JP2016063652A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体において外周側への張り出しを抑制し、筐体内部の通気性および防水性を得ることが可能な電子制御装置を提供する。
【解決手段】ケース2やカバー3等の複数の筐体部材を接合して成る筐体1の内部空間に、電子部品を実装した回路基板4を収容する。筐体部材3に、コーナー部30や角部35等の肉厚部における外壁面の周縁側にそれぞれ互いに距離を隔てて位置する外壁面開口部36a,36bを有し当該各外壁面開口部36a,36bの間を貫通して形成された肉厚部貫通孔5と、肉厚部の内壁面37と肉厚部貫通孔5との間を連通する連通孔6と、連通孔6の筐体1内部側の内側開口部6aに取り付けられた通気性および防水性の通気防水膜7と、を備えた通気通路50を形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、筐体内部の防水空間に回路基板が収容された車両の電子制御装置に関する。
一般的なエンジンコントロールユニットや自動変速機用コントロールユニットなどの車両に搭載される電子制御装置は、複数の筐体部材を接合してなる筐体内部の保護空間(防水が図られた空間)に、各種電子部品を実装した回路基板が収容された構造となっている。
このような電子制御装置は、車両のエンジンルーム等に搭載されるために、高い防水性が要求されるものの、筐体内部を完全な密閉空間とすると、筐体内部の圧力の増減に伴って筐体及びそのシール部分に過大な応力が発生して、耐久性や信頼性の低下を招く虞がある。
そこで、いわゆる呼吸フィルタ機能を備えた筐体が検討されており、例えば特許文献1に示すように、筐体部材の肉厚方向に貫通する筐体貫通孔と、その筐体貫通孔の外側開口部を当該外側開口部との間に通気用間隙を設けて被覆する防護壁(特許文献1ではフィルタカバー)と、その防護壁において当該防護壁の肉厚方向に貫通(例えば筐体貫通孔の径方向に貫通)し通気用間隙と連通する防護壁貫通孔と、筐体貫通孔における内側開口部に取り付けられた通気性および防水性の通気防水膜と、を備えた構成が挙げられる。
特開2006−5162号公報
しかしながら、前記のように単に筐体部材の肉厚方向に貫通する筐体貫通孔を形成し当該筐体貫通孔の外側開口部を防護壁で被覆する構成の場合、その防護壁により筐体の外周側が張り出した形状となり、電子制御装置の取り扱い時(例えば搬送時や車両への取り付け時)に損傷等を起こし易く、また電子制御装置の大型化を招くことにもなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、筐体において外周側への張り出しを抑制し、筐体内部の通気性および防水性を得ることが可能な電子制御装置を提供することにある。
この発明に係る電子制御装置は、前記の課題を解決できる創作であり、その一態様は、複数の筐体部材を接合して成る筐体の内部空間に、電子部品を実装した回路基板が収容された電子制御装置であって、前記の各筐体部材のうちの少なくとも一つは、筐体部材の肉厚部における外壁面の周縁側にそれぞれ互いに距離を隔てて位置する複数個の外壁面開口部を有し、各外壁面開口部の間を貫通して形成された肉厚部貫通孔と、前記肉厚部の内壁面と肉厚部貫通孔との間を連通する連通孔と、前記連通孔の筐体内部側の開口部に取り付けられた通気性および防水性の通気防水膜と、を備えたことを特徴とする。
以上示したように本発明によれば、筐体において外周側への張り出しを抑制し、筐体内部の通気性および防水性を得ることが可能となる。
