JPH0625469B2 - 床用パネル - Google Patents
床用パネルInfo
- Publication number
- JPH0625469B2 JPH0625469B2 JP63108511A JP10851188A JPH0625469B2 JP H0625469 B2 JPH0625469 B2 JP H0625469B2 JP 63108511 A JP63108511 A JP 63108511A JP 10851188 A JP10851188 A JP 10851188A JP H0625469 B2 JPH0625469 B2 JP H0625469B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plywood
- substrate
- bending
- panel
- bending allowance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、各種オフィスオートメーション機器を設置す
る事務室などの床を、配線用空間を確保するために二重
構造とする場合に、コンクリートスラブ上に敷き詰めて
使用する床用パネルに関するものである。
る事務室などの床を、配線用空間を確保するために二重
構造とする場合に、コンクリートスラブ上に敷き詰めて
使用する床用パネルに関するものである。
（従来の技術及びその問題点） この種の床用パネルとして、例えば実願昭５７−５３８
８４号（実開昭５８−１５６９３０号）のマイクロフィ
ルムに開示されるように、パネル本体に折曲許容溝部を
形成し、この折曲許容溝部で区画された各領域の角部に
支持用脚を突設したものが知られている。
８４号（実開昭５８−１５６９３０号）のマイクロフィ
ルムに開示されるように、パネル本体に折曲許容溝部を
形成し、この折曲許容溝部で区画された各領域の角部に
支持用脚を突設したものが知られている。
このような床用パネルによれば、折曲許容溝部で区画さ
れた各領域が床面の起伏に対応して相対的に上下に折曲
運動し得るので、起伏のある仕上げ精度の低いコンクリ
ートスラブ表面にも安定的に敷設することが出来るので
あるが、前記公知例に開示されている従来の床用パネル
では、１枚のパネルに溝を刻設して折曲許容溝部を形成
するかまたは、独立した複数枚のパネルどうしを折曲許
容溝部を形成する薄い帯状板により互いに連結して構成
するものであったため、製造に手間がかかり高価になる
欠点があった。
れた各領域が床面の起伏に対応して相対的に上下に折曲
運動し得るので、起伏のある仕上げ精度の低いコンクリ
ートスラブ表面にも安定的に敷設することが出来るので
あるが、前記公知例に開示されている従来の床用パネル
では、１枚のパネルに溝を刻設して折曲許容溝部を形成
するかまたは、独立した複数枚のパネルどうしを折曲許
容溝部を形成する薄い帯状板により互いに連結して構成
するものであったため、製造に手間がかかり高価になる
欠点があった。
（課題を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決するために成
されたものであって、その特徴を後述する実施例の参照
符号を付して示すと、平面形状が矩形の薄い金属板から
成る基板(2) と、当該基板(2) の表面側に固着された複
数枚の合板(3) と、支持用脚(6) とから成り、 各合板(3) は、基板(2) の表面を複数の三角形領域に区
画する状態で、隣接する合板(3) 間に基板(2) の撓みを
利用した折曲許容部(5) を形成する隙間を空けて配置さ
れ、 基板(2) は、各合板(3) の周辺に沿って裏面側に突出す
る補強用リブ(7) を有し、 支持用脚(6) は、基板(2) の裏面側で各合板(3) の角部
に対応する箇所に固着突設されている点に特徴を有す
る。
されたものであって、その特徴を後述する実施例の参照
符号を付して示すと、平面形状が矩形の薄い金属板から
成る基板(2) と、当該基板(2) の表面側に固着された複
数枚の合板(3) と、支持用脚(6) とから成り、 各合板(3) は、基板(2) の表面を複数の三角形領域に区
画する状態で、隣接する合板(3) 間に基板(2) の撓みを
利用した折曲許容部(5) を形成する隙間を空けて配置さ
れ、 基板(2) は、各合板(3) の周辺に沿って裏面側に突出す
る補強用リブ(7) を有し、 支持用脚(6) は、基板(2) の裏面側で各合板(3) の角部
に対応する箇所に固着突設されている点に特徴を有す
る。
（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
する。
第１図〜第４図に於いて、１はパネル本体であって、１
mm前後の厚さの薄い金属板から成る、平面形状が正方形
の基板２と、当該基板２の表面に固着された複数枚の合
板３とから構成されている。各合板３は、基板２の表面
を複数の三角形領域、図示例では直交する２本の対角線
で区画された４つの直角三角形領域４ａ〜４ｄ、に区画
する状態で、隣接する合板３間に基板２の撓みを利用し
た折曲許容部５を形成する隙間を空けて配置され、基板
２は、各合板３の周辺に沿って裏面側に突出する補強用
リブ７を有する。
mm前後の厚さの薄い金属板から成る、平面形状が正方形
の基板２と、当該基板２の表面に固着された複数枚の合
板３とから構成されている。各合板３は、基板２の表面
を複数の三角形領域、図示例では直交する２本の対角線
で区画された４つの直角三角形領域４ａ〜４ｄ、に区画
する状態で、隣接する合板３間に基板２の撓みを利用し
