JPH0341701Y2 - - Google Patents

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JPH0341701Y2
JPH0341701Y2 JP11829287U JP11829287U JPH0341701Y2 JP H0341701 Y2 JPH0341701 Y2 JP H0341701Y2 JP 11829287 U JP11829287 U JP 11829287U JP 11829287 U JP11829287 U JP 11829287U JP H0341701 Y2 JPH0341701 Y2 JP H0341701Y2
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sink
pedestal
locking protrusion
wall
panel
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JP11829287U
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は特に病院内で使用される流し台の改良
に関するものである。
《従来の技術と問題点》 従来の病院用流し台は、後面に壁面取付部を有
する支持フレームと、該支持フレームの上部前方
に突出して取りつけられるシンク受台と、該シン
ク受台の上部に取りつけられるシンク本体と、支
持フレーム下方部前面を着脱自在の前面パネルに
て隠蔽したもので、支持フレームはコンクリート
ボルト等にて壁面と連結され、さらに立設された
支持フレームにシンク受台をネジ止めし、シンク
受台上にシンク本体を下方からネジ止めしてい
た。(例えば、実開昭59−5677号) この為、支持フレームを壁面と連結する際に、
支持フレームの水平状態、垂直状態を保持しなが
らコンクリートボルトにて壁面と連結しなければ
ならず、又、シンク受台を持ち上げた状態を維持
しながら支持フレームと連結し、さらに、シンク
受台の下方にもぐり込んだ姿勢で、シンク受台と
シンク本体を連結しなければならない等、施行作
業に多大な労力と時間を要し、全体として高価と
なるばかりか、流し台の巾寸法に対応して、巾寸
法の異なる支持フレームが数種類必要となり、製
作、在庫、配送等の管理面においても煩雑であつ
た。
《本考案の目的と構成》 本考案は、構造が簡単で、安価に製作でき、組
立て作業も容易で多大な労力を必要とせず、又、
一つの脚柱で、数種類の支持フレームを代用する
事ができ、在庫等の管理面においても容易な流し
台を提供する事を目的とし、その構成の要旨は、
複数本の脚柱と、脚柱の上部前面と連結されるシ
ンク受台と、シンク受台の上部にとりつけられる
シンク本体等からなる流し台において、前記脚柱
は後面上端部に下向き係止突片を、下向き係止突
片の下方に間隔調節部と、壁面連結部と、高さ調
節部を有し、壁面に前記下向き係止突片に対応し
て上向き係止部をもうけたものである。
《実施例》 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、1は脚柱、2は脚柱1……の
前面上部と連結されるシンク受台、3はシンク受
台2の上部に連結されるシンク本体、4は脚柱1
……間の前面下部を隠蔽する前面パネル5,5は
脚柱1,1の側面を隠蔽するサイドパネル、6は
巾木である。
脚柱1は第1図、及び第2図に示す如く、下端
に高さ調節部11がもうけられた前柱12と、前
柱12の上端から後方に向かつて突出し、後端に
下向き係止突片13が形成された上横桟14と、
上横桟の下方で、前柱12から後方に向かつて突
出し、後端に間隔調節部15がもうけられた中横
桟16と、中横桟16の下方で、前柱12の下方
部から後方に向かつて突出し、後端部に壁面連結
部17がとりつけられた下横桟18より構成され
ている。
そして、前柱12の前面上部には、前記シンク
受台2との連結孔121,121が、連結孔12
1,121間の下方に位置して、シンク受台2の
取付状態を調節する水平微調節部7が、前面下部
には前面パネル4の裏面下方部を係止する断面U
字形のパネル下係止部122が前方に突出して形
成され、パネル下係止部122の下方に巾木取付
孔123が形成されている。