本実施形態における電子制御装置の一例を示す概略斜視図(カバー3側から臨んだ分解斜視図)。 本実施形態における電子制御装置の一例を示す概略断面図(ケース2側から臨んだ分解斜視図)。 電子制御装置10の概略図(ケース2,カバー3等を接合した後の上面図)。 電子制御装置10の概略断面図(図3のX−X線断面図)。 図4の部分拡大図(図4の囲み線4Aの拡大図)。 通気防水膜7を備えたカバー3の概略斜視図(通気防水膜7を臨んだ斜視図)。 カバー3の概略断面図(図6のY−Y線断面図)。 カバー3の概略断面図(図6のZ−Z線断面図)。 電子制御装置10の搭載姿勢の一例を示す概略図。 電子制御装置10のコーナー部30の変形例を示す概略断面図(図6のZ−Z線断面に相当する図)。 電子制御装置10のコーナー部30の変形例を示す概略断面図(図6のZ−Z線断面に相当する図)。 電子制御装置10の変形例を示す概略斜視図(部分断面図)。 図12の部分拡大図(図12の囲み線12Aの拡大図)。
本発明の実施形態の電子制御装置は、例えば従来のように単に筐体部材の肉厚方向に貫通する筐体貫通孔を形成し当該筐体貫通孔の外側開口部を防護壁で被覆する構成とは全く異なるものであって、筐体部材の肉厚部における外壁面の周縁側にそれぞれ互いに距離を隔てて位置する複数個の外壁面開口部を有し当該各外壁面開口部の間を貫通して形成された肉厚部貫通孔と、前記肉厚部の内壁面と肉厚部貫通孔との間を連通する連通孔と、前記連通孔の筐体内部側の開口部に取り付けられた通気性および防水性の通気防水膜と、を備えて前記外壁面開口部と通気防水膜との間に通気通路を有した構成(いわゆる呼吸フィルタ機能を有した構成)である。
このような本実施形態によれば、筐体部材の肉厚部に肉厚部貫通孔,連通孔等を形成(筐体部材の肉厚部に埋蔵するように形成)して構成された通気通路を有するため、従来のような防護壁を設ける必要がなく、筐体における外周側への張り出しを抑制すると共に、筐体内部の通気性および防水性を得ることが可能となる。
本実施形態による電子制御装置は、以上示したように筐体部材の肉厚部に肉厚部貫通孔,連通孔等を形成した構成であれば、例えば電子制御装置や成型等に係る分野の周知技術を適宜適用して種々の形態に変更することができ、それぞれ有用な作用効果を奏することが可能である。
例えば、筐体部材においては、前述のような肉厚部貫通孔や連通孔等を形成できる肉厚部を有した形状であれば良く、種々の形態のものを適用することができ、肉厚部の形状(例えば肉厚寸法等)や当該形成位置も種々設定することが可能である。その具体例としては、互いに異なる角度で傾斜して隣接した外壁面を有する筐体部材であって、当該各外壁面間の肉厚部に肉厚部貫通孔や連通孔を形成でき、当該肉厚部における外壁面の周縁側に、複数個の外壁面開口部をそれぞれ互いに距離を隔てて形成できる筐体部材(例えば後述のカバー3)が挙げられる。肉厚部貫通孔や連通孔も、筐体内部の防水性や通気性を奏する形状のものであれば、種々の形態のものが適用可能である。
例えば肉厚部貫通孔の場合、肉厚部における外壁面の周縁側に形成された複数個(後述の構成例では2個)の外壁面開口部の間を貫通して形成されたものであれば良く、当該肉厚部貫通孔の形状(例えば、横断面形状,貫通方向寸法)等を種々設定することが可能である。例えば、前述の筐体部材の具体例の場合、各外壁面開口部の間において直線状に貫通するように延在した形状が挙げられるが、当該直線状の他に、曲線状,蛇行状に延在した形状であっても良い。外壁面開口部においても、肉厚部における外壁面の周縁側に形成できる形状であれば良く、例えば真円,楕円,多角形等の形状が挙げられるが特に限定されるものではない。
連通孔の場合、肉厚部の内壁面と肉厚部貫通孔との間を連通し、当該連通孔における筐体内部側の開口部に設けられる通気防水膜と前記外壁面開口部との間に通気通路を形成できるものであれば良く、当該連通孔の形状(例えば、横断面形状,連通方向寸法)等を種々設定することが可能である。例えば、前述の筐体部材の具体例の場合、肉厚部の内壁面と肉厚部貫通孔との間において直線状に連通するように延在した形状が挙げられるが、当該直線状の他に、曲線状,蛇行状に延在した形状であっても良い。
≪電子制御装置の構成例≫
以下に、本実施形態に係る電子制御装置を、自動車のエンジンコントロールユニットに適用した一例について、図面に基づいて詳細に説明する。先ず、特に図1〜図5を参照して、複数の筐体部材(後述するケース2,カバー3等)を接合して成る筐体1内部の空間に回路基板4を収容した電子制御装置10の基本構成について説明する。なお、ここでの説明においては、便宜上、図1の上下方向、つまり回路基板4の肉厚方向を装置10自体の上下方向として説明することがあるが、これは、車体に搭載した状態での鉛直方向に必ずしも対応するものではなく、例えば当該搭載状態が縦置き姿勢の場合、図4の装置10の上下方向が自動車の前後方向や左右輪方向に沿うものとなる。
電子制御装置10は、図外の車体側に取り付けられる略板状のケース2と略箱状のカバー3とを液密に接合(後述シール材1aを介して接合)してなる筐体1と、この筐体1内部の保護空間に収容され各種電子部品を実装した回路基板4と、により大略構成されており、車体のエンジンルーム等に搭載され、車体側への取付面となるケース2のブラケット2a,2bの底面(下方側面)2dにおいて、車体側に取り付けられるものである。なお、車体側への取付面(底面2d)は、この実施例ではケース2の底壁21の裏面21bと平行に構成されているが、車体側への取付部(ブラケット2a,2b)の形状等によっては当該裏面21bに対して傾斜する場合もある。
各構成要素について具体的に説明すると、回路基板4は、その上方側面(カバー3側の面)4aには、比較的発熱しない若しくは例えばヒートシンク等の特段の放熱処置を必要としない非発熱性部品(例えば、コンデンサ,コイル等)41aや、当該非発熱性部品41aと比較して発熱し易く例えば放熱処置することが好ましい発熱性部品(例えば演算処理装置,トランジスタ,IC等)41bが実装された、いわゆるプリント配線基板であり、例えばガラスエポキシ樹脂等からなる板材の表裏面あるいはその内部に配線回路パターン(図示省略)が形成され、この配線回路パターンに非発熱性部品41a,発熱性部品41bが半田等によりそれぞれ電気的に接続されている。例えば図示する回路基板4の場合、下方側面(ケース2側の面)4bにも発熱性部品41bが実装されている。
また、回路基板4の周縁側の一部には、外部のコネクタと接続される接続口42aを有するコネクタ42が取り付けられている。このコネクタ42は、取付基部42bを介して回路基板4に固定(例えば複数のビス等により固定)され、取付基部42bによって連結された接続口42aが、ケース2とカバー3との間に形成される空間である窓部43を介して外部へと臨むようになっていて、ここにおいて車両側のコネクタと接続される。コネクタ42には、回路基板4上の配線回路パターンに電気的に接続された複数の雄型端子42cが設けられており、これらの雄型端子42cが図外のコネクタに収容される複数の雌型端子と接続されることで、当該図外のコネクタ(雌型端子)に接続されるセンサー類やポンプ等の所定の機器と電気的に接続されることとなる。
ケース2は、例えばアルミニウム等の熱伝導性に優れた金属材料を用いて成り、所定厚さの肉厚を有した略板状、より詳しくは周縁がわずかに立ち上がる浅い箱状に一体形成されたものである。具体的には、ほぼ矩形状の底壁21の外周縁(各側辺)に側壁22が立設され、全体が上方へ開口するように構成されている。側壁22の四隅には、カバー3を取付固定するためのカバー固定部23が形成され、これら各カバー固定部23には上下方向に貫通する貫通孔23aが設けられている。
