JP2558291Y2 - 出窓下部の支持構造 - Google Patents
出窓下部の支持構造Info
- Publication number
- JP2558291Y2 JP2558291Y2 JP8664092U JP8664092U JP2558291Y2 JP 2558291 Y2 JP2558291 Y2 JP 2558291Y2 JP 8664092 U JP8664092 U JP 8664092U JP 8664092 U JP8664092 U JP 8664092U JP 2558291 Y2 JP2558291 Y2 JP 2558291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fitting
- support
- lower frame
- frame
- bay window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
- Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、出窓下部を躯体に支持
する構造に関する。
する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】出窓は躯体の取付開口部の周縁に取付け
られるが、躯体より出窓が室外側に張り出すために自重
で垂れ下ることがあり、例えば、実開昭63−1675
86号公報に示すように躯体に支持金具を取付け、その
支持金具で下枠を支持して出窓の垂れ下りを防止してい
る。
られるが、躯体より出窓が室外側に張り出すために自重
で垂れ下ることがあり、例えば、実開昭63−1675
86号公報に示すように躯体に支持金具を取付け、その
支持金具で下枠を支持して出窓の垂れ下りを防止してい
る。
【0003】また、実公平2−10223号公報に示す
ように出窓下部の躯体側に調整ボルトを備えた補助金物
を取付け、その調整ボルトを躯体に当接して締付け、弛
めることで補助金物を上下に移動して下枠を上下に移動
して垂れ下りを調整して水平にできるようにしたものが
知られている。
ように出窓下部の躯体側に調整ボルトを備えた補助金物
を取付け、その調整ボルトを躯体に当接して締付け、弛
めることで補助金物を上下に移動して下枠を上下に移動
して垂れ下りを調整して水平にできるようにしたものが
知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前者の支持構造である
と躯体の精度が悪くて支持金具を正しく取付けできない
場合には下枠と支持金具との間に隙間ができたりして下
枠を支持できないし、垂れ下った下枠を正しく水平に支
持できない。
と躯体の精度が悪くて支持金具を正しく取付けできない
場合には下枠と支持金具との間に隙間ができたりして下
枠を支持できないし、垂れ下った下枠を正しく水平に支
持できない。
【0005】後者の支持構造であると、垂れ下りを調整
して正しく水平に支持できるが、支持金物を上下に移動
するので支持金物自身の躯体取付強度が弱くなって出窓
の支持強度が弱く、幅広な大型出窓を取付ける場合には
出窓の支持強度が不足することがある。
して正しく水平に支持できるが、支持金物を上下に移動
するので支持金物自身の躯体取付強度が弱くなって出窓
の支持強度が弱く、幅広な大型出窓を取付ける場合には
出窓の支持強度が不足することがある。
【0006】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした出窓下部の支持構造を提供することを目的と
する。
ようにした出窓下部の支持構造を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】躯体1の取付開口部5周
縁に出窓10を取付け、この取付開口部5の下部に支持
金具20を室外側に突出して取付け、前記出窓10の下
枠12に連結金具21を取付け、前記支持金具20と連
結金具21の一方に螺合したネジ33を他方に当接して
下枠12を連結金具21とネジ33を介して支持金具2
0で支持した出窓下部の支持構造。
縁に出窓10を取付け、この取付開口部5の下部に支持
金具20を室外側に突出して取付け、前記出窓10の下
枠12に連結金具21を取付け、前記支持金具20と連
結金具21の一方に螺合したネジ33を他方に当接して
下枠12を連結金具21とネジ33を介して支持金具2
0で支持した出窓下部の支持構造。
【0008】
【作 用】下枠12を連結金具21とネジ33で支持
金具20によって支持したので、下枠12の垂れ下りを
