JPH0810635Y2 - 浴室の壁パネル設置構造 - Google Patents

浴室の壁パネル設置構造

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JPH0810635Y2
JPH0810635Y2 JP11697690U JP11697690U JPH0810635Y2 JP H0810635 Y2 JPH0810635 Y2 JP H0810635Y2 JP 11697690 U JP11697690 U JP 11697690U JP 11697690 U JP11697690 U JP 11697690U JP H0810635 Y2 JPH0810635 Y2 JP H0810635Y2
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JP
Japan
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wall panel
frame
bathroom
wall
wall surface
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JP11697690U
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JPH0473171U (ja
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琢洋 谷川
順也 金子
克巳 岩井
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株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は浴室の躯体壁面に沿って壁パネルを立設した
構造に係り、特にこの壁パネルを浴室のエプロン部の上
側に配置した構造に関する。
[従来の技術] この種の構造の従来例として、浴室をそのエプロン部
が浴室壁面に沿うように設置し、この浴室壁面に沿うエ
プロン部の上面に被せるようにして壁受材を配置し、こ
の壁受材の上に壁パネルを載置して立設させた構造があ
る(実公昭51-4917号)。
[課題を解決するための手段] 上記の従来構造においては、壁パネルや壁受材の重量
がまともに浴槽のエプロン部に加えられるため、このエ
プロン部を高強度かつ高剛性のものとする必要があり、
実用性に乏しい。また、エプロン部を浴室壁面に対して
支持させなければ到底壁パネル等の重量を支えきれない
ので、エプロン部を浴室壁面に固定支持させるためのビ
ス止め等の作業が必要となり、作業性も悪い。
[課題を解決するための手段] 本考案の浴室の壁パネル設置構造は、浴室の躯体壁面
に沿ってエプロン部が延在するように浴槽が設置され、
該躯体壁面に沿うエプロン部の上側に壁パネルを設置し
た構造において、設置高さ調節用のアジャスタボルトが
螺着されると共に、上辺部分に壁パネルの支承部材が設
けられたフレームを浴室の壁面に沿って立設させ、該支
承部材の壁パネル載置部上に壁パネルを載置した構造で
あって、該フレームは、前記支承部材の壁パネル載置部
が浴槽エプロン部上面に被さる高さとなるようにアジャ
スタボルトにより高さ調節されており、該フレームは浴
室の躯体壁面に設けられたアンカーボルトによって振れ
止めされていることを特徴とするものである。
[作用] かかる本考案の浴室の壁パネル設置構造においては、
壁パネルの荷重はフレームによって対抗され、浴槽のエ
プロン部には壁パネルの荷重は全く加えられない。この
ため、浴槽のエプロン部に必要とされる強度及び剛性を
著しく低減できる。
また、壁パネルはこのフレームによって支承されてい
るから、壁パネル設置構造としてもきわめて剛性が高
い。さらに、このフレームはアンカーボルトにより浴室
壁面に支持されて振れ止めされているから、壁パネルの
支承構造の安定性もきわめて高い。
加えて、このフレームの高さはアジャスタボルトによ
り自在に調節可能であり、エプロン部の上面高さの異な
る浴槽にもきわめて容易に対応できる。もちろん、フレ
ームの高さ調節を行なうことによってフレームの壁パネ
ル載置部を浴槽エプロン部の上側の正規位置に正確に位
置させることもきわめて容易である。
従って、本考案構造によると、施工作業性も著しく向
上される。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る浴室の壁パネル設置構
造を示す縦断面図(第3図のI-I線に沿う縦断面図)、
第2図はフレームの設置構成を示す分解斜視図、第3図
はフレームの設置状態を示す正面図である。
浴室の躯体壁面10に沿って浴槽12のエプロン部14が延
在するように該浴槽12が設置されている。また、この躯
体壁面10に沿ってフレーム16が立設されている。このフ
レーム16の上辺部分に設けられた支承部材18に壁パネル
20(本実施例ではタイルパネル)が載置されることによ
り立設されている。
このフレーム16は下辺ビーム22の両端から支柱24、26
が立設され、この支柱24、26の上端同志の間に前記支承
部材18が掛け渡された構成のものである。
ビーム22には、上下方向に貫通する貫通孔28が穿設さ
れており、この貫通孔28にアジャスタボルト30が挿通さ
