JP4332009B2 - パウダー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体に対して螺合あるいはしまり嵌め等によって装着される蓋体を有するパウダー容器に関するものであり、とくに該蓋体を取り外す時に生じがちな内容物の飛散を確実に防止しようとするものである。
パウダー等の粉体を入れる容器には、普通、容器本体の口部に被さり螺合あるいはしまり嵌め等の方法でその口部を塞ぐ蓋体が備えられている。
ところで、この種の容器は、蓋体を取り外すまでは容器内に外気が侵入しづらくなっており、蓋体が容器本体の口部から離れた時にバキューム効果でもって外気が急速に容器内に入り込んで内容物が飛散し易い不具合があった。
このような内容物の飛散を防止するものとしては、底壁の周縁から周壁を起立させた容器体と、前記周壁外面に嵌着される周壁を有し、該周壁の両側部に、周壁下端面から母線方向に中途まで適宜間隔で切込みを入れ、且つこの切込みではさまれた部分の下部外面に係合溝を設けると共に下端部を押部として外方に張出させて形成した弾性張出部を設けた短筒と、前記係合溝に係嵌する係合条を頂壁周縁から垂設した周壁下部内面に形成すると共に、該周壁上部内面に係合凸条を形成して前記容器体に嵌合させた蓋体と、前記係合凸条上に周縁部を載置され且つ上面から上方に突出させた弾性脚片が前記頂壁に支承されて下方への付勢状態にて蓋体内部上方に横設され、蓋体装着により前記容器体口頂面に圧接されるパッキングとからなるパウダー容器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実公昭57−10246号公報
しかしながら、上記のような容器は、構造が複雑であり構成部材の数も増加するのが避けられないことから製造コストの上昇が避けられないばかりか、蓋体と容器体の相互に配置するパッキングを素早く取り外すような動作を伴う時にやはりバキューム効果でもって外気が容器内に急速に侵入して内容物が飛散することが懸念された。
本発明の課題は、蓋体を取り外す時に内容物の飛散を確実に防止できる新規なパウダー容器を提案するところにある。
本発明は、底壁とこの底壁から起立する側壁によって取り囲まれた空間領域を内容物の収納空間とする容器本体と、前記側壁に対面する周壁を有しそれに被さって該収納空間を密閉し側壁の回りで回転させることによって取付、取り外しを可能とする蓋体とを備えたパウダー容器であって、
前記容器本体の側壁に、その回りに沿って伸延し該側壁の突端部にて切り欠かかれた凹部を離間領域をおいて複数形成するとともに該離間領域又は凹部の下側に位置する側壁に係合部を設け、
前記蓋体の周壁の内面側に、離間領域の幅寸法よりも小さい幅を有し前記蓋体の取り外しに際して前記凹部に位置せしめて外気導入路を形成するが離間領域に位置せしめることで外気導入路を閉ざして気密状態に維持する溝部と、前記係合部に嵌まり込んで蓋体を容器本体に対して位置決め固定するリブを設けたことを特徴とするパウダー容器である。
前記リブは、前記溝部の直下に設けるのが好ましく、また、前記係合部については、前記リブが乗り越え可能なやや低めの凸部と、この凸部に間隔をおいて配置され前記リブの移動を阻止するとともに前記蓋体の容器本体に対する引き抜けを防止するL字状凸部からなるものが好ましい。
また、前記蓋体はその周壁の内側に、前記リブに隣接して設けられ前記蓋体の位置決め固定に際して前記L字状凸部の突端に当接する第2のリブを設けることができる。
蓋体が容器本体に装着されている閉状態では、該蓋体の周壁の内面側に設けた溝部は、離間領域に位置しており、容器は蓋体によって確実に密閉されているが、容器を開けるべく、蓋体を容器本体の側壁に沿う回転により該溝部が容器本体の凹部に位置した場合にその相互間に外気導入路が形成されそこを通して容器内に外気が侵入するため蓋体を取り外してもバキューム効果による内容物の飛散は起こらない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従うパウダー容器の実施の形態を偏平円筒容器の例で示したものであり、図における1は容器本体、2は蓋体である。
容器本体1は底壁1aとこの底壁1aの縁部から起立する側壁1bからなっており、これらによって取り囲まれた空間領域を内容物の収納空間mとするもので、その側壁1bの外面には、その回りに沿って伸延し該側壁1bの突端tにおいて切り欠かれた凹部3が離間領域4をおいて複数(一周分)設けられていて、該離間領域4の下側には係合部5が配置されている。
また、蓋体2については、容器本体1の側壁1bに対面する周壁2aとこの周壁2aの突端に一体的につながる天面壁2bからなり、容器本体1の側壁1bに被さって収納空間mを密閉する。
