JP2507909Y2 - 屋根板支持枠 - Google Patents

屋根板支持枠

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JP2507909Y2
JP2507909Y2 JP1025390U JP1025390U JP2507909Y2 JP 2507909 Y2 JP2507909 Y2 JP 2507909Y2 JP 1025390 U JP1025390 U JP 1025390U JP 1025390 U JP1025390 U JP 1025390U JP 2507909 Y2 JP2507909 Y2 JP 2507909Y2
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JP
Japan
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roof
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JP1025390U
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JPH03101720U (ja
Inventor
勝治 山川
義彦 丸山
Original Assignee
新日軽株式会社
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Publication date
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、採光式屋根、その他のガラス等屋根板を前後
左右に隣接状態に張設した屋根における屋根板支持枠に
関する。
(従来の技術) 従来、採光式屋根における矩形ガラス板からなる屋根
板の支持枠として、複数本の縦枠材を所要左右間隔をあ
け互に平行に下地材に固定し、これらの左右隣り合う縦
枠材間に、複数本の横枠材を所要前後間隔をあけ互に平
行にブラケットによりボルト止めして複数の矩形枠から
なる格子を形成し、各矩形枠に矩形ガラス板を支持させ
るようにした格子状屋根板支持枠が知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、一般に、上記採光式屋根等において、建物
の構造上の制約から上記屋根の角部を落して斜辺に形成
すべく該角部の屋根板に台形又は三角形のものを使用し
たい場合は、該台形等屋根板を支持させるべき角部の矩
形枠をそれに対応する台形枠又は三角形枠に設計変更し
なければならない。このような場合、従来の屋根板支持
枠では、上記角部の横枠材を上記斜辺に対応させて斜め
に取付けるためのブラケットを別途準備しなければなら
ず、しかも斜辺の傾斜角度が建物によって種々異なるた
め、それに応じて各種のブラケットを準備しなければな
らず、それは経済的にきわめて不利である。
本案は、1種類のブラケットで横枠材を各種傾斜角度
に支持することができるようにすることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決する手段として、本案は、 複数本の縦枠材を所要左右間隔をあけて平行に固定
し、これら左右隣り合う縦枠材間に複数本の横枠材を所
要前後間隔をあけてブラケットにより支持した屋根板支
持枠において、 上記横枠材の本体が、長手方向に縦通する中空であっ
て且長手端面において開口する中空本体に形成され、 上記ブラケットが、上記縦枠材の側面に固定された基
板から柄を突出し、該柄の先端に円筒形の係合部を有
し、該円筒形係合部に上記横枠材の中空本体の開口端部
を屋根板と平行に揺動可能に被嵌支持させた、 屋根板支持枠を提案する。
本案の構造によれば、ブラケットの円筒形係合部に中
空本体を被嵌係合させた横枠材を、該円筒形係合部を中
心に屋根板と平行に揺動させて、所要の傾斜角度に取付
けることが可能となる。
以下採光式屋根の屋根板支持枠に実施した例について
図面を参照して説明する。
(実施例) 第1図において、多数本の縦枠材(1)…を所要左右
間隔をあけ互に平行に下地鉄骨に固定し、これら左右隣
り合う縦枠材(1)(1)、…間に多数本の横枠材
(2)…を所要前後間隔をあけ互に平行にブラケットに
より取付けると共に、屋根の角部の横枠材(2a)のみを
約30度の傾斜に同じくブラケットにより取付け、それに
より多数の矩形枠及び角部の台形枠からなる格子状屋根
板支持枠を構成し、その各矩形枠に屋根板として矩形ガ
ラス板(3)…を、角部の台形枠に台形ガラス板(3a)
をそれぞれ支持させてある。
上記縦枠材(1)…は、第2図示のように横断面矩形
中空の本体(4)の上面に横断面矩形C形の溝部(5)
及びその両側にタイト材取付部(6)、(6)を、下面
にそれより大きい同じく矩形C形の溝部(7)をそれぞ
れ設けると共に、該溝部(7)の左右両側から受け板
(8)、(8)を突出したもので、その溝部(7)内に
ヘッドを係合されたボルト(9)…により下地鉄骨(図
示略)に固定される。
上記横枠材(2)…及び(2a)は、第3図示のように
横断面矩形中空であって長手端面に開口する中空本体
(10)の上面に横断面矩形C形の溝(11)及びその両側
にタイト材取付部(12)、(12)を設けたものである。
上記横枠材(2)…及び(2a)を支持するブラケット
(13)…は、第4図示のように基板(14)から板状の柄
(15)を直角に突設し、該柄(15)の先端に、上記横枠
材(2)の中空本体(10)内に嵌入可能の短円筒状係合
部(16)を設けると共に、該係合部(16)の内周部にビ
スポケット(17)を設けてある。このブラケット(13)
を縦枠材本体(4)…の各左右側面における横枠材取付
位置に、その係合部(16)の円形面を屋根板と平行に向
けた状態で、その基板(14)においてボルト(18)、
(18)、ナット(19)、(19)により固定し、このよう
に固定されたブラケット(13)の係合部(16)に、角部
以外の横枠材(2)…は縦枠材(1)…に直角に向けた
状態で、その中空本体(10)の開口端部を被嵌して支持
させる。
角部における横枠材(2a)は、第4図示のように縦枠
材(1)、(1)に所定傾斜角度で斜めに向けた状態
で、その中空本体(10)の開口端部を同様に被嵌して支
持させる。必要により上記横枠材(2)…及び(2a)か
らビスをブラケットのビスポケット(17)に螺着する。
なお、上記角部の横枠材(2a)の両端は第4図示のよう
に斜めに切断するとよい。
本例のガラス板(3)…は、第2、3図示のように四
周室内側面に横断面扁平コ字状の係止枠(20)…を接着
剤(21)により接着したもので、これらガラス板(3)
の縦がわ係止枠(20)に第2図示のように係止金具(2
2)を係止し、該係止金具(22)を、縦枠材(1)の溝
部(5)にヘッドを係合されたボルト(23)及びナット
(24)により締着し、又ガラス板の横がわ係止枠(20)
に第3図示のように係止金具(25)を係止し、該係止金
具(25)を、横枠材(2)の溝部(11)にヘッドを係合
されたボルト(26)及びナット(27)により締着して、
各ガラス(3)…を前後左右に小間隔をあけて取付け、
各小間隔内にシール材を充填してある。(28)はけらば
部のカバーである。
(考案の効果) 本案の屋根板支持枠によれば、1種類のブラケットを
備えながら縦枠材に対し横枠材を直角に限らず各種傾斜
角度で斜めに支持させることができ、従って屋根の角部
を斜辺に形成するため、複数の矩形枠からなる屋根板支
持枠の角部に台形枠又は三角形枠に変更することが簡単
にできるようになり、経済的にもきわめて有利となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示し、第1図は屋根の一部省略平
面図、第2図は第1図のII-II線拡大一部省略断面図、
第3図は第1図のIII-III線拡大一部省略断面図、第4
図は屋根板支持枠の角部の拡大一部省略平面図である。 1……縦枠材、2、2a……横枠材、10……中空本体、13
……ブラケット、14……基板、15……柄、16……係合
部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の縦枠材を所要左右間隔をあけて平
    行に固定し、これら左右隣り合う縦枠材間に複数本の横
    枠材を所要前後間隔をあけてブラケットにより支持した
    屋根板支持枠において、 上記横枠材の本体が、長手方向に縦通する中空であって
    且長手端面において開口する中空本体に形成され、 上記ブラケットが、上記縦枠材の側面に固定された基板
    から柄を突出し、該柄の先端に円筒形の係合部を有し、
    該円筒形係合部に上記横枠材の中空本体の開口端部を屋
    根板と平行に揺動可能に被嵌支持させた、 屋根板支持枠。
JP1025390U 1990-02-06 1990-02-06 屋根板支持枠 Expired - Lifetime JP2507909Y2 (ja)

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JPH03101720U JPH03101720U (ja) 1991-10-23
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