JP2639210B2 - 天板付家具 - Google Patents

天板付家具

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JP2639210B2
JP2639210B2 JP2296550A JP29655090A JP2639210B2 JP 2639210 B2 JP2639210 B2 JP 2639210B2 JP 2296550 A JP2296550 A JP 2296550A JP 29655090 A JP29655090 A JP 29655090A JP 2639210 B2 JP2639210 B2 JP 2639210B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カウンタや事務机等として好適に使用し得
る天板付家具に関するものである。
[従来の技術] 従来、カウンタ等の天板付家具は、脚体や側板等に天
板を組み合わせてなるモノコック構造をなしており、こ
のような固有の形状をなす単位ユニットを複数組連接し
て全体として直線上の配置形態を構成したり、湾曲した
配置形態を採るようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものでは、種々の配列形
態を可能にしようとすると、脚体や天板を一体化してな
る単位ユニットを多数種類用意しておかなければならな
い。そのため、部品の種類が膨大なものになり、生産性
を向上させるのが困難になる。しかも、各単位ユニット
は、変更できない固有の形状をなしているため、使用者
側において配列の態様を変更しなければならない事情が
生じたような場合でも、その要望に対処するのが難し
く、天板と脚体が一体化された単位ユニットを新たに購
入しなおさないと、所望の配置形態を実現することがで
きないことが多い。
本発明は、このような不具合を有効に抑制することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本願の発明は、以上のような目的を達成するために、
次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る天板付家具は、脚構造体上に
複数枚の天板を載架してなるものであって、脚構造体
は、凸形円筒面を有してなる脚要素と、両端に凹形円筒
面を有してなりその凹形円筒面を前記脚要素の凸形円筒
面に水平旋回可能に摺接させて両脚要素間に架設した横
架フレームと、横架フレームの凹形円筒面を所望の水平
旋回位置において脚要素の凸形円筒面に緊締結合する緊
締手段とを具備してなるものであり、各天板は、直接ま
たは湾曲した形状をなすもので、端部を相互に当接また
は近接させて複数枚配列させてあり、脚構造体の脚要素
により各天板の所定位置を支持しており、パネル状をな
す端部の脚要素が、下端に高さ調整用のアジャスタを有
した側板と、この側板の所定高さ位置に水平に設けた天
板支持用のブラケットと、このブラケットの下方に固設
した半円筒体状の突起とを具備してなるものであり、該
突起の外周を凸形円筒面としていることを特徴とする。
脚要素は、天板を支持し得るものでありさえすればよ
いが、好適な一例としては、中間部の脚要素をポール状
のものにすることが挙げられる。
また、本願の請求項3に係る発明の天板付家具は、中
間の脚要素の具体的な態様を含むものであり、脚構造体
上に複数枚の天板を載架してなるものであって、脚構造
体は、凸形円筒面を有してなる脚要素と、両端に凹形円
筒面を有してなりその凹形円筒面を前記脚要素の凸形円
筒面に水平旋回可能に摺接させて両脚要素間に架設した
横架フレームと、横架フレームの凹形円筒面を所望の水
平旋回位置において脚要素の凸形円筒面に緊締結合する
緊締手段とを具備してなるものであり、各天板は、直線
または湾曲した形状をなすもので、端部を相互に当接ま
たは近接させて複数枚配列されてあり、脚構造体の脚要
素により各天板の所定位置を支持しており、中間の脚要
素が、下端に高さ調整用のアジャスタを有した円筒パイ
プと、この円筒パイプの上端に水平に設けた天板支持用
のブラケットとを具備してなるものであり、前記円筒パ
イプの外周を凸形円筒面としていることを特徴とする。
さらに、脚構造体を軽量で剛性の高いものにする構成
である本願の請求項4に係る発明の天板付家具は、脚構
造体上に複数枚の天板を載架してなるものであって、脚
構造体は、凸形円筒面を有してなる脚要素と、両端に凹
形円筒面を有してなりその凹形円筒面を前記脚要素の凸
形円筒面に水平旋回可能に摺接させて両脚要素間に架設
した横架フレームと、横架フレームの凹形円筒面を所望
の水平旋回位置において脚要素の凸形円筒面に緊締結合
する緊締手段とを具備してなるものであり、各天板は、
直線または湾曲した形状をなすもので、端部を相互に当
接または近接させて複数枚配列させてあり、脚構造体の
脚要素により各天板の所定位置を支持しており、横架フ
レームが、パイプ部材をロの字形に接合してなるフレー
ム本体と、このフレーム本体の両端に設けた連結板とを
具備してなるものであり、前記連結板を鉛直軸心まわり
に湾曲する部分円筒状のものにして、その内周に凹形円
筒面を形成していることを特徴とする。
脚要素間の寸法を微妙に調整できるようにしたい場合
には、フレーム本体の上縁両端部および下縁両端部に水
平方向に固定位置を調整可能なブラケットを設け、これ
ら各ブラケットの先端に連結板をそれぞれ固設しておく
のがよい。
緊締手段の具体的態様としては、凸形円筒面から突設
したボルトと、連結板に穿設された水平方向に細長い長
孔と、この長孔に貫通させたボルトの貫通端に螺着した
ナットとを具備してなるものを挙げることができる。
天板は、長方形のものであってもよいし、扇形のもの
であってもよい。
[作用] このような構成のものであれば、複数の脚要素が横架
フレームにより連結されて脚構造体を構成することにな
るが、緊締手段により固定する前の段階においては、脚
要素と横架フレームの接合部分は水平方向に摺動回可能
である。そのため、各横架フレーム同士の相対的な角度
は一定の範囲内で自在に調整することができる。したが
って、横架フレームの水平旋回位置を天板の形状に合致
するように調節した上で、各横架フレームと脚要素とを
締結手段により接合し、その上に天板を載架することに
よって、所望の配列形態の天板付家具を完成させること
ができる。
しかして、このようなものであれば、直線的な配列形
態を有するもの、湾曲した配列形態をなすもの、その湾
曲度合いが種々異なるもの、あるいはそれらを適宜組み
合わせたものなどの間で、前記脚要素と、横架フレーム
を共通に使用することができる。そのため、固有の形状
を有する単位ユニットを組み合わせて配列させる従来の
ものに比べて、はるかに少ない種類の部品により、多く
の種類の配列形態に対応することができ、生産性を無理
なく大幅に向上させることができる。しかも、使用中に
全体の湾曲度合いを変更する必要が生じたような場合で
も、その脚構造体は、そのまま用いることができ、天板
を新たに購入するか、すでに購入してある他の天板と交
換することによって、その配列態様の変更に対処するこ
とができる。
また、請求項1に係る発明によれば、端部の脚要素
が、アジャスタとブラケットとを具備しているので、天
板の高さ調整が容易になる。このため、組立工数を短縮
することが可能になる。同様に、請求項3に係る発明に
よれば、中間の脚要素がアジャスタとブラケットとを具
備しているので、天板の上面を水平に調整することが容
易になり、複数枚の天板を載架しているにもかかわら
ず、天板上面を面一にすることができる。さらに、請求
項4に係る発明によれば、脚構造体を構成する横架フレ
ームを、パイプ部材をロの形に接合して形成するフレー
ム本体と、このフレーム本体の両端に設けた連結板とを
具備してなる構成にすることにより、軽量で剛性を高く
することが可能になる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明す
る。
この天板付家具は、第1図〜第7図に示すように、カ
ウンタとして使用されるもので、脚構造体1上に複数枚
の湾曲形状をなす天板2を載架してなる。
脚構造体1は、第1図及び第2図に示すように、天板
2の所定位置を支持し得る位置に配設され外周に凸形円
筒面11a、12aを有してなる脚要素11、12と、両端に凹形
円筒面13aを有してなりその凹形円筒面13aを前記脚要素
11、12の凸形円筒面11a、12aに水平旋回可能に摺接させ
て両脚要素11、12間に架設した横架フレーム13と、横架
フレーム13の凹形円筒面13aを所望の水平旋回位置にお
いて脚要素11,12の凸形円筒面11a,12aに締結結合する締
結手段14とを具備してなる。
脚要素11は、第2図に示すように、両端に配置された
パネル状のもので、下端に高さ調整用のアジャスタ11b
を有した側板11cと、この側板11cの所定高さ位置に水平
に設けた天板支持用のブラケット11dと、このブラケッ
ト11dの下方に固設した対をなす半円筒体状の突起11eと
