JP2530942Y2 - 補助床部材 - Google Patents
補助床部材Info
- Publication number
- JP2530942Y2 JP2530942Y2 JP1990036978U JP3697890U JP2530942Y2 JP 2530942 Y2 JP2530942 Y2 JP 2530942Y2 JP 1990036978 U JP1990036978 U JP 1990036978U JP 3697890 U JP3697890 U JP 3697890U JP 2530942 Y2 JP2530942 Y2 JP 2530942Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- floor member
- floor plate
- auxiliary
- plate
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、コンクリートなどから成る床盤上に、脚片を
有する床部材を敷設して、それらの間に通信ケーブルな
どの配線用スペースを形成する床構造において、敷設し
た床部材と壁面との間に生じる少許の隙間を埋めるため
の補助床部材に関する。
有する床部材を敷設して、それらの間に通信ケーブルな
どの配線用スペースを形成する床構造において、敷設し
た床部材と壁面との間に生じる少許の隙間を埋めるため
の補助床部材に関する。
従来の技術 一般に、コンクリートなどから成る床盤上に、脚片を
有する床部材を敷設して、それらの間に通信ケーブルな
どの配線用スペースを形成する床構造において、所要の
広さの床面に、例えは１辺が500mmに規格された正方形
状の床部材を敷設した場合において、当然ながら、建物
の壁面と敷設した床部材との間に少許の隙間が生じ、こ
の隙間を埋めるために、従来は、１辺が500mmに規格さ
れた床部材を用い、これを施工現場において刃物により
切断して、これを前記隙間に介入していた。
有する床部材を敷設して、それらの間に通信ケーブルな
どの配線用スペースを形成する床構造において、所要の
広さの床面に、例えは１辺が500mmに規格された正方形
状の床部材を敷設した場合において、当然ながら、建物
の壁面と敷設した床部材との間に少許の隙間が生じ、こ
の隙間を埋めるために、従来は、１辺が500mmに規格さ
れた床部材を用い、これを施工現場において刃物により
切断して、これを前記隙間に介入していた。
考案が解決しようとする課題 ところで、上記した従来の構成によれば、施工現場で
床部材を刃物により切断しなければならないので、作業
性が極めて悪く、特に敷設した床部材と壁面との間に、
幅が壁面に沿って漸次変化する隙間が生じた場合に、そ
の隙間を埋めるための部材を一辺が500mm角の床部材か
ら作成する作業が極めて面倒であるという不都合があっ
た。
床部材を刃物により切断しなければならないので、作業
性が極めて悪く、特に敷設した床部材と壁面との間に、
幅が壁面に沿って漸次変化する隙間が生じた場合に、そ
の隙間を埋めるための部材を一辺が500mm角の床部材か
ら作成する作業が極めて面倒であるという不都合があっ
た。
そこで本願は、特に上記したように、幅が壁面に沿っ
て漸次変化するような隙間を埋めるために有効な補助床
部材を提供すことを目的としたものである。
て漸次変化するような隙間を埋めるために有効な補助床
部材を提供すことを目的としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記した目的を達成するために、幅が長手方向
に漸次狭くなるように形成された床板下面の一側縁部に
沿って、前記床板の下面が、床部材の上面に重合するに
必要な高さの脚片を垂設したことを特徴とするものであ
り、好ましくは床部材との段差を小さくするために床板
の他側縁部上面にテーパー面を形成し、かつ、不陸を吸
収するために脚片の下面に緩衝片を設けて成るものであ
る。
に漸次狭くなるように形成された床板下面の一側縁部に
沿って、前記床板の下面が、床部材の上面に重合するに
必要な高さの脚片を垂設したことを特徴とするものであ
り、好ましくは床部材との段差を小さくするために床板
の他側縁部上面にテーパー面を形成し、かつ、不陸を吸
収するために脚片の下面に緩衝片を設けて成るものであ
る。
作用 しかして、コンクリートから成る床盤上に、公知の床
部材を敷設し、その敷設した床部材と壁面との間に、例
えば壁面に沿って比較的小さな傾斜角をもった隙間が生
じたときは、台形状の床板を有する補助床部材を、また
傾斜角が比較的大きいときは、三角形状の床板を有する
補助床部材を用いて、その脚片を床盤上に載置すると共