水平微調節部7は、前柱12の裏面にプレート
ナツト71をもうけ、該プレートナツト71にボ
ルト72を螺合せしめて、ボルト72の先端面を
シンク受台2に当接せしめる構成となつている。
又、上横桟14、下横桟18の側面にはサイド
パネル5,5の取付孔141,181が形成され
ている。
高さ調節部11は、アジヤスターボルト111
と、アジヤスターボルト111が螺合する螺孔1
12より構成されている。
間隔調節部15は、アジヤスターボルト111
を横方向に使用した間隔調節ボルト151と、間
隔調節ボルト151が螺合する螺孔152より構
成されている。
壁面連結部17は、水平片171と垂直片17
2より略L字形で水平片171には前後方向に長
孔173が、垂直片172に左右方向に長孔17
4が形成され、下横桟18の上面後端部にボルト
とナツトにて連結されている。
170は壁面の所定個所にとりつけられたコン
クリートボルトである。
シンク受台2は、前後枠21,22、左右枠2
3,23、中枠24,24より構成され、前枠2
1はシンク載置部211と、シンク連結部212
を有し、シンク連結部212の所定個所にシンク
連結孔213……が形成され、シンク連結孔21
3……に対応して前枠21の下片214に連結作
業用孔215が形成されている。
左右枠23,23は前枠21の左右端部に前端
部が固着され、後部に向かつて高さ寸法を大とな
し、上部に、前枠21と同様、シンク載置部23
1とシンク連結部232を有し、シンク連結部2
32の所定個所にシンク連結孔233……が形成
され、シンク連結孔233……に対応して左右枠
23,23の下端面に連結作業用孔(図示せず)
が形成されている。
後枠22は下端が後方に逆L字形に折り曲げら
れて下方に突出するパネル取付部221と、左右
端部、及び中枠24,24の後方位置に脚柱連結
部8……を有している。
脚柱連結部8には前記脚柱1の前柱12に形成
された連結孔121,121に対応して連結用螺
孔81,81が形成されている。
又、パネル取付部221の下端部前面には、前
面パネル4の上端部を係止するパネル上係止部2
22がもうけられている。
中枠24,24は、平面視略コ字形で、前後左
右枠21,22,23,23より形成された枠組
の中央内部に後端部を後枠22に、前端部を前枠
21に固着してとりつけられており、上端に、前
枠21、左右枠23,23同様シンク載置部24
1,241がもうけられている。
シンク本体3は前記中枠24,24間に位置す
る貯水部31を有するシンクトツプ32と、シン
クトツプ32の後部に上方に向かつて連設された
バツクガード33よりなり、シンクトツプ32の
前端、及び左右端部は下方にL字形に折り曲げら
れ、前記シンク受台2のシンク載置部211,2
31,241、及びシンク連結部212,232
上に当接して、シンク連結孔213,233に対
応してもうけられたシンク連結用螺孔321……
を有するシンク嵌合縁322が形成されている。
バツクガード33は、前面の側水部31に対応
する個所に給湯水管取出孔(図示せず)が、貯水
部31には排湯水管取出孔(図示せず)がもうけ
られている。
前面パネル4は、同形をなす左右前面パネル4
1,41と左右に対称形をなす中央左右パネル4
2,43よりなり、左右前面パネル41の上端
に、内方L字形に折り曲げられた前記シンク受台
2のパネル上係止部222に係止するパネル上係
止突片411と、下方部内面に前記脚柱1のパネ
ル下係止部122に係止するパネル下係止突片4
12……が形成されている。
中央左右パネル42,43も左右前面パネル4
1,41同様、パネル上下係止突片421,43
1,422,432を有し、対向する側端面上部
に排水トラツプの横引き部分の挿通孔となる半円
形の切り欠き423,433が形成されている。
サイドパネル5は、左右端部に位置する脚柱
1,1の外面に取りつけられて側面を隠蔽する板
状をなし、内面に脚柱1の上下横桟14,18に
形成された取付孔141,181に対応して取付
螺孔51,52が形成されている。
巾木6は平面視略L字形で、隠蔽部61、接床
部62より断面略L字形をなし、隠蔽部61の前
面側上部に前記脚柱1の巾木取付孔123に対応
して、複数個の巾木取付長孔63……が形成され
ている。
上記の如く構成された各部材は、次の順序によ
つて組み立てられ本考案の流し台を構成する。
