JP2503795B2 - 浴槽エプロンの取付構造 - Google Patents

浴槽エプロンの取付構造

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JP2503795B2
JP2503795B2 JP3061939A JP6193991A JP2503795B2 JP 2503795 B2 JP2503795 B2 JP 2503795B2 JP 3061939 A JP3061939 A JP 3061939A JP 6193991 A JP6193991 A JP 6193991A JP 2503795 B2 JP2503795 B2 JP 2503795B2
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JP
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apron
metal fitting
bathtub
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wall surface
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宏明 緑川
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Inax Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽エプロンの取付構造
に係り、特に浴槽を設置した後にエプロンを取付施工で
きる浴槽エプロンの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】浴槽の洗い場側の側壁面にはエプロンと
称されるパネル部材がほぼ鉛直に取り付けられる。この
エプロンの従来の取付構造を第5図に示す。
【0003】第5図において、エプロン10は、フレー
ム12と、このフレーム12の前面及び上面に貼装され
たタイルパネル14、16を備えている。このフレーム
12に、エプロン取付用のプレート金具18とフック金
具20とが浴接などにより固着されている。
【0004】浴室の壁面22の裏面には補強木24が貼
着されており、ボルト26が室内側(表側)から螺じ込
まれている。エプロン10を取り付けるには、前記フッ
ク金具20をボルト26に引っ掛け、次いで、ビス28
でプレート金具18を壁面22に固定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の浴槽エプ
ロンの取付構造にあっては、エプロン10がボルト26
及びビス28で壁面22に固定されるため、エプロン1
0の取り付けに際し、エプロン10の高さを調整するこ
とがきわめて困難であった。
【0006】また、従来の浴槽エプロンの取付構造にお
いては、エプロン10の裏側でビス止め業を行なう必要
があるから、エプロン10を取り付けた後でないと、浴
槽30を設置できない。また、取付完了後にあっては、
浴槽30を取り外さないと、エプロン10を取り外せな
い。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の浴槽エプロン
の取付構造は、浴室の相対向する壁面間に浴槽エプロン
を配置し、該浴槽エプロンの両端部を該壁面にエプロン
取付金具で取り付けた浴槽エプロンの取付構造におい
て、前記エプロン取付金具は、上下方向に延在し、前記
壁面にビスで固定された主金具と、該主金具の下部に設
けられた、前記浴槽エプロンの下端がその上に載置され
たエプロン支承部材と、該主金具の上部に設けられた、
前記浴槽エプロンの洗い場側に倒れ込む方向への係止を
行なう係止部材と、を備えており、前記主金具には、ビ
ス孔として、該主金具の上下レベルの調整を可能とする
仮止め用のルーズホールと、該主金具の本固定用のスル
ーホールとが設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項2の浴槽エプロンの取付構造は、請
求項1の浴槽エプロンの取付構造において、前記浴槽エ
プロンは、少なくともエプロン四周に設けられたフレー
ムと、該フレームの前面に装着されたパネルとを備えて
おり、前記、係止部材は、前記壁面との間で該フレーム
を弾性的に挟持するバネ片であることを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】請求項1の浴槽エプロンの取付構造において
は、主金具を浴室壁面に固定するに際し、まず、ルーズ
ホールにビスを通して主金具を仮固定する。そして、エ
プロンを実際に支持させてみてレベルのチェックと、必
要に応じて主金具の上下レベル出し(主金具の高さ調
節)とを行なう。
【0010】次いで、スルーホールにビスを通して、主
金具を壁面に堅固に固定する。その後、この主金具にエ
プロンを支承させる。
【0011】このように、この浴槽エプロンの取付構造
によると、主金具の高さを簡単に微調節できるので、エ
プロンのレベル出しがきわめて容易である。この場合、
エプロンのパネルがタイルパネルであり、浴室壁面もタ
イル張りされたものであるときには、エプロンの目地と
壁面のタイル目地とをきわめて容易に合致させることが
できる。
【0012】請求項2の浴槽エプロンの取付構造におい
ては、上記のように壁面に固定された主金具に対し、エ
プロンを前面側から(洗い場側から)上下動させること
なく装着できる。即ち、例えばエプロンを少し洗い場側
へ倒した姿勢にしておいてエプロンの下端を支承部材の
上に載せる。次いで、エプロンを鉛直姿勢にするように
この上端側を浴槽側へ回す。そして、フレームをバネ片
と壁面との間に押し込む。
【0013】このように、エプロンを主金具に支持させ
るに際して、エプロンを上下動させる必要がない。ま
た、エプロンの裏側でビス止め業を行なう必要もない。
このため、浴槽が設置されていてもエプロンを装着でき
る。
【0014】逆に、エプロンを取り外す場合には、エプ
ロンを手前側(洗い場側)へ引くことにより、エプロン
を主金具から離脱させ、取り外すことができる。このた
め、浴槽が設置されたままでエプロンを取り外せる。
