種々の素材を用いることが可能で、合板、合
成木材、コンクリート板、紙、金属板、低発泡プラスチ
ック板、非発泡プラスチッチ板などからなるものが採用
される。ベース板21の厚さは、1mm未満の場合には
強度、剛性が低くなり、歩行感が低下するとともに、重
量衝撃音に対する遮音性能が低下し、40mmを越える
場合には、合成樹脂発泡板20の厚さを十分に確保でき
なくなることから、1〜40mmの厚さに設定されてい
る。
【0018】また、接着剤としては、ベース板21と合
成樹脂発泡板20との接合強度等を考慮して、エチレン
酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、合成ゴム系樹
脂などの接着剤から適宜選定するものとする。
成樹脂発泡板20との接合強度等を考慮して、エチレン
酢酸ビニル、ポリアミド、ポリエステル、合成ゴム系樹
脂などの接着剤から適宜選定するものとする。
【0019】硬質捨張り材5は、合板、パーティクルボ
ード、硬質繊維板等で構成されている。この硬質捨張り
材5の曲げヤング係数は、10000Kgf/cm2 未
満の場合には、強度、剛性が低く、歩行感が低下すると
ともに、遮音性能の改善も期待できないので、1000
0Kgf/cm2 以上、好ましくは30000Kgf/
cm2 以上に設定されている。例えば、合板で構成する
場合には、その全体の厚さが、3mm未満のときには強
度、剛性が低くなり、重量衝撃音に対する遮音性能が殆
ど改善されず、40mmを越えるときには、合成樹脂発
泡板20の厚さを十分に確保できなくなることから、3
〜40mmの厚さのものを用いることになる。
ード、硬質繊維板等で構成されている。この硬質捨張り
材5の曲げヤング係数は、10000Kgf/cm2 未
満の場合には、強度、剛性が低く、歩行感が低下すると
ともに、遮音性能の改善も期待できないので、1000
0Kgf/cm2 以上、好ましくは30000Kgf/
cm2 以上に設定されている。例えば、合板で構成する
場合には、その全体の厚さが、3mm未満のときには強
度、剛性が低くなり、重量衝撃音に対する遮音性能が殆
ど改善されず、40mmを越えるときには、合成樹脂発
泡板20の厚さを十分に確保できなくなることから、3
〜40mmの厚さのものを用いることになる。
【0020】軟質捨張り材6は、合成木材或いは改良木
材からなるものである。この軟質捨張り材6の曲げ強度
は、5〜100Kgf/cm2 、好ましくはJIS規格
の軟質繊維板に規定される15〜50Kgf/cm2 に
設定されている。軟質捨張り材6としてインシュレーシ
ョンボードを用いる場合には、その厚さは、3mm未満
の場合には強度、剛性が低くなり、重量衝撃音に対する
遮音性能が殆ど改善されず、40mmを越える場合に
は、合成樹脂発泡板20の厚さを十分に確保できなくな
ることから、3〜40mm、より好ましくは5〜20m
mの厚さに設定することになる。尚、この軟質捨張り材
6は、床構造1の表面部の強度アップにもある程度寄与
するが、硬質な床仕上げ材7と硬質捨張り材5間に積層
状に設けることで、段階的に衝撃音を減衰させて遮音性
能の改善に寄与する。但し、要求される遮音性能によっ
ては、床構造1において、軟質捨張り材6及び硬質捨張
り材5は必須の構成部材ではなく、少なくとも一方或い
は両方を省略することが可能である。
材からなるものである。この軟質捨張り材6の曲げ強度
は、5〜100Kgf/cm2 、好ましくはJIS規格
の軟質繊維板に規定される15〜50Kgf/cm2 に
設定されている。軟質捨張り材6としてインシュレーシ
ョンボードを用いる場合には、その厚さは、3mm未満
の場合には強度、剛性が低くなり、重量衝撃音に対する
遮音性能が殆ど改善されず、40mmを越える場合に
は、合成樹脂発泡板20の厚さを十分に確保できなくな
ることから、3〜40mm、より好ましくは5〜20m
mの厚さに設定することになる。尚、この軟質捨張り材
6は、床構造1の表面部の強度アップにもある程度寄与
するが、硬質な床仕上げ材7と硬質捨張り材5間に積層
状に設けることで、段階的に衝撃音を減衰させて遮音性
能の改善に寄与する。但し、要求される遮音性能によっ
ては、床構造1において、軟質捨張り材6及び硬質捨張
り材5は必須の構成部材ではなく、少なくとも一方或い
は両方を省略することが可能である。
【0021】また、床構造体1のモルタル団子3よりも
上側の床構造(図例では床遮音材4と軟質捨張り材6と
硬質捨張り材5と床仕上げ材7)の固有振動数は、10
0Hzよりも大きくすると、125Hz付近の特定周波
数帯域において重量衝撃音及び軽量衝撃音に対する遮音
性能が低下するので100Hz以下に設定されている。
上側の床構造(図例では床遮音材4と軟質捨張り材6と
