JP2010098898A - 電源収納ボックス - Google Patents

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Masaki Sugiyama
正樹 杉山
Minoru Tanabe
稔 田部
Masaaki Sakata
雅昭 坂田
Yoshihiro Ueda
欣弘 上田
Terue Inoko
照恵 猪子
Kenzo Tomitani
謙三 冨谷
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Abstract

【課題】製作が容易で、侵入してきた水を確実に排水する電子機器操作盤の壁取り付け電源収納ボックスを実現する。
【解決手段】電源収納ボックス200の取付枠部202の正面左より排水リブ211、212、213の3ヶ所が収納部201の上面に位置するように設けられる。それぞれの排水穴214、215、216には谷状に傾斜した排水リブ211、212、213が電子機器操作盤100の後ケース102の背面との空間に、後ケース102に密着するまで伸延し、取付枠部202の上面の全長に、収納部201の上面全部をカバーするように設置されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、屋内に取付けられる電子機器操作盤の電源を内部に収納し壁内面に埋め込まれるとともに電子機器操作盤を壁面に体裁よく取付けるための電源収納ボックスに関するものである。
近年、家庭の電子化IT化が進み宅内に様々な電子機器が取付けられるようになった。例えばマンションなどの集合住宅や一般の戸建住宅においても、給湯器のリモコンやTV付きインターホン、インターネット端末、ホームセキュリティシステムの操作盤など、様々な電子機器の操作盤が多数取付けられている。
これらの電子機器操作盤の多くは有線で交流電源が接続されているが、交流電源線は室内に露出して配線すると見栄えが悪いため、取付けられる壁面の内側に穴を開けて、その穴より引き出し直接操作盤の裏面に接続している。また操作盤の種類によっては交流電源を直流に変換する電源が操作盤の外部に必要となり、電源を収納するとともに体裁よく操作盤を壁面に取り付ける壁埋め込み電源ボックスが開発されている。
この電子機器操作盤は電源ボックスを介して壁面に取付けられるが、家庭内では台所や洗面所などの、いわゆる水回りの場所に設置される例も多く、屋内といっても水が誤ってかかる可能性が高く、水が内部に浸入すると電子部品や電源部の故障・異常などが懸念される。そのため電源収納ボックスには、電子操作盤との間に水が浸入しても容易に排水される構造が必要となっている。
この排水構造の従来例としてジャンクションボックス等の防水ボックスとハーネス導入用のプロテクタとの組付け構造を、図7、8、9に示す。防水ボックス701は内部に図示しない電子部品等を内蔵し、開口部に対向して合成樹脂製のプロテクタ702をロック爪703等により被着させる。プロテクタ702には排水用のガイドリブ704が側溝部705に向けて傾斜して設けられ、ガイドリブ704の前端上端部に全長には突条706が設けられ、ロック爪703の型抜き穴707を通して入る水の浸入を防止する構造となっている。
特開平7−39047号公報
しかしながら上記の従来例では、排水部が防水ボックスの電子部品の収納部と隔離されておらず、ロック爪周囲の溝や型抜き穴から侵入した水がプロテクターのガイドリブに設けられた突条を乗り越えて、防水ボックス内部の電子部品にかかり悪影響を及ぼす懸念がある。突条についても合成樹脂で成形する場合、成型したプロテクターを金型から離型させるための機構が複雑となり設置が困難である。またガイドリブで受けた水を側溝部に導き排水する構造となっているが、ボックス内部に構造上位置を動かすことのできない構造部品があり側溝をボックス上部より下部まで設けることができない場合は、排水リブを設けられない。
本発明は上記の課題を解決するため、電源収納ボックスに排水穴を設け、排水用のリブを電源収納部より電子機器操作盤の後面に密着させて、排水穴に向け傾斜して設置するものである。
本発明ではかかる課題を解決し、侵入してきた水を確実に排水し、製作が容易な電子機器操作盤の壁埋め込み電源収納ボックスを提供可能となる。
第1の発明の電源収納ボックスは、屋内壁面に取付けられる電子機器操作盤の電源を収納する収納部を備え、前記電子機器操作盤との接合部から浸透する水分を受けるように排水穴を中心として谷状に傾斜した形状である排水リブを設け、前記排水リブを前記電子機器操作盤の後面に密着させる形状に形成したものである。
これによれば、電源収納ボックスに排水リブを、電子機器操作部後面に密着して設置するため、水が排水リブより溢れて電源などの収納部内部に侵入することがない。また電源収納ボックスに壁面に通ずる排水穴を設けたため電源収納ボックスの上部より下部まで通ずる排水溝を設ける必要がない。よって任意の位置に排水リブを設けることができる。
第2の発明は、特に第1の発明の排水穴を収納部の上面となる位置に設置したものである。これによれば、排水穴より誘導された水が前記電源収納部の上面を沿って壁内側に排出されるため、電源収納ボックス下部より排水がしみ出たり、内部に水が滞留することない。
第3の発明は、特に第2の発明において、収納部の上面及び背面に排水溝を設置し、排水溝は排水穴と連通してように形成したものである。これによれば、電源収納ボックスの排水穴より誘導された水が、電源収納部の上面から後面に至る排水溝を沿って壁内側に確実に排出される。
第4の発明は、特に第3の発明において、収納部の上面に設けた排水溝が後面へ向けて傾斜するように形成するものである。これによれば、電源収納ボックスの排水穴より誘導された水が、前記電源収納部の上面の傾斜により後面に確実に誘導される。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
電子機器操作盤100は、電源収納ボックス200を介して壁面300に取り付けられる。
電子機器操作盤100は、前ケース101と後ケース102とを組み合わすことで形成され、前面(前ケース101表面)には電源収納ボックス200に収納された電子機器を操作するための操作部103が設けられている。
また、図2に示すように、電子機器操作盤100の後面(後ケース102表面)には電子機器操作盤100の強度を高めるための補強リブ104が設けられている。補強リブ104は、後ケース102表面に対して凸状に形成されるものである。同じように、凸状にねじ穴105、106、107が形成されている。
電源収納ボックス200は合成樹脂で形成され、中央に凹状の収納部201が形成され、収納部201には電流変換器や電子機器(図示せず)が収納される。また、収納部201を囲むようにした取付枠部202にはねじ穴203、204、205及びねじ穴206、207、208、209が設けてある。ねじ穴203はねじ穴105と、ねじ穴204
はねじ穴106と、ねじ穴205はねじ穴107と向かい合い、電子機器操作盤100と電源収納ボックス200をねじで一体に固定できる。また、収納部201の横面には、壁面300内部より引き込まれた交流電源線や電話線(図示せず)を取込むための取込み穴210が設けられている。
また、取付枠部202には、表面に対して凸状である排水リブ211、212、213が形成されている。排水リブ211、212、213は、取付枠部202を貫通した排水穴214、215、216に向けて谷状に傾斜した形状となっている。これは、上側から染み込む水分が排水穴214、215、216に集まるようにするためのものである。さらに、電子機器操作盤100と電源収納ボックス200とを合わせて固定するときに、電子機器操作盤100の背面と排水リブ211、212、213とが隙間なく密着するように、排水リブ211、212、213の高さが設定されている。
また、図4に示すように、電源収納ボックス200の後ろ面には、排水リブ211、212、213から流れ出る水分を背面に誘導するための凸状の排水溝217、218、219が収納部201の上面と後側面に形成されている。
さらに、図5に示すように、収納部201の上面(図5の箇所A)は、排水溝217、218、219を流れる水分が下側へ流れやすくするために、地面に対して若干(地面に対して2〜3度)傾いて形成されている。
図6を用いて、電源収納ボックス200を流れる水分の経路を矢印に示す。まず、電子機器操作盤100と電源収納ボックス200との接合部から漏れ出る水分は、自身の表面張力と重力のため取付枠部202の内壁を伝わって排水リブ211、212、213に落下する。排水リブ211、212、213に落ちた水は設けられた傾斜により排水穴214、215、216に導かれ、排水穴214、215、216を通過して収納部201の上部に排出される。同様に電子機器操作盤100と電源収納ボックス200との接合部に大量の水がかかった場合は、周辺部に設けられた排水リブ211、212、213が浸入した水を受け、それぞれ排水穴214、215、216に導き排水される。
このとき排水リブ211、212、213は後ケース102の背面と密着しているため、排水リブ211、212、213から溢れ出て収納部201や電子機器操作盤100の後ケース102の背面へ浸入することはない。また、本実施の形態のように電子機器操作盤100の後ケース102の背面に設けられた補強リブ104との干渉を避けるために設けられた2ヶ所の避け溝220で縁切られていて、排水溝217、218、219を収納部201に設けることができない場合も、縁切られた左右および中央部にそれぞれ排水穴と排水リブを設けることにより排出可能としている。
壁面300は、電源収納ボックス200を取付けるため、収納部201よりも若干大きい寸法で中央を略正方形状に貫通している。そして、貫通穴の四隅には、ねじ穴301、302、303、304が設けられ、ねじ穴206はねじ穴301と、ねじ穴207はねじ穴302と、ねじ穴208はねじ穴303と、ねじ穴209はねじ穴304と向かい合い、電源収納ボックス200を壁面300にねじで一体に固定できる。
以上のような構成にすることにより、電子機器操作盤と電源収納ボックスとの間に水が浸透しても、電源収納ボックス内部に設けられた排水リブと排水穴が、収納部に水を浸入させることなく効果的に水を電源収納ボックスの外に排出させることが可能となる。また構造をリブ、穴、溝と単純な形状で構成したため、パッキンなどの追加部品が不要で容易に製作できる電源収納ボックスを提供可能となる。
以上のように本発明にかかる電源収納ボックスの排水構造は、取付枠部の内部に侵入してきた水を導く排水用のリブを、水を収納ボックス内部より外部に排出する排水穴を、そして排出された水を壁内側に導く排水溝を電源収納部上部に設置したので侵入してきた水を確実に排水できるので、様々な機器の電源収納ボックスとして利用可能である。
本発明の実施の形態における電源収納ボックスの構造および取り付けを示す構成図 本発明の実施の形態における電子機器操作盤の後ケースの後面斜視図 本発明の実施の形態における電源収納ボックスの正面図 本発明の実施の形態における電源収納ボックスの後面斜視図 本発明の実施の形態における電源収納ボックスの横側面図 本発明の実施の形態における壁に取り付けた電源収納ボックスと電子機器操作盤の中央垂直断面図 従来例における防水ボックスの排水構造の構成図 従来例における防水ボックスの要部断面図 従来例における防水ボックスの拡大斜視図
符号の説明
100 電子機器操作盤
200 電源収納ボックス
201 収納部
202 取付枠部
211、212、213 排水リブ
214、215、216 排水穴

Claims (4)

  1. 屋内壁面に取付けられる電子機器操作盤の電源を収納する収納部を備え、前記電子機器操作盤を壁面に取り付け電源を壁内に埋め込む電源収納ボックスにおいて、前記電子機器操作盤との接合部から浸透する水分を受けるように排水穴を中心として谷状に傾斜した形状である排水リブを設け、前記排水リブを前記電子機器操作盤の後面に密着させる形状に形成した電源収納ボックス。
  2. 前記排水穴を、前記収納部の上面となる位置に設置したことを特徴とする請求項1記載の電源収納ボックス。
  3. 前記収納部の上面及び背面に排水溝を設置し、前記排水溝は前記排水穴と連通していることを特徴とする請求項2記載の電源収納ボックス。
  4. 前記収納部の上面に設けた排水溝が後面へ向けて傾斜していることを特徴とする請求項3記載の電源収納ボックス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011254630A (ja) * 2010-06-02 2011-12-15 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱
JP2017093220A (ja) * 2015-11-13 2017-05-25 オムロン株式会社 排水構造及び電力制御装置
JP2018084390A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社ノーリツ リモコン装置

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