JPH0752854Y2 - 建材の取付装置 - Google Patents

建材の取付装置

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JPH0752854Y2
JPH0752854Y2 JP1990112378U JP11237890U JPH0752854Y2 JP H0752854 Y2 JPH0752854 Y2 JP H0752854Y2 JP 1990112378 U JP1990112378 U JP 1990112378U JP 11237890 U JP11237890 U JP 11237890U JP H0752854 Y2 JPH0752854 Y2 JP H0752854Y2
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JP
Japan
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edge portion
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JP1990112378U
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JPH0468135U (ja
Inventor
司 喜多山
Original Assignee
株式会社エービーシー商会
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は建材、特にはリップ溝部を有する建材を支持材
に取付けるために好適な建材の取付装置に関するもので
ある。
(従来の技術) リップ溝部を有する建材は、一般に、複数の支持材に取
付ボルトと取付金具とを用いて取付けられる。
第5図に示すものは、建物の屋上に設置する冷却塔、受
水槽、外階段等を美的に隠蔽するために用いられる目隠
しパネルとして使用される場合である。この場合にあっ
ては、リップ溝部を有する建材21は複数整列配置され、
設置物の周囲に枠状に構成された複数の支持材22に、第
6図に示すように、支持材22を貫通させた取付ボルト23
とリップ溝部内に挿入させた取付金具24とを用いて取付
けられる。
このようなリップ溝部を有する建材21を支持材22に取付
ける取付金具24としては従来第7図乃至第9図に示すよ
うな中央部を膨出部25aとした段板状金具25、また、第1
0図に示すような対角の2つの隅端部を切欠部26aとした
平板状金具2が知られている。
(考案が解決しようとする課題) 上記の取付金具のうち、段板状金具25にあっては、第7
図に示すように、段板状金具25の端部25bと建材21の側
面部内面21aとの間には相当量の間隙を生じ、建材21の
位置決めは容易ではなく、また、取付ボルト23を締付け
過ぎると、段板状金具25の膨出部25aが陥没し、変形を
起生するという問題点を有していた。
また、平板状金具26にあっては、平板状であるため表裏
面を誤認し易く、平板状金具26の表裏面を正しく設置す
れば、第10図に示すように、取付ボルト23を締付けるこ
とにより平板状金具26の端辺部26bが建材21の側面部内
面21aに当接し、建材21の取付けは安定となるが、表裏
面を逆に設定すると、平板状金具26の角隅部26cが建材2
1の側面部内面21aに当接し、建材21の取付けは不安定と
なるいう問題点を有していた。
さらに、いずれの取付金具においても、取付金具を支持
材22に仮止めする際建材21を挿入する間隙を保有させる
が、第8図に示すように、この間隙を必要以上に大とす
ると、建材21を支持材22に取付ける際取付ボルトを締付
けるとともに取付金具が回転して締付けにくいし、第9
図に示すように、取付金具が建材21の折曲片部21b間に
位置して建材21を取付得ない恐れもあるという問題点を
有していた。
本考案にかかる問題点に鑑みてなされたものであり、建
材の位置決めを容易とし、取付状態を常に安定とし、取
付作業を効率的とし、しかも、変形を起生し難い建材の
取付装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成するために、板状縁部を有する
建材を支持材に取り付けるための建材取付装置であっ
て、略長方形板状を呈し、短手両対角部を切欠部とし、
長手両側辺部を折曲部とし、中央部にネジ穴を穿設して
なる取付金具と、周辺部を変形可能な折曲状として建材
の板状縁部よりも若干大きな厚みを有し変形したときに
は板状縁部以下の厚みとなる構成の小薄板状で中央部に
貫通穴を穿設してなる取付座金と、螺合部材とを具備
し、支持材に挿通させた螺合部材の先端側に取付座金と
取付金具とを螺合させ、支持材と取付金具との間に建材
の板状縁部を介在させ、螺合部材を堅締することによ
り、取付座金を変形させて取付金具と支持材とにより建
材の板状縁部を挟着するようにした構成の建材の取付装
置を特徴とするものである。
(作用) 取付金具を取付ボルトにより支持杆に仮止めし、支持杆
の表面と取付金具の裏面間に建材の折曲片部を挿入し、
取付ボルトを締付けることにより、建材を支持杆に取付
けることができる。
(実施例) 本考案の一実施例について説明する。
取付金具1は、第1図に示すように、略長方形状とし、
対角の2つの隅角部を円弧状切欠部2とし、長手両側辺
部は折曲し起立させた折曲部3としてある。また、中央
部にはネジ穴4を穿設してある。
なお、取付金具1の端辺部5間の距離(lc)を、第4図
