JP5204425B2 - 浴槽の止水構造 - Google Patents

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本発明は、浴室壁とエプロンとの間を通って浴槽側に水が浸入するのを阻止する浴槽の止水構造に関するものである。
従来より、洗い場側から浴室壁とエプロンとの間を通って浴槽側に水が浸入するのを阻止するため、水返し部材を設けた浴槽の止水構造が知られている。(例えば特許文献1参照)
特許文献1に示されるものは、床パンに洗い場部と浴槽部とが形成してあり、浴槽部に浴槽を設置すると共に、浴槽のフランジから床パンの洗い場部と浴槽部の間の部分にかけてエプロンが設けてあり、この時、浴室壁とエプロンとの間を通って浴槽側に水が浸入するのを防止するため、水返し部材を浴室壁に固定するものである。
しかしながら、この特許文献1に示される従来例にあっては、水返し部材によって浴室壁とエプロンとの間からの水の浸入を大部分阻止することができるが、その下端部にあっては、水返し部材の下端面と床パンの上面との間に隙間ができてしまい、この隙間を通って水が浸入してしまうものであった。
特開2003−328416号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水返し部材によって浴室壁とエプロンとの間からの水の浸入を阻止するのに加えて水返し部材の下端面と床パンの上面との間からの水の浸入をも阻止することができる浴槽の止水構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、浴室壁1に水返し部材2を固定して洗い場側から浴室壁1とエプロン4との間を通って浴槽3側に水が浸入するのを阻止する浴槽の止水構造であって、床パン5の周縁部には、壁パネル11が載置されるフランジ状の載置片52が連設されており、床パン5の中間部に浴槽3と洗い場を仕切る堰部50が設けられ、堰部50の中間部は床パン5の載置片52の上面よりも上方に位置して平面となっていると共に、堰部50の端部の上面が床パン5の載置片52の上面にかけて傾斜した平面となり、水返し部材2の下端面2aを該下端面2aが当接する堰部50端部の傾斜している上面5aと同形状に形成すると共に、水返し部材2を浴室壁1に固着具6にて固定するための固着具挿通孔24を上下に長い長孔として成ることを特徴とするものである。
このような構成とすることで、水返し部材2の下端面2aを床パン5の上面5aに隙間なく当接させることができ、これにあたり、固着具挿通孔24を上下に長い長孔としてあるため、固着具6を固着具挿通孔24に挿通して浴室壁1に仮固定して水返し部材2を上下方向に位置調整して本固定をすることで、確実に水返し部材2の下端面2aを床パン5の上面5aに隙間なく当接させることができるものである。
本発明にあっては、水返し部材の下端面を床パンの上面に隙間なく当接させることができて、水返し部材によって浴室壁とエプロンとの間からの水の浸入を阻止するのに加えて水返し部材の下端面と床パンの上面との間からの水の浸入をも阻止することができる。また、固着具挿通孔を上下に長い長孔としたことで、固着具を固着具挿通孔に挿通して浴室壁に仮固定して水返し部材を上下方向に位置調整して本固定をすることで、確実に水返し部材の下端面を床パンの上面に隙間なく当接させることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。浴室には、床パン5が設置されると共に、床パン5の周囲には壁パネル11が載置される。床パン5の周縁部には、立設片51が立設してあると共に立設片51の上端部からはフランジ状の載置片52が連設されており、載置片52の外縁部からは上縦片53が立設してある。そして、載置片52上に壁パネル11を載置することで浴室壁1が形成される。
また床パン5には、中間部に両方の部位に仕切る堰部50が設けてある。この堰部50は、床パン5の中間部において一側端から他側端にかけて直線状に、上面5aの断面が敷居状となるように形成したもので、この堰部50の両側の床パン5上面5aがそれぞれ洗い場部および浴槽部となる。