硬質捨張り材5と床仕上げ材7)の固有振動数は、10
0Hzよりも大きくすると、125Hz付近の特定周波
数帯域において重量衝撃音及び軽量衝撃音に対する遮音
性能が低下するので100Hz以下に設定されている。
【0022】次に、前記床構造体1に対して行った遮音
性能試験について説明する。一般的な集合住宅における
スラブ2と床の上面間の距離が、約100mmであるこ
とに鑑み、実施例1〜3及び比較例では、スラブ2の厚
さを200mm、仕上げ板の厚さを12mm、モルタル
団子3の厚さを8mm、合成樹脂発泡板20の厚さを5
7mm、ベース板21の厚さを4mm、軟質捨張り材6
の厚さを10mm、硬質捨張り材5の厚さ9mmに夫々
設定した。また、合成樹脂発泡板20としては、静的バ
ネ定数が3.0×106 N/m3 のエラスティックなも
のを用いた。また、実施例1では床仕上げ材7の側縁を
際根太10上に載置し、実施例2では床仕上げ材7と際
根太10に約2mmの隙間12を形成し、実施例3では
床仕上げ材7と際根太10間に約2mmの隙間12を形
成するとともに、この隙間12にウレタンフォームから
なる緩衝材13を積層状に装着した。また、比較例では
床仕上げ材7を際根太10に釘打ち固定した。
性能試験について説明する。一般的な集合住宅における
スラブ2と床の上面間の距離が、約100mmであるこ
とに鑑み、実施例1〜3及び比較例では、スラブ2の厚
さを200mm、仕上げ板の厚さを12mm、モルタル
団子3の厚さを8mm、合成樹脂発泡板20の厚さを5
7mm、ベース板21の厚さを4mm、軟質捨張り材6
の厚さを10mm、硬質捨張り材5の厚さ9mmに夫々
設定した。また、合成樹脂発泡板20としては、静的バ
ネ定数が3.0×106 N/m3 のエラスティックなも
のを用いた。また、実施例1では床仕上げ材7の側縁を
際根太10上に載置し、実施例2では床仕上げ材7と際
根太10に約2mmの隙間12を形成し、実施例3では
床仕上げ材7と際根太10間に約2mmの隙間12を形
成するとともに、この隙間12にウレタンフォームから
なる緩衝材13を積層状に装着した。また、比較例では
床仕上げ材7を際根太10に釘打ち固定した。
【0023】重量衝撃音及び軽量衝撃音に対する遮音性
能に関しては、JIS A1418で規定されている測
定方法で測定し、夫々の床構造体に対して3カ所の遮音
性能試験を行って、それぞれの箇所の床衝撃音レベルを
測定し、その平均を採って表1に示す結果を得た。
能に関しては、JIS A1418で規定されている測
定方法で測定し、夫々の床構造体に対して3カ所の遮音
性能試験を行って、それぞれの箇所の床衝撃音レベルを
測定し、その平均を採って表1に示す結果を得た。
【0024】
【表1】
【0025】実施例1のように、床仕上げ材7を際根太
10に単に固定しないだけでも、床仕上げ材7から際根
太10への振動の伝達が抑制されて、重量衝撃音及び軽
量衝撃音の遮音性能が大幅に向上し、実施例2、3のよ
うに、床仕上げ材7と際根太10間に隙間12を形成し
たり、この隙間12に緩衝材13を装着すると、振動の
伝達が一層効果的に抑制されて、重量衝撃音及び軽量衝
撃音の遮音性能が格段に向上していることが判る。
10に単に固定しないだけでも、床仕上げ材7から際根
太10への振動の伝達が抑制されて、重量衝撃音及び軽
量衝撃音の遮音性能が大幅に向上し、実施例2、3のよ
うに、床仕上げ材7と際根太10間に隙間12を形成し
たり、この隙間12に緩衝材13を装着すると、振動の
伝達が一層効果的に抑制されて、重量衝撃音及び軽量衝
撃音の遮音性能が格段に向上していることが判る。
【0026】尚、前記床用下地材4の構成を部分的に変
更して、図10に示す床用下地材4Aのように、発泡ポ
リスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等
からなるエラスティックでない合成樹脂発泡板20Aの
上面部に桟木30をインサート成形したものを用いても
よい。この場合には、図に示すように、床用下地材4A
上に硬質捨張り材5を敷設して桟木30に固定し、少な
くとも床仕上げ材7の側縁付近を釘やネジ釘等の固定具
8で硬質捨張り材5に固定することが好ましい。また、
合成樹脂発泡板20を上下2つに分割構成して、一方を
エラスティックな合成樹脂発泡板で構成し、他方をエラ
スティックでない合成樹脂発泡板で構成することも可能
である。このように、床用下地材4自体の構成や、床用
下地材4と床仕上げ材7間に積層状に設けられる部材の
構成に関しては適宜変更することが可能である。
更して、図10に示す床用下地材4Aのように、発泡ポ
リスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン等