【0015】
【実施例】以下、第1〜4図を参照して実施例について
説明する。
【0016】第1、2図は組立工程を示す斜視断面図と
水平断面図である。第3図は主金具32の側面図、第4
図は全体構造を示す縦断面図である。
【0017】本実施例では、壁面22に固設されたエプ
ロン取付金具32により、エプロン10が取り付けられ
ている。このエプロン取付金具32は、水平断面がL字
形の主金具34と、この主金具34の上部に溶接などに
より固着されたバネ片36と、主金具34の下端に溶接
などにより固着されたL字形断面形状のエプロン支承部
材38とを備えてなる。このバネ片36は、く字形の水
平断面形状の自由片部を有している。この自由片部の突
条部(折曲した辺部)は壁面22を指向している。ま
た、主金具34の突条部と壁面22との間には、エプロ
ン10のフレーム12の幅よりごくわずかに短い長さの
スペースSが形成されている。
【0018】この主金具34の上下には、それぞれスル
ーホール40とルーズホール42が穿設されている。
【0019】本実施例の浴槽エプロンの取付構造におい
ては、主金具34を浴室壁面22に固定するに際し、ま
ずルーズホール42にビス(図示略)を通して主金具3
4を壁面22に仮固定する。そして、エプロン10を支
承部材38に実際に支持させてみてエプロン10のタイ
ル目地と壁面22のタイル目地とが合致するように必要
に応じて主金具34の上下レベル出し(主金具34の高
さ調節)を行なう。
【0020】次いでスルーホール40にビス(図示略)
を通して主金具34を壁面22に堅固に固定する。
【0021】しかる後、エプロンを少し洗い場44側へ
倒した姿勢にしておいてエプロン10の下端を支承部材
38の上に載せる。
【0022】次いで、エプロン10を鉛直姿勢にするよ
うにこの上端側を浴槽30側へ回す。そして、フレーム
12をバネ片36と壁面22との間のスペースSに押し
込む。これにより、エプロン10が取付金具32に保持
された状態となる。その後、エプロン10と浴槽30の
手摺部との間の部分Tや、エプロン10と壁面22との
交叉隅部などにシリコンなどのコーキングを施し、施工
を完了する。
【0023】このように、この浴槽エプロンの取付構造
によると、エプロン10のレベル出しがきわめて容易で
ある。そして、エプロン10の目地と壁面22のタイル
目地とをきわめて容易に合致させることができる。
【0024】また、エプロン10を主金具34に支持さ
せるに際して、エプロン10を上下動させる必要がな
い。さらに、立設されたエプロン10の裏側でビス止め
業を行なう必要もない。このため、浴槽30が設置され
ていてもエプロン10を装着できる。
【0025】逆に、エプロン10を取り外す場合には、
コーキングを切った後、エプロン10を工事作業者の手
前側(洗い場44側)へ引くことにより、エプロン10
を主金具34から離脱させ、取り外すことができる。こ
のため、浴槽30が設置されたままでエプロン10を取
り外せる。
【0026】上記実施例ではタイルパネル14を有する
エプロン10が採用されているが、化粧セメント板など
他のパネルを用いても良い。
【0027】また、本発明では、バネ片の代りに、マジ
ックテープやマグネットなど、正面から接近されてきた
エプロンをそのまま保持することができる係止部材を採
用しても良い。
【0028】
【発明の効果】以上の通り、本発明の浴槽エプロンの取
付構造は、エプロンの上下のレベル出しがきわめて容易
であり、施工の簡便化が図れる。
【0029】特に、請求項2の浴槽エプロンの取付構造
によれば、浴槽の設置後であってもエプロンを取り付け
ることができる。また、浴槽を外すことなくエプロンを
取り外すこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る構造を示す斜視断面図である。
【図2】実施例に係る構造を示す水平断面図である。
【図3】主金具の側面図である。
【図4】実施例構造を示す縦断面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 エプロン 12 フレーム 14、16 タイルパネル 22 壁面 32 エプロン取付金具 34 主金具 36 バネ片 38 支承部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の相対向する壁面間に浴槽エプロン
    を配置し、該浴槽エプロンの両端部を該壁面にエプロン
    取付金具で取り付けた浴槽エプロンの取付構造におい
    て、前記エプロン取付金具は、上下方向に延在し、前記
    壁面にビスで固定された主金具と、該主金具の下部に設
    けられた、前記浴槽エプロンの下端がその上に載置され
    たエプロン支承部材と、該主金具の上部に設けられた、
    前記浴槽エプロンの洗い場側に倒れ込む方向への係止を
    行なう係止部材と、を備えており、前記主金具には、ビ
    ス孔として、該主金具の上下レベルの調整を可能とする
    仮止め用のルーズホールと、該主金具の本固定用のスル
    ーホールとが設けられていることを特徴とする浴槽エプ
    ロンの取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1の浴槽エプロンの取付構造にお
    いて、前記浴槽エプロンは、少なくともエプロン四周に
    設けられたフレームと、該フレームの前面に装着された
    パネルとを備えており、前記、係止部材は、前記壁面と
    の間で該フレームを弾性的に挟持するバネ片であること
    を特徴とする浴槽エプロンの取付構造。
JP3061939A 1991-03-26 1991-03-26 浴槽エプロンの取付構造 Expired - Lifetime JP2503795B2 (ja)

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CN107569145B (zh) * 2017-10-25 2023-09-22 佛山市锦泽致盛智能科技有限公司 一种带有磁铁裙边的浴缸

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