た折曲許容部５を形成する隙間を空けて配置され、基板
２は、各合板３の周辺に沿って裏面側に突出する補強用
リブ７を有する。
６はパネル本体１を支持する支持用脚であって、基板２
の裏面側で各合板３の角部に対応する箇所に固着突設さ
れている。即ち、各支持用脚６は、横断面円弧形の金属
板製で下端（接地端）が細くなるようにテーパーがつけ
られており、補強用リブ７の各コーナー部外側に於いて
基板２に溶接されている。８は各合板３を基板２に固着
する木捻子であるが、接着剤で固着することも出来る。
の裏面側で各合板３の角部に対応する箇所に固着突設さ
れている。即ち、各支持用脚６は、横断面円弧形の金属
板製で下端（接地端）が細くなるようにテーパーがつけ
られており、補強用リブ７の各コーナー部外側に於いて
基板２に溶接されている。８は各合板３を基板２に固着
する木捻子であるが、接着剤で固着することも出来る。
上記のように構成された床面パネルは、コンクリートス
ラブ表面上に敷き詰めることにより、コンクリートスラ
ブ表面とパネル本体１との間を配線などに利用し得る二
重構造の床が完成する。各種タイルやカーペットなどの
床用内装材は、パネル本体１で構成された床面上（合板
３の表面上）に敷き詰めることが出来る。
ラブ表面上に敷き詰めることにより、コンクリートスラ
ブ表面とパネル本体１との間を配線などに利用し得る二
重構造の床が完成する。各種タイルやカーペットなどの
床用内装材は、パネル本体１で構成された床面上（合板
３の表面上）に敷き詰めることが出来る。
床用パネルの敷設に際してコンクリートスラブ表面に起
伏があった場合、パネル本体１の各直角三角形領域４ａ
〜４ｄは折曲許容部５によってつながっているので、こ
の折曲許容部５に於ける基板２の撓みによって各直角三
角形領域４ａ〜４ｄが相対的に上下に折曲運動しながら
夫々３本の支持用脚６によってコンクリートスラブ表面
に接地することになり、パネル本体１の全体がコンクリ
ートスラブ表面になじんでガタツキは生じない。
伏があった場合、パネル本体１の各直角三角形領域４ａ
〜４ｄは折曲許容部５によってつながっているので、こ
の折曲許容部５に於ける基板２の撓みによって各直角三
角形領域４ａ〜４ｄが相対的に上下に折曲運動しながら
夫々３本の支持用脚６によってコンクリートスラブ表面
に接地することになり、パネル本体１の全体がコンクリ
ートスラブ表面になじんでガタツキは生じない。
なお、第５図に示すように、基板２の折曲許容部５を形
成する箇所に切目（スリット）９を設けて、折曲許容部
５を折れ線とする各直角三角形領域４ａ〜４ｄ間の相対
折曲運動がより容易に行われるように構成することが出
来る。この切目９はミシン目のように細かく入れても良
い。１０は丸パイプ状の支持用脚を示しているが、支持
用脚は如何なる構造のものでも良い。また、第５図では
補強用リブ７を省略しているが、当該補強用リブ７は先
の実施例と同様に形成される。
成する箇所に切目（スリット）９を設けて、折曲許容部
５を折れ線とする各直角三角形領域４ａ〜４ｄ間の相対
折曲運動がより容易に行われるように構成することが出
来る。この切目９はミシン目のように細かく入れても良
い。１０は丸パイプ状の支持用脚を示しているが、支持
用脚は如何なる構造のものでも良い。また、第５図では
補強用リブ７を省略しているが、当該補強用リブ７は先
の実施例と同様に形成される。
第６図は、基板２の折曲許容部５を形成する部分に、裏
面側へ断面円弧状に突出する突曲部１１を折曲許容部５
の長さ方向に沿って形成した例を示している。このよう
に折曲許容部５を構成するときは、隣接する直角三角形
領域４ａ〜４ｄ間に折曲運動だけでなく上下方向の相対
移動を許容させることが出来るので、一層安定的にパネ
ルを敷設することが出来る。
面側へ断面円弧状に突出する突曲部１１を折曲許容部５
の長さ方向に沿って形成した例を示している。このよう
に折曲許容部５を構成するときは、隣接する直角三角形
領域４ａ〜４ｄ間に折曲運動だけでなく上下方向の相対
移動を許容させることが出来るので、一層安定的にパネ
ルを敷設することが出来る。
第７図は、隣接する直角三角形領域４ａ〜４ｄ間の折曲
許容部５上で各直角三角形領域４ａ〜４ｄの隅部に対応
する位置に支持用脚１０を突設した例を示している。こ
のように各支持用脚１０を、隣接する２つの直角三角形
領域４ａ〜４ｄに跨がらせることにより、支持用脚１０
の本数を減らすことが出来る。
許容部５上で各直角三角形領域４ａ〜４ｄの隅部に対応
する位置に支持用脚１０を突設した例を示している。こ
のように各支持用脚１０を、隣接する２つの直角三角形
領域４ａ〜４ｄに跨がらせることにより、支持用脚１０
の本数を減らすことが出来る。
（発明の作用及び効果） 以上のように本発明の床用パネルによれば、平面形状が
矩形のパネルを構成する複数枚の三角形合板が、その隣
接部に形成された折曲許容部に於いて相対的に上下折曲
可能であって、これら各三角形合板の角部に対応する箇
所に支持用脚を設けたので、パネル全体の面積を充分に
大きくして単位面積待たりの敷設作業コストを低減し得
るにも拘わらず、床面の起伏に関係なくパネル全体を安
定良く敷設することが出来るのであるが、本発明の構成
によれば、次のような格別の作用効果が得られる。
矩形のパネルを構成する複数枚の三角形合板が、その隣
接部に形成された折曲許容部に於いて相対的に上下折曲
可能であって、これら各三角形合板の角部に対応する箇
所に支持用脚を設けたので、パネル全体の面積を充分に
大きくして単位面積待たりの敷設作業コストを低減し得
るにも拘わらず、床面の起伏に関係なくパネル全体を安