まずシンク受台2を床面上にねかせた状態で、
その後面の脚柱連結部8……に、脚柱1……の連
結孔121……と、連結用螺孔81を一致せしめ
てボルトにてシンク受台2と脚柱1……を連結す
る。
次にシンク本体3をシンク受台2と、ボルトに
て連結する。
そして、シンク本体3、シンク受台2、脚柱1
……が相互に連結された状態で脚柱1……が垂直
になる様持ち上げ、壁面所定個所にあらかじめ設
けられた上向き係止部10……に、上方から脚柱
1の下向き係止突片13を係止せしめて壁面に仮
に立設する。
次に脚柱1の間隔調節ボルト151……、アジ
ヤスターボルト111を回動して、脚柱1間の水
平状態、及び垂直状態を調節した後、壁面連結部
17をコンクリートボルト170が位置する下横
桟18の後部上面にネジ止めし、次に壁面と垂直
片172間にライナーを介在せしめてコンクリー
トボルト170と、脚柱1を連結し、脚柱1を壁
面に固定する。
この時、巾木6は、接床部62上に位置する
様、床面上の所定個所に置かれており、脚柱1が
固定された後、脚柱1の前面とボルトナツトにて
連結される。
次に脚柱1とシンク受台2を連結しているボル
トと、脚柱1に設けられた水平微調節部7のボル
ト72にて、シンク本体3、及びシンク受台の水
平状態を調節した後、脚柱1……と、シンク受台
2を連結固定する。
次に左右端部の脚柱1,1の外面にサイドパネ
ル5,5をネジ止めし、所定個所に給排水の配管
等を行う。
次に、中央左右パネル42,43のパネル上係
止突片421,431をシンク受台2のパネル上
係止部222……に、パネル下係止突片422,
432を、脚柱1……のパネル下係止部122…
…に係止せしめ、さらに左右前面パネル41,4
1を同様にとりつけて配管状態を隠蔽せしめる。
《効果》 本考案は以上の如く、脚柱をそれぞれ単独にシ
ンク受台と連結する様にしているので、脚柱の数
を増減する事によつて、数々の巾寸法に対応する
事ができ、製作、在庫、配送々の管理が非常に容
易となる。
又、脚柱を一本づつシンク受台と連結する構成
であるから、シンク受台を床面上においた状態で
連結でき、又、一本の脚柱は従来の支持フレーム
に比して非常に軽量であるから、連結作業も非常
に容易となり、さらに、所定数の脚柱をシンク受
台にとりつけた状態であつても、従来に比して軽
量であり、又、脚柱に下向き係止突片を壁面に上
向き係止部をもうけているので、壁面と脚柱の仮
連結が容易であるから、シンク本体とシンク受台
を連結した状態でも、壁面に対する取りつけが簡
単で、従来の様に壁面に取りつけたシンク受台の
下方にもぐり込んでシンク本体を連結する必要が
ないので、連結作業が従来に比して格段に容易
で、労力もさほど必要としない。
又、脚柱に間隔調節部、高さ調節部、及び壁面
連結部を形成しているので、脚柱を壁面に仮連結
した状態で脚柱の水平状態(すなわち、シンク本
体の水平状態)、垂直状態(壁面に対する傾き)
を簡単に調節する事ができ、又、その状態での壁
面との固定も容易である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例の一つを示し、第1図は本
考案の要部分解斜視図、第2図は本考案の要部縦
断面図、第3図は第2図のA部拡大図、第4図は
第2図のB部拡大図、第5図は第2図のC部拡大
図である。 1……脚柱、10……上向き係止部、13……
下向き係止突片、15……間隔調節部、17……
壁面連結部、2……シンク受台、3……シンク本
体、4……前面パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数本の脚柱と、該脚柱の上部前面と着脱自在
    に連結され、脚柱の上部前方に突出するシンク受
    台と、該シンク受台の上部に取りつけられるシン
    ク本体と、脚柱間の下方部前面を隠蔽する着脱自
    在な前面パネルよりなる病院用流し台において、
    前記脚柱は、後面上端部に下向き係止突片を、下
    向き係止突片の下方に間隔調節部と、壁面連結部
    と、高さ調節部を有し、壁面に、前記脚柱の下向
    き係止突片に対応して上向き係止部を設けた事を
    特徴とする病院用流し台。
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