回路基板4の取付固定は、ケース2の底壁21の内壁面21a側の周縁部に立設された基板取付部20を介して行われる。この基板取付部20は、その上端部に、回路基板4を支持する平坦状の支持面20aが構成されていて、これら各支持面20aに形成された雌螺子穴20bに、回路基板4の周縁側の貫通孔44aを貫通して固定に供するビス44が螺合する構造となっている。このようにビス44が各雌螺子穴20bに螺合することによって、回路基板4が各基板取付部20に支持された状態でケース2に固定されることとなる。なお、基板取付部20において、当該基板取付部20から案内ピン20cを立設(図中では2つの基板取付部20から立設)させ、その案内ピン20cを当該立設位置に対向する回路基板4の周縁側に形成された位置決め用孔44bに貫通可能とすることにより、回路基板4を所定位置に案内(ビス44を各雌螺子穴20bに螺合できるように案内)されながら取り付けることが可能となる。
ケース2の底壁21の内壁面21a側には、回路基板4の発熱性部品41bの実装位置に対向した位置に放熱部24が形成され、回路基板4を取り付けた状態において当該回路基板4(および発熱性部品41b)に対し干渉しない程度に近接するように突出した形状をなしている。この放熱部24においては、例えば発熱性部品41bから発生した熱を吸収でき、その熱を筐体1の外側に放熱(例えば底壁21を介して放熱)することに貢献する。
ケース2における側壁22の外側部には、電子制御装置10の車体(図示省略)への取付に供する一対のブラケット2a,2bが一体に設けられている。これらブラケット2a,2bには、側方に開口する切欠溝2aa,上下方向に貫通する貫通孔2bbがそれぞれ設けられていて、これら切欠溝2aa,貫通孔2bbを挿通する図外のボルト等によって、車体側への取付が行われる。さらに、図5に示すように、ケース2における底壁21の裏面21b側には、短冊状の放熱フィン21bbが複数個それぞれ所定間隔を隔てて並列に設けられている。
カバー3は、例えば金属材料に比べて軽量かつ低コストで所定の合成樹脂材料を用いて略箱状に一体成形されたものであり、回路基板4及びコネクタ42の上方を覆う上壁部31と、窓部13aを除く上壁部31の周縁の三方を囲う側壁部32と、を備え所定厚さの肉厚を有した形状となっている。側壁部32におけるケース2のカバー固定部23と対向する位置には、カバー固定部23の貫通孔23aに対して貫通可能な形状の位置決め突起3aが形成され、それら各位置決め突起3aをそれぞれ貫通孔23aに貫通させ、当該各貫通孔23aから突出(底壁21側に突出)した各位置決め突起3aの先端側をカシメ処理(熱カシメ処理)することにより、カバー3を各カバー固定部23に支持された状態でケース2に固定することが可能となる。
ケース2の上側の周縁部とカバー3の下側の周縁部との接合部分、ケース2の上側の周縁部とコネクタ42の下側の周縁部との接合部分、更にはコネクタ42の外周部と窓部43の内周縁部との接合部分は、それぞれ、防水性を確保するために、シール材1a(図1,図2中では液状シール材を硬化した後の形状)を介して液密に接合されている。これらの接合部分においては、種々のシール構造によってシールすることが可能であり、例えばケース2の上側の周縁部とカバー3の下側の周縁部との接合部分においては、その一方にシール溝1bを形成し他方に突条1cを設けておき、この突条1cをシール溝1bに隙間をもって入り込むようにすることで、シール溝1bと突条1cとの隙間に充填されるシール材の長さ、いわゆるシール長を十分に確保して、所期のシール性が得られるように構成することが挙げられる。シール材1aとしては、例えばシール溝1bに流し込める流動性を有した液状シール材が挙げられ、具体例としてエポキシ系やシリコーン系、アクリル系など、電子制御装置10の仕様や要求に応じて適宜に選択することができるが、特に限定されるものではない。