に、床板の下面を床部材の上面に重合して前記隙間を埋
める。
部材を敷設し、その敷設した床部材と壁面との間に、例
えば壁面に沿って比較的小さな傾斜角をもった隙間が生
じたときは、台形状の床板を有する補助床部材を、また
傾斜角が比較的大きいときは、三角形状の床板を有する
補助床部材を用いて、その脚片を床盤上に載置すると共
に、床板の下面を床部材の上面に重合して前記隙間を埋
める。
次いで、必要に応じて床板が床部材の面上で摺動しな
いように、接着剤により或いは接着テープを用いて、床
板と床部材の上面とを固定したのち、床板と床部材の上
面に従来のようにカーペットなどの表装板を張設する。
いように、接着剤により或いは接着テープを用いて、床
板と床部材の上面とを固定したのち、床板と床部材の上
面に従来のようにカーペットなどの表装板を張設する。
実施例 以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述すると、
（１）は例えば500mmよりも短い幅を有し、かつ、長さ
が500mm乃至その整数倍の長さを有した床板で、その一
方の側縁部下面に沿って脚片（２）が垂設してあり、こ
の脚片（２）は、その下部が太幅に形成されている共
に、下面に不陸を吸収する弾性材から成る緩衝片（３）
が設けてある。
（１）は例えば500mmよりも短い幅を有し、かつ、長さ
が500mm乃至その整数倍の長さを有した床板で、その一
方の側縁部下面に沿って脚片（２）が垂設してあり、こ
の脚片（２）は、その下部が太幅に形成されている共
に、下面に不陸を吸収する弾性材から成る緩衝片（３）
が設けてある。
床板（１）の形状としては、第３図に示すように幅が
長手方向に沿って漸次変化するように１辺が傾斜する三
角形状のものと、第４図で示すように台形状のものとが
存在する。また脚片（２）の高さとしては、１辺が500m
mの公知の床部材Ａと共に、コンクリートから成る床盤
Ｂ上に敷設したとき、床板（１）の下面が床部材Ａの上
面に重合するに必要な高さ、即ち床部材Ａの床板ａの材
厚分丈床部材Ａの脚片ｂよりも長く形成される。
長手方向に沿って漸次変化するように１辺が傾斜する三
角形状のものと、第４図で示すように台形状のものとが
存在する。また脚片（２）の高さとしては、１辺が500m
mの公知の床部材Ａと共に、コンクリートから成る床盤
Ｂ上に敷設したとき、床板（１）の下面が床部材Ａの上
面に重合するに必要な高さ、即ち床部材Ａの床板ａの材
厚分丈床部材Ａの脚片ｂよりも長く形成される。
また床部材Ａの脚片（２）を垂設しない他方の側縁上
面に、幅方向のテーパー面（４）を形成している。
面に、幅方向のテーパー面（４）を形成している。
しかして、コンクリートから成る床盤Ｂ上に公知の床
部材Ａを敷設して、その敷設された床部材Ａと壁面Ｃと
の間に、例えば第３図で示すように比較的大きな傾斜角
をもった隙間が生じたときは、三角形状の床板（１）ａ
を有する補助床部材を、また第４図で示すように、傾斜
角が小さいときは、台形状の床板（１）ｂを有する補助
床部材を用いてその脚片（２）を床盤Ｂ上に載置すると
共に、その床板（４）の他方の側縁下面を床部材Ａの上
面に重合して前記隙間間を埋める。
部材Ａを敷設して、その敷設された床部材Ａと壁面Ｃと
の間に、例えば第３図で示すように比較的大きな傾斜角
をもった隙間が生じたときは、三角形状の床板（１）ａ
を有する補助床部材を、また第４図で示すように、傾斜
角が小さいときは、台形状の床板（１）ｂを有する補助
床部材を用いてその脚片（２）を床盤Ｂ上に載置すると
共に、その床板（４）の他方の側縁下面を床部材Ａの上
面に重合して前記隙間間を埋める。
次いで、必要に応じて床板（４）が床部材Ａの面上で
摺動しないように、接着剤により或いは接着テープを用
いて、床板（４）を床部材Ａの面上に固定したのち、床
板（４）と床部材Ａの上面に従来のようにカーペットな
どの表装板Ｄが張設される。
摺動しないように、接着剤により或いは接着テープを用
いて、床板（４）を床部材Ａの面上に固定したのち、床
板（４）と床部材Ａの上面に従来のようにカーペットな
どの表装板Ｄが張設される。
なお上記において、床板（１）に傾斜面を形成してい
るので、床板（１）と床部材Ａとの間の段差が小さく形
成される。
るので、床板（１）と床部材Ａとの間の段差が小さく形
成される。
考案の効果 以上のように、本願によれば、工場で生産した補助床
部材を、施工現場において、そのまま使用できるので、
床構造の施工作業時に敷設した床部材と壁面との間に幅
が壁面に沿って漸次変化する隙間を埋める作業に極めて
便利であり、かつ、脚片を垂設しない床板の他方の側縁
部が床部材の上面に重合するので耐荷重性にも有効であ
るなどの利点を有し、また請求項２の構成においては、
床部材との段差が小さくでき、また請求項３の構成にお
いては、不陸の吸収ができるという利点を有する。
部材を、施工現場において、そのまま使用できるので、
床構造の施工作業時に敷設した床部材と壁面との間に幅
が壁面に沿って漸次変化する隙間を埋める作業に極めて
便利であり、かつ、脚片を垂設しない床板の他方の側縁
部が床部材の上面に重合するので耐荷重性にも有効であ
るなどの利点を有し、また請求項２の構成においては、
床部材との段差が小さくでき、また請求項３の構成にお
いては、不陸の吸収ができるという利点を有する。
図面は本願の実施例を示すもので、第１図は正面図、第
２図は使用状態の正面図、第3,4図は使用状態の一部切
欠した平面図である。 図中、（１）は床板、（２）は脚片、（３）は緩衝片、
Ａは床部材である。
２図は使用状態の正面図、第3,4図は使用状態の一部切
欠した平面図である。 図中、（１）は床板、（２）は脚片、（３）は緩衝片、
Ａは床部材である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−47460（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−168742（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−38349（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−27338（ＪＰ，Ｕ)
Claims (3)
- 【請求項１】幅が長手方向に漸次狭くなるように形成さ
れた床板の下面の一側縁部に沿って、前記床板下面が、
床部材の上面に重合するに必要な高さの脚片を垂設した
ことを特徴とする補助床部材。 - 【請求項２】床板の他側縁部上面にテーパー面を形成し
て成る請求項１記載の補助床部材。 - 【請求項３】脚片の下面に緩衝片を設けて成る請求項１
または２記載の補助床部材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990036978U JP2530942Y2 (ja) | 1990-04-07 | 1990-04-07 | 補助床部材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990036978U JP2530942Y2 (ja) | 1990-04-07 | 1990-04-07 | 補助床部材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03128146U JPH03128146U (ja) | 1991-12-24 |
| JP2530942Y2 true JP2530942Y2 (ja) | 1997-04-02 |
Family
ID=31543684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990036978U Expired - Lifetime JP2530942Y2 (ja) | 1990-04-07 | 1990-04-07 | 補助床部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2530942Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60129528A (ja) * | 1983-12-19 | 1985-07-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱調理器 |
| JPS62121685A (ja) * | 1985-11-22 | 1987-06-02 | Toshiba Corp | 臭気遮断装置 |
| JPS6347460A (ja) * | 1986-08-13 | 1988-02-29 | 共同電気株式会社 | フロアパネル装置 |
| JPS6365766A (ja) * | 1986-09-06 | 1988-03-24 | Konica Corp | 画像形成装置 |
-
1990
- 1990-04-07 JP JP1990036978U patent/JP2530942Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03128146U (ja) | 1991-12-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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