JP2779735B2 - ユニットバスの防水パン載置構造 - Google Patents

ユニットバスの防水パン載置構造

Info

Publication number
JP2779735B2
JP2779735B2 JP4203459A JP20345992A JP2779735B2 JP 2779735 B2 JP2779735 B2 JP 2779735B2 JP 4203459 A JP4203459 A JP 4203459A JP 20345992 A JP20345992 A JP 20345992A JP 2779735 B2 JP2779735 B2 JP 2779735B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof pan
level adjuster
pan
bolt
unit bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4203459A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0649875A (ja
Inventor
淳 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP4203459A priority Critical patent/JP2779735B2/ja
Publication of JPH0649875A publication Critical patent/JPH0649875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2779735B2 publication Critical patent/JP2779735B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニットバスの防水パ
ンを支持するとともに、該防水パンの高さ調整を行うレ
ベルアジャスターボルトの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ユニットバスの防水パンは、図
に示す如く、防水パン10下面の補強フレーム15に設
けられている:高さ調整の為のアジャスター機能を備え
たレベルアジャスターボルトB’により支持され、コン
クリート床13に載置されており、該レベルアジャスタ
ーボルトB’の接地頭部1’の形状は、平面に形成され
ている。
【0003】また、ユニットバスを木造の建物の二階に
設置する場合には、図に示す如く、防水パンを支持す
るレベルアジャスターボルトB’は、根太21に支持さ
れているベニヤ板22の部分に釘24・24・・・にて
固定されて表面に接着剤25等が塗布されている根太受
けプレートである金属製プレートP’に載置され、接地
面積を大きくして確実に固定すべく構成されている。
【0004】さらに、ユニットバスルーム内に気泡浴槽
等を設置することにより振動(音)が発生する場合に
は、該振動(音)が建物に伝わらないようにする為に、
に示す如く、防水パンを支持するレベルアジャスタ
ーボルトB’は、コンクリート床13に固定されている
金属製プレートP’に固定されて表面の凹部27aに接
着剤25等が塗布されている防振ゴム27に載置すべく
構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
において、前記レベルアジャスターボルトB’の頭部形
状が平面である為に、該面全体がコンクリート床13に
当接するので、防水パン11の高さ調整を行うべくレベ
ルアジャスターボルトB’を回すときに、摩擦抵抗によ
り非常に重くなり回し難いのであり、防水パン10全体
が移動してしまうという不具合も生じるのである。
【0006】また、前記レベルアジャスターボルトB’
を金属製プレートP’や防振ゴム27に載置した場合に
も同様に回転させ難く、防水パン10の全体が移動し、
前記金属製プレートP’や防振ゴム27の中心位置に位
置決めすることができないのである。そこで、本発明
は、高さ調整を容易に行うことができ、かつ、載置位置
の位置決めを容易に行うことができるユニットバスの防
水パンを構成することを目的とするのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するための手段として、本発明は次の如く構成してい
る。ユニットバスの防水パンを、レベルアジャスターボ
ルトにより支持する構成において、レベルアジャスター
ボルトの接地頭部側に凹部を構成し、また該レベルアジ
ャスターボルトの接地頭部が当接する金属製プレート又
は防振ゴムの側に、前記凹部に嵌入する突起部を構成し
ものである。
【0008】
【作用】次に、作用について説明する。防水パン10で
ある浴槽パン11の補強フレーム15にナット8を固設
し、該ナット8に螺装されているレベルアジャスターボ
ルトBの接地頭部1に半球状の凹部1eが設けられ、コ
ンクリート床13に固定されている金属製プレート又は
防振ゴムの中央に突起部5bが設けられ、前記レベルア
ジャスターボルトBの凹部1eに、前記突起部5bが嵌
装されることにより、レベルアジャスターボルトBを回
して浴槽パン11の高さ調整を行うときに、金属製プレ
ート又は防振ゴムとの摩擦抵抗が減少するとともに、前
記凹部1eと突起部5bの嵌合部が支点となり、浴槽パ
ン11が移動しないのである。
【0009】
【実施例】本発明の実施例について説明する。図1は、
ユニットバスの防水パン10の側面断面図、図2は、本
発明のユニットバスの防水パン載置構造を示す側面部分
断面図である。
【0010】図1において、ユニットバスの防水パン1
0は、浴槽19が載置される浴槽パン11と洗い場が構
成される洗い場パン12とにより構成され、基礎バラス
17上のコンクリート床13の上方で、基礎18の上端
と干渉しあうように載置固定されている。前記浴槽パン
11は、補強フレーム15に固定されており、該補強フ
レーム15の四隅部分には、ナット8・8・・・が固設
され、該ナット8・8・・・には、レベルアジャスター
ボルトBが回転自在に螺装されている。同様に、前記洗
い場パン12も補強フレーム16に固定されており、該
補強フレーム16に固設されているナット8・8・・・
には、レベルアジャスターボルトB・B・・・が回転自
在に螺装されている。
【0011】そして、浴槽パン11と洗い場パン12の
レベルアジャスターボルトB・B・・・は、前記コンク
リート床13に固定されている金属製プレートP・P・
・・に載置されている。このようにレベルアジャスター
ボルトB・B・・・が金属製プレートP・P・・・に載
置されることにより、防水パン10が支持されるととも
に、アジャスター機能を備えたレベルアジャスターボル
トBを回すことにより、防水パン10の高さ調整を行う
ことができるのである。なお、前記浴槽パン11の縁部
11aには、壁パネル14が立設されている。
【0012】次に、本発明のユニットバスの防水パン載
置構造を前記浴槽パン11において説明する。図2にお
いて、浴槽パン11の補強フレーム15にナット8が固
設されている。該ナット8に螺装されているレベルアジ
ャスターボルトBの接地頭部1には、半球状の凹部1e
が設けられており、コンクリート床13に固定されてい
る金属製プレートPを構成する上プレート5の中央部に
は、突起部5bが設けられている。該レベルアジャスタ
ーボルトBの接地頭部1の凹部1eに、前記金属製プレ
ートPの突起部5bが嵌装されることにより、レベルア
ジャスターボルトBを回して浴槽パン11の高さ調整を
行うときに、金属製プレートPとの摩擦抵抗が減少する
とともに、前記凹部1eと突起部5bの嵌合部が支点と
なり、浴槽パン11が移動しないように構成されてい
る。
【0013】金属製プレートPは、上プレート5と下プ
レート6により構成され、該上プレート5と下プレート
6との間には、振動を吸収する防振ゴム7が内装されて
いる。前記下プレート6は、コンクリート床13に固定
されており、前記上プレート5の中央部には、突起部5
bが設けられ、該突起部5bが、レベルアジャスターボ
ルトBの接地頭部1に設けられている半球状の凹部1e
に嵌装されている。図2の実施例においては、上プレー
ト5に突起部5bが構成されているが、上プレート5を
無くして、防振ゴム7と接地頭部1を接当させて、防振
ゴム7の側に突起部を設けて、接地頭部1の凹部1eに
嵌入させても良いものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下のような効果を奏するのである。第1に、レベルア
ジャスターボルトの側に突起部を設けた構成であると、
平坦な床面に、レベルアジャスターボルトの接地した場
合に、接地頭部が一点支持となり不安定となるのである
が、本発明の如く、レベルアジャスターボルトの側に凹
部を設けたことにより、床側に突起部が無い場合でも、
そのままレベルアジャスターボルトの接地頭部を接地で
きるので、従来の設置構造の場合にも、凹部の穿設され
たレベルアジャスターボルトをそのまま使用することが
出来るのである。 第2に、互いに嵌合する突起部と凹部
を設けたことにより、レベルアジャスターボルトと金属
製プレートもしくは防振ゴムとの摩擦抵抗が減少し、レ
ベルアジャスターボルトが回し易くなるので、防水パン
の高さ調整を容易に行うことができるのである。第3
に、前記嵌合部が支点となるので、防水パンが移動する
ことがなくなり、防水パンの載置位置の位置決めを容易
に行うことができ、施工能率の向上を図ることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットバスの防水パン10の側面断面図であ
る。
【図2】本発明のユニットバスの防水パン載置構造を示
す側面部分断面図である。
【図3】従来のユニットバスの防水パン載置構造の第一
の実施例を示す側面断面図である。
【図4】同じく従来の第二の実施例を示す斜視図であ
る。
【図5】同じく従来の第三の実施例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
B レベルアジャスターボルト P 金属製プレート 1 接地頭部 1e 凹部 5 上プレート 5b 突起部 6 下プレート 7 防振ゴム 10 防水パン 11 浴槽パン 15 補強フレーム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットバスの防水パンを、レベルアジ
    ャスターボルトにより支持する構成において、レベルア
    ジャスターボルトの接地頭部側に凹部を構成し、また該
    レベルアジャスターボルトの接地頭部が当接する金属製
    プレート又は防振ゴムの側に、前記凹部に嵌入する突起
    部を構成したことを特徴とするユニットバスの防水パン
    載置構造。
JP4203459A 1992-07-30 1992-07-30 ユニットバスの防水パン載置構造 Expired - Lifetime JP2779735B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4203459A JP2779735B2 (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ユニットバスの防水パン載置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4203459A JP2779735B2 (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ユニットバスの防水パン載置構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0649875A JPH0649875A (ja) 1994-02-22
JP2779735B2 true JP2779735B2 (ja) 1998-07-23

