JP4634408B2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4634408B2
JP4634408B2 JP2007057986A JP2007057986A JP4634408B2 JP 4634408 B2 JP4634408 B2 JP 4634408B2 JP 2007057986 A JP2007057986 A JP 2007057986A JP 2007057986 A JP2007057986 A JP 2007057986A JP 4634408 B2 JP4634408 B2 JP 4634408B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
screw hole
water
bathroom
electronic device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007057986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008218939A (ja
Inventor
敏彦 中川
Original Assignee
アール・ビー・コントロールズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アール・ビー・コントロールズ株式会社 filed Critical アール・ビー・コントロールズ株式会社
Priority to JP2007057986A priority Critical patent/JP4634408B2/ja
Publication of JP2008218939A publication Critical patent/JP2008218939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4634408B2 publication Critical patent/JP4634408B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

本発明は、浴室や屋外その他の水がかかる壁面に対してネジで取り付けられる電子機器に関する。
従来のこの種の電子機器として、例えば浴室テレビや風呂リモコンなどが知られている。これら電子機器は内部に水などが侵入しないように、防水性を備えたケーシング内に納められている。そして、そのケーシングには、ケーシング内とは隔絶された長穴状のネジ穴が、ケーシングの前後方向に貫通して形成されている。
電子機器を浴室の壁部に固定する際には、電子機器を所定の取付位置に位置決めした状態でネジ穴にネジを挿入し、ネジ止めを行っている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−31751号公報(図4の図番22を参照)
上記電子機器を壁部に固定する際には、ネジを強固に締め付ける前に微妙に電子機器の姿勢を調節するためにネジ穴が長穴状に形成されているが、そのためネジを締め付けた状態で、ネジ穴の一部が開口することになる。するとその開口部分からネジ穴内に水が入り込む場合が生じるが、ネジ穴の後方は壁部で塞がれており、かつ、ネジの頭部でネジ穴の下部分が覆われていると、ネジ穴内に侵入した水がネジ穴から排出されず、ネジ穴内に溜まる状態が生じる。
このようにネジ穴内に水が溜まると、ネジの腐食や壁部の腐食、またネジ穴内でのカビの発生など、多くの不具合が複合して生じるおそれがある。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、長穴状のネジ穴内に水が溜まらない電子機器を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による電子機器は、浴室や屋外その他の水がかかる壁部に対してネジで取り付けられる電子機器であって、電子機器のケーシングに取り付け用のネジが挿通される長穴状のネジ穴を形成したものにおいて、壁部に取り付けられた状態で、このネジ穴の底面となる位置に、ネジの軸部より狭い幅であって、ネジ穴内の水を排水する排水溝を形成し、この排水溝の少なくとも出口部分の深さを、ネジの頭部で隠れない深さに設定したことを特徴とする。
ネジ穴内に水が侵入しても排水溝を通って水がネジ穴の外へ排出されるので、ネジ穴内に水が溜まることはない。
以上の説明から明らかなように、本発明は、ネジ穴内に水が溜まらないので、ネジの腐食や壁部の腐食その他の不具合の発生を防止することができ、電子機器の取付部周辺や壁部の寿命を延ばすことができる。
図1を参照して、1は本発明による電子機器である浴室テレビであり、浴室BRの壁部Wに固定されている。
図2を参照して、浴室テレビ1のケーシング3にはネジ4が挿入され、ケーシング3を壁部Wに固定するためのネジ穴31が形成されている。これらネジ穴31およびネジ4は左右のスピーカカバー21および上カバー22と下カバー23とで隠され、通常の使用時には外部から見えないように構成されている。
図2には、ケーシング3の左端に上下2個のネジ穴31を設けたことが示されているが、そのほかにもAおよびBの黒矢印で示した位置に各々ネジ穴が形成されており、本実施の形態では合計9個のネジ穴が形成されている。
浴室テレビ1を壁部Wに固定する際には、最初にAで示すネジ穴にネジを挿通して浴室テレビ1を壁部Wに仮固定する。その状態では浴室テレビ1を手で支えることなく、かつ左右に自由に傾けることができる。そして、浴室テレビ1の姿勢を水平に保った状態で他のネジ穴にネジを挿通して浴室テレビ1の姿勢を決め、最後に全てのネジを硬く締め付けて、浴室テレビ1を壁部Wに本固定するようにした。
図3を合わせて参照して、本実施の形態では、浴室テレビ1を壁部Wに固定した状態でネジ穴31の底部となる部分に、ネジ4の軸部41の直径より幅の狭い排水溝32を設けた。この排水溝32の底部は水平でもよいが、図3に示すように前方に向かって下るように傾斜させることが望ましい。
また、この排水溝32の前方端、すなわち出口部分の深さは、ネジ4の頭部42によって塞がれないように深くした。このように構成することにより、ネジ穴31内に水が入り込んでも、排水溝32を伝って水がネジ穴の外部に排出されるので、水がネジ穴31内に溜まることが防止される。ところで、ケーシング3は前側本体3aと、後側本体3bとが水密に接合されることにより形成されているが、ネジ穴31は後側本体3bに形成した。
ところで、上記浴室テレビ1は壁部Wに固定された状態で、壁部Wとケーシング3の間の隙間をコーキング剤で防水処理する。ところが、例えばネジ穴1からケーシング3の裏側へ水が回り込むと、逆にコーキング剤によって水が閉じこめられ排水されない場合が生じる。しかし、上記の構成では下側に設けたネジ穴からこの水を排水することができる。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 浴室テレビの取り付け状態を示す図 ネジ穴の詳細を示すIII-III断面図
符号の説明
1 浴室テレビ
3 ケーシング
4 ネジ
21 スピーカカバー
22 上カバー
23 下カバー
31 ネジ穴
32 排水溝
BR 浴室
W 壁部

Claims (1)

  1. 浴室や屋外その他の水がかかる壁部に対してネジで取り付けられる電子機器であって、電子機器のケーシングに取り付け用のネジが挿通される長穴状のネジ穴を形成したものにおいて、壁部に取り付けられた状態で、このネジ穴の底面となる位置に、ネジの軸部より狭い幅であって、ネジ穴内の水を排水する排水溝を形成し、この排水溝の少なくとも出口部分の深さを、ネジの頭部で隠れない深さに設定したことを特徴とする電子機器。
JP2007057986A 2007-03-08 2007-03-08 電子機器 Expired - Fee Related JP4634408B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007057986A JP4634408B2 (ja) 2007-03-08 2007-03-08 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007057986A JP4634408B2 (ja) 2007-03-08 2007-03-08 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008218939A JP2008218939A (ja) 2008-09-18
JP4634408B2 true JP4634408B2 (ja) 2011-02-16

Family

ID=39838573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007057986A Expired - Fee Related JP4634408B2 (ja) 2007-03-08 2007-03-08 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4634408B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016009756A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 シャープ株式会社 筐体、表示装置及び浴室

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0579980U (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 日通工株式会社 機器筐体における壁掛け用係止孔部の防水構造
JP2000055202A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Kyocera Corp 水抜き穴付き防水型機器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0579980U (ja) * 1992-03-31 1993-10-29 日通工株式会社 機器筐体における壁掛け用係止孔部の防水構造
JP2000055202A (ja) * 1998-08-05 2000-02-22 Kyocera Corp 水抜き穴付き防水型機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008218939A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5573241B2 (ja) 防水型電子機器の筐体
JP2008061401A (ja) 電気接続箱の防水カバー構造
JP4662280B2 (ja) 電気機器収納キャビネット用ルーバー
JP4912129B2 (ja) 電気機器キャビネット用ルーバー
JP4462555B2 (ja) 電気機器キャビネット用ルーバ装置
JP4634408B2 (ja) 電子機器
JP2009060165A (ja) 電子機器における水抜き構造
JP6952086B2 (ja) 電気接続箱
JP2010215113A (ja) 車両用フード
JP4720680B2 (ja) 水廻りスピーカ構造及び該水廻りスピーカ構造を用いたスピーカ内蔵便器
JP2010098898A (ja) 電源収納ボックス
JP4605709B2 (ja) 両扉式キャビネット
JP2009130208A (ja) 電気機器収納用箱体
JP6389428B2 (ja) 配電函
JP4594951B2 (ja) 電子機器の固定方法
JP4798394B2 (ja) 電気機器用ケース
JP7350424B2 (ja) 防水ケーシング
JP6502228B2 (ja) 電子機器
JP2008133621A (ja) 集水ますの躯体取付構造
JP5299218B2 (ja) 電気接続箱
JP2008133615A (ja) 集水ますの躯体取付構造
JP2016219718A (ja) 電気機器収納用箱
JP4583238B2 (ja) 枠体
JP2006345880A (ja) カーテンレール用キャップ
JP2021128967A (ja) 電気機器収納キャビネット用ルーバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4634408

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131126

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees