JP6722880B2 - 浴室構造及びエプロン - Google Patents

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Description

本発明は、浴室構造及びエプロンに関する。
特許文献1には、浴室のエプロンの取付構造が開示されている。前記エプロンは、浴槽の洗い場側のフランジ部と床パンとの間に設けられて、浴槽の洗い場側の側面を覆う。
特開2011−67443号公報
ところで、特許文献1に開示されたエプロンは、例えば利用者がエプロンの上端部に手を掛ける等することで、エプロンの上端部に対して下向きの荷重が加わったときに、この荷重を支持しきれず、変形等するおそれがある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、エプロンの上端部に対して下向きの荷重が加わったときに、エプロンが変形等することを抑制できる浴室構造及びエプロンを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の浴室構造は、互いに対向した一対の浴室壁と、前記一対の浴室壁の間に位置し、平面視で前記一対の浴室壁の対向方向と直交する方向において洗い場と並ぶ浴槽と、前記浴槽の前記洗い場側に設けられたエプロンとを具備し、前記浴槽は、上方に開口した槽状の浴槽本体と、前記浴槽本体の上縁部から外周側に向かって突出した浴槽フランジとを有し、前記浴槽フランジは、前記浴槽フランジの前記洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部を含み、前記エプロンは、前記浴槽の前記洗い場側に配置された支持部材と、前記支持部材で支持されたエプロン本体とを備え、前記エプロン本体は、前記浴槽本体及び前記支持部材を前記洗い場側から覆う覆部と、前記覆部の上端部から前記洗い場とは反対側に向かって突出したデッキ部とを有し、前記デッキ部の前記洗い場とは反対側の端部は、前記洗い場側フランジ部の下方に位置し、前記デッキ部の上面において前記洗い場側フランジ部よりも前記洗い場側に位置する部分は、上方に露出した露出部となり、前記支持部材が前記一対の浴室壁の間に架設され、この支持部材によって前記デッキ部が下方から支持されたことを特徴とする。
また、本発明のエプロンは、浴槽の洗い場側に配置される支持部材と、前記支持部材で支持されるエプロン本体とを備え、前記浴槽は、互いに対向した一対の浴室壁の間に位置し、平面視で前記一対の浴室壁の対向方向と直交する方向において前記洗い場と並び、前記浴槽は、上方に開口した槽状の浴槽本体と、前記浴槽本体の上縁部から外周側に向かって突出した浴槽フランジとを有し、前記浴槽フランジは、前記浴槽フランジの前記洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部を含み、前記エプロン本体は、前記浴槽本体及び前記支持部材を前記洗い場側から覆う覆部と、前記覆部の上端部から前記洗い場とは反対側に向かって突出したデッキ部とを有し、前記デッキ部の上面において前記洗い場側フランジ部よりも前記洗い場側に位置する部分は、上方に露出する露出部となり、前記支持部材は前記一対の浴室壁の間に架設可能であり、前記支持部材は前記デッキ部を下方から支持するように構成されたことを特徴とする。
本発明に係る浴室構造及びエプロンでは、エプロンの上端部に対して下向きの荷重が加わったときに、エプロンが変形等することが抑制される。
図1は、本発明の実施形態の浴室構造の斜視図である。 図2は、図3のA−A線断面図である。 図3は、前記浴室構造の平面図である。 図4は、前記浴室構造においてエプロン本体の図示を省略した斜視図である。 図5は、前記浴室構造の壁固定体を浴室壁に取り付ける様子を示した斜視図である。 図6は、前記浴室構造のカウンターの図示を省略した斜視図である。 図7は、前記浴室構造のエプロンの分解斜視図である。 図8は、図3のB−B線断面図である。 図9は、前記浴室構造の小エプロンの表面側から見た斜視図である。 図10は、前記小エプロンの裏面側から見た斜視図である。 図11は、前記浴室構造の大エプロンを取り外した状態を示した斜視図である。
以下、添付図面に基づき本実施形態の浴室構造及びエプロン5について説明する。図1に示された浴室構造は、浴室床1と、複数の浴室壁21〜24と、浴室天井3とを具備している。これら浴室床1と、複数の浴室壁21〜24と、浴室天井3とにより、浴室が形成されている。
本実施形態の浴室床1は、洗い場床パン10と浴槽床パン11とで構成されている。洗い場床パン10及び浴槽床パン11は、建物躯体の床上にアジャスターボルト等を介して並べて設置される。
洗い場床パン10は洗い場の床を構成する。浴槽床パン11は浴槽4が設置される浴槽設置部を構成する。なお、浴室床1は、洗い場の床を構成する部分と浴槽設置部とが一体に形成された一の床パンで構成されてもよい。
