JP3104766U - 防液槽 - Google Patents

防液槽 Download PDF

Info

Publication number
JP3104766U
JP3104766U JP2004002204U JP2004002204U JP3104766U JP 3104766 U JP3104766 U JP 3104766U JP 2004002204 U JP2004002204 U JP 2004002204U JP 2004002204 U JP2004002204 U JP 2004002204U JP 3104766 U JP3104766 U JP 3104766U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
tank body
opening
lid
liquidproof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004002204U
Other languages
English (en)
Inventor
和雄 黒川
勝美 窪田
Original Assignee
株式会社共成レンテム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社共成レンテム filed Critical 株式会社共成レンテム
Priority to JP2004002204U priority Critical patent/JP3104766U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3104766U publication Critical patent/JP3104766U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Stackable Containers (AREA)

Abstract

【課題】防液槽相互の正常な積み重ね状態を保持する。
【解決手段】各種機器またはタンクを載置する槽体の側壁に、槽体に載置された各種機器またはタンク周りに生じる槽体の開口部を開閉可能に塞ぐ蓋体を槽体の各辺に備えた防液槽Aにおいて、槽体に、積み重ねられる槽体1相互の積み重ね状態を保持する保持手段3を備えたことである。保持手段は、槽体相互の積み重ね状態を保持するものであればよいが、槽体相互の保持作業を容易に行うという観点から、たとえば、保持手段は、槽体の外側底部に、槽体の開口部に嵌合する嵌合突起を、開口部の上側内周縁部に接触または近接するように設ける。
【選択図】図2

