JPWO2020059104A1 - 電子機器筐体の通気機構 - Google Patents

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Abstract

電子制御装置(100)の通気機構(10)は、ケース(2)の外側に突出した突起(13)の側面に形成された窓(14)と貫通穴(15)により通気路を形成し、壁(11)によって通気路への水の浸入を防止している。撥水フィルタ(17)は、突起(13)の底面(131)との間に隙間(18)を有するように、ケース(2)の内壁(2b)に取り付けられている。突起(13)と壁(11)はケース(2)と一体形成されており、防水機能を確保した上で、通気機構(10)の部品点数の削減及び工作性の向上が図られる。

Description

本願は、電子機器筐体の通気機構に関するものである。
発熱部品を内蔵する電子制御装置等の電子機器の筐体は、装置内部の温度変化による圧力変動を緩和する必要があり、防水機能を確保した上で装置内外の通気を可能とする通気機構を備えている。従来の電子制御装置の通気機構は、電子制御装置のケースとは別の部品である通気ユニットを、ケースに設けられた開口に挿入するものであった。
例えば特許文献1に開示された通気ユニットは、ケースの開口に取り付けられる通気部材と、ケースと通気部材との間のギャップをシールするOリング等のシール部材と、内部に通気部材が嵌め込まれる環状の隔壁部材から構成されている。さらに、上記の通気部材は、ケースの開口を覆う防水通気膜と、防水通気膜を支持しケースに固定される支持体と、防水通気膜を覆うカバー部品を含んでいる。
特許第5714402号公報
特許文献1に示されるように、従来の通気ユニットは、複数の部品から構成される通気部材に加え、シール部材及び隔壁部材等を含み、部品点数が多く構造的に複雑であった。このため、従来の通気ユニットを用いた電子制御装置は、部品点数が多くなり、工作性が悪いという課題があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、電子機器筐体の通気機構の部品点数の削減、及び工作性の向上を図ることを目的とする。
本願に開示される電子機器筐体の通気機構は、電子機器を収容する筐体の通気機構であって、筐体と一体形成され筐体の外側に突出している突起と、筐体と一体形成され筐体の外側に突起を囲むように配置された壁と、突起の側面の一部に形成され壁の内周面と対向する窓と、前記筐体の内外を連通させる通気路を窓と共に形成する貫通穴と、筐体の内側の突起及び貫通穴を含む領域に取り付けられた撥水フィルタとを含むものである。
本願に開示される電子機器筐体の通気機構によれば、筐体と一体形成された突起の側面に形成された窓と貫通穴により通気路を形成し、筐体と一体形成された壁によって通気路への水の浸入を防止するようにしたので、筐体以外の通気機構の構成部品は撥水フィルタ1点のみであり、防水機能を確保した上で、通気機構の部品点数の削減及び工作性の向上が図られる。
本願の上記以外の目的、特徴、観点及び効果は、図面を参照する以下の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。
実施の形態1における通気機構を有する電子制御装置を示す斜視図である。 実施の形態1における電子制御装置の通気機構を示す断面図である。 実施の形態1における電子制御装置の通気機構を示す断面図である。 実施の形態1における通気機構の撥水フィルタの通気面積を示す平面図である。 実施の形態1における電子制御装置のケースを成形する型を示す部分断面図である。 実施の形態1における電子制御装置のケースを成形する型を示す部分断面図である。 実施の形態2における電子制御装置の通気機構を示す断面図である。 実施の形態3における電子制御装置の通気機構を示す断面図である。 実施の形態3における電子制御装置のケースを成形する型を示す部分断面図である。
実施の形態1.
