JP4858121B2 - 浴室の洗い場の排水構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の洗い場の排水構造に関するものである。
従来から、浴室の洗い場で使用した浴水は、洗い場の床面に施した水勾配にて洗い場に設けた排水口に集められて排水されるようになっている。ここで、排水口がそのまま浴室外観に露出されると浴室の外観を悪くするため、近年ではたとえば特許文献1のように、排水口を目隠しできる目の無い排水蓋を排水口に被着することが行われている。詳しくは、排水蓋は平面視で排水口よりも一回り小さく形成されるのであり、排水蓋の側面と排水口の内側面と間にできる隙間から洗い場からの浴水を流して排水させるようになっている。
しかしながら、排水蓋が排水口内の偏った位置に配置された場合には、排水蓋の側面と排水口の内側面との間の隙間が小さくなったり隙間ができない箇所ができ、この箇所では浴水の排水口内への流れ込みが滞ってしまい、洗い場の床面の水勾配で集水された浴水が排水口近傍で洗い場の床面に溢れてしまう、といった問題があった。
特開平7−189310号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、排水口に目の無い排水蓋を被着しても、洗い場の浴水の排水口へのスムーズな排水を確保できる浴室の洗い場の排水構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る浴室の洗い場の排水構造にあっては、洗い場1に浴水を排水する排水口2を設け、洗い場1の床面3を排水口2から洗い場1の外縁に至る断面山状の稜線部4で複数の面部5に区分けし、各面部5にそれぞれ排水口2に向けて下り傾斜する水勾配6を形成し、排水口2に目の無い排水蓋7を被着し、排水蓋7における排水口2の稜線部4が至る部位の対応箇所にスペーサ部8を側方に突設し、このスペーサ部8を排水口2の稜線部4が至る部位における内側面に当接して成ることを特徴とする。これによると、洗い場1で使用した浴水は稜線部4で区分けされた各面部5の水勾配6によって排水口2の稜線部4が至らない部位に流れるのであり、ここで、目の無い排水蓋7は排水口2の稜線部4が至る部位でスペーサ部8を介して排水口2に被着されるのであって、つまり排水口2の稜線部4が至らない部位では排水蓋7の側面と排水口2の内側面との間には確実に隙間Sを形成することができるのであり、上記稜線部4や水勾配6にて集められた洗い場1の浴水をこの隙間Sを介して排水口2に滞り無く流すことができる。すなわち、排水口2に目の無い排水蓋7を被着しても、従来のように排水蓋7が洗い場1の浴水の排水口2への排水を阻害してしまうことが無く、洗い場1の浴水の排水口2へのスムーズな排水を確保できたものである。
また、請求項2に係る浴室の洗い場の排水構造にあっては、請求項1において、排水口2及び排水蓋7を平面視矩形状に形成し、排水蓋7の四隅の角部7aにスペーサ部8をそれぞれ設けると共に、各スペーサ部8を排水口2の四隅の角部2aの内側面にそれぞれ当接して成ることを特徴とする。これによると、排水蓋7を排水口2内にがたつき無く収納配置できる。
本発明にあっては、排水口に目の無い排水蓋を被着しても、洗い場の浴水の排水口へのスムーズな排水を確保できる、といった利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の浴室Aの床は、図3のように、浴槽11を載設する浴槽床パン12と洗い場1を構成する洗い場床パン10とを連設させて形成されている。洗い場床パン10は平面視略矩形状で、洗い場1の床面3の外縁には水返しとなると共に壁パネル等を載設するための立上り部13が形成されており、この洗い場1の床面3の浴槽側の端部には浴水を排水させるための排水口2が形成されている。
ここで、洗い場1の床面3は排水口2から床面3の外縁に至る断面山状の稜線部4で複数の面部5に区分けされ、各面部5にはそれぞれ排水口2に向けて下り傾斜する水勾配6が形成されている。すなわち、洗い場1で使用した浴水(洗い場1の床面3に落ちた浴水)は、分水嶺となる稜線部4から各面部5に分けられて流れた(矢印A)後に、各面部5の水勾配6によって排水口2の稜線部4が至らない部位に向かって流れるようになっている(矢印B)。
また、排水口2は床面3から一段下方へ凹没した凹所14の底面に円孔状の排水孔15が穿設されており、この排水孔15は床下に延びる排水経路に排水トラップを介して接続されている。排水口2には排水蓋7が被着される。本例では排水口2及び排水蓋7はそれぞれ上面視矩形状に形成されており、排水口2の浴槽側と反対側の2つの角部2aに対し、洗い場1における浴槽側と反対側の2つの角部1aにそれぞれ端を発した直線状の稜線部4が各々至るようにされている。
排水蓋7は、図2のように目(貫通箇所)の無い蓋板部18から複数のゴム製の脚部19が垂設されると共に、排水口2の稜線部4が至る部位に対応する箇所(本例では角部7a)に側方に突出するスペーサ部8を形成している。蓋板部18は上面に周縁に向かう水勾配20aが形成された上面壁部20の外周縁から垂下壁部21を垂設して成り、スペーサ部8は各角部7aに跨るようにして垂下壁部21から側方に突出形成されている。蓋板部18は上面視で排水口2より一回り小さく形成されると共に、スペーサ部8の突出端が排水口2(凹所14)の内側面に当接する寸法に形成されている。垂下壁部21において排水口2の稜線部4が至る部位に対応しない箇所(本例では角部7a以外の箇所)には排水用の切欠22が形成され、また、上面壁部20の下面には対向する垂下壁部21の間に亙るような格子状の補強リブ23が形成されて排水蓋7の剛性が高められている。無論、蓋板部18の上面壁部20は洗い場1の床面3と同じ意匠に施されており、排水口2に排水蓋7を被着した際には外観的にあたかも排水蓋7を含めた部位が洗い場を構成するようになって広い洗い場を現出する。
この排水蓋7は、図1のように、脚部19を凹所14の底面に載置して蓋板部18で排水孔15を目隠するようにして排水口2に被着されるのであるが、このときにはゴム製の脚部19にてガタツキが防止された上で、スペーサ部8の突出端が凹所14の内側面に当接して排水蓋7は凹所14内の所定位置に収納される。本例では、スペーサ部8は排水蓋7の四周(詳しくは排水蓋7の四隅の角部7a)に各々形成され、各スペーサ部8が対応する排水口2の内側面(詳しくは排水口2の四隅の角部2aの内側面)にそれぞれ当接しているので、排水蓋7は排水口2内で水平方向にもガタツキが防止されて配設されるようになっている。そしてこの状態では、排水蓋7の側面(蓋板部18の側面)と排水口2の内側面(凹所14の内側面)との間には、スペーサ部8の排水口2の内側面への当接部位を除いて、洗い場1の床面3から至る浴水を流すための隙間Sが形成されるようになっている。つまり、排水口2の稜線部4が至る部位にはその内側面に排水蓋7のスペーサ部8が当接しており、排水口2の稜線部4が至らない部位ではその内側面と排水蓋7の側面との間に上記隙間Sが形成されており、この隙間Sは上記垂下壁部21の切欠22を介して排水孔15に通ずるようになっている。したがって、稜線部4から各面部5に分けられて各面部5の水勾配6によって排水口2の稜線部4が至らない部位に向けて流れた洗い場1で使用した浴水は、排水口2の稜線部4が至らない部位に存在する凹所14の内側面と排水蓋7の側面との間の隙間Sから凹所14の底面に向かってスムーズに流れ込み、続けてこの浴水は排水蓋7の切欠22を介して排水孔15、ひいては排水経路にスムーズに至って排水されるようになっている。
このように、洗い場1の床面3を排水口2から洗い場1の外縁に至る断面山状の稜線部4で複数の面部5に区分けすると共に各面部5にそれぞれ排水口2に向けて下り傾斜する水勾配6を形成したので、洗い場1の浴水を稜線部4、各面部5を経て排水口2の稜線部4が至らない部位に流れ込ませることができ、そして、排水口2に被着する目の無い排水蓋7には排水口2の稜線部4が至る部位の対応箇所にスペーサ部8を側方に突設し、このスペーサ部8を排水口2の稜線部4が至る部位における内側面に当接させて上記排水蓋7を排水口2に被着させたので、排水口2の稜線部4が至らない部位では排水蓋7の側面と排水口2の内側面との間には排水口2に浴水を流すための隙間Sを確実に形成することができたものであり、つまり従来のように排水蓋7が洗い場1の浴水の排水口2への排水を阻害してしまうことが無く、洗い場1の浴水の排水口2へのスムーズな排水を確保できたのである。
上記実施形態では排水口2や排水蓋7は平面視矩形状であるが平面視円形状等の任意の形状に形成してもよく、また、排水口2の設置位置は洗い場1の床面3の任意位置でもよく、また稜線部4が至る排水口2の箇所は角部7aに限られず排水口2の縁部の任意位置に設定してもよい。
本発明の実施の形態の例であり、(a)は洗い場の排水口近傍の平面図であり、(b)は(a)の側断面面図である。 同上の排水蓋であり、(a)は上面図であり、(b)は一部を切り欠いた側面図であり、(c)は下面図である。 同上の浴室の床の平面図である。
符号の説明
1 洗い場
2 排水口
3 床面
4 稜線部
5 面部
6 水勾配
7 排水蓋
8 スペーサ部
S 隙間

Claims (2)

  1. 洗い場に浴水を排水する排水口を設け、洗い場の床面を排水口から洗い場の外縁に至る断面山状の稜線部で複数の面部に区分けし、各面部にそれぞれ排水口に向けて下り傾斜する水勾配を形成し、排水口に目の無い排水蓋を被着し、排水蓋における排水口の稜線部が至る部位の対応箇所にスペーサ部を側方に突設し、このスペーサ部を排水口の稜線部が至る部位における内側面に当接して成ることを特徴とする浴室の洗い場の排水構造。
  2. 排水口及び排水蓋を平面視矩形状に形成し、排水蓋の四隅の角部にスペーサ部をそれぞれ設けると共に、各スペーサ部を排水口の四隅の角部の内側面にそれぞれ当接して成ることを特徴とする請求項1記載の浴室の洗い場の排水構造。
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