Description

本考案は、発電機または油や薬液等のタンクから漏液する液体の流出を防止するための防液槽に関する。
各種機器またはタンクを載置する槽体の側壁に、槽体に載置された各種機器またはタンク周りに生じる槽体の開口部を、開閉可能に塞ぐ蓋体を槽体の各辺に備えた防液槽は、本願出願人が既に出願したものがある。(たとえば、特許文献1参照)
実用新案登録第3094616(図1及び図2)
ところで、例示した防液槽の運搬時や収納時においては、防液槽相互を重ねて積み重ねるが、正常に積み重ねた状態を保持する構造が無いので、重ねて積み重ねた際において防液槽相互がずれやすいものであった。
そこで本発明は、防液槽相互の正常な積み重ね状態を保持することを課題とし、その課題を解決する防液槽の提供を目的とする。
上記目的を達成するために本考案が採用した技術的手段は、各種機器またはタンクを載置する槽体の側壁に、槽体に載置された各種機器またはタンク周りに生じる槽体の開口部を開閉可能に塞ぐ蓋体を槽体の各辺に備えた防液槽において、槽体に、積み重ねられる槽体相互の積み重ね状態を保持する保持手段を備えたことである(請求項1)。
前記保持手段は、槽体相互の積み重ね状態を保持するものであればよいが、槽体相互の保持作業を容易に行うという観点から、たとえば、保持手段は、槽体の外側底部に、槽体の開口部に嵌合する嵌合突起を、開口部の上側内周縁部に接触または近接するように設ける(請求項2)ことが好ましい。
さらに、槽体相互の保持作業を容易に行い、その上で、槽体相互の保持をより確実に行うという観点から、槽体の開口部の上側内周縁部を槽体の内側へ延長して、当該延長部分を前記嵌合突起の外側に位置する槽体の外側底部が載置される載置面とする(請求項3)ことが好ましい。
また、防水性をより確実に行うという観点から、前記各辺の隣り合う蓋体の端部いずれか一方に防水カバーを設け、蓋体を閉じた際に前記防水カバーを他方の防水カバーが設けられていない蓋体の内側に位置させることが好ましい。
本考案は、以上の構成により下記の効果が期待できる。
請求項1に考案によれば、積み重ねられた防液槽相互は、保持手段によって正常な積み重ね状態を保持することができる。
また、請求項2の考案によれば、防液槽を相互に積み重ねることにより、嵌合突起が開口部の上側内周縁部に接触又は近接して開口部に嵌合するので、正常な積み重ね状態を容易に行うことができる。
さらに、請求項3の考案によれば、防液槽の積み重ね時に、嵌合突起が開口部に嵌合されるとともに、嵌合突起の外側に位置する槽体の外側底部が載置面に載置されるので、正常な積み重ね状態をより確実に保持することができる。
また、請求項4の考案によれば、防水性の確実性が向上する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施例では、各種機器のうち液化燃料で作動する発電機を載置するタイプの防液槽を例示する。
本実施例の防液槽Aは、発電機Bを載置する槽体1と、槽体1に載置された発電機Bの周りに生じる槽体1の開口部12を開閉可能に塞ぐ蓋体2と、槽体1相互を積み重ねる際に正常な積み重ね状態を保持する保持手段3とを備えている。
槽体1は、平面視において発電機Bの平面形状と相似形であり、発電機Bを中央部に載置したときに生じる発電機B周りの開口部12の幅が、四辺共に同幅になるようにしてある。
また、槽体1の上側外周縁部13には蓋体2を軸支してある。
符号10は、槽体1内の液体を放出するための開閉バルブである。
また、符号11は、防液槽Aを吊り下げるためのフックであり、符号11Aは、発電機Bを載せるための基台である。
蓋体2は、槽体1の四辺夫々に、前記上側外周縁部13に対してヒンジ4を介して内外方向に回動可能に設けられている。
蓋体2の形状は、閉状態において、蓋体2の先端縁部21が発電機Bの側面B1に接触するとともに、各蓋体2の隣り合う側端縁部22相互が近接または接触し、さらに、外側へ向かって下向き傾斜するような大きさを有する略台形状である。
隣り合う蓋体2の一方の蓋体2(図面上短手側の蓋体)の先端縁部21と左右の側端縁部22には、パッキング3が装着されており、このパッキング3が、発電機Bの側面B1に対する先端縁部21の接触および各蓋体2の隣り合う側端縁部22相互の接触における密着性を高めている。
また、隣り合う蓋体2の他方の蓋体2(図面上長手側の蓋体)の先端縁部21には、前記と同様に作用するパッキングPが装着され、左右の側端縁部22には、シート状の防水カバーP1が固着されており、この防水カバーP1が、各蓋体2の閉じ状態時において、短手側の蓋体2の下側に位置するとともに、その蓋体2の側端縁部22で挟むことによって、前記パッキングPの密着による防水性を高めている。
パッキングP及び防水カバーP1は、ゴム材や軟質の合成樹脂材からなるものである。このような蓋体2とすることによって、蓋体2が前記開口部12の全域を塞ぐとともに、その前記傾斜によって蓋体2表面の水分を速やかに流し落とすので、外部からの槽体1への水分の流入を大きく抑制することができる。
保持手段3は、槽体1の外側底部16に突設された嵌合突起31と、槽体1における開口部12の上側内周縁部14を槽体1の内側、かつ水平方向に延長することで形成された載置面32とから構成されている。
嵌合突起31は、槽体1を積み重ねる際に、積み重ねられる槽体1の開口部12に嵌合するものである。(図2参照)
嵌合突起31は、開口部12の上側内周縁部14に近接するように、開口部12の平面面積よりもやや小さい平面面積として設けられており、この嵌合突起31が上側内周縁部14に接触することによって槽体1相互のずれが抑制される。
また、前記構成の嵌合突起31は、地面への載置時における台座としても機能する。
載置面32は、前記嵌合突起31が開口部12に嵌合された状態において、嵌合突起31の外側に位置する槽体1の外側底部16が載置されるようにしている。
以下、前記構成の槽体1の積み重ね方法を説明すると、まず、最下部となる槽体1を、すべての蓋部2を開状態として地面に載置する。
そして、前記最下部となる槽体1に次の槽体1を重ねる際に、当該積み重ねる槽体1のすべての蓋部2を開状態とし、嵌合突起31を最下部となる槽体1の開口部12に嵌合することによって正常な積み重ね状態が保持される。
前記したような槽体1の積み重ねを3段目以降同様にすることによって多段状の積み重ね状態を正常に保持することができる。
なお、本考案は例示した実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲された内容から逸脱しない範囲で他の構成による実施が可能である。
本発明に係る防液槽の斜視図で発電機を載置した状態を示す。 防液槽を積み重ねた状態を示す図1の(2)−(2)断面図。 防液槽の平面図。
符号の説明
A:防液槽
B:発電機(各種機器の一例)
1:槽体
12:開口部
14:上側内周縁部
16:外側底部
2:蓋体
3:保持手段
31:嵌合突起
32:載置面
P1:防水カバー

Claims (4)

  1. 各種機器またはタンクを載置する槽体の側壁に、槽体に載置された各種機器またはタンク周りに生じる槽体の開口部を開閉可能に塞ぐ蓋体を槽体の各辺に備えた防液槽において、
    槽体に、積み重ねられる槽体相互の積み重ね状態を保持する保持手段が備えられていることを特徴とする防液槽。
  2. 保持手段は、槽体の外側底部に、槽体の開口部に嵌合する嵌合突起を、開口部の上側内周縁部に接触または近接するように設けていることを特徴とする請求項1に記載の防液槽。
  3. 槽体の開口部の上側内周縁部を槽体の内側へ延長して、当該延長部分を前記嵌合突起の外側に位置する槽体の外側底部縁が載置される載置面としていることを特徴とする請求項2に記載の防液槽。
  4. 前記各辺の隣り合う蓋体の端部のいずれか一方に防水カバーを設け、蓋体を閉じた際に前記防水カバーを他方の防水カバーが設けられていない蓋体の内側に位置させることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか1項に記載の防液槽。
JP2004002204U 2004-04-21 2004-04-21 防液槽 Expired - Lifetime JP3104766U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002204U JP3104766U (ja) 2004-04-21 2004-04-21 防液槽

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004002204U JP3104766U (ja) 2004-04-21 2004-04-21 防液槽

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3104766U true JP3104766U (ja) 2004-10-14

Family

ID=43258162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004002204U Expired - Lifetime JP3104766U (ja) 2004-04-21 2004-04-21 防液槽

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3104766U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05251734A (ja) * 1992-03-05 1993-09-28 Sharp Corp 光結合装置
JP2011102130A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Kyosei Rentemu:Kk 防液槽

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05251734A (ja) * 1992-03-05 1993-09-28 Sharp Corp 光結合装置
JP2011102130A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Kyosei Rentemu:Kk 防液槽

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101301367B1 (ko) 잠금부를 갖는 진공밀폐용 용기 뚜껑과 이를 채용한 진공밀폐 용기
WO2020123743A3 (en) Insulated container with latch
US7922021B2 (en) Closure for a food container and method for using the same
JP4945552B2 (ja) 箱と蓋
RU2007105743A (ru) Контрольно-индикаторная дозирующая крышка
CA2585813A1 (en) Re-sealable moisture tight containers for strips and the like having alternative sealing mechanisms
CN101501286A (zh) 扭转n密封舱室
JP3104766U (ja) 防液槽
JP2004533372A5 (ja)
JP2004525040A5 (ja)
JP3170848U (ja) 密封容器
JP4497371B2 (ja) 浴剤収納容器
JP2005001736A (ja) 容器体のスタッキング構造
JP4332009B2 (ja) パウダー容器
JP3094616U (ja) 防液槽
JP6259971B2 (ja) 洗濯機用防水パン
JPS5822935Y2 (ja) 振出し容器
KR200449548Y1 (ko) 액체 보관용기의 이중 마개
JP7244045B2 (ja) 包装用容器
KR200438981Y1 (ko) 용기
KR20080073893A (ko) 용기
JP2001061393A (ja) クーラーボックス
JP4831598B2 (ja) 浴剤収納容器
JP4342246B2 (ja) パウダー収納室付き容器
KR200321268Y1 (ko) 도시락 케이스

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080804

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100804

Year of fee payment: 6