を具備してなり、前記突起11eの外周を凸形円筒面11aと
している。ブラケット11dには上下に貫通するボルト挿
通孔11gが設けてあり、このブラケット11d上に載置され
る天板2の端部に埋設したインサートナット(図示せ
ず)に、このブラケット11dの下側からボルト11hを螺着
することによって、その天板2の端部を脚要素11に固定
している。
脚要素12は、第2図〜第5図に示すように、中間に配
設されたポール状のもので、下端に高さ調整用のアジャ
スタ12bを有した円筒パイプ12cと、この円筒パイプ12c
上の上端に水平に設けた天板支持用のブラケット12dと
を具備してなり、前記円筒パイプ12の外周を凸形円筒面
12aとしている。ブラケット12dにはボルト挿通孔12gが
設けてあり、このブラケット12d上に載置した天板2の
接合部分および中間部分に埋設したインサートナット
(図示せず)に、このブラケット12dの下側からボルト1
2hを螺着することによって、天板2を脚要素12に固定し
ている。
横架フレーム13は、第2図〜第5図に示すように、パ
イプ部材をロの字形に接合してなるフレーム本体13b
と、このフレーム本体13bの両端に設けた連結板13cとを
具備してなるものであり、前記連結板13cを鉛直軸心ま
わりに湾曲する部分円筒状のものにして、その内周に凹
形円筒面13aを形成している。具体的には、フレーム本
体13bの上縁両端部および下縁両端部に水平方向に固定
位置を調整可能なブラケット13dを設け、これら各ブラ
ケット13dの先端に連結板13cをそれぞれ溶接により固設
している。ブラケット13dは、フレーム本体13bに外嵌さ
れるチャンネル状のもので、左右方向に伸びるボルト挿
通用の長孔13eを有しており、この長孔13eに挿入したボ
ルト13fをフレーム本体13bに螺着することによって、前
記各連結板13cをブラケット13dを介してフレーム本体13
bに固定している。
締結手段14は、第3図及び第4図に示すように、凸形
円筒面11a、12aから突設したボルト14a、14bと、連結板
13cに穿設された水平方向に細長い長孔14cと、この長孔
14cに貫通させたボルト14a、14bの貫通端に螺着したナ
ット14dとを具備してなる。なお、前記ナット14dと前記
連結板13cとの間には、該ナット14dの緊締力を均一に連
結板13cに作用させるためのスペーサ14eが介在させてあ
る。しかして、この実施例においては、天板2の湾曲形
状に合致することになるように、各横架フレーム13の脚
要素11、12に対する水平旋回位置を設定した上で、それ
ら各横架フレーム13の連結板13cを脚要素11、12に締結
結合している。
各天板2は、第1図に示すように、湾曲した形状、す
なわち、扇状をなすもので、端部2aを相互に当接させて
複数枚配列させてある。天板2は、例えば、第4図及び
第5図に示すように、メラミン積層板21の下面における
前後両縁部分に左右方向に伸びる補強桟22を固設してな
るもので、各補強桟の端部近傍には、下面に開口する凹
陥部23が形成してあり、その凹陥部23内をボルト挿通孔
24を介して補強桟22の端面に開口させている。そして、
第3図に示すように、隣設する天板2の端面2a同士を当
接させ、そのボルト挿通孔24に挿通させたボルト25の端
部を各天板2の凹陥部23内に突出させ、その端部にナッ
ト26をそれぞれ定着して両天板2同士を緊締結合してい
る。
このような構成のものであれば、複数の脚要素11、12
が横架フレーム13により連結されて脚構造体1を構成す
ることになるが、締結手段14により固定する前の段階に
おいては、脚要素11、12と横架フレーム14の接合部分は
水平方向に摺回動可能である。そのため、各横架フレー
ム14同士の相対的な角度は一定の範囲内で自在に調整す
ることができる。したがって、横架フレーム14の水平旋
回位置を天板2の形状に合致するように調節した上で、
各横架フレーム13と脚要素11、12とを締結手段14により
接合し、その上に天板2を載架することによって、第6
図及び第7図に示すような所望の配列形態の天板付家具
を完成させることができるものである。
しかして、このような構造のものであれば、以上説明
した湾曲配置形態のものだけでなく、例えば、第8図に
示すような直線的な配列形態を有する天板付家具p、第
9図(a)、(b)、(c)に示すように湾曲度合いが
種々異なる天板付家具q、r、sあるいは、第10図に示
すように、湾曲配列部分と直線配列部分を組み合わせた
天板付家具tなどの間で、前記脚要素11、12と、横架フ
