JP4432854B2 - 配線器具の防雨構造 - Google Patents

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Description

本発明は、壁面に設置された配線器具を水から保護する配線器具の防雨構造に関する。
従来の配線器具の防雨構造として、建造物等の屋外の壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるようにベースに取り付けられたカバー体と、を備えるとともに、当該ベースに、配線器具の周囲を取り囲む内壁を設けることで、外からカバー体の内側に進入した水が配線器具にかからないようにしたものが知られている(例えば特許文献1)。
また、更なる防滴性の向上を図るべく、その内壁の端縁にパッキンを設けたものも知られている。
特開2000−312418号公報
しかしながら、内壁にパッキンを設けると、その分、部品点数が増大し、製造の手間も増大して、ひいては製造コストが上昇してしまう。
そこで、本発明は、より簡素な構成で、より防滴性の高い配線器具の防雨構造を得ることを目的とする。
請求項1の発明にあっては、壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるように上記ベースに取り付けられたカバー体と、を備えた配線器具の防雨構造において、上記ベースには、上記壁面から離間する方向に突出して配線器具の少なくとも上方を覆う内壁が設けられ、上記内壁の上方で、上記カバー体の上壁部に設けられた切欠部に上記ベースの上端部に形成された突起部を嵌め込むとともに、それら上壁部と突起部とに形成されて壁面に沿って水平方向に伸びる貫通孔に回動軸を差し込んで、当該回動軸を回動中心としてベースに対してカバー体を上下方向に開閉可能とするヒンジ機構が構成され、配線器具の上方において、上記内壁と上記突起部との間に、上記壁面に沿った横方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が上記壁面に沿う横方向に移送されるようにしたことを特徴とする。
請求項2の発明にあっては、壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるように上記ベースに取り付けられたカバー体と、を備えた配線器具の防雨構造において、上記ベースには、上記壁面から離間する方向に突出して配線器具の少なくとも上方を覆う内壁が設けられ、上記内壁の上方で、上記カバー体の上壁部に設けられた切欠部に上記ベースの上端部に形成された突起部を嵌め込むとともに、それら上壁部と突起部とに形成されて壁面に沿って水平方向に伸びる貫通孔に回動軸を差し込んで、当該回動軸を回動中心としてベースに対してカバー体を上下方向に開閉可能とするヒンジ機構が構成され、配線器具の上方において、上記内壁と上記上壁部との間に、上記壁面から離間する方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が上記壁面から離間する方向に移送されるようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明にあっては、壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるように上記ベースに取り付けられたカバー体と、を備えた配線器具の防雨構造において、上記ベースには、上記壁面から離間する方向に突出して配線器具の少なくとも上方を覆う内壁が設けられ、上記内壁の上方で、上記カバー体の上壁部に設けられた切欠部に上記ベースの上端部に形成された突起部を嵌め込むとともに、それら上壁部と突起部とに形成されて壁面に沿って水平方向に伸びる貫通孔に回動軸を差し込んで、当該回動軸を回動中心としてベースに対してカバー体を上下方向に開閉可能とするヒンジ機構が構成され、配線器具の上方において、上記内壁と上記突起部との間に、上記壁面に沿った横方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が上記壁面に沿う横方向に移送されるようにし、かつ、配線器具の上方において、上記内壁と上記上壁部との間に、上記壁面から離間する方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が上記壁面から離間する方向に移送されるようにしたことを特徴とする。
請求項4の発明にあっては、配線器具の上方の上記内壁上に進入する水の量を左右非対称とする漏水通路が設けられることを特徴とする。
請求項5の発明にあっては、配線器具の上方に形成される上記内壁の上記壁面から遠い側の端縁に、上方に伸びる端壁部が形成されることを特徴とする。
請求項6の発明にあっては、上記カバー体には、配線器具に接続される配線をカバー体の内外で挿通させるパッキンを装着した切欠が形成されるとともに、上記パッキンがカバー体の内側に屈曲するのを規制するリブが形成されることを特徴とする。