前述したようにケース2とカバー3とを接合する筐体1内部の保護空間に回路基板4を収容した装置10においては、回路基板4の一端に、側方へ開口するコネクタ42が取り付けられた構造となる。この関係で、筐体1のカバー3は、回路基板4の肉厚方向の寸法(高さ)が異なる当該回路基板4とコネクタ42のそれぞれに応じた段付形状をなしている。具体的には、回路基板4及びコネクタ42を挟んでケース2と対向するカバー3の上壁部31には、ケース2の底面2dに平行な上段部31aと下段部31bとが設けられている。コネクタ42の上方を覆う上段部31aは、回路基板4の上方を覆う下段部31bに対して、回路基板4厚さ方向の寸法が大きく設定されている。そして、このように高さの異なる上段部31aと下段部31bとを滑らかに繋ぐ傾斜壁部31cが設けられている。この傾斜壁部31cは、ケース2の底面2dに対して所定の傾斜角度(例えば約45度の傾斜角度)で平坦に傾斜しており、従って、上段部31aや下段部31bに対しても同じ傾斜角度で傾斜している。
また、前述のような筐体1により、それぞれ種々の角度で傾斜した複数の外壁面を有し、例えば上壁部31の下段部31bの外壁面33と、側壁部32の外壁面34a,34b,34c(以下、適宜まとめて外壁面34と称する)と、においては互いに交差する方向に延在した形状となっている。さらに、筐体1における外壁面33と外壁面34との間には、角部35やコーナー部30,30aが形成される。
外壁面34a,34bの間に位置するコーナー部30においては、当該外壁面34a,34bに開口形成された外壁面開口部36a,36bの間を貫通する肉厚部貫通孔5(詳細を後述する)と、当該肉厚部貫通孔5とコーナー部30の内壁面37との間を連通(肉厚部貫通孔5を筐体1内部側と連通)する連通孔6(詳細を後述する)と、当該連通孔6の筐体1内部側の内側開口部6aに取り付けられた通気性および防水性の通気防水膜7と、を備え呼吸フィルタ機能を有した構成となっている。
通気防水膜7は、防水性及び通気性の双方を併せ持つものであれば適宜適用することが可能であり、例えばゴアテックス(登録商標)などの薄膜状の不織布部材を適用することが挙げられるが、単に連通孔6の内側開口部6aを被覆できる形状のものを適用するのではなく、回路基板4における当該通気防水膜7(およびコーナー部30)に対向する位置の基板取付部20(例えばビス44)と干渉しない形状(図中では円盤状)のものを適用することが挙げられる。例えば、通気防水膜7(およびコーナー部30)と基板取付部20との両者間に十分な間隙を形成できるように筐体の形状を適宜設計することにより、当該両者が互いに干渉しないように抑制できる。
また、内側開口部6aの開口縁面に対し、当該開口縁面に沿って延在し通気防水膜7よりも大きい径のC字状ガイド37aを突出形成することにより、通気防水膜7を所定位置(内側開口部6aを被覆できる位置)に案内させながら取り付けることができると共に、当該通気防水膜7の位置ズレを抑制できる。さらに、内壁面37は、ケース2の底面2dに対して所定の傾斜角度(例えば約45度の傾斜角度)で平坦に傾斜した形状となっている。
≪呼吸フィルタ機能を構成する一例≫
以下、電子制御装置10において、肉厚部貫通孔5,連通孔6,通気防水膜7を有したコーナー部30による呼吸フィルタ機能の構成の一例を説明する。なお、図1,図2と同様のものには同一符号を付する等により、その詳細な説明を省略する。
図6〜図8に示すコーナー部30は、錐状(図中では台形形状の底面(内壁面37)を有した錐状)で所望厚さの肉厚を有した形状であり、当該コーナー部30の内部には、横断面形状が台形形状である肉厚部貫通孔5が、カバー3の外壁面34a,34bに開口形成された外壁面開口部36a,36bの間を、直線状に貫通して内壁面37と同一方向に延在するように形成されている。
肉厚部貫通孔5の中央部と内壁面37の中央部との間には、横断面形状が円形状である連通孔6が、当該肉厚部貫通孔5と内壁面37との間を直線状に貫通し当該肉厚部貫通孔5および内壁面37と交差する方向に延在し、肉厚部貫通孔5を筐体1内部側と連通するように形成されている。
