JPH077422Y2 - 設備ユニット - Google Patents

設備ユニット

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JPH077422Y2
JPH077422Y2 JP1989024991U JP2499189U JPH077422Y2 JP H077422 Y2 JPH077422 Y2 JP H077422Y2 JP 1989024991 U JP1989024991 U JP 1989024991U JP 2499189 U JP2499189 U JP 2499189U JP H077422 Y2 JPH077422 Y2 JP H077422Y2
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JP
Japan
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Inventor
勝久 藤井
浩司 魚住
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株式会社イナックス
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は配管ケース内に給水管,排水管等配管を収容
する一方、前面に化粧パネルを介して便器等衛生器具を
取り付けて成る設備ユニットに関する。
(従来の技術) この種設備ユニットは、公共トイレその他において広く
用いられている。第5図はその一例を示している。図に
おいて100は配管ケースであって、第6図に示している
ように左右方向に列設された前後の支柱102と、これら
支柱102を連結する連結バー106とを含んで構成され、内
部に給水管108,排水管110等所要の配管が収納されてい
る。またこの配管ケース100の上面には天板112が、更に
その前面には化粧パネル114が夫々配され、そしてその
化粧パネル114の前面に便器115が取り付けられている。
この便器115は、床面上に載置された状態でその両側部
が、支柱102と102とに溶接・固定されたプレート116に
止め付けられている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、このように便器115が床面上に載置される形
式のものである場合には特に支障は生じないが、便器が
壁掛け式のものである場合、即ち便器が床面より浮上が
った状態で化粧パネル114の前面に取り付けられる形式
のものである場合には、かかる便器をプレート116に固
定して支持させると、プレート116に過大な荷重がかか
ってしまい、プレート116における支柱102への溶接部位
が損傷したり、便器がぐらついたりして、安心して便器
を使用することができないなど不具合を生ずる。
(課題を解決するための手段) 本考案はこのような課題を解決するためになされたもの
であり、その要旨は、左右方向に横設された上下及び前
後の連結バーと、上下の連続バーにまたがるように左右
に列設された前後の支柱とを含み、上面に天板が載置固
定される配管ケース内部に給水管,排水管等配管を施す
一方、該配管ケース前面に化粧パネルを介して壁掛け式
衛生器具を取り付けて成る設備ユニットにおいて、前記
連結バーとして断面く字形状を成すアングル材を用いる
とともに、各連絡バーをそれらの凹部側を内側に向けて
配向した上、前記支柱の上下端を各連結バーの該く字形
状の凹部内に入り込ませて各連結バーに固定し、且つ少
なくとも一部支柱を、前記衛生器具の両側被固定部位の
間隔と同一間隔で配置するとともに、前側の左右の支柱
及び後側の左右の支柱をそれぞれ前部と後部とに配した
タイバーにて、下端部,上端部及び上下方向の中間部に
おいて左右にそれぞれ連結するとともに、同じく下端
部,上端部及び上下方向中間部において左右に配した前
後方向のタイバーにて各支柱を連結して直方体状の剛体
フレームを構成し、該剛体フレームに対して前記衛生器
具の被固定部を固定するように成したことにある。
(作用及び考案の効果) このように本考案においては、少なくとも一部支柱の下
端部,上端部及び一定距離上方の中間部位をタイバーに
より夫々前後,左右に互いに連結してそこに直方体状の
剛体フレーム構造を構成し、そして支柱間にまたがって
配置されるプレートを介することなく、かかる剛体フレ
ーム自身によって便器等衛生器具を直接支持するように
成しているため、上記従来の支持構造のように衛生器具
の支持部に損傷を生ぜしめる心配がない。また衛生器具
に荷重がかかったとしても剛体フレームがしっかりこれ
を支えるため、従来の支持構造のようにプレートないし
支柱が撓んで便器等衛生器具がぐらついたりせず、かか
る衛生器具を安定して使用することができる。
本考案はこの他次の利点を有する。即ち本考案では連結
バーとしてく字形状のアングル材を用い、その凹部側を
内側に向けて各連結バーを配向した上、支柱の上下端を
その凹部内に入り込ませるようにして各連結バーに固定
していることから、上記支柱及びタイバーにて構成され
る剛体フレーム全体を各連結バーにて囲まれた空間部内
に、具体的には各連結バーの凹部内にスッポリと収める
ことができるとともに、かかる剛体フレームを便器等の
配置位置に応じて適正な位置に配置し、固定することが
できる。
(実施例) 次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
第3図は本考案の一実施例である設備ユニットを示した
ものである。図示のようにこの設備ユニットは、排水管
10,給水管12,通気管14を内部に収容する配管ケース16を
有している。この配管ケース16の上面には天板18が載置
・固定される一方、前面には化粧パネル20が配され、そ
の化粧パネル20の更に前面に腰掛け式の且つ壁掛け式の
便器22が取り付けられている。
第1図及び第2図にこの配管ケース16の構造が示されて
いる。これらの図において24,26は支柱であり、28はこ
れら支柱24,26を横方向に連結する連結バーである。尚
ここでは連結バー28として、第1図に明らかなように断
面く字形状のアングル材が用いられており、また下側の
連結バー28はボルト29により床面に固定されている。
支柱24は、ここでは角パイプにて構成されており、且つ
上記便器22における後述の両側被固定部位54と同間隔で
配設されている。またこれら支柱24は、上端部及び下端
部が夫々角パイプから成る横方向のタイバー30と、同じ
く角パイプから成る前後方向のダイバー32とにより互い
に連結されており、また下端より一定距離上方の部位に
おいて、中間の横方向のタイバー30と前後方向のタイバ
ー32とにより互いに連結されている。即ち本例では、支
柱24と、下端及び中間の横方向及び前後方向のタイバー
30及び32とにより、背の低い直方体状の剛体フレーム34
が構成され、且つまたこれに加えて上端のタイバー30,3
2により、剛体フレーム34を含む大形状の剛体フレーム3
6が構成されている。
尚前後方向のタイバー32による支柱24と24との連結構造
は、第4図に示す如き構造とされている。即ちこれら前
後方向のタイバー32は夫々前方側の支柱24に固定される
一方、後方側の支柱24には対応する個所に断面コ字形状
の挿入バー38が固定され、そしてこれら挿入バー38が角
パイプ製のタイバー32の内部に挿入された上で、それら
がボルト40により互いに締結されて、前後の支柱24と24
との連結が成されている。
第1図及び第2図に示しているように、前方側の支柱24
の前面には、矩形のプレート42が配されている。このプ
レート42は、排水管10及び給水管12から夫々延び出す枝
分れ管44及び46と便器22との連結用の貫通穴48及び50を
備えている。また左右両端部近傍にはボルト挿通孔52を
有し、ここにボルト56が挿通されるようになっている。
即ち本例では、このプレート42及び化粧パネル20を介し
て便器22の被固定部位54がボルト56により前記剛体フレ
ーム34に固定され、かかる剛体フレーム34により、便器
22が床面より浮上った状態で直接支持されるようになっ
ている。
このように、本例においては支柱24と左右及び前後のタ
イバー30,32とにより背の低い剛体フレーム34が構成さ
れ、そしてこの剛体フレーム34の支柱24に便器22が固定
されて、かかる剛体フレーム34により便器22が直接支持
される。従って従来の支持構造、即ちプレートによって
便器22を支持する構造と異なって、或いはまた支柱24を
単独で設けてかかる支柱24により便器22を支持する構造
と異なって、便器22を強い支持力で支えることが可能と
なり、便器22に腰を掛けた場合にも便器22がぐらついた
りせず、安心して便器22を使用することができる。
以上本考案の実施例を詳述したが、本考案は例えば上記
形式とは異なった便器を備える設備ユニット対して、或
いは洗面器など便器とは異なった衛生器具を備えて成る
設備ユニットに対して適用することも可能であるなど、
その主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基
づき種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である設備ユニットの配管ケ
ースの要部斜視図であり、第2図はその設備ユニットの
要部斜視図である。第3図は第1図の配管ケースの要部
正面図であり、第4図は同配管ケースの要部分解斜視図
である。第5図は従来の設備ユニットの要部斜視図であ
り、第6図は第5図の設備ユニットの配管ケースの要部
斜視図である。 10:排水管、12:給水管 16:配管ケース、20:化粧パネル 22:便器、24,26:支柱 28:連結バー、30,32:タイバー 34:剛体フレーム、54:被固定部位