防止できるし、そのネジ33を締付け、弛めすることで
下枠12が支持金具20に対して上下に移動するから下
枠12の垂れ下りを調整して下枠12を正しく水平に支
持できるし、支持金具20は躯体1の取付開口部5の下
部に取付けられているし、下枠12の垂れ下りを調整す
る時に移動することがなく、その支持金具20を躯体1
に強固に取付けできて支持金具20によって出窓を強固
に支持できる。
金具20によって支持したので、下枠12の垂れ下りを
防止できるし、そのネジ33を締付け、弛めすることで
下枠12が支持金具20に対して上下に移動するから下
枠12の垂れ下りを調整して下枠12を正しく水平に支
持できるし、支持金具20は躯体1の取付開口部5の下
部に取付けられているし、下枠12の垂れ下りを調整す
る時に移動することがなく、その支持金具20を躯体1
に強固に取付けできて支持金具20によって出窓を強固
に支持できる。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように、躯体1を構成する左
右の縦柱2,2間にかもい3と窓台4が連結されて取付
開口部5を構成し、その窓台4の下面に複数の間柱6が
連結され、その間柱6と窓台4の下面に亘ってL字状の
補強金具7が取付けてある。
右の縦柱2,2間にかもい3と窓台4が連結されて取付
開口部5を構成し、その窓台4の下面に複数の間柱6が
連結され、その間柱6と窓台4の下面に亘ってL字状の
補強金具7が取付けてある。
【0010】出窓10は平面台形状の上枠11と下枠1
2と図示しない取付縦枠より成る出窓用枠体13と、屋
根14と、天板15と、地板16と、下回り縁17と、
前記出窓用枠体13に装着した障子等のパネル部材18
より成り、前記図示しない取付縦枠が左右の縦柱2,2
に連結されて出窓10が躯体1に取付てある。このよう
であるから、出窓10の自重等によって下枠12が垂れ
下ることがある。
2と図示しない取付縦枠より成る出窓用枠体13と、屋
根14と、天板15と、地板16と、下回り縁17と、
前記出窓用枠体13に装着した障子等のパネル部材18
より成り、前記図示しない取付縦枠が左右の縦柱2,2
に連結されて出窓10が躯体1に取付てある。このよう
であるから、出窓10の自重等によって下枠12が垂れ
下ることがある。
【0011】前記窓台4の長手方向中間部に支持金具2
0が固着され、この支持金具20の先端部は下枠12ま
で突出して下枠12に取付けた連結金具21と連結具2
2で連結され、これによって下枠12の垂れ下りを防止
している。
0が固着され、この支持金具20の先端部は下枠12ま
で突出して下枠12に取付けた連結金具21と連結具2
2で連結され、これによって下枠12の垂れ下りを防止
している。
【0012】前記支持金具20は図2に示すように矩形
断面の長尺材となり、その長手方向中間上面20aは水
平面で、長手方向基端上面20bは斜面で透孔23が形
成してあり、長手方向先端上面20cは水平で長手方向
中間上面20aよりも低くなり、かつ多角形の凹部24
と透孔25が形成してある。前記連結金具21は図2に
示すように横板26と両側縦板27,27と両側取付板
28,28でほぼ上向コ字状の本体部29と、この本体
部29の横板26と連続しほぼL字状に折曲した連結板
30より成り、前記連結金具22は支持金具20の凹部
24に回転しないように嵌合したナット31と、本体2
9の横板26の孔32より支持金具20の透孔25を挿
通してナット31に螺合したネジ33より構成してあ
る。
断面の長尺材となり、その長手方向中間上面20aは水
平面で、長手方向基端上面20bは斜面で透孔23が形
成してあり、長手方向先端上面20cは水平で長手方向
中間上面20aよりも低くなり、かつ多角形の凹部24
と透孔25が形成してある。前記連結金具21は図2に
示すように横板26と両側縦板27,27と両側取付板
28,28でほぼ上向コ字状の本体部29と、この本体
部29の横板26と連続しほぼL字状に折曲した連結板
30より成り、前記連結金具22は支持金具20の凹部
24に回転しないように嵌合したナット31と、本体2
9の横板26の孔32より支持金具20の透孔25を挿
通してナット31に螺合したネジ33より構成してあ
る。
【0013】図1に示すように、支持金具20の長手方
向基端下面20dを窓台4の上面4aに接して透孔23
よりビス34を窓台4に螺合して固着して支持金具20
を窓台4に取付ける。連結金具21の連結板29を下枠
12の下面12aにビス35で固着し、その連結金具2
1の取付板28を地板16の下面にビス36で固着して
下枠12と地板16を連結金具21で連結する。連結金
具21の本体部29内に支持金具20の先端部を挿入
し、ネジ33を孔32より透孔25に挿通してナット3
1に螺合して連結金具21と支持金具20の先端部を連
結する。
向基端下面20dを窓台4の上面4aに接して透孔23
よりビス34を窓台4に螺合して固着して支持金具20
を窓台4に取付ける。連結金具21の連結板29を下枠
12の下面12aにビス35で固着し、その連結金具2
1の取付板28を地板16の下面にビス36で固着して
下枠12と地板16を連結金具21で連結する。連結金
具21の本体部29内に支持金具20の先端部を挿入
し、ネジ33を孔32より透孔25に挿通してナット3
1に螺合して連結金具21と支持金具20の先端部を連
結する。
【0014】これによって、下枠12の垂れ下りを支持
金具20で防止できるし、ネジ33を締付け、弛めする
ことで支持金具20に対して下枠12が連結金具21と
ともに上下に移動するから下枠12の垂れ下りを調整し
て水平に支持できる。
金具20で防止できるし、ネジ33を締付け、弛めする
ことで支持金具20に対して下枠12が連結金具21と
ともに上下に移動するから下枠12の垂れ下りを調整し
て水平に支持できる。
【0015】また、支持金具20の長手方向基端上面2
0bは斜面となり、長手方向先端上面20cは低くなっ
ているから、支持金具20の長手方向中間上面20aを
地板16の下面に接して地板16を支持することができ
る。また、窓台4と間柱6に亘って補強金具7が取付け
てあるから、窓台4と間柱6が強固に連結され、その窓
台4に取付けた支持金具20を強固に支持できる。
0bは斜面となり、長手方向先端上面20cは低くなっ
ているから、支持金具20の長手方向中間上面20aを
地板16の下面に接して地板16を支持することができ
る。また、窓台4と間柱6に亘って補強金具7が取付け
てあるから、窓台4と間柱6が強固に連結され、その窓
台4に取付けた支持金具20を強固に支持できる。
【0016】図3に第2実施例を示し、連結金具21を
支持横片40と縦片41と連結横片42でほぼクランク
形状とし、その連結横片42を下枠12の下面12aに
ビス43で固着して連結金具21を下枠12に取付け、
連結金具21の支持横片40を地板16にビス44で固
着して連結金具21と地板16を連結する。そして、支
持金具20のナット31に螺合したネジ33を連結金具
21の支持横片40に当接して下枠12を支持金具20
で支持している。
支持横片40と縦片41と連結横片42でほぼクランク
形状とし、その連結横片42を下枠12の下面12aに
ビス43で固着して連結金具21を下枠12に取付け、
連結金具21の支持横片40を地板16にビス44で固
着して連結金具21と地板16を連結する。そして、支
持金具20のナット31に螺合したネジ33を連結金具
21の支持横片40に当接して下枠12を支持金具20
で支持している。
【0017】このようにすれば、連結金具21とネジ3
3を介して下枠12を支持金具20で支持して下枠12
の垂れ下りを防止できるし、ネジ33を締付け、弛めす
ることで垂れ下りを調整して正しく水平に支持できる。
3を介して下枠12を支持金具20で支持して下枠12
の垂れ下りを防止できるし、ネジ33を締付け、弛めす
ることで垂れ下りを調整して正しく水平に支持できる。
【0018】図4は第3実施例を示し、連結金具21の
支持横片40に孔45を形成し、この孔45の下面周縁
にナット31を固着してあり、地板16の透孔46より
ネジ33をナット31に螺合して孔45より支持金具2
0の長手方向先端上面20cに当接してある。47はキ
ャップある。
支持横片40に孔45を形成し、この孔45の下面周縁
にナット31を固着してあり、地板16の透孔46より
ネジ33をナット31に螺合して孔45より支持金具2
0の長手方向先端上面20cに当接してある。47はキ
ャップある。
【0019】このようにすることで、連結金具21と地
板16とネジ33を介して下枠12を支持金具20で支
持して下枠12の垂れ下りを防止できるし、ネジ33を
締付け、弛めすることで下枠12の垂れ下りを調整して
下枠12を水平に支持できる。また、地板16の上方か
らネジ33を操作できるから、下枠12の垂れ下り調整
がやり易くなる。
板16とネジ33を介して下枠12を支持金具20で支
持して下枠12の垂れ下りを防止できるし、ネジ33を
締付け、弛めすることで下枠12の垂れ下りを調整して
下枠12を水平に支持できる。また、地板16の上方か
らネジ33を操作できるから、下枠12の垂れ下り調整
がやり易くなる。
【0020】
【考案の効果】下枠12を連結金具21とネジ33で支