以下に、実施の形態1における電子機器筐体の通気機構として、電子制御装置の筐体の通気機構を例に挙げ、図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態1における通気機構を有する電子制御装置を示す斜視図、図2及び図3は、実施の形態1における電子制御装置の通気機構を示し、図2は、図1中、A−Aで示す部分で切断した断面図、図3は、図1中、B−Bで示す部分で切断した断面図である。また、図4は、撥水フィルタの通気面積を示す平面図である。なお、各図において、同一、相当部分には同一符号を付している。
図1に示すように、電子制御装置100の筐体1は、ケース2及びベース3を含んでいる。筐体1の内部には、電子部品が搭載された制御基板(図示せず)が収容されている。ケース2の上面2aには、筐体1内外の通気を可能とする通気機構10が設けられ、ケース2の側面には制御基板と外部機器を接続するためのコネクタ4が配置されている。筐体1の内部は、発熱部品または発熱部品の冷却手段による温度変化があり、この温度変化による圧力変動を通気機構10により緩和している。
実施の形態1による通気機構10の構造について、図1から図4を用いて説明する。なお、以下の説明において、通気機構10が配置されたケース2の上面2aに対して垂直な方向の寸法を高さ寸法、ケース2の上面2aに対して平行な方向の寸法を幅寸法という。通気機構10は、壁11a、11b(総称して壁11)、突起13、窓14a、14b(総称して窓14)、貫通穴15a、15b(総称して貫通穴15)、及び撥水フィルタ17を含んでいる。
突起13は、ケース2の外側に突出しており、壁11は、ケース2の外側に突起13を囲むように配置されている。これらの突起13と壁11は、ケース2と一体形成されている。突起13の側面の一部に形成された窓14は、壁11の内周面110と対向している。窓14の下方には、ケース2を貫通する貫通穴15が形成されている。貫通穴15は、窓14と共に、筐体1の内外を連通させる通気路を形成している。
図2に示すように、通気機構10の断面において、貫通穴15の最外径部分を延長した仮想直線L1は、突起13の最外径部分と一致している。実施の形態1では、壁11の高さ寸法は、突起13の高さ寸法より若干小さく、窓14の高さ寸法よりも大きい。さらに、窓14の幅寸法は、対向する壁11の内周面110の幅寸法よりも小さく、窓14の開口面積は、対向する壁11の内周面110の面積よりも小さい。また、窓14の上方には突起13の頂部133があり、庇の役目をする。このような構成とすることにより、窓14に水が直接掛かり難く、通気路への水の浸入を防ぐことができる。
実施の形態1では、2つの円弧状の壁11a、11bが互いに間隔を置いて配置されており、壁11a、11bの間に切れ目12を有している。この切れ目12は、通気機構10に水が掛かった場合に、水が流れ出す通路となる。このため、壁11の切れ目12に対向する突起13の側面には窓14を設けない。
図2及び図3に示すように、ケース2の内側の内壁2bには、ケース2と一体形成された環状の囲み部16が配置され、囲み部16の内側に撥水フィルタ17が配置される。囲み部16は、撥水フィルタ17の位置決めと防護柵の機能を有している。撥水フィルタ17は、ケース2の内側の突起13及び貫通穴15を含む領域に取り付けられる。なお、撥水フィルタ17は水滴を弾くため、貫通穴15に水が浸入した場合でも、筐体1内部への水の浸入を防ぐことができる。
撥水フィルタ17は、その外縁付近の接着部171においてケース2の内壁2bに接着され、突起13の底面131と撥水フィルタ17との間には隙間18が設けられる。これにより、撥水フィルタ17が振動した場合でも突起13の底面131に接触せず、撥水フィルタ17の破損を防止することができる。
撥水フィルタ17の通気面積について、図4を用いて説明する。図4において、ドットで示す領域17aは撥水フィルタ17の通気面積を示しており、点線は突起13の底面131に対向する領域を示している。撥水フィルタ17は略円形であり、撥水フィルタ17の通気面積となる領域17aには、突起13の底面131に対向する領域と、貫通穴15a、15bに対向する領域17b、17cが含まれる。このように、突起13の底面131と撥水フィルタ17との間に隙間18を設けることにより、撥水フィルタ17の面積の大部分を占める通気面積が確保されている。
実施の形態1による通気機構10の製造方法、特に、窓14及び貫通穴15の形成方法について、図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6は、電子制御装置のケースを成形する型を示す部分断面図であり、図5は、図2に示す通気機構の断面を成形する型の断面を示し、図6は、図3に示す通気機構の断面を成形する型の断面を示している。ケース2を形成する型は、上側型20と下側型21を含む。
図5に示すように、下側型21は、貫通穴15を形成するための貫通穴形成部22を有している。貫通穴形成部22の外側の面と上側型20は接触しており、上側型20と下側型21には接触面23が存在する。また、上側型20と下側型21の内部には空洞24が形成されており、空洞24は、壁11を形成するための壁形成部24a、突起13を形成するための突起形成部24b、及び囲み部16を形成するための囲み部形成部24cを含む。
空洞24に樹脂を流し込み、硬化させた後に、上側型20と下側型21を取り去ることにより、接触面23が窓14となり、貫通穴15と窓14が連通する。図5に示す型の断面において、貫通穴形成部22の最外径部分と、接触面23と、突起形成部24bの最外径部分は同じ直線上にある。