請求項7の発明にあっては、上記カバー体の横方向中央部には、所定幅で上下方向に伸びる外側膨出部が形成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、内壁と突起部とによって毛細管現象を生じさせる程度の大きさの隙間を形成することで、水を壁面に沿った横方向に移送することができるため、より簡素な構成によって配線器具を水から保護することができる。
請求項2の発明によれば、内壁と上壁部とによって毛細管現象を生じさせる程度の大きさの隙間を形成することで、水を壁面から離間する方向に移送することができるため、より簡素な構成によって配線器具を水から保護することができる。
請求項3の発明によれば、内壁と突起部とによって毛細管現象を生じさせる程度の大きさの隙間を形成することで、水を壁面に沿った横方向に移送することができるとともに、内壁と上壁部とによって毛細管現象を生じさせる程度の大きさの隙間を形成することで、水を壁面から離間する方向に移送することができるため、より簡素な構成によって配線器具を水から保護することができる。
請求項4の発明によれば、進入した水量の左右差によって、配線器具の上方の内壁上で水滴の左右バランスを崩し、当該内壁上に表面張力によって水が滞留するのを抑制して、配線器具に上方から水がかかるのを抑制することができる。
請求項5の発明によれば、端壁部により、配線器具の上方の内壁の端縁を超えて配線器具側に水が進入するのを抑制することができる。
請求項6の発明によれば、パッキンが内側に屈曲して配線との間に隙間が形成されるのを抑制し、当該隙間を経由してカバー体内に水が進入するのを抑制することができる。
請求項7の発明によれば、外側膨出部を把持部として利用することができる分、カバー体を持ちやすくなり、開閉させやすくなるという利点がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかる防滴カバーのカバー体が開放位置にある状態を示す図、図2は、カバー体が被覆位置にある状態を示す図、図3は、配線器具および防滴カバーの分解斜視図、図4は、防滴カバーの一部と配線器具の正面図(図5のB−B断面図)、図5は、防滴カバーおよび配線器具の側方断面図(図4のA−A断面図)、図6は、防滴カバーの平面図、図7は、内壁の上部を示す模式図(正面図)、図8は、ベースとカバー体との接続部の斜視図、図9は、カバー体の斜視図、図10は、防滴カバーの斜視図である。なお、図中、UPは、鉛直上方向を示す。また、適宜、破線の矢印によって、水の移送経路を示す。
建造物等の屋外の壁面(取付壁面)W上には配線器具2が取り付けられており、この配線器具2を雨水や水はねによる水等から保護すべく、当該壁面Wには、配線器具2を覆う防滴カバー1が取り付けられている。本実施形態では、配線器具2は、配線(電源ケーブル)3に取り付けられたプラグ4が差し込まれるコンセント装置として構成されている。なお、防滴カバー1および配線器具2は、いずれも、壁内に埋設された収納ボックス18にネジ等を用いて固定されている。
防滴カバー1は、基本的には、配線器具2の周囲を囲うように壁面Wに固定されるベース6と、配線器具2を被覆する被覆位置(図2)と配線器具2を開放する開放位置(図1)との間で開閉可能となるようにベース6に取り付けられたカバー体5と、を備えてなるものである。本実施形態では、壁面Wに沿うプレート状のベース6の表面6aを、膨出成形されたカバー体5によって覆い被せるようにして、ベース6の表面6aとカバー体5の凹部の内面とで囲まれた内部空間が形成されるようにしている。この防滴カバー1は、基本的には、外部から内部空間内に水がなるべく進入しないように構成されるが、より確実な防滴性を得るため、進入した水を排出する機構も備えている。
これらカバー体5およびベース6は、好適には、耐候性が良好な合成樹脂を所定形状に成形して構成される。また、カバー体5の少なくとも一部を透明とすれば、カバー体5を開放することなく配線器具2における配線の接続状態を視認できるようになるという利点がある。
そして、本実施形態では、カバー体5の上部が、配線器具2よりも上方で壁面Wに沿う横方向(壁面Wに固定された状態における略水平方向)に伸びる回動軸9(図3)を軸心とするヒンジ機構16(図4)を介して、ベース6の上部に回動可能に軸支されており、カバー体5を持って上方に持ち上げると、図1のようにベース6および配線器具2が露出するように構成されている。
このカバー体5は、コイルスプリング10(図3)によって閉じる方向に付勢されており、カバー体5を持つ手を放すと、コイルスプリング10の付勢力によって、開放位置(図1)から被覆位置(図2)に戻る。かかる構成により、カバー体5が開放されたままになって配線器具2に水がかかるような事態が抑制される。
また、カバー体5の下部には、切欠5iが形成されており、カバー体5が被覆位置にある状態では、当該切欠5iとベース6の下端部とによって、配線3の挿通口が形成されるようになっている。この切欠5iには、水の進入を抑制すべくパッキン8が取り付けられている。
さらに、ベース6と壁面Wとの間には、枠状のパッキン7(図3)が介装され、これにより、ベース6と壁面Wとの間から内部空間への水の進入が抑制される。配線器具2は、ベース6の中央部に形成された略矩形状の開口部6d内に一部を挿入した状態で、当該ベース6の表面6a上に突設される。
ヒンジ機構16は、図4に示すような構成を備えている。すなわち、カバー体5の上壁部5bに設けられた切欠部5cに、ベース6の上端部に形成された突起部6bが嵌め込まれ、これら上壁部5bおよび突起部6bに形成された貫通孔5d,6cを貫くように回動軸9が差し込まれることで、当該回動軸9を回動中心としてベース6とカバー体5とが相対的に回動可能となる構成が得られている。この回動軸9には、コイルスプリング10が巻回されており、このコイルスプリング10によって、カバー体5がベース6に対して閉じる方向に付勢されている。なお、本実施形態では、コイルスプリング10はベース6の横方向のほぼ中央部に配置され、それを左右両側から挟むように、切欠部5cと突起部6bとの嵌合部が配置されている。
この種の防滴カバー1では、カバー体5とベース6との境界部分の隙間から防滴カバー1の内部空間への水の進入を完全に防止するのは難しい。特に、本実施形態のように、防滴カバー1の上方にヒンジ機構16を設けると、図6等に示すように、ヒンジ機構16の上壁部5b(切欠部5c)と突起部6bとの間の隙間が形成され、この隙間の上側に水が滞留して、その水が上方からベース6とカバー体5との隙間を通じて内部空間に進入してくる場合がある。そこで、本実施形態では、配線器具2とカバー体5との間に内壁11を介在させ、具体的には、ベース6の表面6a上に、配線器具2の上方および側方を取り囲む平面視で略C字状の内壁11を立設することで、防滴カバー1内に進入した水を堰き止めるとともに、配線器具2から遠ざける方向に排水するようにしている。なお、上壁部11aは、完全な平坦面とせず、中央部から側方に向けて緩やかに下向きに傾斜させ、水の排出性を高めている。また、内壁11の下部は、配線3を挿通するために切り欠いている。
さらに、本実施形態では、この内壁11と、当該内壁11に対して配線器具2の反対側に位置する別の部材(カバー体5や、ベース6の内壁11以外の部分等)との間で適切な大きさの間隙G1(図4),G2(図5)を形成し、当該間隙G1,G2において毛細管現象を生じさせることで、所期の方向に水を移送させ、かつ、排水を促進するようにしている。
具体的には、図4に示すように、内壁11の上壁部11aと、カバー体5の上壁部5b
との間に、壁面Wに沿った横方向(本実施形態では略水平方向)に伸びる帯状の間隙G1を形成し、当該壁面Wに沿った横方向に水を移送するようにしている。この間隙G1の大きさは、上壁部5b,11aの撥水性や、内壁11上への進入水量等に応じて適宜に設定される。なお、上壁部11aの上面あるいは上壁部5bの下面に、内壁11の延設方向に沿う微細な溝あるいは突起を設け、間隙G1の延伸方向に沿う排水を促進させるようにしてもよい。なお、間隙G1を移送された水は、内壁11の側壁部11c上を伝って下降する。
また、図5に示すように、内壁11の上壁部11aおよび上壁部11aから壁面Wと離間する方向に張り出させた突壁部11bと、カバー体5の上壁部5bとの間に、壁面Wから離間する方向(本実施形態では略水平方向)に伸びる間隙G2を形成し、当該壁面Wから離間する方向に水を移送するようにしている。この間隙G2の大きさも、上壁部5bや、上壁部11a、突壁部11bの撥水性や、内壁11上への進入水量等に応じて適宜に設定される。なお、上壁部11aや突壁部11bの上面あるいは上壁部5bの下面に、内壁11の延設方向に沿う微細な溝あるいは突起を設け、間隙G1の延伸方向に沿う排水を促進させるようにしてもよい。
ここで、本実施形態では、突壁部11bの先端を、カバー体5の上壁部5bと外側膨出部17の天壁部5eとの境界近傍まで延設し、間隙G2内を移送された水を、カバー体5の内面(天壁部5eの内面)を伝わせて下降させている。こうすることで、配線器具2に水がかかるのをより確実に抑制することができる上、天壁部5eの内面を伝わせることで、簡素な構成で排水経路を確保することができる。
また、本実施形態では、上壁部11aの形状を左右非対称に形成している。図7は、上壁部11aを上下方向に誇張して示す正面図であるが、具体的には、この図7に示すように、上壁部11aの凸形状の頂点となる位置M1を、防滴カバー1(ベース6)の横方向中心Mより左側に距離δだけずらしている。
上壁部11a上に水が進入すると、その表面張力によって当該上壁部11a上に水滴が形成される場合があるが、本実施形態の上記左右非対称構造によれば、上壁部11aの上面の傾斜が左右で異なるため、重力によって上壁部11a上の水滴の左右バランスが崩れ、当該上壁部11a上に表面張力によって水が滞留するのが抑制され、配線器具2に上方から水がかかるのを抑制することができる。
