JPH0243142Y2 - - Google Patents

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JPH0243142Y2
JPH0243142Y2 JP1983143760U JP14376083U JPH0243142Y2 JP H0243142 Y2 JPH0243142 Y2 JP H0243142Y2 JP 1983143760 U JP1983143760 U JP 1983143760U JP 14376083 U JP14376083 U JP 14376083U JP H0243142 Y2 JPH0243142 Y2 JP H0243142Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パネル状床部材を載置支持する支持
部材と、この支持部材と構造用床版との間に介在
される高さ調節具とが備えられている浮床用支持
装置に関する。
この種の浮床用支持装置として、本考案出願人
は第10図、第11図で示すように次の〔),
〔)で記載の構成を要旨とするものを開発し先
に出願した。
〔〕 前記支持部材3の載置面に、前記各床部
材2…の端縁部に夫々形成された上下方向の貫
通孔50…に対して下方から嵌合自在な突起5
1…が連設されている。
〔〕 前記突起51…には、前記床部材2…の
端縁部を支持部材3との間で夫々上下方向から
各別に締付け固定可能なボルト52…に対する
雌ねじ51a…が形成されている。
この先出願による場合は、前記床部材2…を支
持部材3に固定するための部品点数及び床部材2
…に対する孔加工数が多く、しかも、これに伴つ
て締付け操作数も増加するため、全体として施工
に多くの手間と労力を要するとともにコスト的に
も高く付き易い欠点があつた。
本考案は、先出願のもつ上述の欠点を改善する
点に目的を有する。
かかる目的を達成するために講じられた本考案
による防振浮床用支持装置の特徴構成は、高さ調
節具を構成するに、上端部に回転操作部を備えた
ねじ部材を、床部材に形成された上下方向の一つ
の貫通孔に前記上端部が位置するように、かつ、
軸心周りの回転操作に基づいて、支持部材を上下
変位自在に支持するように設け、前記ねじ部材
に、前記床部材を前記支持部材との間で挟持固定
する締付け具を設けてある点にある。
上記特徴構成による作用・効果は次の通りであ
る。
パネル状床部材に形成の一つの貫通孔内に位置
する支持部材側の一本のねじ部材と締付け具とに
よる締付け操作により、これら床部材を支持部材
に固定することができるから、先出願のものに比
して部品点数及び床部材に対する孔加工数のみな
らず締付け操作数も可及的に削減することが可能
となり、施工性の向上とコストの低廉化を図り得
るに至つた。
また、床部材を、支持部材と締め付け具とで挟
持固定した後、床部表面側から貫通孔を通してね
じ部材の回転操作部を操作すると、前記支持部材
が前記床部材を支持しながら上下に変位する。従
つて、床部材の高さ調節と、支持部材に床部材を
挟持固定するための締付操作とが独立してできる
と共に、支持部材に床部材を挟持固定した後にお
いても床部材の高さ調節ができ、施工性が向上し
た。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図で示すように、構造用床板1の
上方に縦横両方向に沿つて並設されるパネル状床
部材2…を前記床板1に対して支持させるための
浮床用支持装置を構成するに、前記床部材2…の
端縁部又はその近くを載置支持する部材3…と前
記構造用床板1上に載置される防振材4…との間
にねじ式高さ調整具5…を介在するとともに、前
記支持部材3…の矩形状載置面には夫々、前記床
部材2…の隣接端縁部間又は一つの床部材2の端
縁部近くに形成される上下方向の貫通孔6に対し
て下方から差込み可能なねじ部材7を付設し、こ
のねじ部材7には、前記床部材2…の隣接端部又
は一つの床部材2の端縁近くを支持部材3との間
で挟持固定する締付け具8を螺合している。
前記支持部材3は、床部材2に対する作用形態
の相違によつて4方タイプ、2方タイプ、1方タ
イプの三種類がある。
4方タイプの支持部材3は同時に4枚の床部材
2を夫々の角隅において支持するもので、第3
図、第4図で示すように正方形状の載置面の対角
線交点に前記締付け具8の構成部材の一つである
内外ナツト8Aを固着してある。この内外ナツト
8Aを中心とする90度ずつ隔てた4つの側辺中央
部には、前記床部材2…の隣接側辺に接当するL
字状の突条9…を固着し、かつ、前記内外ナツト
8Aを中心とする90度ずつ隔てた4つの隅角に
は、前記床部材2…の隣接端縁部下面に形成され
た凹部10…に対して下方から嵌合自在な半球状
の突起11…を固着している。
前記突条9は、支持部材3の載置面上の床部材
2の位置を決め、かつ、床部材2の締付け固定時
のずれを防止するとともに、床部材2,2間に間
隙Cを設けてきしみ音の発生を防止するものであ
る。
前記突起11は、前記突条9と協働して支持部
材3の載置面上の床部材2の位置を決め、かつ、
床部材2の締付け固定時のいずれを防止するもの
である。
前記2方タイプの支持部材3は同時に2枚の床
部材2,2を夫々角隅において支持するもので、
第5図のように構成されている。尚、4方タイプ
と同一の構成部材には同一の番号を付記して説明
は省略する。
前記1方タイプの支持部材3は、部屋の隅に位
置する床部材2の角隅近くを支持するものであ
り、図示はしないがその載置面には前記締付け具
8の内外ナツト8Aのみを固着している。
尚、出隅や段落ち等の角部においては、同時に
3枚の床部材2…を夫々角隅において支持する3
方タイプの支持部材3を使用する。