前記のように肉厚部貫通孔5,連通孔6が互いに交差した構成により、外壁面開口部36a,36bと連通孔6の内側開口部6aとの間に通気通路50が形成されると共に、その通気通路50の中央部に折曲部51が形成される。このように折曲部51を有した通気通路50の壁面(例えば折曲部51付近の面)、例えば図7に示すように肉厚部貫通孔5の孔内壁面52および連通孔6の孔内壁面61(および外側開口部6bの開口縁面等)は障壁として機能し、例えば筐体1の外側から通気通路50内に対して直線状に進入する浸入水S(高圧水等)は当該障壁に衝突し易くなる(詳細を後述する)。
ここで、電子制御装置10の車体に対する一般的な搭載姿勢に着目すると、多くの場合、例えば図4に示すように回路基板4が略水平方向(例えば図中の天地方向に対して交差する方向)、すなわち車体に対する取付面となる底面2dを略水平方向に延在させた横置き姿勢と、図9(A)〜(C)に示すように取付面である底面2dを略天地方向(例えば図中の天地方向)に延在させた種々の縦置き姿勢と、のいずれかが挙げられる。これらの各姿勢で車体に対して取り付けられた装置10であれば、通気通路50においては、肉厚部貫通孔5,連通孔6(および内側開口部6a,外側開口部6b,通気防水膜7)が内壁面37と同一方向または交差する方向に延在した形状であって、装置10の車体側への取付面となる底面2dに対して所定角度で傾斜した形状となる。
このため、仮に連通孔6内に浸入水S等による溜り水(図示省略)が溜ったとしても、当該連通孔6における満水前の時点(ある程度の溜り水が溜まった時点)で、溜り水の一部(水面)が傾斜する連通孔6の上端(外側開口部6b)に達し、肉厚部貫通孔5を介して外部へ排水されることとなり、それ以上、溜り水が溜まることを抑制できる。従って、浸入水S等により通気防水膜7が閉塞されることは抑制され、簡素な構造でありながら、通気防水膜7による所期の通気性・呼吸性を確保して、信頼性・耐久性を向上することができる。肉厚部貫通孔5,連通孔6(および内側開口部6a,外側開口部6b,通気防水膜7)において、底面2dに対する傾斜角度は特に限定されるものではないが、例えば45度、あるいは45度を中心とする所定の範囲(30〜60度程度の傾斜角度)で適宜設定することが挙げられる。
≪通気通路50の一例≫
通気通路50内に浸入する浸入水Sは、筐体1外周側から外壁面開口部36a,36bを介して様々な角度で通気通路50内に浸入し得るものであり、例えば直線状に浸入する浸入水Sの水圧は比較的高い場合があるが、肉厚部貫通孔5,連通孔6,外壁面開口部36a,36b等(以下、肉厚部貫通孔5等と適宜称する)の形状を適宜設定することにより、前述のような高水圧の浸入水Sが通気通路50の壁面に衝突し易くなり、当該浸入水Sの水圧を十分低減することが可能である。このように浸入水Sの水圧を低減する手法の一つとしては、例えば以下に示すように浸入水Sの浸入し得る角度等を定義して、前記の肉厚部貫通孔5等の形状を設定することが考えられる。
まず、外壁面開口部36a,36bを介して通気通路50内側に浸入する浸入水Sを投影線として仮想し、図8に示すように投影線(すなわち浸入水)Sと連通孔6の内側開口部6aとがなす角をθ1、投影線Sから連通孔6の内側開口部6aに対して直交した2つの垂直線と直交する方向の当該内側開口部6a開口幅をW、連通孔6の連通方向長さをD、WとDとの比D/Wをtanθ2とする。そして、前記tanθ1がtanθ2よりも小さくなるにつれて、直線状の浸入水Sは通気通路50の内壁に衝突し易くなることから、当該tanθ1が比較的小さくなるように(例えば関係式tanθ2>tanθ1を(以下、関係式αと称する)満たすように)、肉厚部貫通孔5等を設計する。
このように、浸入水Sの浸入し得る角度を想定して肉厚部貫通孔5等を設定することにより、通気通路50の壁面、すなわち肉厚部貫通孔5の孔内壁面52および連通孔6の孔内壁面61(および外側開口部6b縁面等)が、浸入水Sに対する障壁として機能し易くなり、当該障壁に衝突した浸入水Sの水圧は減少することになる。そして、連通孔6の内側開口部6aに取り付けられる通気防水膜7においては、前記のように通気通路50内を直線状に進入する浸入水Sによる直接的な衝突や損傷等が抑制されることになる。
