JPH082304Y2 - 浮床用金具 - Google Patents

浮床用金具

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JPH082304Y2
JPH082304Y2 JP1986110764U JP11076486U JPH082304Y2 JP H082304 Y2 JPH082304 Y2 JP H082304Y2 JP 1986110764 U JP1986110764 U JP 1986110764U JP 11076486 U JP11076486 U JP 11076486U JP H082304 Y2 JPH082304 Y2 JP H082304Y2
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JP
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floor
metal fitting
fitting
bolt
engaging
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JP1986110764U
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JPS6317224U (ja
Inventor
幹雄 段谷
Original Assignee
段谷産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンピュータルームやインテリジェント
ビル等に施工される2重構造の浮床を構成するために用
いられる金具に関する。
[従来の技術] 浮床を構成するために用いられる金具は第5〜7図に
示すような種々の形状の台座金具を単独で床スラブに立
て、その台座上面に木質系や無機質系の床板を着脱自在
に載置するか、第7図のような金具の場合は台座金具に
床板を螺着し、台座金具ごと床板を床スラブ上から着脱
できるものが一般的であった。
その理由は、床板と床スラブ間に配置された電線と床
上に設置された各種の機器を任意の場所で結線できるよ
うにするためであった。
[考案が解決すべき課題] ところが、上記の浮床で床板が第5、6図に示すよう
な台座金具の上面に単に載置されるだけの構成では、床
板がガタついたりして床鳴りを生じたり歩行感が悪い等
の問題があった。
また、第7図のような台座金具を床板に螺着した場合
は、床板を取り外す時、金具も同時に持ち上げる必要が
あり、重量が重くなって作業が行いにくく、台座金具に
螺着された床板に隣接して施工される床板は台座金具の
上に単に載置されるだけになるため、ガタつきや床鳴り
等、上記と同様の問題を生じていた。
[問題点を解決するための手段] この考案では、支持体の上面に立設されたボルトと、
そのボルトに螺合する2個のナットからなる台座金具
と、水平部中央に上記のボルトが貫通する孔を有し、相
対する縦片の両上端部が内側に突出した係合凸部を有す
る断面コ字形の受金具と、断面形状が略コ字形で床板を
固定支持する床支持片と、上記受金具の縦片の高さとほ
ぼ一致する縦片部分に上記受金具の係合凸部と係合する
係合凹部を有する嵌入金具より構成されたことを特徴と
する浮床用金具を採用することで前記課題が解決でき
る。
[実施例] 第1図および第2図は実施例の浮床用金具を示す斜視
図で、第3図および第4図はその施工例を示す断面図で
ある。
台座金具4は第1図や第2図に示すように、支持体1
の上面に円柱形のボルト2が立設され、その外周縁に設
けられたネジ山と螺合する2個の重なるナット3、3′
から構成される。
ボルト2の長さは第1図のような形状では50〜200m
m、第2図のような形状では30〜100mm程度で、直径10〜
20mm程度である。
2個のナット3、3′は回転させることによってボル
ト2を任意の位置に移動させることが可能である。
なお、第2図に示す台座金具の場合はボルト2の上端
部にワッシヤ14とナット15を用いて床板13を固定する。
支持体1の下面にはゴム等のシート12を取り付けてお
くとシート12がコンクリート面の小さな凹凸を吸収し、
支持体1が一層安定して好ましい。
この例では厚さ2mmのゴムシート12を支持体1の下に
取り付けた。
受金具8は水平部中央に上記のボルト2が貫通する孔
5を有し、相対する縦片6の両上端部が内側に突出した
係合凸部7を有する断面コ字形で、厚さは3〜10mm、長
さは80〜100mm、幅は80〜100mm、縦片6は高さは20mm程
度の金属板で形成される。
この例では厚さ5mm、長さ100mm、幅80mm、縦片6の高
さを20mmの断面形状コ字形とし、縦片6の上端部を内側
に折り曲げて係合凸部7とした。
そして、水平部中央に直径23mmの孔5を形成した。
床板13に固着される嵌入金具11は断面形状が略コ字形
で、床板13を支持する床支持片9′と縦片9と受金具8
との支持部からなっており、上記受金具8の縦片6の高
さとほぼ一致する縦片9部分に係合凹部10が形成されて
いる。
この例では固着部の幅と長さが40mm、縦片9の幅が40
mmで高さが50mm、支持部の幅が40mmで長さが20mm、厚さ
が50mmの断面形状コ字形とした。
そして、縦片9のほぼ中央部に係合凹部10を設けて嵌
入金具11とした。
なお、受金具8と嵌入金具11を嵌合させた場合、その
接触部分に合成樹脂系の塗料層を形成しておくとキシミ
音が発生せず好ましい。
つぎに、この考案の使用例を説明する。
第1図に示すような金具の場合は、第3図のようにま
ず台座金具4を床スラブ16上の所定位置に複数個立設
し、つぎに設定した床高位置にまでナット3を回転させ
て調整する。
そして、ナット3の位置まで下げ、さらにその上から
もう一つのナット3′を用いて受金具8を挾み込むよう
にしてボルト2を固定する。
一方、合板、パーティクルボード、LVL等の木質系板
材や石綿セメント板等の無機質系板材(寸法:縦600〜1
000mm、横600〜1000mm、厚さ20〜40mm)の表面四周端部
は1/4円または1/2円状の段を形成するように切削され、
裏面の四周端部に嵌入金具11を固着した床板13を受金具
8に嵌入して床面を構成する。
なお、床板13と嵌入金具11は床板13の表面または裏面
からビス17等を用いて固着する。
第2図のような台座金具2の場合は、第1図の場合と
同様にして受金具8を固定後、嵌入金具11を板材の端部
周縁に固着して床板13とし、嵌入金具11を受金具8に嵌
合させ、2枚または4枚の床板13が集合して構成する段
状の切削部中央に突出したボルト2にワッシャ14を嵌入
し、さらにナット15を螺合して床板13を固定する。
なお、段状の切削部には床板13表面と同一高さになる
ようにキャップ18を嵌入して施工を完了する。
[考案の効果〕 この考案の浮床用金具は、上記のように受金具に取り
付けた内側に係合用凸部を持った受金具に係止用の凹部
を有する嵌入金具を取り付けた板材を嵌入して床面を構
成するので、床板が確実に固定され歩行時にも接合部か
ら床板が浮き上がったりすることもなくキシミ音も発生
することがない上、金具の嵌合は金属片の反発力を利用
しているだけであるから容易に着脱することができて施
工が容易である等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の実施例になる浮床用金具を
示す斜視面図で、第3図、第4図はその施工例を示す断
面図である。第5〜7図は従来の金具を示している。 1……支持体 2……ボルト 3……ナット 3′……ナット 4……台座金具 5……貫通孔 6……縦片 7……係合凸部 8……受金具 9……縦片 9′……床支持片 10……係合凹部 11……嵌入金具 12……シート 13……床板 14……ワッシャ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体(1)の上面に立設されたボルト
    (2)と、そのボルト(2)に螺合する2個のナット
    (3)、(3)′からなる台座金具(4)と、水平部中
    央に上記のボルト(2)が貫通する孔(5)を有し、相
    対する縦片(6)両上端部が内側に突出した係合凸部
    (7)を有する断面コ字形の受金具(8)と、断面形状
    が略コ字形で床板(13)を固定支持する床支持片
    (9)′と、上記受金具(8)の縦片(6)の高さとほ
    ぼ一致する縦片(9)部分に上記受金具(8)の係合凸
    部(7)と係合する係合凹部(10)を有する嵌入金具
    (11)より構成されたことを特徴とする浮床用金具。
JP1986110764U 1986-07-18 1986-07-18 浮床用金具 Expired - Lifetime JPH082304Y2 (ja)

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JP1986110764U JPH082304Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18 浮床用金具

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JPS6317224U JPS6317224U (ja) 1988-02-04
JPH082304Y2 true JPH082304Y2 (ja) 1996-01-24

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ID=30990070

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS524086Y2 (ja) * 1971-09-07 1977-01-28
JPS53109323U (ja) * 1977-02-09 1978-09-01
JPS5742972Y2 (ja) * 1978-01-19 1982-09-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6317224U (ja) 1988-02-04

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