JPH0752862Y2 - フロア用嵩上げパネル - Google Patents

フロア用嵩上げパネル

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Publication number
JPH0752862Y2
JPH0752862Y2 JP2076590U JP2076590U JPH0752862Y2 JP H0752862 Y2 JPH0752862 Y2 JP H0752862Y2 JP 2076590 U JP2076590 U JP 2076590U JP 2076590 U JP2076590 U JP 2076590U JP H0752862 Y2 JPH0752862 Y2 JP H0752862Y2
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JP
Japan
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panel
floor
raised
wiring groove
wiring
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2076590U
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English (en)
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JPH03111736U (ja
Inventor
秀男 島田
弘 磯部
隆俊 佐藤
秀元 小原
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Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、OAフロアの配線溝の断面積を大きくしたい場
合に使用されるフロア用嵩上げパネルに関する。
〔従来の技術〕
周知のように、近年のOA化(オフィスオートメーション
化)に伴い、配線溝を備えたOAフロアを採用するビルが
増えてきた。OAフロアには種々のタイプのものが知られ
ているが、その一つとして第6図に示すような構造のも
のがある。
即ち、このOAフロアは、直角二等辺三角形のフロアパネ
ル1を二枚づつ正方形に組み合わせ、各フロアパネル1
の直角を挾む二辺の下端縁に形成された鍔部1aを隣のフ
ロアパネル1の鍔部1aと噛合接続しながら床面上に縦横
に敷設して、格子状の配線溝2をパネル間に形成すると
共に、この配線溝2を大小二種類の蓋パネル3a,3bで覆
って上面を平らにしたものである。フロアパネル1は、
第6図及び第7図に示すように、直角を挾む二辺の上端
縁に切欠段部1bが形成されており、この切欠段部1bによ
って蓋パネル3a,3bが支持されるようになっている。
尚、4は配線溝2内部の配線を示している。
〔配線が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のOAフロアに用いるフロアパネル1
は高さが約40mm程度であるため、形成される配線溝2の
スペースがあまり大きくなく、そのためOA機器の増設に
より配線の本数が備えると、配線溝2に納まらない場合
が生じる。このような場合、既設のフロアパネルを取り
除いて高さの大きいフロアパネルを敷設し直し、配線溝
2の深いOAフロアを再施工すると、取り除いたフロアパ
ネルが無駄になり、施工時間も長くなるので非常に不経
済である。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的と
するとろは、既設のフロアパネルを取り除くことなくそ
のまま有効利用し、深くてスペースが大きい配線溝を形
成できるOAフロア用の新規な嵩上げパネルを提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案のフロア用嵩上げパネ
ルは、フロアパネルの切欠段部に載置される脚部が形成
され、端縁に上記蓋パネルを支持する切欠段部が形成さ
れていることを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案の嵩上げパネルは、次の要領で施工される。ま
ず、OAフロアの溝パネルを取り除き、嵩上げパネルの脚
部を既設のフロアパネルの切欠段部に載置した状態で重
ねて敷設する。このように嵩上げパネルを重ねると、嵩
上げパネルの高さ分だけ配線溝が深くなり、配線スペー
スが拡大するので、配線本数が多くても配線溝内に収め
ることが可能となるし、また既存の配線もそのまま利用
でき経済的である。そして、配線が終わると配線溝に蓋
パネルを被せ、嵩上げパネルの切欠段部で蓋パネルを支
えて平らなフロア面を形成する。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案の一実施例に係る嵩上げパネル5をフロ
アパネル1に重ねる前の状態を示す分解斜視図である。
この実施例の嵩上げパネル5は、例えばBMC(バルクモ
ールディングコンパウンド)等の成形材料をホットプレ
ス成形して製造したもので、フロアパネル1と同一の直
角二等辺三角形の平面形状を有する。そしてこの嵩上げ
パネル5の三隅には、フロアパネル1の切欠段部1bに載
置される脚部5cを形成してある。この脚部5cは、嵩上げ
パネル1の直角を挾む二辺の全長にわたって壁状に形成
してもよいが、この実施例のように三隅に脚部5cを形成
すると、三点支持によってガタツキなく嵩上げパネル5