定良く敷設することが出来るのであるが、本発明の構成
によれば、次のような格別の作用効果が得られる。
即ち、１枚の薄い金属板から成る基板上に複数枚の合板
を間に隙間を空けて載置固着すれば良く、従来のこの種
のパネルのように、折曲許容部を形成するために溝加工
を施す必要もないし、各合板の隣接部どうしを帯状板で
連結する必要もない。しかも基板は、各合板の周辺に沿
って裏面側に突出する補強用リブを備えているので、薄
板から成る基板であるにも拘らず合板の取付け作業が容
易に行えると共に、基板の折曲許容部に於ける折曲運動
が合板画に伝わるのを補強用リブが防止することにな
り、基板の変形で合板が剥がれるようなことも防止し得
る。従って、安価に実施し得るにも拘らず、耐久性の高
い丈夫な床用パネルを得ることが出来る。
を間に隙間を空けて載置固着すれば良く、従来のこの種
のパネルのように、折曲許容部を形成するために溝加工
を施す必要もないし、各合板の隣接部どうしを帯状板で
連結する必要もない。しかも基板は、各合板の周辺に沿
って裏面側に突出する補強用リブを備えているので、薄
板から成る基板であるにも拘らず合板の取付け作業が容
易に行えると共に、基板の折曲許容部に於ける折曲運動
が合板画に伝わるのを補強用リブが防止することにな
り、基板の変形で合板が剥がれるようなことも防止し得
る。従って、安価に実施し得るにも拘らず、耐久性の高
い丈夫な床用パネルを得ることが出来る。
第１図は平面図、第２図は底面図、第３図は側面図、第
４図は第１図のＡ−Ａ線拡大断面図、第５図及び第７図
は変形例を示す底面図、第６図は変形例を示す要部の斜
視図である。 １……パネル本体、２……基板、３……合板、４ａ〜４
ｄ……直角三角形領域、５……折曲許容部、６，１０…
…支持用脚、７……補強用リブ、８……木捻子、９……
切目（スリット）、１１……突曲部。
４図は第１図のＡ−Ａ線拡大断面図、第５図及び第７図
は変形例を示す底面図、第６図は変形例を示す要部の斜
視図である。 １……パネル本体、２……基板、３……合板、４ａ〜４
ｄ……直角三角形領域、５……折曲許容部、６，１０…
…支持用脚、７……補強用リブ、８……木捻子、９……
切目（スリット）、１１……突曲部。
Claims (1)
- 【請求項１】平面形状が矩形の薄い金属板から成る基板
(2) と、当該基板(2) の表面側に固着された複数枚の合
板(3) と、支持用脚(6) とから成り、 各合板(3) は、基板(2) の表面を複数の三角形領域に区
画する状態で、隣接する合板(3) 間に基板(2) の撓みを
利用した折曲許容部(5) を形成する隙間を空けて配置さ
れ、 基板(2) は、各合板(3) の周辺に沿って裏面側に突出す
る補強用リブ(7) を有し、 支持用脚(6) は、基板(2) の裏面側で各合板(3) の角部
に対応する箇所に固着突設されている床用パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63108511A JPH0625469B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 床用パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63108511A JPH0625469B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 床用パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01280166A JPH01280166A (ja) | 1989-11-10 |
| JPH0625469B2 true JPH0625469B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=14486636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63108511A Expired - Lifetime JPH0625469B2 (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 床用パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625469B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2514877Y2 (ja) * | 1990-03-20 | 1996-10-23 | 中央建材工業株式会社 | 配線用フロア |
| CN201080688Y (zh) * | 2007-08-31 | 2008-07-02 | 特瑞·J·纽曼 | 地板砖 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58156930U (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | 東洋リノリュ−ム株式会社 | 床パネル |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108511A patent/JPH0625469B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01280166A (ja) | 1989-11-10 |
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