さらに、本実施形態では、敢えて防滴カバー1の外から上壁部11a上に水を進入させやすくする漏水通路を設け、上壁部11a上に進入する水の量が左右非対称となるようにしている。
具体的には、上壁部5bの横方向中央部より正面視で右寄りの位置に、漏水通路として、ヒンジ機構16の切欠部5c(上壁部5b)と突起部6bとの間の隙間と防滴カバー1内とを連通する切欠5h(図8)が形成されており、この切欠5hからの水の進入量を増やすことで、図7に示すように、正面視で右側の水の進入量が左側に比べて増大するようにしている。
こうすることで、進入した水量の左右差によって、上壁部11a上の水滴の左右バランスを崩し、当該上壁部11a上に表面張力によって水が滞留するのを抑制して、配線器具2に上方から水がかかるのを抑制することができる。
また、かかる構成では、水がより多く進入する位置には、上壁部11a上に、より広い区間に亘って連続的に一定方向に傾斜する傾斜面が形成されるようにして、重力によって水が流れるのを促進し、水滴が形成されるのをより確実に抑制するのが好適である。
なお、本実施形態では、この切欠5hを、カバー体5の内面側のみに形成し、図6に示すように、外見上は、切欠5hが形成されていることを判別できないようにしている。また、切欠5hをカバー体5の外面側まで拡張させると、拡大した隙間が露出する分、ダストの進入や詰まり等の不具合が懸念されるが、本実施形態のように切欠5hをカバー体5の内面に留めておくことで、これを抑制することができる。
一方、本実施形態では、上述したように、カバー体5の下部に形成された切欠5iには、水の進入を抑制するためのパッキン8が取り付けられている。このパッキン8は、切欠5iに嵌め込まれるフレーム部8aと、当該フレーム部8aの内側で縦横の切り込み8cによって形成される襞部8bとを備えており、この襞部8bを、挿通させる配線3の周壁に沿って変形させることで、シール性を高めている。
さらに、図9に示すように、カバー体5の下部のパッキン8の上側(すなわちカバー体5の内側)に隣接した位置には、板状のリブ15が設けられており、パッキン8がカバー体5の内側方向(防滴カバー1の内部空間側)に屈曲するのが規制されている。これにより、内側に屈曲したパッキン8に沿って外部から水が進入するのを抑制することができる上、リブ15自体によっても水の進入が抑制される。なお、リブ15には、配線3を挿通する切欠15aを設けているが、この切欠15aによって配線3の延伸方向が規制され、パッキン8の部分で配線3が大きく屈曲して切り込み8cが拡がりシール性が悪化するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、図9および図10に示すように、カバー体5とベース6とを係合する係合機構が、切欠5iに隣接して設けられている。具体的には、切欠5iの左右両側のベース6側の角部には係合突起13,13が設けられる一方、ベース6には、これに対応する係合凹部14,14が設けられており、これら係合突起13と係合凹部14とが係合するように構成されている。切欠5iに隣接した領域は、剛性が低下して撓みやすくなり、切欠5iひいてはパッキン8が変形しやすくなるが、かかる係合機構を設けることで、この部分の剛性が低下するのを抑制することができる。また、この係合機構の隙間を、防滴カバー1の内部から水を排出する排出口として利用することもできる。
さらに、本実施形態では、図10に示すように、カバー体5の横方向中央には、所定幅で外壁部5aから外側に膨出した上下方向に伸びる外側膨出部17が形成されている。この外側膨出部17は、所定幅(カバー体5の幅の約1/3程度の幅)で帯状に上下に伸びる天壁部5eと、その両側の側壁部5fとによって、断面略U字状に形成されている。天壁部5eは、外壁部5aの上縁から徐々に立ち上がっており、その高さは、その上部から中央部にかけては下方に向かうにつれて放物線状に漸増し、中央部から下部にかけてはほぼ一定となっている。また、側壁部5fの表面には、微小な凹凸(例えば筋状あるいは点状の凹凸)からなる滑り止め部12が設けられている。
かかる構成により、外側膨出部17を持ち上げてカバー体5を容易に開放することができるようになる。さらに、滑り止め部12を設けた分、カバー体5をより確実に把持することができる。
また、外側膨出部17の天壁部5eの上端部を壁面Wに近付けたため、図5に示すように、当該天壁部5eの上端部で内壁11の突壁部11bを天壁部5eの上端まで近付けやすくなり、当該天壁部5eの内面を排水経路として確保することができる。さらに、天壁部5eをその上端部から緩やかに、壁面W側、すなわち配線器具2側から遠ざけることで、天壁部5eの内面上でより確実に水を伝わせながら、水が配線器具2にかかるのを抑制することができる。
以上の本実施形態によれば、内壁11と当該内壁11とは別の部材(上壁部5b)とによって毛細管現象を生じさせる程度の大きさの間隙G1,G2を形成することで、水を所期の方向に移送することができるため、より簡素な構成によって配線器具2を水から保護することができる。
また、本実施形態によれば、内壁11(上壁部11a)上に進入した水を、配線器具2の上方で、壁面Wに沿った横方向、および壁面Wから離間する方向に分配して移送することができるため、配線器具2に上方から水がかかるのをより確実に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、内壁11(上壁部11a)上に進入する水量の左右差をつけることで、上壁部11a上で水滴の左右バランスを崩し、当該上壁部11a上に表面張力によって水が滞留するのを抑制して、配線器具2に上方から水がかかるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、配線器具2の上方の内壁11(上壁部11a)の形状の左右差によって、上壁部11a上で水滴の左右バランスを崩し、当該上壁部11a上に表面張力によって水が滞留するのを抑制して、配線器具2に上方から水がかかるのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、リブ15によってパッキン8が内側に屈曲して配線3との間に隙間が形成されるのを抑制し、当該隙間を経由して防滴カバー1の内部空間に水が進入するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、カバー体5とベース6とを係合する係合機構を、切欠5iに隣接して設けたため、切欠5i、ひいてはパッキン8が変形しにくくなり、パッキン8と配線3との隙間から内部空間に水が進入するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、外側膨出部17を把持部として利用することができる分、カバー体5を持ちやすくなり、開閉させやすくなるという利点がある。また、断面略U字状の外側膨出部17の内側が、水を下方に排出する溝となって、水をより確実に排出することができる。なお、当該外側膨出部17の幅は、持ちやすい適宜な大きさとするのがよい。
また、本実施形態によれば、外側膨出部17に滑り止め部12を設けた分、カバー体5をより確実に持つことができるようになる。特に、上記外側膨出部17を設け、カバー体5を透明な材質によって構成した場合、外側膨出部17の側壁部5fに滑り止め部12を形成することで当該滑り止め部12を介しての透視性が低下したとしても、天壁部5eから内部の接続状態を視認することができる分、視認の障害になりにくいという利点がある。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、配線器具として電源用のコンセント装置を設けた場合を例示したが、これに替えて、スイッチや、他の配線を接続する配線器具等として構成してもよい。
また、防滴カバーの形状も種々に変形可能である。例えば、上記実施形態ではカバー体を縦開きとしたが、横開きとしてもよいし、配線の導入位置(切欠5iの位置)を下部中央部以外に設定した場合についても実施可能である。
また、上記実施形態では、配線器具の上方に、毛細管現象を利用して水を移送する間隙を形成したが、配線器具の側方や下方など、他の部分にも同様の間隙を形成してもよい。
また、ヒンジ機構における隙間を一部で拡げるなどして漏水通路としてもよい。
また、図11に示すベース6Aのように、上壁部11aの壁面Wから遠い側の端縁に、上方に伸びる端壁部11dを設け、当該端縁を超えて上壁部11aの下側に水が進入するのを抑制するようにしてもよい。かかる構成によっても、パッキン等を設けることなく、比較的容易に防適性能を向上させることができる。
本発明の実施形態にかかる防滴カバーのカバー体が開放位置にある状態を示す斜視図。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーのカバー体が被覆位置にある状態を示す斜視図。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーおよび配線器具の分解斜視図。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーの一部と配線器具の正面図(図5のB−B断面図)。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーおよび配線器具の側方断面図(図4のA−A断面図)。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーの平面図。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーの内壁の上部を示す模式図(正面図)。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーのベースとカバー体との接続部の斜視図。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーのカバー体の斜視図。 本発明の実施形態にかかる防滴カバーの斜視図。 本発明の別の実施形態にかかる防滴カバーのベースの正面図(a)および側面図(b)。
