JP3215275U - ユニット家具 - Google Patents

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小島 勝利
勝利 小島
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Abstract

【課題】天板を容易な作業で、高精度に且つ高強度に固定できるユニット家具を提供する。【解決手段】ユニット家具において、四角形に形成され左右の辺部33のそれぞれの下面に被締結孔37を有する天板13と、天板13の左右の辺部33における何れかの被締結孔に一致する貫通孔を脚上端面に有し貫通孔に通した締結具43が被締結孔に螺合されて天板13の左右の辺部33の何れかに固定される脚部15と、引き出し45を多段に備えて自立し、天板13の左右の辺部33における双方の被締結孔に一致する共用貫通孔35が、袖部上端面47に左右対称に2組設けられ、この共用貫通孔35の1組に通した締結具が被締結孔に螺合されて天板13の左右の辺部33の何れに対しても固定可能となり、且つ袖部上端面47に固定された天板13の辺部33からはみ出した他方の1組の共用貫通孔35には他の天板13が連結可能となる袖部17と、を設けた。【選択図】 図8

Description

本考案は、ユニット家具に関する。
机を横に並べて設置する場合、同じ机であったとしても、その境目で段差が生じたり、隙間が生じたりすることがある。このような不具合を解消するものとして、特許文献1に開示されるユニットデスクが提案されている。このユニットデスクは、四隅部の下方に脚体が突出して設けられた矩形の基準支持枠体と、二隅部の下方に拡張脚体が突出して設けられた矩形の拡張支持枠体と、を具備する。直線方向又は直角方向に配置された基準支持枠体及び拡張支持枠体の上面には、これら枠体を連結するように、少なくとも二枚の天板が、固定具を介して着脱自在に設けられる。天板が設けられた状態で、拡張脚体は、その上方の天板の外端部側に位置する。
このユニットデスクは、直線方向又は直角方向への拡張時或いはレイアウト変更時において、天板を分離した状態の基準支持枠体及び拡張支持枠体を、床面上に配置した状態で、天板と各支持枠体の相互間を固定具により連結する。
従って、このユニットデスクによれば、天板の継目間に支持枠が位置することで、ズレや隙間が防止でき、天板を組み合わせることで、天板全長などの広さを変えられるデスクを組み立てることができる。
特開2007−21104号公報
しかしながら、二隅部に拡張脚体が突出する拡張支持枠体は、自立しない。このため、基準支持枠体との連結時には、拡張支持枠体がぐらつき、作業しにくい。また、自立しない拡張支持枠体を固定具のみにより連結するため、安定せず、十分な頑丈さが得にくい。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、天板を容易な作業で、高精度に且つ高強度に固定できるユニット家具を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本考案の請求項1記載のユニット家具は、四角形に形成され左右の辺部33のそれぞれの下面に被締結孔37を有する天板13と、
前記天板13の左右の辺部33における何れか一方の前記被締結孔37に一致する貫通孔39を脚上端面41に有し前記貫通孔39に通した締結具43が前記被締結孔37に螺合されて前記天板13の左右の辺部33の何れか一方に固定される脚部15と、
引き出し45を多段に備えて自立し、前記天板13の左右の辺部33における双方の前記被締結孔37に一致する共用貫通孔35が、四角形に形成された袖部上端面47に左右対称に2組設けられ、この共用貫通孔35の何れか1組に通した締結具43が前記被締結孔37に螺合されて前記天板13の左右の辺部33の何れに対しても固定可能となり、且つ前記袖部上端面47の1組の前記共用貫通孔35に固定された前記天板13の前記辺部33からはみ出した他方の1組の前記共用貫通孔35には他の天板13が連結可能となる袖部17と、
を具備することを特徴とする。