れる。このアジャスタボルト30には座金32を介してナッ
ト34がビーム22を挟むように螺着されており、該ナット
34を回すことによりフレーム16を高さ調節することが可
能である。このアジャスタボルト30の下端には底座36が
固着されており、該底座36が浴室の躯体床面38上に当接
されている。
浴室の躯体壁面10にはアンカーボルト40が設けられて
おり、このアンカーボルトが挿通される長孔42が前記支
柱24、26に設けられている。このアンカーボルト40に対
し、座金44を介してナット46が支柱24、26の前後両側に
締め込まれることにより、フレーム16が躯体壁面10に支
持され、その振れ止めが行なわれる。
前記支承部材18はL形アングル材よりなり、ボルト48
およびナット50により支柱24、26に対し固着されてい
る。このL形アングル材よりなる支承部材18の水平片18
aが壁パネル載置部となっている。
なお、本実施例においては2個のフレーム16が連結プ
レート52を介して連結されている。この連結プレート52
は支柱24、26に対しビス止めされており、またこの連結
プレート52にはアンカーボルト40が挿通される開孔54が
穿設されている。
第1図に示すごとく、このフレーム16は前記水平片18
aよりなる壁パネル載置部が浴槽エプロン部14の上面に
被さった位置をとるようにアジャスタボルト30により高
さ調節されると共に、アンカーボルト40に対するナット
46の締め込み位置を変えることで前後方向の位置調節が
行なわれる。そして、この支承部材18の壁パネル載置部
上に壁パネル20が立設され、必要に応じ壁パネル20の下
端とエプロン部14との間にコーキングを施したり、パッ
キンを介在させる。
このように構成された浴室の壁パネル設置構造にあっ
ては、壁パネル20の荷重はフレーム16によって対抗さ
れ、浴槽12のエプロン部14には壁パネル20の荷重は全く
加えられない。このため、浴槽12とりわけそのエプロン
部14に必要とされる強度及び剛性はきわめて小さなもの
で足りる。
また、壁パネル20はこのフレーム16によって支承され
ているから、壁パネル20の設置構造としても極めて剛性
が高い。さらに、このフレーム16はアンカーボルト40に
より浴室の躯体壁面10に支持されて振れ止めされている
から、壁パネル20の支持構造の安定性もきわめて高い。
加えて、このフレーム16の高さはアジャスタボルト30
により自在に調節可能であり、エプロン部14の設置高さ
が異なる場合にもきわめて容易に対応できる。もちろ
ん、フレーム16の高さ調節を行なうことによって壁パネ
ル載置部(水平片18a)をエプロン部14の上側の正規位
置に正確に位置させることもきわめて容易である。
このように、この実施例構造によると施工作業性も著
しく向上される。
なお、上記実施例においては、2個のフレーム16を連
結プレート52で連結しているが、浴槽の大きさに応じ3
個以上のフレームを連結してもよく、またフレーム16を
単独で用いてもよいことは明らかである。
[考案の効果] 以上の通り、本考案の浴室の壁パネル設置構造は、浴
槽と浴室壁面との間にフレームを立設させ、このフレー
ムをアジャスタボルトで高さ調節自在とすると共にアン
カーボルトにより浴室壁面に支持させるようにし、この
フレーム上に壁パネルを立設するようにしたものであ
る。従って、浴槽とりわけそのエプロン部に要求される
強度や剛性値は極めて低いもので足りる。また、施工の
作業性もきわめて良好である。さらに、壁パネルの支持
構造もきわめて堅固で安定したものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る壁パネル設置構造を示す
縦断面図、第2図はフレームの設置構造を示す斜視図、
第3図は同正面図である。 10……躯体壁面、12……浴槽、14……エプロン部、16…
…フレーム、18……支承部材、20……壁パネル、30……
アジャスタボルト、40……アンカーボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴室の躯体壁面に沿ってエプロン部が延在
    するように浴槽が設置され、該躯体壁面に沿うエプロン
    部の上側に壁パネルを設置した構造において、 設置高さ調節用のアジャスタボルトが螺着されると共
    に、上辺部分に壁パネルの支承部材が設けられたフレー
    ムを浴室の壁面に沿って立設させ、該支承部材の壁パネ
    ル載置部上に壁パネルを載置した構造であって、 該フレームは、前記支承部材の壁パネル載置部が浴槽エ
    プロン部上面に被さる高さとなるようにアジャスタボル
    トにより高さ調節されており、 該フレームは浴室の躯体壁面に設けられたアンカーボル
    トによって振れ止めされていることを特徴とする浴室の
    壁パネル設置構造。
JP11697690U 1990-11-07 1990-11-07 浴室の壁パネル設置構造 Expired - Lifetime JPH0810635Y2 (ja)

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JPH0473171U JPH0473171U (ja) 1992-06-26
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