JP2575071Y2 - 溝蓋保持用アンカー - Google Patents

溝蓋保持用アンカー

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JP2575071Y2
JP2575071Y2 JP1992049073U JP4907392U JP2575071Y2 JP 2575071 Y2 JP2575071 Y2 JP 2575071Y2 JP 1992049073 U JP1992049073 U JP 1992049073U JP 4907392 U JP4907392 U JP 4907392U JP 2575071 Y2 JP2575071 Y2 JP 2575071Y2
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groove
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Inventor
昭三 小林
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カネソウ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、溝蓋受枠を固定する溝
蓋保持用アンカーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、溝蓋xを保持するた
めの溝蓋受枠50は溝路の両側上縁にその周部にモルタ
ルを打ち込んで施工されるが、この施工過程にあって溝
蓋受枠50はモルタルを打ち込む前に、溝路の両側の最
適高さ位置にあらかじめ位置決め保持する必要がある。
そこで従来は、該溝路の側部位置で基盤yにあらかじめ
立設された差筋52にアンカー53を溶着し、該アンカ
ー53の先端の嵌着部54を溝蓋受枠50のC状保持溝
51に嵌着し、螺子55により押圧固定することにより
該溝蓋受枠50を基盤yに保持するようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
保持手段によると、溝蓋受枠50の高さ位置の設定は、
木片を積み上げる等の手段により所要高さ位置に調節し
て後、差筋52にアンカー53を溶接して施すため、設
定誤差等により高さに狂いを生じることがあった。加え
て、所要高さ位置の調節には、溝蓋受枠50と基盤yと
の間隔が狭いために作業性が悪いという問題もあった。
本考案は、上述の従来構成の問題点に鑑みて、高さ調整
が容易な溝蓋保持用アンカーの提供を目的とするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、溝路の側部位
置で基盤yに立設される差筋に上下摺動可能に外嵌され
るものであって、その側面に差筋と固定するための締付
け螺子を螺装する螺子孔を備えた保持パイプ部と、該保
持パイプ部の上縁から延成されて溝蓋受枠の側部に形成
されるC状支持溝に嵌着する嵌着片部とを備えてなる溝
蓋保持用アンカーである。
【0005】
【作用】あらかじめ溝路の側部位置で基盤yに立設され
た差筋に、アンカーの保持パイプ部を外嵌し、螺子孔に
螺合した締め螺子を緊締し、その先端で差筋を保持パイ
プ内で挟圧して、アンカーを差筋に固着する。このよう
に、差筋とアンカ−とは直接溶着せず、保持パイプ部を
通して締付け螺子によって固定されているため、保持パ
イプ部を差筋に対して昇降させることによりアンカーに
よって支持される溝蓋受枠の高さ位置の調節が自在とな
る。
【0006】
【実施例】図1〜4に基づいて本考案の一実施例を説明
する。1は溝蓋受枠を示し、溝蓋受面3により溝蓋xを
支持する矩形状乗載部2と、該乗載部2の端縁から立上
がり状に連成され、その上縁を縁取端5とする区画部4
とにより断面L形状に構成される。また溝蓋受面3には
溝蓋x緩衝的に支持するクッション材10を装着するた
めの嵌装孔6が形成され、さらにその側部には対向面
8,8に無数の係合突条を備えた固着溝7が形成されて
いる。さらに外側面には長尺方向に沿って外方へ開口す
る固定用のC状保持溝9が形成されている。
【0007】前記溝蓋受枠1の溝蓋受面3には、上述の
ようにクッション材10が被着され、さらはその上部で
区画部4の内側面から、縁取り縁5を覆うほぼL形の養
生カバー14が被着される。
【0008】養生カバー14の縁取り縁5を覆う外端縁
の裏面には両面テープが接合される。そして、両側に配
置される溝蓋受枠1,1の溝蓋受面3,3上にクッショ
ン材10,養生カバー14を介して乗載した幅決め杆1