このユニット家具では、脚部15が、天板13の左右の辺部33の何れか一方に固定される。脚部15には、右側と、左側の2種がある。一方、袖部17は、天板13の左右の辺部33における双方の被締結孔37に一致する共用貫通孔35が、袖部上端面47に左右対称に2組設けられる。袖部17は、1組の共用貫通孔35により、天板13の左右の辺部33の何れに対しても固定可能となる。袖部17には、この共用貫通孔35が、2組設けられている。このため、袖部17には、1組の共用貫通孔35に天板13の辺部33を固定し、もう1組の共用貫通孔35に他の天板13の辺部33を固定することができる。すなわち、袖部17は、2枚の天板13を、連結することができる。袖部17は、自立する。天板13と袖部17との固定は、一方の辺部33に脚部15を固定した天板13の他方の辺部33を、袖部上端面47に載置して仮保持できる。この状態で、袖部上端面47の共用貫通孔35に締結具43を通して、締結具43を被締結孔37に容易に締結することができる。
袖部17は、袖部上端面47に、予め2組の共用貫通孔35が、工場にて加工されているので、2枚の天板13を隙間なく高精度に連結できる。
また、袖部17は、自立し、袖部上端面47に載置した天板13の辺部33を固定するので、自立しない従来の拡張支持枠体に天板13を固定する場合に比べ、天板13との固定強度を高めることができ、また、安定する。
本考案の請求項2記載のユニット家具は、請求項1記載のユニット家具であって、
前記共用貫通孔35は、前記袖部上端面47における四角形の各角部に設けた4つの隅孔49と、前記四角形の対角線の交点に設けた1つの共用孔51とからなる5つの孔が1組で設けられていることを特徴とする。
このユニット家具では、1組の共用貫通孔35が、4つの隅孔49と、1つの共用孔51とからなる。この共用貫通孔35は、4つの隅孔49のうち、左側で前後に並ぶ2つの隅孔49と、右側で前後に並ぶ2つの隅孔49とが、それぞれ左側用、右側用として使用される。4つの隅孔49の中央に位置する1つの共用孔51は、左側及び右側で共用される。
例えば天板13の右側の辺部33を、袖部17の端に合わせて固定する場合には、右側の1組における右側で前後に並ぶ2つの隅孔49と共用孔51との3つの孔が使用される。また、天板13の右側の辺部33を、袖部17の左側に固定して、右側に他の天板13を連結する場合には、左側の1組における右側で前後に並ぶ2つの隅孔49と共用孔51との3つの孔が、左側の天板13の右側の辺部固定用に使用される。他の天板13の左側の辺部固定用には、右側の1組における左側で前後に並ぶ2つの隅孔49と共用孔51との3つの孔が使用される。
袖部17は、5つの孔からなる1組の共用貫通孔35を、左右に2組備えることにより、天板13の端用としても、天板13の連結用としても使用が可能となる。
また、この際、天板13に対する固定は、3点止め(3点支持)となるので、2点支持に比べ、ぐらつきを抑制でき安定する。
本考案の請求項3記載のユニット家具は、請求項2記載のユニット家具であって、
前記共用孔51が、左右方向に長い長孔で形成されていることを特徴とする。
このユニット家具では、共用孔51を、左右方向に長い長孔で形成したことで、製造公差を吸収でき、各部材の加工精度を高めなくても、締結作業を容易にすることができる。また、共用孔51を1つではなく近接する2つの孔で構成する場合には孔同士の間隔距離によっては破損する虞があるが、1つの長孔である共用孔51とすることで、破損を防ぎ、また、加工しやすくなる、
本考案に係る請求項1記載のユニット家具によれば、天板を容易な作業で、高精度に且つ高強度に固定でき、安定したユニット家具を提供できる。
本考案に係る請求項2記載のユニット家具によれば、天板を高精度に且つ高強度に固定できる。
本考案に係る請求項3記載のユニット家具によれば、製造しやすく、且つ、製造公差を吸収して天板の固定作業性を容易にすることができる。
本考案の実施形態に係るユニットデスクが2連デスクに適用された場合の斜視図である。 図1の2連デスクを構成可能な部材セット例を表す斜視図である。 天板の辺部と袖部の共用貫通孔との固定位置関係を表す要部平面図である。 2枚の天板と袖部との連結位置関係を表す要部平面図である。 袖部により連結された2枚の天板の要部平面図である。 袖部における組付前の準備作業の工程を表す手順説明図である。 天板における連結前の準備工程を斜視(a)、平面視(b)で表す手順説明図である。 天板と袖部との組付工程を表す手順説明図である。 図8の背面図である。 他の天板と袖部との組付工程を表す手順説明図である。 余った部材で脇机を組み立てる工程の分解斜視図である。 脇机の斜視図である。
以下、本考案に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本考案の実施形態に係るユニット家具が2連デスク11に適用された場合の斜視図である。なお、本実施形態において、上下前後左右の方向は、図1に示した矢印の方向に従う。