前記のような浸入水Sに係る角度θ1は、例えば電子制御装置10の車体に対する取付位置や筐体1(ケース2やカバー3等)の形状、あるいは肉厚部貫通孔5等が形成されるコーナー部30(または角部35等)の位置によって範囲が定められるものであり、その範囲で浸入水Sが外壁面開口部36a,36bを介して通気通路50内側に浸入したとしても、tanθ1が比較的小さくなるように設計(例えば関係式αを満たすように設計)された形状の肉厚部貫通孔5等を備えていれば良いため、当該肉厚部貫通孔5等の形状を必要以上に小さくしたり、連通孔6と外壁面開口部36a,36bとの間の距離を必要以上に大きくすることなく、前記のように通気防水膜7に対する浸入水Sの直接的な衝突を抑制できる。
なお、例えば図10に示すように、連通孔6の外側開口部6b(または内側開口部6a)の縁面に対し突起62を設けた場合においても、tanθ1を小さくし易くなる(関係式αを満たすことがより容易となる)。また、例えば図11に示すように、肉厚部貫通孔5の孔内壁面52における連通孔6に対向した位置から当該連通孔6方向に突出した突起部53を設けた場合には、その突起部53が浸入水Sに対する障壁として機能し、連通孔6に対する浸入水Sの直接的な衝突がより抑制されることになる。
また、例えば図1に示すように連通孔6と外壁面開口部36a,36bとの間の距離をL、外壁面開口部36a,36bの開口幅(高さ等)をH、LとHとの比H/Lをtanθ3として、このtanθ3が比較的小さくなるよう(例えば関係式tanθ1>tanθ3(以下、関係式βと称する)を満たすように)設計された肉厚部貫通孔5等を適用した場合にも、肉厚部貫通孔5の孔内壁面52および連通孔6の孔内壁面61(および外側開口部6b縁面等)等が、浸入水Sに対する障壁として機能し当該浸入水Sの水圧を減少することになり、その結果、通気防水膜7に対する浸入水Sの直接的な衝突がより抑制されることになる。
また、肉厚部貫通孔5等における角部を適宜面取りしてテーパー状にすることにより、例えば浸入水S(障壁によって水圧が低減された浸入水)等による溜り水が連通孔6内等に溜まった場合に、その溜り水が連通孔6内等から外部へ排出し易くなる。
また、以上示したように肉厚部貫通孔5等によるフィルター機能を有した電子制御装置10において気密性を試験する手法としては、外壁面開口部36a,36bを封止、例えば作業員の手や所望の部材で封止しコネクタ42側から空気を送風して行う手法が知られているが、外壁面開口部36a,36bの開口縁面が平面状であれば、当該封止作業を行い易くなり、気密性試験の効率化に貢献することが可能となる。図示する電子制御装置10の場合、下段部31bの外壁面33と側壁部32の外壁面34a,34bとの間に形成される各角部35が、コーナー部30に近接するに連れて先細りとなる形状(いわゆるフィレット状の角部35において、コーナー部30に近接するにつれて序変させた形状)であり、これにより、外壁面34a,34bの外壁面開口部36a,36bの開口縁面の面積を十分大きくでき、前記の封止作業の効率化に貢献し易くなる。
≪肉厚部貫通孔5等の形成位置≫
肉厚部貫通孔5等の形成位置は、筐体1において適宜設定することができ、基板取付部20に対向する位置のコーナー部30に形成することの他に、筐体1における外壁面33と外壁面34との間の角部35に形成、例えば外壁面開口部36a,36bをそれぞれ外壁面33,34に形成し、当該外壁面33,34間を貫通するように肉厚部貫通孔5を形成し、その肉厚部貫通孔5と筐体1内部側とを連通する連通孔6を形成するなどした構成が挙げられるが、当該構成は回路基板4の各種電子部品(非発熱性部品41aや発熱性部品41b等)と干渉しない位置とすることが好ましい。
