JPH0629344Y2 - 支持脚付き床パネル - Google Patents
支持脚付き床パネルInfo
- Publication number
- JPH0629344Y2 JPH0629344Y2 JP8417189U JP8417189U JPH0629344Y2 JP H0629344 Y2 JPH0629344 Y2 JP H0629344Y2 JP 8417189 U JP8417189 U JP 8417189U JP 8417189 U JP8417189 U JP 8417189U JP H0629344 Y2 JPH0629344 Y2 JP H0629344Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor panel
- supporting legs
- board
- floor
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は集合住宅等における乾式二重床に使用される支
持脚付き床パネルに関するものである。
持脚付き床パネルに関するものである。
〔従来の技術〕 この種の支持脚付き床パネルとしては、第7図に示すよ
うに、基板1の下面に支持脚2を突設してなるものが既
に使用されている。
うに、基板1の下面に支持脚2を突設してなるものが既
に使用されている。
上記従来の支持脚付き床パネルは基板1を相互に結合す
る手段を備えていないため、従来の支持脚付き床パネル
を用いて乾式二重床を形成する際には多数の支持脚付き
床パネルをコンクリートスラブ3上に載置し、複数の支
持脚付き床パネルにおける基板1、1…上に捨張り材4
を釘止めして基板1、1…を相互に固定した後、該捨張
り材4の上面に床材5を固定するという手法をとらざる
を得なかった。このように捨張り材4を介して床材5を
取り付けるのは手間のかかる面倒な作業であり、コスト
アップの原因となるばかりでなく、走行時等に捨張り材
4に起因する「きしみ音」が発生することが往々にして
ある。更に、各支持脚付き床パネルの基板1は相互に直
接結合しているわけではないので、特に基板1のコーナ
ー部1′が折れやすいという問題もある。
る手段を備えていないため、従来の支持脚付き床パネル
を用いて乾式二重床を形成する際には多数の支持脚付き
床パネルをコンクリートスラブ3上に載置し、複数の支
持脚付き床パネルにおける基板1、1…上に捨張り材4
を釘止めして基板1、1…を相互に固定した後、該捨張
り材4の上面に床材5を固定するという手法をとらざる
を得なかった。このように捨張り材4を介して床材5を
取り付けるのは手間のかかる面倒な作業であり、コスト
アップの原因となるばかりでなく、走行時等に捨張り材
4に起因する「きしみ音」が発生することが往々にして
ある。更に、各支持脚付き床パネルの基板1は相互に直
接結合しているわけではないので、特に基板1のコーナ
ー部1′が折れやすいという問題もある。
本考案は以上の如き問題を解決しよとしてなされたもの
である。
である。
上記課題を解決するために本考案は相互間の結合手段を
備えた支持脚付き床パネルを提供するものである。すな
わち、本考案は、基板の四辺縁に他の支持脚付き床パネ
ルにおける基板との嵌合手段を備えさせ、該基板の下面
には複数の下板を該基板により外方に一部突出させた状
態で固定し、各下板の両端には他の支持脚付き床パネル
おける対応下板との嵌合手段を備えさせ、更に各下板の
下面に支持脚を突設したことを特徴とする支持脚付き床
パネルを提供するものである。
備えた支持脚付き床パネルを提供するものである。すな
わち、本考案は、基板の四辺縁に他の支持脚付き床パネ
ルにおける基板との嵌合手段を備えさせ、該基板の下面
には複数の下板を該基板により外方に一部突出させた状
態で固定し、各下板の両端には他の支持脚付き床パネル
おける対応下板との嵌合手段を備えさせ、更に各下板の
下面に支持脚を突設したことを特徴とする支持脚付き床
パネルを提供するものである。
前記基板として仕上げ材を用いてもよい。
本考案の支持脚付き床パネルを用いて乾式二重床を形成
する際には、複数の支持脚付き床パネルを基板相互及び
対応する下板相互をそれぞれ嵌合手段により結合させた
状態でコンクリートスラブ上に配設し、これらの基板に
より形成される平面上に床材を固定する。
する際には、複数の支持脚付き床パネルを基板相互及び
対応する下板相互をそれぞれ嵌合手段により結合させた
状態でコンクリートスラブ上に配設し、これらの基板に
より形成される平面上に床材を固定する。
基板として仕上げ材を用いたときには、基板上面が床面
となるので、基板上に床材を取り付ける必要はない。
となるので、基板上に床材を取り付ける必要はない。
いずれの場合にも、支持脚付き床パネルは嵌合手段によ
り相互に直接結合して一体化する。従って捨張り材は不
要となる。
り相互に直接結合して一体化する。従って捨張り材は不
要となる。
次に本考案の実施例を添付図面に従って説明する。
符合10はパーティクルボード、合板等の基板である。
基板10の四辺縁には他の支持脚付き床パネルにおける
基板10、10…との嵌合手段11a、11b、12
a、、12bを備えさせる。これらの嵌合手段として第
2図に「本実」を示すが、嵌合手段はこの「本実」に限
られるものではなく、「合決り」その他のものであって
もよい。基板10の下面には複数の下板13、13…を
該基板10より外方に一部突出させた状態で接着剤等に
より固定する。各下板13もパーティクルボード、合板
等により構成し、各下板13の両端には他の支持脚付き
床パネルにおける対応下板13、13との嵌合手段14
a、14bを備えさせる。これらの嵌合手段も「本実」
(14a、14b)の他、「合決り」(14a′、14
b′)(第6図)等であってもよい。更に、各下板14
の下面には支持脚15を突設する。支持脚15は、一例
として、下板13に固定されるナット16と該ナット1
6に螺合されるボルト17と該ボルト17の下端に取り
付けられた緩衝台18とより成り、ナット16に対しボ
ルト17を回転させることにより高さを調節し得るよう
にしたものである。なお、第2〜3図に示す事例におい
ては下板13又は基板10と下板13とを貫いてナット
16に至る透孔19を形成すると共にナット16内に6
角形状の中央孔20を設け、下板13又は基板10の上
から透孔19を通してボルト17の中央孔20内に工具
を挿入し、ボルト17を回転させることにより支持脚1
5の高さを調節し得るようにしている。
基板10の四辺縁には他の支持脚付き床パネルにおける
基板10、10…との嵌合手段11a、11b、12
a、、12bを備えさせる。これらの嵌合手段として第
2図に「本実」を示すが、嵌合手段はこの「本実」に限
られるものではなく、「合決り」その他のものであって
もよい。基板10の下面には複数の下板13、13…を
該基板10より外方に一部突出させた状態で接着剤等に
より固定する。各下板13もパーティクルボード、合板
等により構成し、各下板13の両端には他の支持脚付き
床パネルにおける対応下板13、13との嵌合手段14
a、14bを備えさせる。これらの嵌合手段も「本実」
(14a、14b)の他、「合決り」(14a′、14
b′)(第6図)等であってもよい。更に、各下板14
の下面には支持脚15を突設する。支持脚15は、一例
として、下板13に固定されるナット16と該ナット1
6に螺合されるボルト17と該ボルト17の下端に取り
付けられた緩衝台18とより成り、ナット16に対しボ
ルト17を回転させることにより高さを調節し得るよう
にしたものである。なお、第2〜3図に示す事例におい
ては下板13又は基板10と下板13とを貫いてナット
16に至る透孔19を形成すると共にナット16内に6
角形状の中央孔20を設け、下板13又は基板10の上
から透孔19を通してボルト17の中央孔20内に工具
を挿入し、ボルト17を回転させることにより支持脚1
5の高さを調節し得るようにしている。
第4図において31は床材、32はコンクリートスラ
ブ、33はきわ根太、34は壁材、35は巾木である。
ブ、33はきわ根太、34は壁材、35は巾木である。
なお、基板10相互及び対応する下板13相互を嵌合手
段により結合させるに当り接着剤を併用しても差支えな
い。
段により結合させるに当り接着剤を併用しても差支えな
い。
以上説明したように、本考案の支持脚付き床パネルは基
板相互及び対応する支板相互がそれぞれ嵌合手段により
結合して一体化するため、強度が均一化し向上すると共
に安定性が高まる。従ってまた捨張り材が不要となる結
果、「きしみ音」の発生が防止できるだけでなく、施工
作業が容易となり、工期短縮とコストダウンを図ること
が可能となる。
板相互及び対応する支板相互がそれぞれ嵌合手段により
結合して一体化するため、強度が均一化し向上すると共
に安定性が高まる。従ってまた捨張り材が不要となる結
果、「きしみ音」の発生が防止できるだけでなく、施工