床パン5の浴槽部には浴槽3が設置される。そして、浴槽3のフランジ31の洗い場側の外縁にはエプロン4が設けられる。エプロン4は、上端部が浴槽3のフランジ31の洗い場側の外縁に取付けられると共に下端部が床パン5の堰部50に取付けられ、両側端部がそれぞれ浴室壁1に後述する水返し部材2を介して取付けられ、床パン5の洗い場部から浴槽3部へと水が浸入するのを阻止するものである。そして本発明では、従来問題となっていた水返し部材2の下端面2aと床パン5の上面5aとの間に形成される隙間からの水の浸入を阻止するもので、以下に説明する。
水返し部材2は、浴室壁1にビス等の固着具6により固定して、エプロン4の側端部と当接させることで、エプロン4と浴室壁1との間に隙間が形成されないようにする。そして更に、水返し部材2の下端面2aを該下端面2aが当接する床パン5の上面5aと同形状に形成して、水返し部材2の下端面2aと床パン5の上面5aとの間に水が浸入可能な隙間が形成されないようにするものである。
本実施形態では、水返し部材2の下端面2aは堰部50の上面5aに当接する。堰部50は本実施形態では、中間部は床パン5の載置片52の上面よりも上方に位置して平面となっていると共に、床パン5の端縁付近の端部では上面5aが床パン5の載置片52の上面にかけて傾斜した平面となっている。そして、水返し部材2の下端面2aを前記載置片52の上面に沿って当接するよう傾斜した平面としてある。水返し部材2は、浴室壁1の表面に取付けられる上下を長手方向とする取付片21と、取付片21の短手方向(左右方向)の一端縁から浴室壁1の表面から離れる方向に突出する突出片22と、突出片22の突出端部から取付片21と離れる方向に浴室壁1の表面と略平行に連設される被着片23とからなるものである。取付片21には、浴室壁1の表面にビス等の固着具6により固定するための固着具挿通孔24が穿設してある。この固着具挿通孔24は、上下に長い長孔として、固着具挿通孔24内を固着具6の軸部が上下に移動自在となっていて、水返し部材2を浴室壁1に固定する際、固着具6を固着具挿通孔24に挿通して浴室壁1に仮固定して、水返し部材2を上下方向に位置調整して本固定をすることが可能となっている。
上記のような構成によれば、水返し部材2の下端面2aを床パン5の上面5aと同形状に形成したことで、水返し部材2の下端面2aを床パン5の上面5aに隙間なく当接させることができ、水返し部材2の下端面2aと床パン5の上面5aとの間から水が浸入するのを阻止することができる。
またこれにあたり、固着具挿通孔24を上下に長い長孔としてあるため、固着具6を固着具挿通孔24に挿通して浴室壁1に仮固定して水返し部材2を上下方向に位置調整して本固定をすることができ、確実に水返し部材2の下端面2aを床パン5の上面5aに隙間なく当接させることができる。
本発明の一実施形態の要部の側断面図である。 同上の要部の平面断面図である。 同上の水返し部材を示し、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は正面図である。
符号の説明
1 浴室壁
11 壁パネル
2 水返し部材
2a 下端面
21 取付片
22 突出片
23 被着片
24 固着具挿通孔
3 浴槽
31 フランジ
4 エプロン
5 床パン
5a 上面
50 堰部
51 立設片
52 載置片
53 上縦片
6 固着具

Claims (1)

  1. 浴室壁に水返し部材を固定して洗い場側から浴室壁とエプロンとの間を通って浴槽側に水が浸入するのを阻止する浴槽の止水構造であって、床パンの周縁部には、壁パネルが載置されるフランジ状の載置片が連設されており、床パンの中間部に浴槽と洗い場を仕切る堰部が設けられ、堰部の中間部は床パンの載置片の上面よりも上方に位置して平面となっていると共に、堰部の端部の上面が床パンの載置片の上面にかけて傾斜した平面となり、水返し部材の下端面を該下端面が当接する堰部端部の傾斜している上面と同形状に形成すると共に、水返し部材を浴室壁に固着具にて固定するための固着具挿通孔を上下に長い長孔として成ることを特徴とする浴槽の止水構造。
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