からなるエラスティックでない合成樹脂発泡板20Aの
上面部に桟木30をインサート成形したものを用いても
よい。この場合には、図に示すように、床用下地材4A
上に硬質捨張り材5を敷設して桟木30に固定し、少な
くとも床仕上げ材7の側縁付近を釘やネジ釘等の固定具
8で硬質捨張り材5に固定することが好ましい。また、
合成樹脂発泡板20を上下2つに分割構成して、一方を
エラスティックな合成樹脂発泡板で構成し、他方をエラ
スティックでない合成樹脂発泡板で構成することも可能
である。このように、床用下地材4自体の構成や、床用
下地材4と床仕上げ材7間に積層状に設けられる部材の
構成に関しては適宜変更することが可能である。
【0027】
【発明の効果】請求項1に係る建築物の壁に対する床構
造体の取付構造によれば、床構成材の側縁を際根太に固
着しないという簡単な構成で、床構成材から際根太への
振動の伝達を大幅に抑制して、衝撃音に対する遮音性能
を大幅に向上できる。請求項2記載のように構成する
と、床仕上げ材の振動が際根太に直接的に伝達されるこ
とを防止して、遮音性能を大幅に向上出来る。
造体の取付構造によれば、床構成材の側縁を際根太に固
着しないという簡単な構成で、床構成材から際根太への
振動の伝達を大幅に抑制して、衝撃音に対する遮音性能
を大幅に向上できる。請求項2記載のように構成する
と、床仕上げ材の振動が際根太に直接的に伝達されるこ
とを防止して、遮音性能を大幅に向上出来る。
【0028】請求項3記載のように構成すると、床構成
材から際根太への振動の伝達を一層効果的に抑制して、
衝撃音に対する遮音性能を一層向上できる。請求項4記
載のように、際根太と床構成材間の隙間を2mm以下に
設定したり、請求項5記載のように際根太と床構成材間
に緩衝材を挿入すると、衝撃音に対する遮音性能を向上
しつつ、歩行時等における床構成材の沈み込みを抑制す
ることが可能となる。
材から際根太への振動の伝達を一層効果的に抑制して、
衝撃音に対する遮音性能を一層向上できる。請求項4記
載のように、際根太と床構成材間の隙間を2mm以下に
設定したり、請求項5記載のように際根太と床構成材間
に緩衝材を挿入すると、衝撃音に対する遮音性能を向上
しつつ、歩行時等における床構成材の沈み込みを抑制す
ることが可能となる。
【0029】請求項6記載のように構成すると、床構成
材の側縁付近をベース板に釘等により固定して、合成樹
脂発泡板に対する床構成材の床構造体の側縁付近におけ
る取付強度を高め、床構成材の側縁がバタツクことを防
止することが可能となる。また、この場合には、請求項
7記載のように、床構成材の側縁から20cm以内の領
域において、床構成材をベース板に固定することで、床
構成材のバタツキを効果的に防止することが可能とな
る。
材の側縁付近をベース板に釘等により固定して、合成樹
脂発泡板に対する床構成材の床構造体の側縁付近におけ
る取付強度を高め、床構成材の側縁がバタツクことを防
止することが可能となる。また、この場合には、請求項
7記載のように、床構成材の側縁から20cm以内の領
域において、床構成材をベース板に固定することで、床
構成材のバタツキを効果的に防止することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 壁際付近の床構造体の縦断面図
【図2】 別実施例の壁際付近の床構造体の縦断面図
【図3】 別実施例の壁際付近の床構造体の縦断面図
【図4】 別実施例の壁際付近の床構造体の要部縦断面
図
図
【図5】 別実施例の壁際付近の床構造体の要部縦断面
図
図
【図6】 別実施例の壁際付近の床構造体の要部縦断面
図
図
【図7】 別実施例の壁際付近の床構造体の要部縦断面
図
図
【図8】 合成樹脂発泡板の静的バネ定数と軽量衝撃音
に対する遮音性能の関係を示す線図
に対する遮音性能の関係を示す線図
【図9】 合成樹脂発泡板の厚さと軽量衝撃音に対する
遮音性能の関係を示す線図
遮音性能の関係を示す線図
【図10】 別実施例の壁際付近の床構造体の縦断面図
1 床構造体 2 スラブ 3 モルタル団子 4 床用下地材 5 硬質捨張り材 6 軟質捨張り
材 7 床仕上げ材 8 固定具 W 壁部 10 際根太 11 腰板 12 隙間 13 緩衝材 20 合成樹脂発泡板 21 ベース板 13A 緩衝部 4A 床用下地材 20A 合成樹脂発
泡板 30 桟木
材 7 床仕上げ材 8 固定具 W 壁部 10 際根太 11 腰板 12 隙間 13 緩衝材 20 合成樹脂発泡板 21 ベース板 13A 緩衝部 4A 床用下地材 20A 合成樹脂発
泡板 30 桟木
Claims (7)
- 【請求項1】 合成樹脂発泡板上に剛性を有する床構成
材を配した床構造体を有する建築物の壁に対する床構造
