JP2010272723A - キャビネットの防塵及び防水構造 - Google Patents

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Naoki Hayakawa
直希 早川
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Abstract

【課題】本発明は、簡単な構造で防塵及び防水性能を満足できるキャビネットを提供することを目的としている。
【解決手段】本発明に係る前面に開口2を有する箱体本体3と、開口2周縁に取り付けられる枠体4と、前面開口2を施蓋する扉体5とで構成されるキャビネット1の防塵及び防水構造は、扉体5の裏面周縁に断面略三角形状のパッキン7を扉体5の外側に厚みのある方がくるように貼付し、塵埃及び雨水の浸入を防ぐことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、箱体本体に各種機器類を収納し、前面開口を扉体で施蓋して成るキャビネットの防塵及び防水構造に関するものである。
電気機器や通信機器等を収納するためのキャビネットは、前面に開口を有する箱体本体と、箱体本体開口の周縁に取り付けられる枠体と、前面開口を施蓋する扉体とから構成される。
箱体本体と扉体との間には隙間が生じると、塵埃や雨水が侵入し内部機器へ影響を及ぼす虞がある。そこで、扉体に均一の厚みである平型のパッキンを貼付する方法が採られていた。図4に示すように、矩形のキャビネット31の場合、上辺下辺左辺右辺の四辺にそれぞれ一本ずつパッキン32a、32b、32c、33dを貼付し、扉体を箱体本体に閉止した状態で隙間ができないように埋めていた。
特開平8−288669号公報
機器類を収納したキャビネットは工場など、粉塵の発生しやすい場所や、屋外の雨水にさらされる場所に設置されることがある。そのような場所に設置されても、塵埃や雨水がキャビネット内部に侵入しないような構造が求められている。従来のパッキンを一辺に一本ずつ貼付する方法ではパッキンの継ぎ目から空気、雨水や塵埃等の侵入の虞があり、性能を満足することが困難であった。
四辺を一本のパッキンで塞ごうとした場合、コーナー部分でパッキンを曲げて固定しなくてはならないが、この時、折り曲げた部分が膨れ上がり浮き上がってしまうことがあった。浮き上がってしまうと機密性能が満足できず、空気、雨水や塵埃等が侵入する虞があった。
そこで本発明は、簡単な構造で防塵及び防水性能を満足できるキャビネットを提供することを目的とし、その構造は、扉体の裏面周縁に断面略三角形状のパッキンを扉体の外側に厚みのある方がくるように貼付することを特徴とする。
また、一本の前記パッキンを扉体の裏面周縁に貼付し、パッキンの継ぎ目を一ヶ所とすることを特徴とする。
また、パッキンの継ぎ目を扉体の下辺略中央にすることを特徴とする。
本発明に係るキャビネットの防塵及び防水構造は、扉体の裏面周縁に断面略三角形状のパッキングを扉体の外側に厚みのある方がくるように貼付するため、パッキンを貼付するという作業の効率を下げることなくキャビネット内部に塵埃や雨水の侵入を確実に防ぐことができる。
また、パッキンを断面略三角形状としたため、扉体のコーナー部分でパッキンを折り曲げたときも厚い部分の膨張分を薄い部分が吸収し、膨れ上がらず、パッキンを継ぎ目を一ヶ所に一本のみで扉体の裏面周縁に貼付することが可能となったため、扉体の全周を一本のパッキンで網羅でき、特に塵埃や雨水が侵入しやすいパッキンの継ぎ目を最少の一ヶ所とすることができる。パッキンを必要な長さにカットする手間も省け、作業性も向上する。
また、パッキンの継ぎ目を扉体の下辺略中央にするため、塵埃や雨水が侵入しやすい上側にパッキンの継ぎ目を作らず、重力に従って扉体の外側へ流れるように、キャビネットへの塵埃や雨水の侵入をより確実に防ぐことができる。
キャビネットの防塵及び防水構造を示す説明図である。 パッキンの断面図である。 扉体を内側から見た正面図である。 従来の扉体を内側から見た正面図である。
本発明に係るキャビネットの防塵及び防水構造の実施例を図1〜図3の添付図面に基いて説明する。
キャビネット1は前面に開口2を有し機器類を収納する箱体本体3と、開口2周縁に取り付けられる枠体4と、枠体4の前面開口2を施蓋する扉体5とから構成される。枠体4の前面開口2周縁部は水切り部6を折曲形成し、開口2から雨水や塵埃等の侵入をある程度防ぐ構造となっている。ただ、工場内の粉塵の発生しやすい場所であったり、屋外の雨水にさらされるような場所であったり、条件の悪い場所にキャビネット1を設置する場合には、水切り構造だけでは雨水や塵埃の侵入を防ぎきれないことがあった。
そこで、扉体5の、扉体5を箱体本体3に閉止した状態のときに、開口2に対向する位置にパッキン7を貼付する方法が採られている。本発明では、扉体5の内側の枠体4の開口2に合わせた位置に貼付するパッキン7を断面略三角形状に形成する。扉体5周縁側に厚みのある方を合わせて、中側に向かって薄くなるようにパッキン7を貼付する。扉体5を箱体本体3に閉止したときにパッキン7が扉体5と箱体本体3または枠体4との間にある隙間を埋め、雨水や塵埃の侵入を防ぐことができる。
パッキン7の表面に突条7aを形成することもできる。流れ入ってくる雨水を突条7aにより止めて突条7aに沿ってキャビネット1の外へ流れ出させる効果がある。
請求項2に記載のキャビネット1の防塵及び防水構造では、扉体内側に貼付されるパッキング7は一本とし、継ぎ目7bを一ヶ所とする。請求項1に記載のように、パッキン7は断面略三角形状とするため、扉体5のコーナー部分でもパッキン7の折り曲げが円滑にできる。従来、パッキンを取り付けるとき、コーナー部分で折り曲げようとするとパッキングが膨れ上がり扉体から浮き上がってしまい防塵・防水の性能が落ちてしまうため、一辺ずつそれぞれパッキンを取り付けていた。本発明では、パッキン7を折り曲げたときにも、厚みのある部分の膨れ上がりは薄い部分に吸収される構造となっている。そのため、扉体の全周を一本のパッキンで網羅できる。パッキン7の継ぎ目7bは最少の一ヶ所にすることができ、従来、雨水や塵埃の侵入がしやすかった、パッキン7bの継ぎ目を減らすことで、雨水や塵埃の侵入もより確実に防ぐことができる。一本のパッキン7で扉体全周を網羅できるということは、従来のように一辺ずつの長さにパッキンを計測、カットする手間が省け、パッキン貼付の作業性も向上するものである。
請求項3に記載のキャビネット1の防塵及び防水構造では、請求項2に記載のパッキン7の継ぎ目7bを扉体5の下辺略中央に位置させるものである。雨水の浸入を例に説明すると、キャビネット1上方から降りてきた雨水は、扉体裏面に貼付されたパッキンを伝って下のほうへと流れ落ちていく。パッキン7の継ぎ目7bを扉体5の下辺に設けると、雨水がパッキンを伝って上方へ上ることは少なく、防水性能が高められる。また、継ぎ目7bを辺の略中央に位置させることでパッキン7の端と端を密着させやすく、防水性能が高められる。
1 キャビネット
2 開口
3 箱体本体
4 枠体
5 扉体
6 水切り部
7 パッキン
7a 突条
7b 継ぎ目

Claims (3)

  1. 箱体本体に各種機器類を収納し、前面開口を扉体で施蓋して成るキャビネットの塵埃や雨水の侵入を防止する防塵及び防水構造であって、前記扉体の裏面周縁に断面略三角形状のパッキンを前記扉体の外側に厚みのある方がくるように貼付することを特徴とするキャビネットの防塵及び防水構造。
  2. 前記キャビネットの防塵及び防水構造であって、一本の前記パッキンを前記扉体の裏面周縁に貼付し、前記パッキンの継ぎ目を一ヶ所とすることを特徴とする請求項1に記載のキャビネットの防塵及び防水構造。
  3. 前記キャビネットの防塵及び防水構造であって、前記パッキンの継ぎ目を前記扉体の下辺略中央にすることを特徴とする請求項2に記載のキャビネットの防塵及び防水構造。
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