をフロアパネル1に重ねて敷設できる利点がある。嵩上
げパネル1の上面から脚部5cの下端までの高さは特に制
限されないが、配線本数の増加を考慮すればフロアパネ
ル1の約1/2〜3/2程度の高さとするのが望ましい。
また、この嵩上げパネル5の直角を挾む二辺の端縁上部
には、フロアパネル1の切欠段部1bと同様の切欠段部5b
を形成し、前述の蓋パネル3a,3bを嵩上げパネル5の上
面と面一の状態で支持できるようにしてある。この切欠
段部5bには、蓋パネル3a,3bのガタツキを防止するため
の植毛層やゴム層等の緩衝層を形成することが望まし
い。
尚、フロアパネル1については従来例のところで既に説
明したので、図面に符号を付して説明を省略する。
このような構成の嵩上げパネル5は、次の要領でOAフロ
アの改装工事に使用される。
まず、OAフロアの表装材(タイルカーペット等)を剥が
して蓋パネルを取り除き、第2図に示すように嵩上げパ
ネル5を二枚づつ正方形に組合わせた状態でフロアパネ
ル1の上に重ねて敷設する。このように嵩上げパネル5
を重ねると、第3図に示すように配線溝2が嵩上げパネ
ル5の高さ分だけ深くなるので、配線4の本数が増加し
ても配線溝2内にすべて収めることができる。配線が完
了すると、蓋パネル3a,3bの端縁を嵩上げパネル5の切
欠段部5bに載置して嵩上げパネル5の上面と面一の状態
で支持させ、平らなOAフロアを成形する。そして、その
上に表装材(図示せず)を再び敷設して施工を完了す
る。
このように、本考案の嵩上げパネル5を使用すると、既
設のフロアパネル1を有効利用できるので無駄がなく、
しかもフロアパネル1を取り除く作業や嵩さが大きいフ
ロアパネルを位置決めしながら敷設する面倒な作業が一
切不要となるので、施工に要する時間を大幅に短縮する
ことができ、また既存の配線をそのまま生かすこともで
きるので、全体としての施工費用の大幅な節約が可能と
なり、経済的に極めて有利である。
第4図及び第5図はそれぞれ本考案の他の実施例に係る
嵩上げパネル5′,5″をフロアパネル1に重ねる前の状
態を示す分解斜視図である。
即ち、第4図の嵩上げパネル5′は、二つの直角二等辺
三角形のフロアパネル1を正方形に組み合わせたものと
同一の正方形の平面形状を有し、その四隅に脚部5cも形
成すると共に、四周端縁に切欠段部5bを形成したもので
あり、第5図の嵩上げパネル5″は、第4図の正方形の
嵩上げパネル5′に対角線方向の目地溝5dを形成したも
のである。これらの嵩上げパネル5′,5″も前記の嵩上
げパネル5と同様に使用されるので、その使用方法の説
明のは省略する。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案の嵩上げパネル
は、既設のフロアパネルを取り除くことなく有効利用し
て、大きいスペースを有する深い配線溝を形成できるの
で無駄がなく、しかも施工時間を大幅に短縮することが
でき、また既存の配線をそのまま生かすことができるの
で、全体として施工費用の大幅な低減が可能になるとい
った顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る嵩上げパネルをフロア
パネルに重ねる前の状態を示す分解斜視図、第2図は同
嵩上げパネルを用いて施工したOAフロアを示す部分斜視
図、第3図は同OAフロアの配線溝部分の断面図、第4図
及び第5図はそれぞれ本考案の他の実施例に係る嵩上げ
パネルをフロアパネルに重ねる前の状態を示す分解斜視
図、第6図は従来のOAフロアの部分斜視図、第7図は従
来のOAフロアの配線溝部分の断面図である。 1……フロアパネル、1b……フロアパネルの切欠段部、
2……配線溝、3a,3b……蓋パネル、4……配線、5,
5′,5″……嵩上げパネル、5b……嵩上げパネルの切欠
段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線溝が形成されるように敷設され、配線
    溝の蓋パネルを支える切欠段部が端縁に形成されたフロ
    アパネルに重ねられる嵩上げパネルであって、上記フロ
    アパネルの切欠段部に載置される脚部が形成され、端縁
    に上記蓋パネルを支持する切欠段部が形成されているこ
    とを特徴とするフロア用嵩上げパネル。
JP2076590U 1990-02-28 1990-02-28 フロア用嵩上げパネル Expired - Lifetime JPH0752862Y2 (ja)

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JP2076590U JPH0752862Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 フロア用嵩上げパネル

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JP2076590U JPH0752862Y2 (ja) 1990-02-28 1990-02-28 フロア用嵩上げパネル

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Publication Number Publication Date
JPH03111736U JPH03111736U (ja) 1991-11-15
JPH0752862Y2 true JPH0752862Y2 (ja) 1995-12-06

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