レーム13を共通に使用することができる。そのため、固
有の形状を有する単位ユニットを組み合わせて配列させ
る従来のものに比べて、はるかに少ない種類の部品によ
り、多くの種類の配列形態に対応することができ、生産
性を無理なく大幅に向上させることができる。しかも、
使用中に全体の湾曲度合いを変更する必要が生じたよう
な場合でも、その脚構造体は、そのまま用いることがで
き、天板102、202、302、402、502、602を新たに購入す
るか、すでに購入してある他の天板102、202、302、40
2、502、602と交換することによって、その配列態様の
変更に対処することができる。
なお、以上説明した実施例では、脚構造体1の前後
に、フロントパネル2、巾木4、および、インナーパネ
ル5を装着しているが、本発明は、必ずしもこのような
部品を備えたものに限定されないのは勿論である。ちな
みに、前記フロントパネル3は、第1図に示すように、
天板2の形状に対応させて湾曲させたもので、第5図に
示すように、左右両端部3aを係合爪32を有したブラケッ
ト31を介して脚要素11、12に着脱可能に掛止されてい
る。すなわち、前記脚要素11、12のフロントパネル3側
には、第2図及び第5図に示すように、起立平面壁11
i、12iが設けてあり、この起立平面壁11i12iに穿設した
フック孔11j、12jに前記ブラケット31を掛止させるよう
にしている。巾木4は、帯板を弾性変形させて湾曲させ
たもので、第4図及び第5図に示すように、その左右両
端部4aをブラケット41を介して脚要素11、12の下端部に
ビス止めしている。インナーパネル5は、平板状のもの
で、第5図に示すように、ブラケット51を介して横架フ
レーム13に支持されている。ブラケット51は、横架フレ
ーム13にビス止めされたもので、その先端にインナーパ
ネル5の横桟部52を着脱可能に掛止させている。ブラケ
ット51上には配線用ダクト53が架設してある。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、直線的な配
列形態を有するもの、湾曲した配列形態をなすもの、そ
の湾曲度合いが種々異なるもの、あるいは、それらを組
み合わせたものなどの間で、少なくとも脚要素と、横架
フレームを共通に使用することが可能となる。そのた
め、固有の形状を有する単位ユニットを組み合わせて配
列させる従来のものに比べて、はるかに少ない種類の部
品により、多くの種類の配列形態に対応することがで
き、生産性を無理なく大幅に向上させることができる。
しかも、使用中に全体の配列形態を変更する必要が生
じたような場合でも、前記脚要素と横架フレームからな
る脚構造体は、そのまま用いることができ、天板を新た
に購入するか、すでに購入してある他の天板と交換する
ことによって、その配列態様の変更に対処することがで
きる。したがって、使用者側においても、配置換えや模
様換え等を迅速かつ経済的に行うことができるという効
果が得られる。
加えて、端部の脚要素、及び中間の脚要素を、アジャ
スタを具備する構成にすることにより、複数枚の天板を
載架する構成でありながら、天板の高さ調整を容易にす
ることができ、組立工数を短縮することができる。ま
た、横架フレームを、パイプ部材をロの形に接合して形
成するフレーム本体と、このフレーム本体の両端に設け
た連結板とを具備してなる構成にすることにより、軽量
で剛性を高くすることができ、配置換えや模様換え等の
際の作業を容易にするとともに、強度の高い家具を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は要
部を模式的に示す部分平断面図、第2図は脚構造体を分
解して示す斜視図、第3図は第1図におけるA部を詳細
に示す平断面図、第4図は第3図におけるIV−IV線に対
応する一部省略した断面図、第5図は第3図におけるV
−V線に対応する断面図、第6図は全体を示す正面図、
第7図は同平面図である。第8図〜第10図はそれぞれ本
発明の他の実施例を示す概略平面図である。 1……脚構造体、2……天板 2a……端部、11……脚要素 11a……凸形円筒面 11b……高さ調整用のアジャスタ 11c……側板 11d……天板支持用のブラケット 11e……突起、12……脚要素 12a……凸形円筒面 12b……高さ調整用のアジャスタ 12c……円筒パイプ 12d……天板支持用のブラケット 13……横架フレーム、13a……凹形円筒面 13b……フレーム本体 13e……連結板、13d……ブラケット 14……緊締手段 14a、14b……ボルト 14c……長孔、14d……ナット 102、202、302、402、502、602……天板