前記高さ調整具5は、前記ねじ部材7の下端
に、このねじ部材7とは逆ねじで、かつ、前記防
振材4に被冠固定された台座5Aに螺合されるね
じ部材5Bを一体形成するとともに、前記上側ね
じ部材7の上端には、ドライバーを係合する回転
操作部としての回転操作溝5Cを形成して構成さ
れている。
前記締付け具8は、前記内外ナツト8Aとこれ
に螺合自在で、かつ、前記床部材2…の隣接縁部
に形成された段部2a…上面に接当可能なフラン
ジ部分8b及び回転操作用溝8b′を備えた固定ナ
ツト8Bとから構成されている。
防振材4としては硝子繊維の集積体を150〜800
Kg/m3程度の高密度に圧縮成形し、その全面をゴ
ム膜で覆つたものが好ましい。
尚、図中12は床仕上材である。
第6図乃至第8図は締付け具8の別実施例を示
し、これは、支持部材3に固着された内外ナツト
8Aと、前記床部材2…の隣接端縁部上面に接当
可能な第1受け部8d及び第1受け部8dよりも
下方に位置する内側の第2受け部8d′を備えた皿
状の固定キヤツプ8Dならびに、前記内外ナツト
8Aに螺合自在で、かつ、前記固定キヤツプ8D
の第2受け部8d′にワツシヤー8Cを介して接当
可能なフランジ部分8bに回転操作用溝8b′を形
成してある固定ナツト8Bとから構成している。
前記ワツシヤー8Cは固定ナツト8Bを締め易
く、又、固定キヤツプ8Dを補強するためのもの
である。尚、スプリングワツシヤー8Cを使用す
ればゆるみ止めにもなる。
また、上述実施例では、ターンバツクル式の高
さ調整具5を用いたが、これ以外のどのような方
式のものを使用しても良い。
前記実施例では、締付け具8が内外ナツト8A
および固定ナツト8Bとからなり、かつ、前記固
定ナツト8Bが内外ナツト8Aに対して螺合させ
られた物であつた。しかしこれは第9図の様に下
部ナツト8Eと上部固定ナツト8Dとをねじ部材
7に夫々直接螺合させた物であつてもかまわな
い。この場合上部固定ナツト8Dの回転しめつけ
の際にねじ部材7の回転防止のために回転操作溝
5Cを固定しておけば前記実施例と同様の効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る浮床用支持装
置の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は要
部の拡大縦断面図、第3図、第4図は4方タイプ
の支持部材の平面図と斜視図、第5図は2方タイ
プの支持部材の平面図である。第6図乃至第8図
は別の実施例を示し、第6図は要部の拡大縦断面
図、第7図は平面図、第8図は分解斜視図であ
る。第9図も別実施例を示す要部の拡大断面図で
ある。第10図、第11図は先出願の浮床用支持
装置を示す斜視図と要部の拡大縦断面図である。 1……構造用床板、2……パネル状床部材、3
……支持部材、5……高さ調整具、6……貫通
孔、7……ねじ部材、8……締付け具、9……突
条、10……凹部、11……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パネル状床部材2を載置支持する支持部材3
    と、この支持部材3と構造用床版1との間に介
    在される高さ調節具5とが備えられている浮床
    用支持装置であつて、前記高さ調節具5を構成
    するに、上端部に回転操作部5Cを備えたねじ
    部材7を、前記床部材2に形成された上下方向
    の一つの貫通孔6に前記上端部が位置するよう
    に、かつ、軸心周りの回転操作に基づいて、前
    記支持部材3を上下変位自在に支持するように
    設け、前記ねじ部材7に、前記床部材2を前記
    支持部材3との間で挟持固定する締付け具8を
    設けてある浮床用支持装置。 2 前記支持部材3が、複数個のパネル状床部材
    2の端縁部を載置支持し、前記貫通孔6が、前
    記床部材2の隣接端縁部間に形成され、前記締
    付け具8が、前記床部材2の隣接端縁部を前記
    支持部材3との間で挟持固定するものである請
    求項1記載の浮床用支持装置。 3 前記支持部材3が前記床部材2の隣接側辺に
    接当する突条9と前記床部材2の隣接端縁部下
    面に形成された凹部10に対して下方から嵌合
    自在な突起11とを備えたものである請求項1
    または2記載の浮床用支持装置。
JP14376083U 1983-09-16 1983-09-16 浮床用支持装置 Granted JPS6051240U (ja)

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JP14376083U JPS6051240U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 浮床用支持装置

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JP14376083U JPS6051240U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 浮床用支持装置

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JPS6051240U JPS6051240U (ja) 1985-04-10
JPH0243142Y2 true JPH0243142Y2 (ja) 1990-11-16

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JPS6051240U (ja) 1985-04-10

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