本実施形態に係るユニット家具は、天板13と、脚部15と、袖部17と、主要な構成部材として有する。
ユニット家具は、これらの天板13と、脚部15と、袖部17と、を必要数使用することにより、単体のデスクや、種々に組み合わせた連結デスクを作ることができる。例えば最小単位の単体のデスクは、1枚の天板13と、1つの脚部15と、1つの袖部17とにより組み立てることができる。また、デスク2台と、袖部1台とを連結した2連デスク11や、デスク3台と、袖部2台とを連結した3連デスクなどを作ることができる。
さらに、ユニット家具は、上記の構成部材に加え、ケーブルボックス19の設けられた背板21、幕板23(図2参照)、袖背板25(図2参照)の他、例えば袖天板27などのオプション部材を備える。
本実施形態では、ユニット家具が、デスク2台と、袖部1台とを連結した図1に示す2連デスク11である場合を例に説明する。
図2は図1の2連デスク11を構成可能な部材セット例を表す斜視図である。
2連デスク11は、2台のデスクと、1台の袖部17とにより作ることができる。それぞれのデスクは、1つの天板13と、1つの幕板23と、1つの背板21と、2つの脚部15とからなる組合せである。袖部17は、1つの袖部本体29と、1つの袖背板25とからなる。本実施形態では、この他、オプション部材である袖天板27を使用することにより、余った2つの脚部15を有効に活用して脇机31(図12参照)が作られる。
図3は天板13の辺部33と袖部17の共用貫通孔35との固定位置関係を表す要部平面図である。
天板13は、四角形に形成され左右の辺部33のそれぞれの下面に、被締結孔を有する。本実施形態において、被締結孔は、埋込ナット37である。埋込ナット37の位置は、天板13の左右の辺部33において、底辺を辺部33に沿う方向として、頂角を天板13の中央側に配置した二等辺三角形の各角部の3箇所で設けられる。従って、前後方向中間の埋込ナット37は、天板13の中央方向に位置ズレしている。
脚部15は、図2に示した右側と、左側の2種がある。右脚部は、天板13の右側の辺部33における埋込ナット37の位置に一致する3つの貫通孔39(図7参照)を脚上端面41(図7参照)に有する。また、左脚部は、天板13の左側の辺部33における埋込ナット37の位置に一致する3つの貫通孔39を脚上端面41に有する。
貫通孔39には、脚上端面41の下側より、締結具であるボルト43の挿通が可能となる。貫通孔39に挿通されたボルト43は、天板13の埋込ナット37に螺合する。脚部15は、貫通孔39に通したボルト43が埋込ナット37に螺合されて、天板13の左右の辺部33の何れかに固定される。
袖部17は、複数、本実施形態では3つの引き出し45を出し入れ自在として多段に備えている。袖部17は、例えば外形が柱状の直方体で形成され、安定的に自立する。袖部17は、四角形に形成された袖部上端面47が平坦な面で形成される。この袖部上端面47には、1つの天板13の端や、2つの天板13の端同士が載置・固定される。すなわち、袖部17は、脚や連結脚の役割を果たす。
袖部上端面47には、共用貫通孔35が左右対称に2組設けられる。それぞれの共用貫通孔35は、天板13の左右の辺部33における双方の埋込ナット37に一致する。共用貫通孔35には、袖部上端面47の下側より、ボルト43の挿通が可能となる。共用貫通孔35に挿通されたボルト43は、天板13の埋込ナット37に螺合する。袖部17は、この共用貫通孔35の何れか1組に通したボルト43が埋込ナット37に螺合されて、天板13の左右の辺部33の何れに対しても固定可能となる。この場合、袖部17は、天板13における脚の役割を果たす。
また、袖部17は、袖部上端面47の1組の共用貫通孔35に固定された天板13の辺部33からはみ出した他方の1組の共用貫通孔35に、他の天板13が連結可能となる。この場合、袖部17は、連結脚の役割を果たす。
共用貫通孔35は、袖部上端面47における四角形の各角部に設けた4つの隅孔49と、四角形の対角線の交点に設けた1つの共用孔51とからなる5つの孔が1組で設けられている。袖部上端面47には、この5つ1組の孔が、左右方向の中心を前後に通る中心線53を境に、左右対称に2組設けられている。
また、それぞれの組の共用貫通孔35は、中央の共用孔51が、左右方向に長い長孔で形成されている。
図3に示すように、2組の共用貫通孔35は、例えば「天板13及び袖部17の右端同士を揃える場合」、右側の組の共用貫通孔35が使用される。また、2組の共用貫通孔35は、例えば「他の天板13と連結する場合」、左側の天板13の固定に、左側の組の共用貫通孔35が使用される。