洗い場床パン10と浴槽床パン11のそれぞれは、平面視矩形状である。本実施形態の浴室床1の平面視形状は、矩形状である。以下、浴槽4と洗い場の並ぶ方向(図1中矢印D1で示した方向)を前後方向とし、平面視で浴槽4と洗い場の並ぶ方向と直交する方向(図1中矢印D2で示した方向)を左右方向として説明する。
図2に示されるように、洗い場床パン10には、排水口12が形成されている。本実施形態の排水口12は、洗い場床パン10の浴槽4側(浴槽床パン11側)の端部中央に形成された、下方に凹む凹部で構成されている。排水口12の底部には、上下方向に貫通する排水孔13が形成されている。洗い場床パン10の上の水は、排水口12に流れ込み、この後、排水孔13から、排水孔13に連通する排水管を通じて排出される。
洗い場床パン10の浴槽4側の端部には、上方に突出した堰部15が形成されている。堰部15は、排水口12よりも浴槽4側に位置している。堰部15は、洗い場床パン10の浴槽4側の端部の全長に亘っている。洗い場床パン10の上の水が浴槽床パン11に向かって流れたとき、この水は堰部15によって堰き止められる。
図1に示された浴室構造は、複数の浴室壁21〜24として、左右方向に対向した一対の浴室壁21,22と、前後方向に対向した他の一対の浴室壁23,24とを具備している。以下、必要に応じて、左右方向に対向した一対の浴室壁21,22のうちの一方の浴室壁21を第1浴室壁21といい、他方の浴室壁22を第2浴室壁22という。
洗い場は、洗い場床パン10と、浴室天井3と、浴室壁21,22,24とで囲まれた空間である。
浴室構造は、さらに浴槽4を具備している。浴槽4は、浴槽床パン11の上に設置されている。浴槽4は、第1浴室壁21と第2浴室壁22との間に位置している。浴槽4は、前後方向(平面視で一対の浴室壁21,22の対向方向と直交する方向)において洗い場と並んでいる。
浴槽4は、上方に開口した槽状の浴槽本体40と、浴槽本体40の上縁部から外周側に突出した浴槽フランジ41とを備えている。
図2に示されるように、浴槽本体40は、底部42と、底部42の周縁部から立ち上がった周壁部43とを有している。周壁部43は、底部42の洗い場側の端部から上方に突出した洗い場側浴槽壁44を含んでいる。
浴槽フランジ41は、浴槽本体40の周方向の全長に亘っており、浴槽本体40と一体に形成されている。浴槽フランジ41は、浴槽フランジ41の洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部45を含んでいる。洗い場側フランジ部45は、洗い場側浴槽壁44の上端部から洗い場側に向かって突出している。
図3に示されるように、洗い場側フランジ部45は、左右方向に延びており、一対の浴室壁21,22の間に亘っている。洗い場側フランジ部45(浴槽フランジ41)は、洗い場側の端縁と浴槽本体40側の端縁とが、平面視で洗い場側に突となる弧状に湾曲している。
洗い場側フランジ部45の幅Wfは、洗い場側フランジ部45の長さ方向における中央部から両端部に近い部分ほど大きくなっている。すなわち洗い場側フランジ部45の幅Wfは、洗い場側フランジ部45の長さ方向における中央部が最も短く、洗い場側フランジ部45の長さ方向における両端部が最も長い。ここで、洗い場側フランジ部45の幅Wfとは、洗い場側フランジ部45の前後方向の寸法である。
図2に示されるように、浴室構造はエプロン5をさらに具備している。エプロン5は、洗い場側フランジ部45と、洗い場床パン10の浴槽4側の端部との間に位置し、浴槽本体40を洗い場側から覆う。
エプロン5は、浴槽4の洗い場側に配置された支持部材6と、支持部材6で支持されたエプロン本体8とを備えている。図4に示されるように、支持部材6は一対の浴室壁21,22の間に架設されている。支持部材6は、エプロン本体8(図2参照)よりも剛性の高い金属製であって、エプロン5の骨組となる。
本実施形態の支持部材6は、左右方向において支持部材6の両端部に位置した一対の壁固定体60,61と、一対の壁固定体60,61を連結した連結体62とを有している。
一対の壁固定体60,61のそれぞれは板金製であって、対応する浴室壁21,22に沿って配置されている。一対の壁固定体60,61は、互いに対向している。各壁固定体60,61は、ねじにより対応する浴室壁21,22に固定されている。
本実施形態のエプロン5は、各壁固定体60,61と対応する浴室壁21,22との間に設けられるパッキン51をさらに備えている。以下、このパッキン51を第1パッキン51という。
図5に示されるように、各第1パッキン51は、対応する浴室壁21,22に沿って配置される。各第1パッキン51は、図4に示されるように、対応する壁固定体60,61と浴室壁21,22とで挟まれる。これにより、壁固定体60,61と浴室壁21,22との間は、止水されている。