このような上側型20及び下側型21により、側面の一部に窓14を有する突起13と、窓14と連通する貫通穴15とを容易に形成することができる。また、壁11及び囲み部16も同時に形成することができる。その後、ケース2の内壁2bに形成された囲み部16の内側に撥水フィルタ17を取り付けると、通気機構10が完成する。
以上のように、実施の形態1によれば、ケース2と一体形成された突起13の側面に形成された窓14と貫通穴15により通気路を形成し、ケース2と一体形成された壁11によって通気路への水の浸入を防止するようにしたので、ケース2以外の通気機構10の構成部品は撥水フィルタ17の1点のみであり、防水機能を確保した上で、通気機構10の部品点数の削減及び工作性の向上が図られる。
また、窓14に対向する壁11の高さ寸法を窓14の高さ寸法よりも大きくし、窓14の幅寸法を壁11の内周面110の幅寸法よりも小さくしたので、通気路への水の浸入を抑制することができ、防水機能を確保することができる。さらに、突起13の底面131と撥水フィルタ17との間に隙間18を設けることにより、撥水フィルタ17の通気面積を確保することができ、通気機能を確保することができる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2における電子制御装置の通気機構を示す部分断面図である。実施の形態2による通気機構10Aは、上記実施の形態1による通気機構10の変形例であり、主な構成及び製造方法等は同様であるため、ここでは相違点のみ簡単に説明する。
上記実施の形態1では、壁11の高さ寸法を突起13の高さ寸法より若干小さく設定したが、実施の形態2による通気機構10Aにおいて、壁11cの高さ寸法H1は、突起13aの高さ寸法H2以上である(H1≧H2)。また、上記実施の形態1と同様に、壁11cの高さ寸法H1は窓14の高さ寸法H3よりも大きい(H1>H3)。このような構成により、上記実施の形態1よりもさらに、窓14に水が直接掛かることを防ぐことができる。
また、通気機構10Aの壁11cは環状であり、実施の形態1のような壁11の切れ目12(図1参照)はない。このため、壁11cの内側に水が浸入した場合に水を排出し易いように、壁11cの内周面は傾斜している。すなわち、壁11cは、環状の傾斜面111を有している。また、通気機構10Aは、ケース2と一体形成され貫通穴15の縁に沿って設けられた堤部141を有している。堤部141は、窓14の下部に位置し、壁11cの内側に浸入した水を塞き止める堤防の機能を有している。なお、通気機構10Aの断面において、貫通穴15の最外径部分を延長した仮想直線L1が突起13aの最外径部分と一致している点は、上記実施の形態1と同様である。
また、突起13aは、底面131に凸部132を有し、凸部132は撥水フィルタ17と接着されている。すなわち、撥水フィルタ17は外縁付近の接着部171と、中央付近の接着部172とでケース2に固定されており、撥水フィルタ17の振動が抑制される。なお、撥水フィルタ17の通気面積を確保するために、接着部172の面積は小さい方が望ましい。
実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、さらに防水機能の向上が図られる。なお、実施の形態2による通気機構10Aの壁11cの傾斜面111、堤部141、及び凸部132等は、実施の形態1による通気機構10に設けることも可能である。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3における電子制御装置の通気機構を示す部分断面図であり、図9は、実施の形態3における電子制御装置のケースを成形する型を示す部分断面図である。実施の形態3による通気機構10Bは、上記実施の形態1による通気機構10の変形例であり、主な構成は同様であるため、ここでは相違点のみ簡単に説明する。
通気機構10Bにおいて、突起13bの高さ寸法は、環状の壁11dの高さ寸法よりも大きく、突起13bの頂部133が庇状に壁11dの上方まで延びている。すなわち、窓14及び貫通穴15により形成される通気路の上方には、庇部134が形成されている。通気機構10Bの断面において、貫通穴15の最外径部分を延長した仮想直線L2は、壁11dの内周面110と一致している。
また、突起13bは、窓14が形成された側面の中央付近に段差135を有しており、通気路が直線的でない。これにより、壁11dの内周面110を含む浸水経路がラビリンスのように複雑な形状となり、撥水フィルタ17への水の浸入を防止することができる。また、段差135を設けることにより、撥水フィルタ17の通気面積を確保しつつ、窓14の開口面積を小さくすることができ、防水機能と通気機能を確保することができる。なお、通気機構10Bにおいて、突起13bの底面131に、上記実施の形態2と同様の凸部132を設けてもよい。
実施の形態3による通気機構10Bの製造方法について、図9を用いて説明する。上側型20a、20bは、図中、左右方向に分離する構造であり、それぞれに窓14a、14bを形成するための窓形成部25を有している。また、下側型21aは、貫通穴15a、15bを形成するための貫通穴形成部22aを有している。上側型20a、20bと下側型21aにより形成される空洞24は、壁11dを形成するための壁形成部24a、突起13bを形成するための突起形成部24b、及び囲み部16を形成するための囲み部形成部24cを含む。