このため、埋込ナット37と共用貫通孔35とは、埋込ナット37と天板13の右端との距離aと、左側の共用貫通孔35と中心線53との距離aと、右側の共用貫通孔35と袖部17の右端との距離aとが等しくなっている。
図4は2枚の天板13と袖部17との連結位置関係を表す要部平面図である。
ユニット家具は、天板同士を連結する場合、左側の天板13が、袖部17の左側の共用貫通孔35を使用して固定され、右側の天板13は、袖部17の右側の共用貫通孔35を使用して固定される。
図5は袖部17により連結された2枚の天板13の要部平面図である。
図4に示した天板同士の連結では、それぞれの天板13を固定するそれぞれの共用貫通孔35は、2つの隅孔49と、共用孔51との3つの孔が使用される。
次に、2連デスク11の組み立て手順を説明する。
図6は袖部17における組付前の準備作業の工程を表す手順説明図である。
2連デスク11を組み立てるには、先ず、袖部17の上2段の引き出し45を外して、前面開口55を開ける。この前面開口55は、袖部上端面47の下面側からのボルト43の挿通を可能とする。
図7は天板13における連結前の準備工程を斜視(a)、平面視(b)で表す手順説明図である。
次いで、左側のデスクの右側の脚部15を外す。この際、同時に幕板23と背板21とを、脚部15から外す。
図8は天板13と袖部17との組付工程を表す手順説明図である。
次いで、脚部15を外した天板13の右端を、袖部上端面47に載置する。袖部17の前面開口55を利用して左側の共用貫通孔35からボルト43を挿通する。挿通したボルト43を天板13の右端の埋込ナット37に螺合する。
図9は図8の背面図である。
同時に、袖部上端面47に天板13の右端を載置した際、左側のデスクの幕板23と背板21とを、袖部17の背面に設けられている埋込ナット37にボルト43を用いて螺着する。
図10は他の天板13と袖部17との組付工程を表す手順説明図である。
次いで、脚部15を外した右側のデスクの天板13の左端を、袖部上端面47に載置する。袖部17の前面開口55を利用して右側の共用貫通孔35からボルト43を挿通する。挿通したボルト43を右側の天板13の左端の埋込ナット37に螺合する。同時に、袖部上端面47に天板13の左端を載置した際、右側のデスクの幕板23と背板21とを、袖部17の背面に設けられている埋込ナット37にボルト43を用いて螺着する。
袖部17の前面開口55には、取り外した引き出し45を再び取り付ける。
これにより、左側のデスクと右側のデスクとを、袖部17にて連結した2連デスク11の組立が完了する。
図11は余った部材で脇机31を組み立てる工程の分解斜視図、図12は脇机31の斜視図である。
2台のデスクと袖部17とを用いて2連デスク11を組み立てると、それぞれのデスクから外した左右の脚部15と、袖部17の背面から外した袖背板25とが余る。これら左右の脚部15と袖背板25とは、オプション部材である袖天板27を追加することにより、図12に示す脇机31を作ることができる。
脇机31を組み立てるには、先ず、左右の脚部15の背面に袖背板25をボルト43で固定する。次いで、連結されて自立した左右の脚部15の脚上端面41に、袖背板25を載置する。それぞれの脚上端面41の下側から貫通孔39にボルト43を挿通して、袖背板25の下面に設けられている埋込ナット37に螺合する。これにより、余った脚部15と袖背板25を有効利用した脇机31を作ることができる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る2連デスク11では、脚部15が、天板13の左右の辺部33の何れか一方に固定される。脚部15には、右側と、左側の2種がある。一方、袖部17は、天板13の左右の辺部33における双方の埋込ナット37に一致する共用貫通孔35が、袖部上端面47に左右対称に2組設けられる。袖部17は、1組の共用貫通孔35により、天板13の左右の辺部33の何れに対しても固定可能となる。
袖部17には、この共用貫通孔35が、2組設けられている。このため、袖部17には、1組の共用貫通孔35に天板13の辺部33を固定し、もう1組の共用貫通孔35に他の天板13の辺部33を固定することができる。すなわち、袖部17は、2枚の天板13を、連結することができる。袖部17は、自立する構成である。天板13と袖部17との固定は、一方の辺部33に脚部15を固定した天板13の他方の辺部33を、袖部上端面47に載置して仮保持できる。この状態で、袖部上端面47の共用貫通孔35にボルト43を通して、ボルト43を埋込ナット37に容易に締結することができる。