に示すように、建材6のリップ端部両側面部内面7間の
距離(lp)と略同等としてある。
取付座金8は、第2図に示すように、略円形状、周辺部
を折曲状とした金属製薄板であり、ボルトナットの締付
けによってぶれ変形するものとしてある。また中央部に
は貫通穴9を穿設してある。
なお、取付座金8の厚さ(tw)を、第4図に示すよう
に、建材6のリップ溝の折曲片部10の厚さ(tp)より若
干厚くしてある。
取付金具1および取付座金8は以上のような構成であ
り、先ず、第3図に示すように、取付金具1および取付
座金8を取付ボルト11により支持材12に仮止めする。こ
の場合、取付金具は取付座金8に当接するように回転さ
せて取付ければよく取付金具1と支持材12との間の間隙
を調整する必要なしに両者間にはすべて取付座金8の厚
さ(tw)に略相当する所要間隙が維持される。次に、第
4図に示すように、支持材12の表面と取付金具1との所
要間隙内に建材6の折曲片部10を挿入し、取付ボルト11
を締付ければ、締付け時の遊びが取付座金8によって略
一定化され、ガタつきも少なく、安定して建材6を支持
材12に取付けることができる。
本考案の取付金具1は、取付金具1の端辺部5間の距離
(lc)を建材6のリップ溝の両側面部内面7間の距離
(lp)と略同等としてあるから、取付金具1の端辺部5
と建材6の側面部内面7との間にほとんど間隙を起生せ
ず、建材6は容易に位置決めできる。
また、取付金具1は表面を折曲部3の存在する面、裏面
を平坦面としてあるから、外見上作業者が表裏面を誤認
することはなく、取付ボルト11を締付けることにより、
取付金具1は対角隅角部の切欠部が円滑に回動し、該金
具1の端辺部5が建材6の側面部内面7に当接し、建材
6を常に安定に取付け得る。
また、取付金具1は両側辺部を折曲部3としてあるか
ら、剛性は大であり、取付ボルト11を強力に締付けても
変形を起生することはない。
さらに、取付金具1は取付座金8を介して支持材12に仮
止めされ、所要間隙を形成するので、取付ボルト11を締
付ける際に取付金具8がほとんど回転せず、容易に、ま
た、確実に建材6を支持材12に取付けることができる。
(考案の効果) 本考案の本考案の建材の取付装置によれば、本考案は、
支持材に挿通させた螺合部材の先端側に取付座金と取付
金具とを螺合させた構成としてあるから、取付金具と支
持材との間に建材の板状縁部を挿入できる間隙を形成形
成維持しつつ取付金具と支持材とを仮止めすることがで
き、さらに仮止め状態から螺合部材を堅締することによ
り取付座金の周辺部を変形させて取付金具と支持材とに
より建材を挟着することができるから、建材の取付作業
を容易かつ確実に行うことができる。
しかも、取付金具によれば、取付金具自体の締付け安定
性が保たれ、建材の位置決めは容易となり、建材の取付
作業は極めて能率的である。また、建材の取付状態は常
に安定であり、また、取付金具の変形も起生し難いか
ら、建材を長期に亘って安定的に支持杆に支持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の取付金具の一例平面図、(b)
は同・側面図、第2図(a)は本考案の取付座金の一例
平面図、(b)は同・側面図、(c)は同・縦断面図、
第3図は取付金具を支持材に仮止めした状態を示す縦断
面図、第4図は建材を取付金具により支持材に取付けた
状態を示す縦断面図、第5図は建材の取付状態の一例を
示す説明図、第6図は第5図VI−VI線拡大断面図、第7
図〜第9は建材を従来の段板状取付金具により支持材に
取付けた状態を示す縦断面図、第10図は建材を従来の平
板状取付金具により支持材に取付けた状態を示す背面図
である。 1…取付金具、2…切欠部、3…折曲部、4…ネジ穴、
6…建材、7…取付座金、12…支持材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状縁部を有する建材を支持材に取り付け
    るための建材取付装置であって、略長方形板状を呈し、
    短手両対角部を切欠部とし、長手両側辺部を折曲部と
    し、中央部にネジ穴を穿設してなる取付金具と、周辺部
    を変形可能な折曲状として建材の板状縁部よりも若干大
    きな厚みを有し変形したときには板状縁部以下の厚みと
    なる構成の小薄板状で中央部に貫通穴を穿設してなる取
    付座金と、螺合部材とを具備し、 支持材に挿通させた螺合部材の先端側に取付座金と取付
    金具とを螺合させ、支持材と取付金具との間に建材の板
    状縁部を介在させ、螺合部材を堅締することにより、取
    付座金を変形させて取付金具と支持材とにより建材の板
    状縁部を挟着するようにした構成の建材の取付装置。
JP1990112378U 1990-10-26 1990-10-26 建材の取付装置 Expired - Lifetime JPH0752854Y2 (ja)

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JPH0468135U JPH0468135U (ja) 1992-06-17
JPH0752854Y2 true JPH0752854Y2 (ja) 1995-12-06

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JPS5747281Y2 (ja) * 1975-02-17 1982-10-18
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