蓋体2の周壁2aの内面側には、離間領域4の幅寸法wよりも小さい幅wを有する溝部6が、また、その溝部6の直下には、係合部5に嵌まり込んで蓋体2を容器本体1に対して位置決め固定するリブ7がそれぞれ設けられている。なお、容器本体1の凹部3の直下には図2に要部を拡大して示すように縦断面テーパー状のストレート部sが形成されており、該ストレート部sと蓋体2の周壁2aの内壁が接することにより蓋体2を回転方向にスムーズに案内することができるようになっている。
上記係合部5をリブ7を乗り越えることができるやや低めの凸部5aとこの凸部5aに間隔をおいて配置されリブ7の移動を阻止するL字状凸部5bにて構成し、容器本体1の側壁1bに蓋体2を被せて収納空間mを密閉するとともに側壁1bの回りで回転させてリブ7を係合部5の凸部5aとL字状5bの相互間に位置させると蓋体2の溝部6は図3のA部に示す如く離間領域4に位置することになり、これにより容器は密封状態に維持され、しかも、この時、蓋体2を引き抜こうとしてもリブ7がL字状凸部5bに接触して蓋体2の引き抜きが阻止される。
係合部5におけるリブ7の係合を解除して容器を開けるべく蓋体2を逆向きに回転させて溝部6を容器本体1の凹部3に位置させると蓋体2の周壁2aと容器本体1の側壁1bの間には図3のB部に示す如く外気導入路Rが形成されるため外気が容器内にスムーズに侵入することになり、引き続いて蓋体2を容器本体1から取り外してもバキューム効果によって内容物が飛散することはない。
本発明は、図示の如くリブ7に隣接させて第2のリブ8を設けることもでき、このリブ8を容器の密閉時にL字状凸部5bの突端に当接させることで確実な位置決め固定が可能になる。
図4は本発明に従うパウダー容器の他の実施の形態を示したものである。この容器は、溝部6とリブ7を上掲図1〜3のものよりも周方向に45度ずらして設けたものであり、この場合には、離間領域4の形成位置については溝部6に合わせて変更する。
本発明の実施の形態では、係合部5を構成する凸部のうち、一方については、L字状の凸部5bとして示したが、かかる凸部は容器の形式に応じてその形状を適宜に変更できるものであり、L字状にのみ限定されることはない。
蓋体を極僅かに回転させるだけで、外気導入路を通して外気が容器内に侵入するため、蓋体を容器本体から取り外し時にバキューム効果により内容物が飛散することはなくパウダーの如き粉体を収納しておくのに好適な使い勝手のよい容器が提供できる。
本発明の実施の形態を示した図である。 図1に示した容器の要部を拡大して示した断面図である。 図1に示した容器の断面図である。 本発明の他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 容器本体
1a 底壁
1b 側壁
2 蓋体
2a 周壁
2b 天面壁
3 凹部
4 離間領域
5 係合部
5a 凸部
5b L字状凸部
6 溝部
7 リブ
8 第2のリブ
t 突端部
m 収納空間

Claims (4)

  1. 底壁とこの底壁から起立する側壁によって取り囲まれた空間領域を内容物の収納空間とする容器本体と、前記側壁に対面する周壁を有しそれに被さって該収納空間を密閉し側壁の回りで回転させることによって取付、取り外しを可能とする蓋体とを備えたパウダー容器であって、
    前記容器本体の側壁に、その回りに沿って伸延し該側壁の突端部にて切り欠かかれた凹部を離間領域をおいて複数形成するとともに該離間領域又は凹部の下側に位置する側壁に係合部を設け、
    前記蓋体の周壁の内面側に、離間領域の幅寸法よりも小さい幅を有し前記蓋体の取り外しに際して前記凹部に位置せしめて外気導入路を形成するが蓋体の回転により該離間領域に位置せしめることで外気導入路を閉ざして気密状態に維持する溝部と、前記係合部に嵌まり込んで蓋体を容器本体に対して位置決め固定するリブを設けたことを特徴とするパウダー容器。
  2. 前記リブは、前記溝部の直下に設けられたものである請求項1記載のパウダー容器。
  3. 前記係合部は、前記リブが乗り越え可能なやや低めの凸部と、この凸部に間隔をおいて配置され前記リブの移動を阻止するとともに前記蓋体の容器本体に対する引き抜けを防止するL字状凸部からなる、請求項1又は2記載のパウダー容器。
  4. 前記蓋体はその周壁の内側に、前記リブに隣接して設けられ前記蓋体の位置決め固定に際して前記L字状凸部の突端に当接する第2のリブを有する請求項1〜3の何れかに記載のパウダー容器。
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