また、図12,図13に示すように発熱性部品41bが、回路基板4における基板取付部20の周縁側で当該基板取付部20に近接した位置に実装した場合、その発熱性部品41bから発する発熱が、例えば図12中の黒抜き矢印で示すように回路基板4を介して基板取付部20(ビス44等)に吸熱され、ケース2を介して筐体1外側に放熱される他に、図中の黒抜き矢印で示すように通気通路50を介して放熱されるため、放熱性能の向上を図ることが可能となる。
また、発熱性部品41bから発する発熱は上昇する特性を有するため、電子制御装置10の車体に対する一般的な搭載姿勢を、例えば図9に示したように取付面である底面2dを略天地方向(例えば図中の天地方向)に延在させた縦置き姿勢であって、コーナー部30が上方側に位置する姿勢の場合には、図中の黒抜き矢印で示すように通気通路50を介して放熱し易く、更なる放熱性能の向上を図ることが可能となる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変更等が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変更等が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
ここで、以上示した各実施例等から把握し得る請求項以外の技術的思想について、以下に列挙する。
<イ>外壁面開口部と通気防水膜との間の通気通路が折曲されていることを特徴とする電子制御装置。
<ロ>各外壁面開口部が形成される外壁面が、それぞれ互いに異なる角度(交差する角度)で傾斜したことを特徴とする電子制御装置。
<ハ>連通孔の筐体内部側の開口部(または/および通気防水膜)は、回路基板と筐体部材とを取り付ける基板取付部に対向した位置に形成されたことを特徴とする電子制御装置。
<ニ>肉厚部は、筐体部材の角部またはコーナー部に形成されたことを特徴とする電子制御装置。
<ホ>各外壁面開口部の開口縁面が平面状であることを特徴とする電子制御装置。
<ヘ>筐体は、各外壁面開口部が車体の上方側に位置する姿勢で、当該車体に取り付けられることを特徴とする電子制御装置。
<ト>連通孔の孔内壁面および通気防水膜が、筐体の車体側への取付面に対し所定角度で傾斜して形成されたことを特徴とする電子制御装置。
1…筐体
2…ケース(筐体部材)
3…カバー(筐体部材)
4…回路基板
5…肉厚部貫通孔
6…連通孔
7…通気防水膜
10…電子制御装置
20…基板取付部
30…コーナー部(肉厚部)
35…角部(肉厚部)
36a,36b…外壁面開口部
50…通気通路
50a…折曲部

Claims (3)

  1. 複数の筐体部材を接合して成る筐体の内部空間に、電子部品を実装した回路基板が収容された電子制御装置であって、
    前記の各筐体部材のうちの少なくとも一つは、
    筐体部材の肉厚部における外壁面の周縁側にそれぞれ互いに距離を隔てて位置する複数個の外壁面開口部を有し、各外壁面開口部の間を貫通して形成された肉厚部貫通孔と、
    前記肉厚部の内壁面と肉厚部貫通孔との間を連通する連通孔と、
    前記連通孔の筐体内部側の開口部に取り付けられた通気性および防水性の通気防水膜と、
    を備えことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記肉厚部は、回路基板と筐体部材とを取り付ける基板取付部に対向した位置に形成されたことを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
  3. 前記回路基板に実装される発熱性部品が、回路基板における基板取付部の周縁側に位置することを特徴とする請求項2記載の電子制御装置。
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