袖部17は、袖部上端面47に、予め2組の共用貫通孔35が、工場にて加工されているので、2枚の天板13を隙間なく高精度に連結でき、連続した天板を構成できる。
また、袖部17は、自立し、袖部上端面47に載置した天板13の辺部33を固定するので、自立しない従来の拡張支持枠体に天板13を固定する場合に比べ、天板13との固定強度を高めることができ、ぐらつきの無い安定した構成となる。2連デスク11は、袖部17を備える組合せにより、袖部17を天板13の連結部分に設定して、頑丈な机を構築できる。そして、2連デスク11は、袖部17によって、2つの天板13を連結状態にでき、容易な連結作業で、ズレなく、隙間無く、連続面となる広い天板の2連デスク11を構築できる。
また、この2連デスク11では、1組の共用貫通孔35が、4つの隅孔49と、1つの共用孔51とからなる。この共用貫通孔35は、4つの隅孔49のうち、左側で前後に並ぶ2つの隅孔49と、右側で前後に並ぶ2つの隅孔49とが、それぞれ左側用、右側用として使用される。4つの隅孔49の中央に位置する1つの共用孔51は、左側及び右側で共用される。
例えば天板13の右側の辺部33を、袖部17の端に合わせて固定する場合には、右側の1組における右側で前後に並ぶ2つの隅孔49と共用孔51との3つの孔が使用される。また、天板13の右側の辺部33を、袖部17の左側に固定して、右側に他の天板13を連結する場合には、左側の1組における右側で前後に並ぶ2つの隅孔49と共用孔51との3つの孔が、左側の天板13の右側の辺部固定用に使用される。他の天板13の左側の辺部固定用には、右側の1組における左側で前後に並ぶ2つの隅孔49と共用孔51との3つの孔が使用されることになる。
なお、天板13の左側の辺部33を袖部17の端に固定する場合は、上記と逆の組の共用貫通孔35を使用して固定が可能となる。
そして、袖部17は、5つの孔からなる1組の共用貫通孔35を、2組備えることにより、天板13の端用としても、天板13の連結用としても使用が可能となる。
この際、天板13に対する固定は、3点止め(3点支持)となるので、2点支持に比べ、ぐらつきを抑制できる。その結果、天板13を高精度に(段差無く)且つ高強度に固定できる。
さらに、この2連デスク11では、共用孔51を、左右方向に長い長孔で形成したことで、製造公差を吸収でき、各部材の加工精度を高めなくても、締結作業を容易にすることができる。その結果、製造公差を吸収して天板13の固定作業性を容易にすることができる。また、この共用孔51を1つではなく近接する2つの孔で構成する場合には孔同士の間隔距離によっては破損する虞があるが、1つの長孔である共用孔51とすることで、破損を防ぎ、また、加工しやすくなる、
従って、本実施形態に係る2連デスク11によれば、天板13を容易な作業で、高精度に且つ高強度に固定できる。
11…ユニット家具(2連デスク)
13…天板
15…脚部
17…袖部
33…辺部
35…共用貫通孔
37…被締結孔(埋込ナット)
39…貫通孔
41…脚上端面
43…締結具(ボルト)
45…引き出し
47…袖部上端面
49…隅孔
51…共用孔

Claims (3)

  1. 四角形に形成され左右の辺部のそれぞれの下面に被締結孔を有する天板と、
    前記天板の左右の辺部における何れか一方の前記被締結孔に一致する貫通孔を脚上端面に有し前記貫通孔に通した締結具が前記被締結孔に螺合されて前記天板の左右の辺部の何れか一方に固定される脚部と、
    引き出しを多段に備えて自立し、前記天板の左右の辺部における双方の前記被締結孔に一致する共用貫通孔が、四角形に形成された袖部上端面に左右対称に2組設けられ、この共用貫通孔の何れか1組に通した締結具が前記被締結孔に螺合されて前記天板の左右の辺部の何れに対しても固定可能となり、且つ前記袖部上端面の1組の前記共用貫通孔に固定された前記天板の前記辺部からはみ出した他方の1組の前記共用貫通孔には他の天板が連結可能となる袖部と、
    を具備することを特徴とするユニット家具。
  2. 請求項1記載のユニット家具であって、
    前記共用貫通孔は、前記袖部上端面における四角形の各角部に設けた4つの隅孔と、前記四角形の対角線の交点に設けた1つの共用孔とからなる5つの孔が1組で設けられていることを特徴とするユニット家具。
  3. 請求項2記載のユニット家具であって、
    前記共用孔が、左右方向に長い長孔で形成されていることを特徴とするユニット家具。
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