JP2543097Y2 - 浴槽の支持構造 - Google Patents
浴槽の支持構造Info
- Publication number
- JP2543097Y2 JP2543097Y2 JP1991106876U JP10687691U JP2543097Y2 JP 2543097 Y2 JP2543097 Y2 JP 2543097Y2 JP 1991106876 U JP1991106876 U JP 1991106876U JP 10687691 U JP10687691 U JP 10687691U JP 2543097 Y2 JP2543097 Y2 JP 2543097Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bathtub
- adhesive
- liquid adhesive
- support structure
- waterproof pan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、浴槽の支持構造に関す
るものである。
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図３に示すような浴室ユニッ
ト１が知られており、この浴室ユニット１は、洗い場２
ａを形成した防水パン２と、この洗い場２ａに隣接して
設置された浴槽３と、防水パン２の周縁部に立設され、
防水パン２および浴槽３の周囲を包囲する壁パネル４
と、これらの壁パネル４で形成される上方開口部を被う
天井パネル５とから構成されている。そして、浴槽３は
その裏面に脚部３ａが形成されており、また、この脚部
３ａに対向して床面上にはモルタル（図示せず）が設置
され、浴槽３を取り付ける場合は、浴槽３を防水パン２
に形成された開口部２ｂから嵌め込んでその開口部２ｂ
の周縁部に係合させるとともに、その脚部３ａをモルタ
ル上に載せることにより支持している。
ト１が知られており、この浴室ユニット１は、洗い場２
ａを形成した防水パン２と、この洗い場２ａに隣接して
設置された浴槽３と、防水パン２の周縁部に立設され、
防水パン２および浴槽３の周囲を包囲する壁パネル４
と、これらの壁パネル４で形成される上方開口部を被う
天井パネル５とから構成されている。そして、浴槽３は
その裏面に脚部３ａが形成されており、また、この脚部
３ａに対向して床面上にはモルタル（図示せず）が設置
され、浴槽３を取り付ける場合は、浴槽３を防水パン２
に形成された開口部２ｂから嵌め込んでその開口部２ｂ
の周縁部に係合させるとともに、その脚部３ａをモルタ
ル上に載せることにより支持している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
浴槽の支持構造では、浴室ユニットを構築する際の誤差
によって高さ調整を必要とした場合、その調整が困難で
ある他、浴槽を確実に固定することができないという問
題があった。
浴槽の支持構造では、浴室ユニットを構築する際の誤差
によって高さ調整を必要とした場合、その調整が困難で
ある他、浴槽を確実に固定することができないという問
題があった。
【０００４】本考案は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、高さ調整が可能で浴槽を確実に固定するこ
とのできる浴槽の支持構造を提供するものである。
れたもので、高さ調整が可能で浴槽を確実に固定するこ
とのできる浴槽の支持構造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、床面上に設置
された架台に固体接着剤および液体接着剤の順に重ねて
配設し、この液体接着剤に防水パンに形成された開口部
から嵌め込まれた浴槽の脚部を載せて接着させるように
構成したことを特徴とするものである。
された架台に固体接着剤および液体接着剤の順に重ねて
配設し、この液体接着剤に防水パンに形成された開口部
から嵌め込まれた浴槽の脚部を載せて接着させるように
構成したことを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】床面上に設置された架台に固体接着剤を載せ、
その上に液体接着剤を重ねて配設する。そして、防水パ
ンの開口部から嵌め込まれた浴槽はその脚部が液体接着
剤に載せられ、接着剤が硬化することによって固定支持
される。
その上に液体接着剤を重ねて配設する。そして、防水パ
ンの開口部から嵌め込まれた浴槽はその脚部が液体接着
剤に載せられ、接着剤が硬化することによって固定支持
される。
【０００７】この結果、浴槽を設置する際、誤差の発生
により上下調整が必要になっても、その誤差は液体接着
剤によって自由に調整することができる。そして、液体
接着剤が硬化すれば、浴槽はその調整された高さ位置で
確実に固定され、支持される。又、浴槽を交換する場合
などにおいて、浴槽を取り外す際には、固体接着剤を破
壊することにより簡単に取り出すことができる。
により上下調整が必要になっても、その誤差は液体接着
剤によって自由に調整することができる。そして、液体
接着剤が硬化すれば、浴槽はその調整された高さ位置で
確実に固定され、支持される。又、浴槽を交換する場合
などにおいて、浴槽を取り外す際には、固体接着剤を破
壊することにより簡単に取り出すことができる。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】なお、図３に示した浴室ユニット１などの
構造は同一であり、それらの部材については同一の符号
を用いる他、詳細な説明は重複するため省略する。
構造は同一であり、それらの部材については同一の符号
を用いる他、詳細な説明は重複するため省略する。
【００１０】まず、図１に示すように、床面上の所定位
置には架台Ｋが据え付けられており、この架台Ｋ上には
固体接着剤Ｓ１および液体接着剤Ｓ２の順に重ねて配設
されている。この固体接着剤Ｓ１は、発泡プラスチック
などの高発泡体に接着剤を含浸させたものであり、ま