Family

ID=16474480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4203459A Expired - Lifetime JP2779735B2 (ja) 1992-07-30 1992-07-30 ユニットバスの防水パン載置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2779735B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19503166C2 (de) * 1995-02-01 1997-03-13 Thyssen Stahl Ag Verfahren zur Herstellung von Doppellagenblechen
JP2001132033A (ja) * 1999-08-25 2001-05-15 Bridgestone Corp ユニットバスの防水パン支持構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5581943A (en) * 1978-12-15 1980-06-20 Matsushita Electric Works Ltd Water proof floor pan mounting apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0649875A (ja) 1994-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2779735B2 (ja) ユニットバスの防水パン載置構造
JPS58117166A (ja) 階段ふみ板用モジユ−ル式支持体
JPH0227071Y2 (ja)
JPH0649742Y2 (ja) 床支持具
JP2640388B2 (ja) フローリング用のパネルボードの支持脚
JPH0389749U (ja)
JPH0334439Y2 (ja)
JP3115662B2 (ja) 根太施工法及びそれに用いる根太受金具
JP3010233U (ja) 床材の支持構造
JPH077409Y2 (ja) 浴室ユニットの防水パン支持構造
JPH08296290A (ja) 高さ調節具および幅木取付装置
JPH0724457Y2 (ja) 浴室用床パンの補強構造
JPS6324759Y2 (ja)
JPS6027185Y2 (ja) 防水パン等の脚部構造
JP2543097Y2 (ja) 浴槽の支持構造
JP2710734B2 (ja) フロアパネルの支持構造
JPS588825Y2 (ja) 床下地装置
JPH0744227Y2 (ja) 浴槽ユニットの支持構造
JP2528543Y2 (ja) 乾式置床構造用支持脚体
JPH116182A (ja) ユニットバスの支持構造
JPS6313699Y2 (ja)
JPH0256998U (ja)
JPH0351414Y2 (ja)
JPH0326828Y2 (ja)
GB2292957A (en) Panel supporting pedestal for modular access floor unit