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右方向に横設された上下及び前後の連結
    バーと、上下の連結バーにまたがるように左右に列設さ
    れた前後の支柱とを含み、上面に天板が載置固定される
    配管ケース内部に給水管,排水管等配管を施す一方、該
    配管ケース前面に化粧パネルを介して壁掛け式衛生器具
    を取り付けて成る設備ユニットにおいて、 前記連結バーとして断面く字形状を成すアングル材を用
    いるとともに、各連結バーをそれらの凹部側を内側に向
    けて配向した上、前記支柱の上下端を各連結バーの該く
    字形状の凹部内に入り込ませて各連結バーに固定し、且
    つ少なくとも一部支柱を、前記衛生器具の両側被固定部
    位の間隔と同一間隔で配置するとともに、前側の左右の
    支柱及び後側の左右の支柱をそれぞれ前部と後部とに配
    したタイバーにて、下端部,上端部及び上下方向の中間
    部において左右にそれぞれ連結するとともに、同じく下
    端部,上端部及び上下方向中間部において左右に配した
    前後方向のタイバーにて各支柱を連結して直方体状の剛
    体フレームを構成し、該剛体フレームに対して前記衛生
    器具の被固定部を固定するように成したことを特徴とす
    る設備ユニット。
JP1989024991U 1989-03-04 1989-03-04 設備ユニット Expired - Fee Related JPH077422Y2 (ja)

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JPS5536780A (en) * 1978-09-08 1980-03-14 Fujitsu Ltd Measuring method of semiconductor gaseous phase grown film thickness

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