体の取付構造であって、 前記床構造体側の建築物の壁面にその下縁に沿って際根
太を固定し、 前記際根太の上側に床構成材の側縁を際根太に固着しな
いで配置させた建築物の壁に対する床構造体の取付構
造。 - 【請求項2】 床構成材が床構造体の上面部に配される
木質系の床仕上げ材である請求項1記載の建築物の壁に
対する床構造体の取付構造。 - 【請求項3】 際根太と床構成材間に床構成材の側縁の
上下方向への振動を許容する隙間を形成した請求項1又
は2記載の建築物の壁に対する床構造体の取付構造。 - 【請求項4】 際根太と床構成材間の隙間を2mm以下
とした請求項3記載の建築物の壁に対する床構造体の取
付構造。 - 【請求項5】 際根太と床構成材間に緩衝材を挿入した
請求項1〜4のうちのいずれか1項記載の建築物の壁に
対する床構造体の取付構造。 - 【請求項6】 合成樹脂発泡板上に釘打ち可能なベース
板を積層状に設けて両者を一体化させた床用下地材上に
床構成材を固定した請求項1〜5のうちのいずれか1項
記載の建築物の壁に対する床構造体の取付構造。 - 【請求項7】 床構成材の側縁から20cm以内の領域
において床構成材をベース板に固定した請求項6記載の
建築物の壁に対する床構造体の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28470895A JPH09125668A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 建築物の壁に対する床構造体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28470895A JPH09125668A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 建築物の壁に対する床構造体の取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125668A true JPH09125668A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=17681958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28470895A Pending JPH09125668A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 建築物の壁に対する床構造体の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09125668A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000257249A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-19 | Sekisui Plastics Co Ltd | コンクリート建築物の床構造 |
JP2007314983A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 床構造 |
JP2008095390A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Yuka Sansho Kenzai Kk | 床構造およびその構築方法 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP28470895A patent/JPH09125668A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000257249A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-19 | Sekisui Plastics Co Ltd | コンクリート建築物の床構造 |
JP2007314983A (ja) * | 2006-05-24 | 2007-12-06 | Fukuvi Chem Ind Co Ltd | 床構造 |
JP2008095390A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-04-24 | Yuka Sansho Kenzai Kk | 床構造およびその構築方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040316 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |