JP2011085541A - 屋外設置端末装置の水抜き構造 - Google Patents

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年樹 日原
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Abstract

【課題】屋外設置される端末装置の筐体を構成する、嵌合する2つのケース間に流れ込む雨水などの水が、下方に抜け出る構造を備えることで、樹脂製筐体を使用した場合でも、簡単な構造で、装置内部へ浸水を確実に防ぎ、防水性を高める。
【解決手段】筐体の内部に回路基板などを収容し屋外に設置される端末装置の筐体は、嵌合部を介して互いに嵌合する複数のケースからなり、この嵌合部の下方において、下側のケースに1か所以上の水抜き用の穴あるいはスリットを設けるとともに、上側のケースに下側ケースの水抜き用の穴あるいはスリットに相対するよう、頂点あるいは稜線を有する鉛直下方向に尖った突起を設け、嵌合部に侵入した雨水を突起により水抜き用の穴あるいはスリットに導いて排出するようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスメータなどの検針を行う自動検針用端末装置などの屋外に設置される端末装置に利用される。
従来の自動検針用端末装置の構造の一例を図4に示す。
図4は、従来の自動検針用端末装置の分解斜視図である。その筐体は、上ケース110、下ケース120及びカバーケース130から構成され、スイッチなどの部品がはんだ付けされた回路基板(図示しない)は、裏面から上ケース110内に収容され、下ケース120が取り付けられる。そして、回路基板にはんだ付けされたスイッチなどを覆うためのカバーケース130が、ネジ135によって上ケース110に取り付けられる。
このような自動検針用端末装置は、屋外の壁面などに設置されることが多いため、雨水などに対する防水性能が要求される。上ケース110内部には、その全周に溝(図示しない)が設けられており、紐状のパッキン(図示しない)が配設される。そして、下ケース120の全周に設けられた嵌合リブ121が、上ケース110の溝に嵌まり込み、紐状のパッキンを押さえつけることで装置内部への浸水を防止する。
また、上ケース110には、カバー130が取り付けられる上側に嵌合溝111が設けられている。さらに、嵌合溝111に流れ込み、側面を伝わった雨水などが装置内部へ浸入するのを防止するためのリブ112が、上ケース110の側面や下面に、そして、流れ込んだ水を抜くためのスリット131が、カバー130に設けられている。
しかしながら、上ケース110と下ケース120の嵌合部(上ケース110の溝)に雨水が充満し、紐状のパッキンの継ぎ目や、上ケース110や下ケース120の変形などによって生じた、上ケース110の溝及び下ケース120の嵌合リブ121間の隙間から装置内部へ浸水することがあった。
また、上ケース110の下面とカバー130の下面とは、水平に対向しているため、水の表面張力の影響や設置時の装置の傾きで、カバー130に設けたスリット131から水が抜けずに、上ケース110のリブ112を越えて、装置内部へ水が流れ込むこともあった。
なお、ガスメータなどの屋外設置端末装置において、下記特許文献1にみられるように、上ケースと下ケースのいずれか一方に中空の回路収容部を設けることや、下記特許文献2にみられるように、コントロールボックス蓋の外周縁に、コントロールボックス室の上端開口周縁を外側から覆う周縁カバー片を設けることも提案されているが、いずれも構造が複雑であったり、樹脂製筐体を使用した場合の筐体自体の変形や、シール部の劣化等により、隙間から侵入した水が回路に侵入するおそれがあった。
特許第3301017号公報 特開2001−343270号公報
そこで、本発明の課題は、屋外設置される端末装置の嵌合する2つの筐体間に流れ込む雨水などの水が下方に抜け出る構造を備えることで、樹脂製筐体を使用した場合でも、簡単な構造で、装置内部へ浸水を確実に防ぎ、防水性の高い端末装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の自動検針用端末装置などの屋外に設置される端末装置は、その筐体が、嵌合部を介して互いに嵌合する複数のケースからなり、この嵌合部の下方において、下側のケースに1か所以上の水抜き用の穴あるいはスリットを設けるとともに、上側のケースに下側ケースの水抜き用の穴あるいはスリットに相対するよう、頂点あるいは稜線を有する鉛直下方向に尖った突起を設け、嵌合部に侵入した雨水を該突起により水抜き用の穴あるいはスリットに導いて排出するようにした。
この突起を、水抜き用の穴あるいはスリットを設けた下側のケースよりも突出させてもよいし、突起を設けた上側のケース下面に、突起に向けて傾斜を有するようにしてよい。
また、突起を設けた上側のケース下面を、突起を設けた部分を最下点とする円弧状に形成してもよい。
本発明の自動検針用端末装置などの屋外に設置される端末装置によれば、筐体を構成するケースの嵌合部の下方において、下側のケースに1か所以上の水抜き用の穴あるいはスリットを設けるとともに、上側のケースに下側ケースの水抜き用の穴あるいはスリットに相対するよう、頂点あるいは稜線を有する鉛直下方向に尖った突起を設け、嵌合部に侵入した雨水を該突起により水抜き用の穴あるいはスリットに導いて排出するようにすることで、2つのケース間に充満する水が抜け出る構造を備えたもので、部品の組立、装置の設置状態やパッキンの劣化などに影響されずに、また樹脂製筐体を使用した場合でも、その変形にかかわりなく装置の防水性を高めることができる。
図1は本発明の実施形態の屋外に設置される端末装置の分解斜視図である。 図2は本発明の実施形態の屋外に設置される端末装置の分解斜視図である。 図3は本発明の実施形態の屋外に設置される端末装置の外観斜視図である。 図4は従来の自動検針用端末装置の分解斜視図である。
以下、本発明に係る屋外に設置される端末装置の実施形態について図面を参照して説明する。
図1、図2は、本発明の実施形態の分解斜視図である。
図1、2に示すとおり、ガスメータ等の検針を行う自動検針用端末装置などの屋外設置される端末装置の筐体は、上ケース10、下ケース20及びカバーケース30からなり、この実施例では、これらのケースは樹脂製であり、上ケース10と下ケース20、上ケース10とカバーケース30が互いに嵌合して筐体を構成している。
スイッチなどの部品がはんだ付けされた回路基板(図示しない)が、上ケース10内に収容され、下ケース20が取り付けられる。上ケース10内部には、紐状のパッキン(図示しない)を配設するための溝(図示しない)が設けられている。そして、下ケース20の全周に設けられた嵌合リブ21が、上ケース10の溝に嵌まり込み、この嵌合部の下方において、上ケース10の下面15が下ケース20の下側でその下面22に対向している。
本装置を壁面などに設置した状態における上ケース10の下面15には、スリット16が設けられており、下ケース20の下面22には、上ケース10のスリット16に相対する位置に鉛直下方向に頂点を有する円錐状の突起23が設けられている。さらに、下ケース20の下面22は、円錐状の突起23を設けた部分が最下点となる円弧状に形成されており、上ケース10の下面15も下ケース20の下面22に沿うように円弧状に形成されている。
以上のように構成された端末装置では、雨水などが上ケース10の溝と下ケース20の嵌合リブ21の嵌合部の隙間に流れ込んでも、側面を伝わり、円弧状の下面22に沿って円錐状の突起23に導かれて、上ケース10のスリット16から端末装置の外に抜け出るために、上ケース10と下ケース20の嵌合部の隙間に水が充満することを防止できる。
図2は、本発明の実施形態の分解斜視図であり、カバーが取り外された状態を示している。図1と同じ部位には、同じ符号を付している。
図2に示すとおり、回路基板にはんだ付けされたスイッチなどを覆うためのカバーケース30は、ネジ35によって上ケース10に取り付けられる。
上ケース10には、カバーケース30が取り付けられる上側に嵌合溝11が設けられており、上ケース10の側面及び下面には、カバーケース30の内面との間に一定の隙間を形成するリブ12が設けられている。リブ12は、嵌合溝11に流れ込み、側面の隙間を伝わった雨水などが装置内部へ浸入することを防止している。
上述した上ケース10とカバーケース30の嵌合部の下方において、カバーケース30の下面が、上ケース10の下側でその下面13に対向している。
カバーケース30の下面には、流れ込んだ水を抜くためのスリット31が設けてあり、スリット31の周囲には、下方向に稜線を有するリブ状の縁32を備えている。
また、上ケース10のリブ12が設けられた下面13には、カバーケース30のスリット31に相対する位置に稜線を有する鉛直下方向に尖った突起14が設けられている。さらに、上ケース10の下面は、突起14に向けた傾斜を有しており、加えて、図示していないが、カバーケース30の下面内側も上ケース10の下面13の傾斜に沿うように形成されている。
以上のように構成された端末装置では、上ケース10の嵌合溝11から流れ込んだ雨水などは、上ケース10とカバーケース30の側面の隙間を伝わり、上ケース10の下面13の傾斜に沿って突起14に導かれて、カバーケース30のスリット31から端末装置の外に抜け出るために、上ケース10とカバーケース30の側面や下面にある隙間に水が充満することを防止することができる。
図3は、上ケース10、下ケース20及びカバーケース30をすべて嵌合させて筐体を形成した場合の本発明の実施形態の外観斜視図であり、図1及び図2と同じ部位には、同じ符号を付している。
図3に示すとおり、下ケースの円錐状の突起23は、外郭となる上ケース10の円弧状下面15よりも突出しており、上ケース10の突起14は、外郭となるカバーケース30の下面よりも突出している。
これにより、上ケース10、下ケース20及びカバーケース30が変形したり、パッキン等が劣化しても、各ケース間の嵌合部や隙間に流れ込んだ雨水などを装置外部に円滑に排出し、回路基板を確実に保護することができる。
いうまでもないが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で、上記実施形態に修正及び変更を加え得ることは勿論である。
10 上ケース
13 傾斜を有する下面
14 稜線を有する突起
16 上ケースのスリット
20 下ケース
22 円弧状下面
23 円錐状突起
30 カバーケース
31 カバーケースのスリット
32 リブ状の縁

Claims (4)

  1. 筐体の内部に回路基板などを収容し屋外に設置される端末装置において、
    前記筐体は、嵌合部を介して互いに嵌合する複数のケースからなり、前記嵌合部の下方において、下側のケースに1か所以上の水抜き用の穴あるいはスリットを設けるとともに、上側のケースに前記下側ケースの水抜き用の穴あるいはスリットに相対するよう、頂点あるいは稜線を有する鉛直下方向に尖った突起を設け、前記嵌合部に侵入した雨水を該突起により前記水抜き用の穴あるいはスリットに導いて排出するようにしたことを特徴とする端末装置。
  2. 前記突起は、水抜き用の穴あるいはスリットを設けた下側のケースよりも突出させたことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記突起を設けた上側のケース下面は、突起に向けて傾斜を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の端末装置。
  4. 前記突起を設けた上側のケース下面は、突起を設けた部分を最下点とする円弧状に形成されたことを特徴とする請求項1ないし3に記載の端末装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019144001A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 愛知時計電機株式会社 ガスメータ
US20220003479A1 (en) * 2018-10-02 2022-01-06 Lg Electronics Inc. Refrigerator

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