JPS6012007Y2 - 床パネル取付装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、建築物の床パネルを布基礎に取付ける際に用
いる床パネル取付装置に関するもので、施工性が良いと
共に確実に床パネルを取付けることの出来る床パネル取
付装置を提供せんとするものである。

従来、この種の床パネル取付装置は、第４図及び第５図
に示す如く、水平なる取付片Ａの端辺に垂下形威せる直
立片Ｂの下部に水平片Ｃを設けた取付具１を用いて、該
取付具１の直立片Ｂを床パネルの端面に釘、木ねじ等の
固着具３で固着すると共に取付片Ａを布基礎Ｆの上部に
載置して成るものが汎用されているが、施工性が悪いと
いう欠点がある。

本考案は、かかる点に鑑みて為されたものであり、上記
従来の欠点を解消したものである。

以下、本考案図面に基いて詳細に説明する。

本考案の床パネル取付装置は、例えば、第１図乃至第３
図に示す如く、水平なる取付片Ａの端辺に垂下形威せる
直立片Ｂの下部に水平片Ｃを設けると共に該水平片Ｃの
遊端部を折り返すことにより鉤体りを設けて取付具Ｅと
なし、該取付具Ｅの取付片Ａと布基礎Ｆの上部に載置す
ると共に、溝形鋼で成る溝形枠材Ｇの上面にラワン合板
、石綿スレート板、石膏ボード等で威る表面板Ｈを釘止
め、接着等により取付けて戒る床パネル■の溝形枠材Ｇ
の下部フランジＪを取付具Ｅの鉤体りで挟着固定して戒
るものである。

尚、上記本考案の取付具Ｅは、鉄板を折曲して形成して
も良いし、プラスチックで底形しても良い。

上記の如く、本考案の床パネル取付装置は、水平なる取
付片の端辺に垂下形威せる直立片の下部に水平片を設け
ると共に該水平片の道端部に鉤体を設けて取付具となし
、該取付具の取付片を布基礎の上部に載置すると共に溝
形枠材の上面に表面板を取付けて成る床パネルの溝形枠
材の下部フランジを取付具の鉤体で挟装固定して戊るの
で、釘、木ねじ、ボルト等の固着具を一切用いずに取付
施工出来る為施工性が良く、取付具の鉤体で床パネルの
溝形枠材の下部フランジを挟装固定して、確実に床パネ
ルを取付けることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本考案の実施例を示し、第１図は要
部分解斜視図、第２図は縦断面図、第３図は一部切欠斜
視図であり、第４図及び第５図は従来例を示し、第４図
は縦断面図、第５図は斜視図である。 Ａ・・・・・・取付片、Ｂ・・・・・・着立片、Ｃ・・
・・・・水平片、Ｄ・・・鉤体、Ｅ・・・・・・取付具
、 溝形枠材、Ｈ・・・・・・表面板、 ・・・下部フランジ。 Ｆ・・・・・・布基礎、Ｇ・・・・・・ ■・・・・・・床ハネル、Ｊ・・・

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 水平なる取付片の端辺に垂下形威せる直立片の下部に水
   平片を設けると共に該水平片の道端部に鉤体を設けて取
   付具となし、該取付具の取付片を布基礎の上部に載置す
   ると共に溝形枠材の上面に表面板を取付けて成る床パネ
   ルの溝形枠材の下部フランジを取付具の鉤体で挟装固定
   して成る床パネル取付装置。