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚構造体上に複数枚の天板を載架してなる
    天板付家具であって、 脚構造体は、凸形円筒面を有してなる脚要素と、両端に
    凹形円筒面を有してなりその凹形円筒面を前記脚要素の
    凸形円筒面に水平旋回可能に摺接させて両脚要素間に架
    設した横架フレームと、横架フレームの凹形円筒面を所
    望の水平旋回位置において脚要素の凸形円筒面に緊締結
    合する緊締手段とを具備してなるものであり、 各天板は、直線または湾曲した形状をなすもので、端部
    を相互に当接または近接させて複数枚配列させてあり、 脚構造体の脚要素により各天板の所定位置を支持してお
    り、 パネル状をなす端部の脚要素が、下端に高さ調整用のア
    ジャスタを有した側板と、この側板の所定高さ位置に水
    平に設けた天板支持用のブラケットと、このブラケット
    の下方に固設した半円筒体状の突起とを具備してなるも
    のであり、該突起の外周を凸形円筒面としていることを
    特徴とする天板付家具。
  2. 【請求項2】中間の脚要素がポール状のものであること
    を特徴とする請求項1記載の天板付家具。
  3. 【請求項3】脚構造体上に複数枚の天板を載架してなる
    天板付家具であって、 脚構造体は、凸形円筒面を有してなる脚要素と、両端に
    凹形円筒面を有してなりその凹形円筒面を前記脚要素の
    凸形円筒面に水平旋回可能に摺接させて両脚要素間に架
    設した横架フレームと、横架フレームの凹形円筒面を所
    望の水平旋回位置において脚要素の凸形円筒面に緊締結
    合する緊締手段とを具備してなるものであり、 各天板は、直線または湾曲した形状をなすもので、端部
    を相互に当接または近接させて複数枚配列させてあり、 脚構造体の脚要素により各天板の所定位置を支持してお
    り、 中間の脚要素が、下端に高さ調整用のアジャスタを有し
    た円筒パイプと、この円筒パイプの上端に水平に設けた
    天板支持用のブラケットとを具備してなるものであり、
    前記円筒パイプの外周を凸形円筒面としていることを特
    徴とする天板付家具。
  4. 【請求項4】脚構造体上に複数枚の天板を載架してなる
    天板付家具であって、 脚構造体は、凸形円筒面を有してなる脚要素と、両端に
    凹形円筒面を有してなりその凹形円筒面を前記脚要素の
    凸形円筒面に水平旋回可能に摺接させて両脚要素間に架
    設した横架フレームと、横架フレームの凹形円筒面を所
    望の水平旋回位置において脚要素の凸形円筒面に緊締結
    合する緊締手段とを具備してなるものであり、 各天板は、直線または湾曲した形状をなすもので、端部
    を相互に当接または近接させて複数枚配列させてあり、 脚構造体の脚要素により各天板の所定位置を支持してお
    り、 横架フレームが、パイプ部材をロの字形に接合してなる
    フレーム本体と、このフレーム本体の両端に設けた連結
    板とを具備してなるものであり、前記連結板を鉛直軸心
    まわりに湾曲する部分円筒状のものにして、その内周に
    凹形円筒面を形成していることを特徴とする天板付家
    具。
  5. 【請求項5】フレーム本体の上縁両端部および下縁両端
    部に水平方向に固定位置を調整可能なブラケットを設
    け、これら各ブラケットの先端に連結板をそれぞれ固設
    していることを特徴とする請求項4記載の天板付家具。
  6. 【請求項6】緊締手段が、凸形円筒面から突設したボル
    トと、連結板に穿設された水平方向に細長い長孔と、こ
    の長孔に貫通させたボルトの貫通端に螺着したナットと
    を具備してなることを特徴とする請求項4記載の天板付
    家具。
  7. 【請求項7】天板が、長方形のものであることを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載の天板付家具。
  8. 【請求項8】天板が、扇形のものであることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4又は5記載の天板付家具。
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