一対の壁固定体60,61を連結する連結体62は、上桟63と、下桟64と、複数の中桟71〜73とを含んでいる。
本実施形態の上桟63と、下桟64と、複数の中桟71〜73とのそれぞれは、板金製である。上桟63と下桟64とは、上下方向に離間している。上桟63と下桟64とは、左右方向に延びており、平行している。
上桟63の長さ方向の両端部は、それぞれ、ねじによって一対の壁固定体60,61に連結されている。これにより、一対の壁固定体60,61の上端部同士は、上桟63を介して連結されている。
下桟64の長さ方向の両端部は、それぞれ、ねじによって一対の壁固定体60,61に連結されている。これにより、一対の壁固定体60,61の下端部同士は、下桟64を介して連結されている。一対の壁固定体60,61と、上桟63と、下桟64とにより、前後方向に見て矩形枠状の枠組が構成されている。
連結体62が有する複数の中桟71〜73は、所定の間隔を介して左右方向に並んでいる。各中桟71〜73は、上下方向に延びている。複数の中桟71〜73は、平行している。各中桟71〜73は、上端部がねじにより上桟63に連結され、下端部がねじにより下桟64に連結されている。これにより、上桟63と下桟64とは、複数の中桟71〜73で連結されている。
本実施形態の連結体62は、複数の中桟71〜73として、第1〜第3中桟71〜73を有している。第1中桟71、第2中桟72、及び第3中桟73は、この順序で、左右方向に並んでいる。
上桟63及び下桟64の第1浴室壁21側の端部同士は、第1中桟71によって連結されている。上桟63及び下桟64の長さ方向の中央部同士は、第2中桟72によって連結されている。上桟63及び下桟64の第2浴室壁22側の端部同士は、第3中桟73によって連結されている。
第1中桟71と第2中桟72との間、及び第2中桟72と第3中桟73との間(すなわち、隣り合う中桟の間)には、点検用開口65が形成されている。また、第1浴室壁21に固定された壁固定体60と第1中桟71との間、及び第2浴室壁22に固定された壁固定体61と第3中桟73との間のそれぞれにも、点検用開口65が形成されている。
図6に示されるように、支持部材6には、エプロン本体8が取り付けられている。エプロン本体8は、浴槽本体40と支持部材6とを洗い場側から覆っている。
本実施形態のエプロン本体8は、分割された複数のエプロン体80〜83で構成されている。各エプロン体80〜83は、合成樹脂製であり、詳しくは人工大理石である。
本実施形態のエプロン本体8は、図7に示されるように、複数のエプロン体80〜83として、上エプロン体80と、下エプロン体81と、小エプロン体82と、大エプロン体83とを有している。
図8に示されるように、上エプロン体80はエプロン本体8の上端部を構成している。上エプロン体80は、上面を構成するデッキ部84と、洗い場側の側面を構成する上カバー部85とで構成されている。
デッキ部84は、厚み方向が上下方向と平行で長さ方向が左右方向と平行な板状に形成されている。デッキ部84の浴槽4側の端部は、洗い場側フランジ部45の下方に位置している。デッキ部84と洗い場側フランジ部45の間は、シーリング材46によって止水される。
上カバー部85は、厚み方向が前後方向と平行で長さ方向が左右方向と平行な板状に形成されている。上カバー部85は、デッキ部84の洗い場側の端部から下方に向かって突出している。
本実施形態のエプロン本体8は、図2に示されるように、上エプロン体80の内面に固定された固定部材86をさらに有している。固定部材86は、デッキ部84の下面に固定された第1木質板91と、上カバー部85の浴槽4側(洗い場とは反対側)の面に固定された第2木質板92とで構成されている。第1木質板91と第2木質板92は、例えば接着剤等を用いて上エプロン体80に固定される。
第1木質板91と第2木質板92とは、上桟63にねじ止めされている。これにより、上エプロン体80は、固定部材86を介して上桟63に取り付けられている。なお、上エプロン体80は、ねじ等により、支持部材6に直接固定されてもよい。
上エプロン体80のデッキ部84は、第1木質板91を介して上桟63の上方に位置している。デッキ部84は、上桟63によって第1木質板91を介して下方から支持されている。
デッキ部84の上面において、洗い場側フランジ部45よりも洗い場側に位置する部分は、上方に露出した露出部87となっている。図3に示されるように、露出部87は、左右方向に延びており、一対の浴室壁21,22の間に亘っている。
このような露出部87を設けることで、在来風呂のような重厚感を得ることができる。すなわち、浴槽が囲い壁内に設置された在来風呂では、囲い壁の上面が広い面積を占めたデッキとなり、重厚感が得られやすい。本実施形態の浴室構造では、露出部87が在来風呂の囲い壁の上面を想起させ、在来風呂のような重厚感を有する。
本実施形態の露出部87は、露出部87の幅Wdが一対の浴室壁21,22のうちの一方の浴室壁21(又は浴室壁22)に近い部分ほど大きくなる縮幅部88を含んでいる。ここで、露出部87の幅Wdとは、露出部87の前後方向の寸法である。
具体的に露出部87は、長さ方向(左右方向)の中央部の幅Wdが最も小さく、長さ方向の両端部の幅Wdが最も大きい。すなわち、本実施形態では、露出部87の長さ方向の中央部から第1浴室壁21側の端部までの部分、及び露出部87の長さ方向の中央部から第2浴室壁22側の端部までの部分のそれぞれが縮幅部88となっている。
洗い場側フランジ部45の幅Wfと、露出部87の幅Wdとを合わせた寸法Wt(Wt=Wf+Wd)は、露出部87の長さ方向の中央部(縮幅部88において最も幅Wdが小さくなる箇所)に対応する箇所において最も小さくなる。このため、浴室の利用者は、洗い場側フランジ部45の長さ方向の中央部及び露出部87の長さ方向の中央部を容易に跨ぐことができ、洗い場と浴槽4との間を容易に移動できる。また、露出部87において最も幅Wdが大きくなる長さ方向の両端部により、重厚感が得られる。
図2に示されるように、下エプロン体81は、エプロン本体8の下端部を構成している。下エプロン体81は、上固定部93、傾斜部94、及び下固定部95で構成されている。
上固定部93は、傾斜部94の上端部から上方に向かって突出している。上固定部93は、下エプロン体81の上端部を構成している。上固定部93は、ねじによって下桟64に固定されている。
傾斜部94は、上固定部93の下端部から浴槽4側に向かって突出している。傾斜部94は、浴槽4側に向かって下り傾斜した板状である。傾斜部94は、洗い場床パン10の浴槽4側の端部の上方に位置している。傾斜部94は、平面視で、排水口12の一部と重複している。
下固定部95は、傾斜部94の下端部から浴槽4側に向かって突出している。下固定部95は、下エプロン体81の下端部を構成している。下固定部95は、ねじにより堰部15に固定されている。なお、下固定部95と堰部15の間は、シーリング材等で止水される。
図6に示されるように、上エプロン体80と下エプロン体81との間には、小エプロン体82と大エプロン体83とが、左右方向に並べて設けられている。小エプロン体82と大エプロン体83とで、エプロン本体8の上下方向の中間部が構成されている。
小エプロン体82は、上エプロン体80の第1浴室壁21側の端部と、下エプロン体81の第1浴室壁21側の端部の間を覆っている。図8に示されるように、小エプロン体82は、下カバー部96と、掛止部97と、連結部98とで構成されている。下カバー部96は、厚み方向が前後方向と平行な矩形板状である。
掛止部97は、下カバー部96の上端部から上方に突出している。掛止部97は、上カバー部85の下端部の浴槽4側の面に掛け止められている。連結部98は、下カバー部96の下端部から浴槽4側に向かって突出し、下桟64の下方に位置している。連結部98は、ねじによって下桟64に連結されている。
図8に示されるように、本実施形態のエプロン5は、小エプロン体82と上エプロン体80との間に設けられるパッキン52をさらに備えている。以下、このパッキン52を第2パッキン52という。
図9に示されるように第2パッキン52は、小エプロン体82の上縁部(掛止部97)に取り付けられる。第2パッキン52は、図8に示されるように、小エプロン体82の上縁部(掛止部97)と上エプロン体80(上カバー部85)の下縁部とで挟まれる。これにより、小エプロン体82と上エプロン体80との間は、止水されている。
本実施形態のエプロン5は、小エプロン体82の左右方向における両側の縁部と、支持部材6との間に設けられる一対のパッキン53をさらに備えている。以下、これら一対のパッキン53のそれぞれを第3パッキン53という。
図10に示されるように、一対の第3パッキン53は、小エプロン体82の左右方向における両側の縁部にそれぞれ取り付けられる。これら一対の第3パッキン53のうちの一方は、小エプロン体82の第1浴室壁21側の縁部と第1浴室壁21側の壁固定体60との間に挟まれる(図8参照)。また、他方の第3パッキン53は、図11に示されるように、小エプロン体82の左右方向における第1浴室壁21とは反対側の縁部と、第1中桟71との間に挟まれる。これにより、小エプロン体82の左右方向における両側の縁部と支持部材6との間が止水される。
図8に示されるように、本実施形態のエプロン5は、小エプロン体82と下エプロン体81との間に設けられるパッキン54をさらに備えている。以下、このパッキン54を第4パッキン54という。
図10に示されるように、第4パッキン54は、小エプロン体82の下縁部(連結部98)に取り付けられている。図8に示されるように、第4パッキン54は、小エプロン体82の下縁部(連結部98)と下エプロン体81の上縁部(上固定部93)との間に挟まれる。これにより、小エプロン体82と下エプロン体81との間が止水される。
図6に示されるように、大エプロン体83は、上エプロン体80と下エプロン体81との間において、小エプロン体82によって覆われていない部分の全てを覆っている。
大エプロン体83と小エプロン体82は、左右方向に直交した断面形状が同一である。大エプロン体83の基本的な構成は、小エプロン体82と同じである。このため、大エプロン体83において小エプロン体82と同じ構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
大エプロン体83は、小エプロン体82と比較して、左右方向の寸法が大きい。図2に示されるように、大エプロン体83の掛止部97は、上カバー部85の下端部の浴槽4側の面に掛け止められている。大エプロン体83の連結部98は、ねじによって下桟64に連結されている。
詳細な説明は省略するが、大エプロン体83にも、小エプロン体82と同様に、第2〜第4パッキン52〜54と同様のパッキンが取り付けられる。すなわち、大エプロン体83と上エプロン体80との間は、第2パッキン52と同様のパッキンにより止水される。また、大エプロン体83の小エプロン体82側の縁部と第2中桟72との間、並びに、大エプロン体83の第2浴室壁22側の縁部と第3中桟73との間のそれぞれは、第3パッキン53と同様のパッキンにより止水される。また、大エプロン体83と下エプロン体81との間は、第4パッキン54と同様のパッキンにより止水される。
図1に示されるように、本実施形態の浴室構造は、洗い場の第1浴室壁21側の端部に設けられたカウンター25をさらに備えている。カウンター25は、第1浴室壁21に取り付けられている。
カウンター25は、前後方向に延びている。カウンター25は、エプロン5と洗い場を介して対向した浴室壁24と、エプロン5との間に亘っている。上カバー部85の第1浴室壁21側の端部と、小エプロン体82の下カバー部96の一部は、洗い場側からカウンター25によって覆われている。
大エプロン体83は、図11に示されるように、他のエプロン体80〜82を支持部材6に取り付けたまま、支持部材6から取り外すことができる。大エプロン体83を支持部材6から取り外すには、連結部98を下桟64に連結するためのねじ35(図2参照)を取り外し、掛止部97を上エプロン体80から外せばよい。
小エプロン体82も、カウンター25を浴室壁24から取り外すことで、大エプロン体83と同様に支持部材6から取り外すことができる。
すなわち、本実施形態の大エプロン体83及び小エプロン体82のそれぞれは、支持部材6に対して着脱可能に取り付けられている。このように大エプロン体83及び小エプロン体82を支持部材6から取り外すことで、支持部材6の対応する点検用開口65を介して支持部材6の浴槽4側を保守・点検することが可能になる。
図2に示されるように、エプロン本体8は、浴槽本体40と支持部材6とを洗い場側から覆う覆部89を備えている。本実施形態の覆部89は、エプロン本体8のデッキ部84よりも下方に位置する部分で構成されている。すなわち、覆部89は、上エプロン体80の上カバー部85と、小エプロン体82(図6参照)と、大エプロン体83と、下エプロン体81とで構成されている。
デッキ部84は、覆部89の上端部から浴槽4側に向かって突出している。本実施形態では、図3に示されるように、平面視において、排水口12の一部がデッキ部84と重複している。このため、洗い場に居る人からは、排水口12の一部がエプロン本体8に隠れて見え難くなり、意匠性が高まる。
図2に示されるように、本実施形態の覆部89の下端部は、浴槽4側に向かって突出して支持部材6の下方に位置する突出部90で構成されている。本実施形態の突出部90は、小エプロン体82(図8参照)及び大エプロン体83のそれぞれの連結部98と、下エプロン体81とで構成されている。
突出部90は、洗い場床パン10の浴槽4側の端部の上方に位置している。突出部90と洗い場床パン10との間には、洗い場側に開口したスペース16が左右方向に亘って形成されている。このため、洗い場に居る人の足が、エプロン本体8に接触し難くなり、洗い場を利用しやすくなる。
また、本実施形態の突出部90は、浴槽4側に向かって下り傾斜した傾斜部94を有している。このため、排水口12を掃除するときに、傾斜部94が邪魔になりにくい。例えば傾斜部94に相当する部分が、下固定部95から洗い場側に向かって水平に突出していると、排水口12を掃除したりするときに、傾斜部94に相当する部分が邪魔になりやすい。しかし、本実施形態では、傾斜部94が浴槽4側に向かって下り傾斜しているので、このような事態が生じ難い。
以上説明した本実施形態の浴室構造は、以下の構成を有する。浴室構造は、一対の浴室壁21,22と、浴槽4と、エプロン5とを具備する。一対の浴室壁21,22は、互いに対向する。浴槽4は、一対の浴室壁21,22の間に位置し、平面視で一対の浴室壁21,22の対向方向と直交する方向において洗い場と並ぶ。エプロン5は、浴槽4の洗い場側に設けられる。浴槽4は、浴槽本体40と浴槽フランジ41とを有する。浴槽本体40は、上方に開口した槽状である。浴槽フランジ41は、浴槽本体40の上縁部から外周側に向かって突出する。浴槽フランジ41は、浴槽フランジ41の洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部45を含む。エプロン5は、支持部材6とエプロン本体8とを備える。支持部材6は、浴槽4の洗い場側に配置される。エプロン本体8は、支持部材6で支持される。エプロン本体8は、覆部89とデッキ部84とを有する。覆部89は、浴槽本体40及び支持部材6を洗い場側から覆う。デッキ部84は、覆部89の上端部から洗い場とは反対側に向かって突出する。デッキ部84の洗い場とは反対側の端部は、洗い場側フランジ部45の下方に位置する。デッキ部84の上面において洗い場側フランジ部45よりも洗い場側に位置する部分は、上方に露出した露出部87となる。支持部材6が一対の浴室壁21,22の間に架設される。支持部材6によってデッキ部84が下方から支持される。
この構成を有する浴室構造では、一対の浴室壁21,22の間に亘り、かつ一対の浴室壁21,22の間に架設されることで強固に固定された支持部材6によって、エプロン本体8のデッキ部84が支持される。このため、例えば利用者が、デッキ部84の上面における露出部87に手を掛ける等することで、デッキ部84に下向きの荷重が加わったときに、エプロン本体8が変形等することが抑制される。
また、浴槽4が囲い壁内に設置された在来風呂では、囲い壁の上面が広い面積を占めたデッキとなり、重厚感が得られやすい。本実施形態の浴室構造において、在来風呂のような重厚感を得るには、デッキ部84の上面において露出する露出部87の面積を大きくする必要があるが、露出部87の面積を大きくすると、デッキ部84が重くなる。特にデッキ部84が人工大理石等の重い材料から形成された場合には、デッキ部84の重みによりエプロン本体8が変形等する可能性がある。ここで、本実施形態では、デッキ部84が一対の浴室壁21,22の間に架設された支持部材6によってしっかりと支持される。このため、露出部87の面積を大きくしてより一層の重厚感を得ながら、エプロン本体8の変形等を抑制できる。
なお、本実施形態では、各エプロン体80〜83が人工大理石であるが、例えば、上エプロン80のみが人工大理石であってもよい。また、各エプロン体80〜83は、人工大理石以外の合成樹脂材料から形成されてもよい。また、各エプロン体80〜83は、合成樹脂製に限られない。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。支持部材6は、一対の浴室壁21,22のうちの少なくとも一方に対して、パッキン51(第1パッキン51)を介して固定される。
この構成を有する浴室構造では、支持部材6と浴室壁21,22との間がパッキンによって止水される。このため、洗い場側から浴槽4側に水が入り込むことを抑制できる。本実施形態の支持部材6は、一対の浴室壁21,22のそれぞれに対してパッキン51を介して固定されている。しかし、支持部材6は、一対の浴室壁21,22のうちの一方に対してパッキン51を介して固定され、他方に対してパッキン51を介さずに固定されてもよい。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。支持部材6は、洗い場の床から上方に離れて位置する。
この構成を有する浴室構造では、洗い場の床の上の水が支持部材6に接触しにくくなる。このため、支持部材6が水によって腐食し難くなる。なお、本実施形態の支持部材6は、洗い場の床から上方に離れて位置しているが、洗い場の床と接していていもよい。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。覆部89の下端部は、洗い場とは反対側に向かって突出して支持部材6の下方に位置した突出部90で構成される。突出部90と、突出部90の下方に位置する洗い場の床との間に、洗い場側に開口したスペース16が形成される。
この構成を有する浴室構造では、洗い場に居る人の足が、エプロン本体8に接触し難くなり、洗い場を利用しやすくなる。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。洗い場の床に排水口12が設けられ、平面視で排水口12の少なくとも一部がデッキ部84と重複する。
この構成を有する浴室構造では、洗い場に居る人から、排水口12の一部がデッキ部84に隠れて見え難くなるため、意匠性が高まる。なお、本実施形態では、平面視で排水口12の一部がデッキ部84と重複しているが、排水口12の前部がデッキ部84と重複してもよい。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。露出部87は、露出部87の幅が一対の浴室壁21,22のうちの一方の浴室壁21(又は浴室壁22)に近い部分ほど大きくなる縮幅部88を含む。洗い場側フランジ部45の幅と縮幅部88の幅とを合わせた寸法が、縮幅部88において最も幅が小さくなる箇所において、最も小さくなる。
この構成を有する浴室構造においては、浴室の利用者は、縮幅部88において最も幅が小さくなる箇所の上を跨いで、洗い場と浴槽4との間を容易に移動できる。また、縮幅部88において最も幅が大きくなる部分で、重厚感を得ることができる。
なお、露出部87は、その長さ方向における全体に亘って、第1浴室壁21又は第2浴室壁22に近い部分ほど大きくなるように形成されてもよい。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。エプロン本体8は、分割された複数のエプロン体80〜83で構成される。複数のエプロン体80〜83のうちの少なくとも1つのエプロン体82,83(小エプロン体82及び大エプロン体83)は、エプロン体82,83の縁部と支持部材6との間にパッキン53(第3パッキン53)を挟み込んだ状態で支持部材6に取り付けられる。
この構成を有する浴室構造では、パッキン53により、エプロン体82,83の縁部と支持部材6との間が止水される。このため、洗い場側から浴槽4側に水が入り込むことを抑制できる。
なお、本実施形態では、小エプロン体82の縁部と支持部材6との間、及び大エプロン体83の縁部と支持部材6との間のそれぞれがパッキン53により止水されているが、小エプロン体82の縁部と支持部材6との間のみがパッキン53により止水されてもよい。また、大エプロン体83の縁部と支持部材6との間のそれぞれがパッキンにより止水されてもよい。また、上エプロン体80の縁部と支持部材6との間、および下エプロン体81と支持部材6との間もパッキンにより止水されてもよい。
また、本実施形態の浴室構造は、以下の付加的な構成を有する。エプロン本体8は、複数のエプロン体80〜83を有する。複数のエプロン体80〜83のうちの少なくとも1つ82,83(本実施形態では、小エプロン体82及び大エプロン体83)が、支持部材6に対して着脱可能に取り付けられる。
この構成を有する浴室構造では、エプロン本体8が複数のエプロン体80〜83を有するため、エプロン本体8が一部材で構成された場合と比較して、エプロン本体8の運搬が容易になる。また、支持部材6に対して着脱可能に取り付けられたエプロン体82,83を取り外して、洗い場から浴槽4側を保守・点検等することができる。
また、本実施形態のエプロン5は、以下の構成を有している。支持部材6と、エプロン本体8とを備える。支持部材6は、浴槽4の洗い場側に配置される。エプロン本体8は、支持部材6で支持される。浴槽4は、互いに対向した一対の浴室壁21,22の間に位置し、平面視で一対の浴室壁21,22の対向方向と直交する方向において洗い場と並ぶ。浴槽4は、浴槽本体40と、浴槽フランジ41とを有する。浴槽本体40は、上方に開口した槽状である。浴槽フランジ41は、浴槽本体40の上縁部から外周側に向かって突出する。浴槽フランジ41は、浴槽フランジ41の洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部45を含む。エプロン本体8は、覆部89と、デッキ部84とを有する。覆部89は、浴槽本体40及び支持部材6を洗い場側から覆う。デッキ部84は、覆部89の上端部から洗い場とは反対側に向かって突出する。デッキ部84の上面において洗い場側フランジ部45よりも洗い場側に位置する部分は、上方に露出する露出部87となる。支持部材6は一対の浴室壁21,22の間に架設可能である。支持部材6はデッキ部84を下方から支持するように構成される。
この構成を有するエプロン5は、一対の浴室壁21,22の間に亘り、かつ一対の浴室壁21,22の間に架設されることで強固に固定された支持部材6によって、エプロン本体8のデッキ部84が支持される。このため、デッキ部84に下向きの荷重が加わったときに、エプロン本体8が変形等することが抑制される。
なお、本実施形態の浴室構造及びエプロン5は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
10 洗い場床パン(洗い場の床)
12 排水口
16 スペース
21 第1浴室壁
22 第2浴室壁
4 浴槽
40 浴槽本体
41 浴槽フランジ
44 洗い場側浴槽壁
45 洗い場側フランジ部
5 エプロン
51 第1パッキン
53 第3パッキン
6 支持部材
8 エプロン本体
80 上エプロン体
81 下エプロン体
82 小エプロン体
83 大エプロン体
84 デッキ部
87 露出部
88 縮幅部
90 突出部

Claims (9)

  1. 互いに対向した一対の浴室壁と、
    前記一対の浴室壁の間に位置し、平面視で前記一対の浴室壁の対向方向と直交する方向において洗い場と並ぶ浴槽と、
    前記浴槽の前記洗い場側に設けられたエプロンとを具備し、
    前記浴槽は、
    上方に開口した槽状の浴槽本体と、
    前記浴槽本体の上縁部から外周側に向かって突出した浴槽フランジとを有し、
    前記浴槽フランジは、
    前記浴槽フランジの前記洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部を含み、
    前記エプロンは、
    前記浴槽の前記洗い場側に配置された支持部材と、
    前記支持部材で支持されたエプロン本体とを備え、
    前記エプロン本体は、
    前記浴槽本体及び前記支持部材を前記洗い場側から覆う覆部と、
    前記覆部の上端部から前記洗い場とは反対側に向かって突出したデッキ部とを有し、
    前記デッキ部の前記洗い場とは反対側の端部は、前記洗い場側フランジ部の下方に位置し、前記デッキ部の上面において前記洗い場側フランジ部よりも前記洗い場側に位置する部分は、上方に露出した露出部となり、前記支持部材が前記一対の浴室壁の間に架設されており、
    前記支持部材は、
    前記一対の浴室壁に固定される一対の壁固定体と、
    前記一対の壁固定体同士を連結する上桟とを有し、
    前記上桟が前記露出部の下方に位置し、前記上桟によって前記デッキ部が下方から支持されたことを特徴とする浴室構造。
  2. 前記支持部材は、前記一対の浴室壁のうちの少なくとも一方に対して、パッキンを介して固定されたことを特徴とする請求項1に記載の浴室構造。
  3. 前記支持部材は、前記洗い場の床から上方に離れて位置したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴室構造。
  4. 前記覆部の下端部は、前記洗い場とは反対側に向かって突出して前記支持部材の下方に位置した突出部で構成され、この突出部と、この突出部の下方に位置する前記洗い場の床との間に、前記洗い場側に開口したスペースが形成されたことを特徴とする請求項3に記載の浴室構造。
  5. 前記洗い場の床に排水口が設けられ、平面視で前記排水口の少なくとも一部が前記デッキ部と重複したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴室構造。
  6. 前記露出部は、
    前記露出部の幅が前記一対の浴室壁のうちの一方の浴室壁に近い部分ほど大きくなる縮幅部を含み、
    前記洗い場側フランジ部の幅と前記縮幅部の幅とを合わせた寸法が、前記縮幅部において最も幅が小さくなる箇所において、最も小さくなったことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の浴室構造。
  7. 前記エプロン本体は、分割された複数のエプロン体で構成され、前記複数のエプロン体のうちの少なくとも1つのエプロン体は、前記エプロン体の縁部と前記支持部材との間にパッキンを挟み込んだ状態で前記支持部材に取り付けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の浴室構造。
  8. 前記エプロン本体は、
    前記対の浴室壁の対向方向に並んだ複数のエプロン体を有し、
    前記複数のエプロン体のうちの少なくとも1つが、前記支持部材に対して着脱可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の浴室構造。
  9. 浴槽の洗い場側に配置される支持部材と、
    前記支持部材で支持されるエプロン本体とを備え、
    前記浴槽は、互いに対向した一対の浴室壁の間に位置し、平面視で前記一対の浴室壁の対向方向と直交する方向において前記洗い場と並び、
    前記浴槽は、
    上方に開口した槽状の浴槽本体と、
    前記浴槽本体の上縁部から外周側に向かって突出した浴槽フランジとを有し、
    前記浴槽フランジは、
    前記浴槽フランジの前記洗い場側の一辺を構成する洗い場側フランジ部を含み、
    前記エプロン本体は、
    前記浴槽本体及び前記支持部材を前記洗い場側から覆う覆部と、
    前記覆部の上端部から前記洗い場とは反対側に向かって突出したデッキ部とを有し、
    前記デッキ部の上面において前記洗い場側フランジ部よりも前記洗い場側に位置する部分は、上方に露出する露出部となり、
    前記支持部材は前記一対の浴室壁の間に架設可能であり、
    前記支持部材は、
    前記一対の浴室壁に固定される一対の壁固定体と、
    前記一対の壁固定体同士を連結する上桟を有し、
    前記上桟が前記露出部の下方に位置し、前記支持部材は前記上桟によって前記デッキ部を下方から支持するように構成されたことを特徴とするエプロン。
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