作業が容易となり、工期短縮とコストダウンを図ること
が可能となる。
特に基板として仕上げ材を用いたときには施工作業は著
しく容易なものとなる。
しく容易なものとなる。
第1図は本考案による支持脚付き床パネルの一例を示す
平面図、第2図は第1図II-II線における拡大断面図、
第3図は第2図III-III線における拡大断面図、第4図
は同上支持脚付き床パネルの使用状態を示す断面図、第
5図は同上使用状態を示す平面図、第6図は上記支持脚
付き床パネルの変形例を示す正面図、第7図は従来の支
持脚付き床パネルの使用状態を示す断面図である。 1…基板 2…支持脚 3…コンクリートスラブ 4…捨張り材 5…床材 10…基板 11a、11b、12a、12b…嵌合手段 13…下板 14a、14b、14a′、14b′…嵌合手段 15…支持脚 16…ナット 17…ボルト 18…緩衝台 19…透孔 20…中央孔 31…床材 32…コンクリートスラブ 33…きわ根太 34…壁材 35…巾木
平面図、第2図は第1図II-II線における拡大断面図、
第3図は第2図III-III線における拡大断面図、第4図
は同上支持脚付き床パネルの使用状態を示す断面図、第
5図は同上使用状態を示す平面図、第6図は上記支持脚
付き床パネルの変形例を示す正面図、第7図は従来の支
持脚付き床パネルの使用状態を示す断面図である。 1…基板 2…支持脚 3…コンクリートスラブ 4…捨張り材 5…床材 10…基板 11a、11b、12a、12b…嵌合手段 13…下板 14a、14b、14a′、14b′…嵌合手段 15…支持脚 16…ナット 17…ボルト 18…緩衝台 19…透孔 20…中央孔 31…床材 32…コンクリートスラブ 33…きわ根太 34…壁材 35…巾木
Claims (2)
- 【請求項1】基板の四辺縁に他の支持脚付き床パネルに
おける基板との嵌合手段を備えさせ、該基板の下面には
複数の下板を該基板より外方に一部突出させた状態で固
定し、各下板の両端には他の支持脚付き床パネルにおけ
る対応下板との嵌合手段を備えさせ、更に各下板の下面
に支持脚を突設したことを特徴とする支持脚付き床パネ
ル。 - 【請求項2】前記基板として仕上げ材を用いたことを特
徴とする請求項1記載の支持脚付き床パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8417189U JPH0629344Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 支持脚付き床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8417189U JPH0629344Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 支持脚付き床パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0323536U JPH0323536U (ja) | 1991-03-12 |
JPH0629344Y2 true JPH0629344Y2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=31632434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8417189U Expired - Lifetime JPH0629344Y2 (ja) | 1989-07-18 | 1989-07-18 | 支持脚付き床パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0629344Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7333627B2 (ja) * | 2020-04-20 | 2023-08-25 | ツカ・カナモノ株式会社 | 床下地パネル、床下地構造及び床下地構造の施工方法 |
-
1989
- 1989-07-18 JP JP8417189U patent/JPH0629344Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0323536U (ja) | 1991-03-12 |
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