た、液体接着剤Ｓ２は、粘性の大きなシーラントが用い
られる。
置には架台Ｋが据え付けられており、この架台Ｋ上には
固体接着剤Ｓ１および液体接着剤Ｓ２の順に重ねて配設
されている。この固体接着剤Ｓ１は、発泡プラスチック
などの高発泡体に接着剤を含浸させたものであり、ま
た、液体接着剤Ｓ２は、粘性の大きなシーラントが用い
られる。
【００１１】したがって、浴槽３を設置する場合は、床
面上に据え付けられた架台Ｋに固体接着剤Ｓ１を載せ、
その上に液体接着剤Ｓ２を重ねて配設した後、防水パン
２の開口部２ｂから浴槽３を嵌め込み、その周縁部を防
水パン２における開口部２ｂの周縁部に係合させるとと
もに、浴槽３の裏面に形成された脚部３ａを液体接着剤
Ｓ２上に載せて支持させればよい。この際、浴室ユニッ
ト１に構築上の誤差が生じても、この誤差は硬化前の液
体接着剤Ｓ２によって自由に調整することができる。す
なわち、液体接着剤Ｓ２を脚部３ａの底面が位置する以
上に配設することにより、脚部３ａはその誤差に応じて
液体接着剤Ｓ２をへこませ、誤差を吸収することができ
る。そして、一定時間が経過すれば、液体接着剤Ｓ２が
硬化し、その調整された高さ位置において浴槽３を確実
に固定し支持することができる。
面上に据え付けられた架台Ｋに固体接着剤Ｓ１を載せ、
その上に液体接着剤Ｓ２を重ねて配設した後、防水パン
２の開口部２ｂから浴槽３を嵌め込み、その周縁部を防
水パン２における開口部２ｂの周縁部に係合させるとと
もに、浴槽３の裏面に形成された脚部３ａを液体接着剤
Ｓ２上に載せて支持させればよい。この際、浴室ユニッ
ト１に構築上の誤差が生じても、この誤差は硬化前の液
体接着剤Ｓ２によって自由に調整することができる。す
なわち、液体接着剤Ｓ２を脚部３ａの底面が位置する以
上に配設することにより、脚部３ａはその誤差に応じて
液体接着剤Ｓ２をへこませ、誤差を吸収することができ
る。そして、一定時間が経過すれば、液体接着剤Ｓ２が
硬化し、その調整された高さ位置において浴槽３を確実
に固定し支持することができる。
【００１２】なお、浴槽に注水し、あるいは入浴した際
の負荷の増加は、固体接着剤Ｓ１を構成する発泡体が緩
衝することができる。
の負荷の増加は、固体接着剤Ｓ１を構成する発泡体が緩
衝することができる。
【００１３】
【００１４】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、浴槽を架
台に順に重ねて配設した固体接着剤および液体接着剤を
介して固定支持するように構成したことにより、設置上
の誤差が発生することによって調整が必要になってもそ
の誤差を吸収しつつ浴槽を確実に固定し支持することが
できる。又、浴槽を交換する場合などにおいて、浴槽を
取り外す際には、固体接着剤を破壊することにより簡単
に取り出すことができる。
台に順に重ねて配設した固体接着剤および液体接着剤を
介して固定支持するように構成したことにより、設置上
の誤差が発生することによって調整が必要になってもそ
の誤差を吸収しつつ浴槽を確実に固定し支持することが
できる。又、浴槽を交換する場合などにおいて、浴槽を
取り外す際には、固体接着剤を破壊することにより簡単
に取り出すことができる。
【図１】浴室ユニットを一部省略して示す縦断面図であ
る。
る。
【図２】浴槽の支持部分を拡大して示す側面図である。
【図３】浴室ユニットを一部省略して示す斜視図であ
る。
る。
１ 浴室ユニット ２ 防水パン ２ｂ 開口部 ３ 浴槽 ３ａ 脚部 Ｋ 架台 Ｓ１ 固体接着剤 Ｓ２ 液体接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】 床面上に設置された架台に固体接着剤お
よび液体接着剤の順に重ねて配設し、この液体接着剤に
防水パンに形成された開口部から嵌め込まれた浴槽の脚
部を載せて接着させるように構成したことを特徴とする
浴槽の支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106876U JP2543097Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 浴槽の支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991106876U JP2543097Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 浴槽の支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553591U JPH0553591U (ja) | 1993-07-20 |
| JP2543097Y2 true JP2543097Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=14444733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991106876U Expired - Lifetime JP2543097Y2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 浴槽の支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2543097Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS569436Y2 (ja) * | 1978-03-31 | 1981-03-02 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP1991106876U patent/JP2543097Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0553591U (ja) | 1993-07-20 |
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