持金具20によって支持したので、下枠12の垂れ下り
を防止できるし、そのネジ33を締付け、弛めすること
で下枠12が支持金具20に対して上下に移動するから
下枠12の垂れ下りを調整して下枠12を正しく水平に
支持できる。また、支持金具20は躯体1の取付開口部
5の下部に取付けられているし、下枠12の垂れ下りを
調整する時に移動することがなく、その支持金具20を
躯体1に強固に取付けできて支持金具20によって出窓
を強固に支持できる。
持金具20によって支持したので、下枠12の垂れ下り
を防止できるし、そのネジ33を締付け、弛めすること
で下枠12が支持金具20に対して上下に移動するから
下枠12の垂れ下りを調整して下枠12を正しく水平に
支持できる。また、支持金具20は躯体1の取付開口部
5の下部に取付けられているし、下枠12の垂れ下りを
調整する時に移動することがなく、その支持金具20を
躯体1に強固に取付けできて支持金具20によって出窓
を強固に支持できる。
【図1】本考案の第1実施例を示す出窓取付状態の縦断
面図である。
面図である。
【図2】支持金具と連結金具と連結具の分解斜視図であ
る。
る。
【図3】本考案の第2実施例を示す出窓取付状態の縦断
面図である。
面図である。
【図4】本考案の第3実施例を示す出窓取付状態の縦断
面図である。
面図である。
1…躯体、4…窓台、5…取付開口部、10…出窓、1
1…上枠、12…下枠、16…地板、20…支持金具、
21…連結金具、31…ナット、33…ネジ。
1…上枠、12…下枠、16…地板、20…支持金具、
21…連結金具、31…ナット、33…ネジ。
Claims (1)
- 【請求項1】 躯体1の取付開口部5周縁に出窓10を
取付け、この取付開口部5の下部に支持金具20を室外
側に突出して取付け、前記出窓10の下枠12に連結金
具21を取付け、前記支持金具20と連結金具21の一
方に螺合したネジ33を他方に当接して下枠12を連結
金具21とネジ33を介して支持金具20で支持したこ
とを特徴とする出窓下部の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8664092U JP2558291Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 出窓下部の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8664092U JP2558291Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 出窓下部の支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651473U JPH0651473U (ja) | 1994-07-15 |
JP2558291Y2 true JP2558291Y2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=13892626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8664092U Expired - Lifetime JP2558291Y2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 出窓下部の支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558291Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004211395A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Tostem Corp | 出窓 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP8664092U patent/JP2558291Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004211395A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Tostem Corp | 出窓 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0651473U (ja) | 1994-07-15 |
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