6に形成した透孔18から、タッピング螺子等からなる
連結螺子23を挿通し、該連結螺子23を養生カバー1
4を穿孔しながら固着溝7に螺合することにより、養生
カバー14が固着されると共に、幅決め杆16と溝蓋受
枠1,1が組み付けられることとなる。
【0009】前記C状保持溝9には本考案に係る溝蓋保
持用アンカー30が装着される。このアンカー30の構
成を図3,4に基づいて詳細に説明する。
【0010】該溝蓋保持用アンカー30は、金属板の曲
げ加工により形成されるものであって、断面コ字状の保
持パイプ部31の上縁に嵌着部32を延成した基本構成
からなる。すなわち前記保持パイプ部31の内側面を上
方に延出し、該延出端をクランク状に二度曲成して、略
三角状に嵌着部32が形成されるものであって、金属板
を所要形状に切り出し、これを夫々屈曲することによ
り、量産性良く製造される。
【0011】前記保持パイプ部31の外側面には螺子孔
34が形成され、該螺子孔34に締め螺子36が螺着さ
れる。また前記嵌着部32にも螺子孔35が形成され
る。この嵌着部32はその高さをC状保持溝9の高さと
略一致させており、前記螺子孔35に螺子37が螺着さ
れる。
【0012】次にかかる溝蓋保持用アンカー30の取付
け手段につき説明する。まずあらかじめ溝路の側部位置
で、基盤yに二本の基部差筋40a,40bを植設して
おき、内側の基部差筋40aに後付差筋41を溶着す
る。そして、該後付差筋41に前記保持パイプ部31を
外嵌し、前記螺子孔34に螺着した締め螺子36を緊締
して、その先端で、アンカー30を後付差筋41に固結
する。その高さ位置は、前記締め螺子36を緩めること
により容易に調整できるから、該アンカー30の高さは
最適に設定することができる。
【0013】そして、あらかじめ所定間隔を保持させて
幅決め杆16で連結しておいた前記溝蓋受枠1のC状保
持溝9を前記嵌着部32に外嵌し、螺子37を螺合緊締
することにより支持する。そしてかかる溝蓋受枠1の高
さを再調整して、最適とした後に、さらにその設定位置
を強固に保持するために、後部の基部差筋40bと、保
持パイプ部31の側面間に後付差筋42を差し渡してそ
の両端を溶接する。これにより、前記溝蓋受枠1の高さ
が確保される。そして、乗載部2の内面と、溝路の内面
とが面一となるように型枠45を当てて、溝蓋受枠1の
周部にモルタルを打込んで、溝蓋受枠1を固結する。
【0014】
【考案の効果】本考案は、上述したように、溝蓋受枠1
の側面に形成されたC状保持溝9にアンカー3の先端に
固定された嵌着片部4を嵌着し、該アンカー30に形成
した保持パイプ部31を差筋40aに外嵌して、高さ調
整可能に固定するようにしたから、蓋受枠1の高さ設定
が極めて容易となり、その取付け施工が簡易となり、作
業性が向上する等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の取り付け状態を示す縦断側
面図である。
【図2】取り付け状態の平面図である。
【図3】アンカー30の斜視図である。
【図4】要部の拡大縦断側面図である。
【図5】従来構成の取り付け状態を示す縦断側面図であ
る。
【符号の説明】
1 溝蓋受枠 3 溝蓋受面 9 C状保持溝 30 アンカー 31 保持パイプ部 32 嵌着部 34 螺子孔 36 締め螺子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 29/12 E04G 9/10 104 E04G 11/00 E04G 21/18 E04F 17/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝路の側部位置で基盤に立設される差筋に
    上下摺動可能に外嵌されるものであって、その側面に差
    筋と固定するための締付け螺子を螺装する螺子孔を備え
    た保持パイプ部と、 該保持パイプ部の上縁から延成されて溝蓋受枠の側部に
    形成されるC状支持溝に嵌着する嵌着片部とを備えてな
    る溝蓋保持用アンカー。
JP1992049073U 1992-06-18 1992-06-18 溝蓋保持用アンカー Expired - Fee Related JP2575071Y2 (ja)

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JPH061447U JPH061447U (ja) 1994-01-11
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