符号の説明
1 防滴カバー
2 配線器具
3 配線
5 カバー体
5h 切欠(漏水通路)
6,6A ベース
8 パッキン
9 回動軸
11 内壁
11d 端壁部
12 滑り止め部
15 リブ
16 ヒンジ機構
17 外側膨出部
G1,G2 間隙
W 壁面

Claims (7)

  1. 壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるように前記ベースに取り付けられたカバー体と、を備えた配線器具の防雨構造において、
    前記ベースには、前記壁面から離間する方向に突出して配線器具の少なくとも上方を覆う内壁が設けられ、
    前記内壁の上方で、前記カバー体の上壁部に設けられた切欠部に前記ベースの上端部に形成された突起部を嵌め込むとともに、それら上壁部と突起部とに形成されて壁面に沿って水平方向に伸びる貫通孔に回動軸を差し込んで、当該回動軸を回動中心としてベースに対してカバー体を上下方向に開閉可能とするヒンジ機構が構成され、
    配線器具の上方において、前記内壁と前記突起部との間に、前記壁面に沿った横方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が前記壁面に沿う横方向に移送されるようにしたことを特徴とする配線器具の防雨構造。
  2. 壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるように前記ベースに取り付けられたカバー体と、を備えた配線器具の防雨構造において、
    前記ベースには、前記壁面から離間する方向に突出して配線器具の少なくとも上方を覆う内壁が設けられ、
    前記内壁の上方で、前記カバー体の上壁部に設けられた切欠部に前記ベースの上端部に形成された突起部を嵌め込むとともに、それら上壁部と突起部とに形成されて壁面に沿って水平方向に伸びる貫通孔に回動軸を差し込んで、当該回動軸を回動中心としてベースに対してカバー体を上下方向に開閉可能とするヒンジ機構が構成され、
    配線器具の上方において、前記内壁と前記上壁部との間に、前記壁面から離間する方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が前記壁面から離間する方向に移送されるようにしたことを特徴とする配線器具の防雨構造。
  3. 壁面に設けられた配線器具の周囲を囲うように当該壁面に固定されるベースと、配線器具を被覆する被覆位置と配線器具を開放する開放位置との間で開閉可能となるように前記ベースに取り付けられたカバー体と、を備えた配線器具の防雨構造において、
    前記ベースには、前記壁面から離間する方向に突出して配線器具の少なくとも上方を覆う内壁が設けられ、
    前記内壁の上方で、前記カバー体の上壁部に設けられた切欠部に前記ベースの上端部に形成された突起部を嵌め込むとともに、それら上壁部と突起部とに形成されて壁面に沿って水平方向に伸びる貫通孔に回動軸を差し込んで、当該回動軸を回動中心としてベースに対してカバー体を上下方向に開閉可能とするヒンジ機構が構成され、
    配線器具の上方において、前記内壁と前記突起部との間に、前記壁面に沿った横方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が前記壁面に沿う横方向に移送されるようにし、かつ、
    配線器具の上方において、前記内壁と前記上壁部との間に、前記壁面から離間する方向に伸びる間隙が形成され、当該間隙内で、毛細管現象によって水が前記壁面から離間する方向に移送されるようにしたことを特徴とする配線器具の防雨構造。
  4. 配線器具の上方の前記内壁上に進入する水の量を左右非対称とする漏水通路が設けられることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の配線器具の防雨構造。
  5. 配線器具の上方に形成される前記内壁の前記壁面から遠い側の端縁に、上方に伸びる端壁部が形成されることを特徴とする請求項〜4のうちいずれか一つに記載の配線器具の防雨構造。
  6. 前記カバー体には、配線器具に接続される配線をカバー体の内外で挿通させるパッキンを装着した切欠が形成されるとともに、前記パッキンがカバー体の内側に屈曲するのを規制するリブが形成されることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一つに記載の配線器具の防雨構造。
  7. 前記カバー体の横方向中央部には、所定幅で上下方向に伸びる外側膨出部が形成されることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一つに記載の配線器具の防雨構造。
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