空洞24に樹脂を流し込み、硬化させた後に、上側型20a、20bを左右に分離することにより、突起13bの庇部134の下方に窓14と壁11dが配置された通気機構10Bを形成することができる。また、貫通穴15は、下側型21aの貫通穴形成部22aを図中下方向に取り去ることにより形成することができる。
実施の形態3によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、通気機構の小型化と防水機能の向上が図られる。なお、上記実施の形態1から実施の形態3では、窓14及び貫通穴15をそれぞれ2個設けたが、窓14及び貫通穴15は1個または3個以上であってもよい。また、実施の形態1から実施の形態3による通気機構10、10A、10Bは、電子制御装置100の通気機構に限定されるものではなく、その他の電子機器筐体の通気機構として用いられることは言うまでもない。
本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 筐体、2 ケース、2a 上面、2b 内壁、3 ベース、4 コネクタ、10、10A、10B 通気機構、11、11a、11b、11c、11d 壁、12 切れ目、13、13a、13b 突起、14、14a、14b 窓、15、15a、15b 貫通穴、16 囲み部、17 撥水フィルタ、17a、17b、17c 領域、18 隙間、20、20a、20b 上側型、21、21a 下側型、22、22a 貫通穴形成部、23 接触面、24 空洞、24a 壁形成部、24b 突起形成部、24c 囲み部形成部、25 窓形成部、100 電子制御装置、110 内周面、111 傾斜面、131 底面、132 凸部、133 頂部、134 庇部、135 段差、141 堤部、171、172 接着部

Claims (16)

  1. 電子機器を収容する筐体の通気機構であって、
    前記筐体と一体形成され前記筐体の外側に突出している突起と、
    前記筐体と一体形成され前記筐体の外側に前記突起を囲むように配置された壁と、
    前記突起の側面の一部に形成され前記壁の内周面と対向する窓と、
    前記筐体の内外を連通させる通気路を前記窓と共に形成する貫通穴と、
    前記筐体の内側の前記突起及び前記貫通穴を含む領域に取り付けられた撥水フィルタとを含むことを特徴とする電子機器筐体の通気機構。
  2. 前記壁の高さ寸法は、前記窓の高さ寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体の通気機構。
  3. 前記壁の高さ寸法は、前記突起の高さ寸法以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器筐体の通気機構。
  4. 前記窓の幅寸法は、対向する前記壁の前記内周面の幅寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  5. 前記窓の開口面積は、対向する前記壁の前記内周面の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  6. 前記通気機構の断面において、前記貫通穴の最外径部分を延長した仮想直線は、前記突起の最外径部分と一致していることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  7. 前記壁の前記内周面は傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  8. 前記通気機構は、前記筐体と一体形成され前記貫通穴の縁に沿って設けられた堤部を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  9. 前記突起の高さ寸法は、前記壁の高さ寸法よりも大きく、前記突起の頂部が庇状に前記壁の上方まで延びていることを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体の通気機構。
  10. 前記通気機構の断面において、前記貫通穴の最外径部分を延長した仮想直線は、前記壁の前記内周面と一致していることを特徴とする請求項9記載の電子機器筐体の通気機構。
  11. 前記通気機構は、前記筐体と一体形成され前記筐体の内側に配置された環状の囲み部を有し、前記囲み部の内側に前記撥水フィルタが配置されていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  12. 前記突起の底面と前記撥水フィルタとの間には、隙間が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  13. 前記突起は、前記底面に凸部を有し、前記凸部は前記撥水フィルタと接着されていることを特徴とする請求項12記載の電子機器筐体の通気機構。
  14. 前記突起は、前記窓が形成された前記側面に段差を有することを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  15. 前記壁は、互いに間隔を置いて配置された複数の壁を含むことを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
  16. 前記壁は、環状であることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の電子機器筐体の通気機構。
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