JPH0616593U - ロッカーの取付構造 - Google Patents

ロッカーの取付構造

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JPH0616593U
JPH0616593U JP6139892U JP6139892U JPH0616593U JP H0616593 U JPH0616593 U JP H0616593U JP 6139892 U JP6139892 U JP 6139892U JP 6139892 U JP6139892 U JP 6139892U JP H0616593 U JPH0616593 U JP H0616593U
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JP
Japan
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rocker
mounting structure
height
bolt
locker
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Application number
JP6139892U
Other languages
English (en)
Inventor
泰将 桝
義治 牧野
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッカーを壁面に良好に高さ調節して強固に
埋設状に取付ける取付構造の提供を目的とする。 【構成】 壁面2の裏側のロッカー1の下面側には高さ
調節用のボルト9が設けられており、かつ壁面2の裏側
のロッカー1の上面側には、ロッカー1を下方へ押圧し
て所定位置に固定し得る固定ボルト6が設けられてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロッカーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】
従来、洗面室またはトイレ室内等にロッカーを設ける場合、図8に示すように 、壁面Wに凹部Waを形成させておき、この凹部Wa内にロッカー51を嵌合さ せ、ロッカー51の室内側の上下に壁パネル52を面一状に配設させて、ロッカ ー51を壁面に埋設状に取付けており、また、図9に示すように、壁パネル52 ,52にビス53を介し直接ロッカー51を取付ける方法も採用されており、こ の場合には、壁パネル52の裏側にブロック54が配置されて、ロッカー51を 支持する構造となっている。 また、図10で示すように、ロッカー51の室内側外周に予め凹部51aを形 成させておき、この凹部51a内に壁パネル52,52を嵌合させて、壁パネル 52にロッカー51を取付ける方法も採用されている。
【0003】 このような従来の取付構造においては、予め壁面Wまたはロッカー51に凹部 を形成させておく必要があり、施工コストが増大してしまうとともに、ロッカー 51の高さ調節等が困難であるという問題点があり、またビス53を用いる方法 では強度的に弱くなるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、施工性が良好で、か つ良好に高さ調節を行い強固にロッカーを取付けることのできる取付構造を提供 せんことを目的とし、その要旨は、ロッカーを壁面に埋設状に取付ける取付構造 であって、前記壁面裏側のロッカーの下面側には、該ロッカーの高さ調節用のボ ルトが設けられているとともに、前記壁面裏側のロッカーの上面側には、該ロッ カーを下方側へ押圧して固定し得るボルトが設けられていることである。
【0005】
【作用】
壁面にロッカーを埋設状に取付けるに際し、壁面裏側のロッカーの下面側の高 さ調節ボルトを適宜調節して、高さ調節ボルトによりロッカーの高さ位置を良好 に調節することができ、その調節後にロッカーの上方側のボルトを下方側へ螺進 させてロッカーの上面にボルトを当接させ、ボルトを締め付けることによりロッ カーを所定位置に強固に固定させることができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1はロッカーの取付状態の縦断面構成図であり、図2は図1のA−A線断面 図であり、また図3は高さ調節ボルトの斜視図である。 図において、ロッカー1は、壁パネル2,2間に埋設状に取付けられるもので あって、壁パネル2は、本例では室内側表面にタイル2aを張着し、裏側に角パ イプからなるフレーム2bが配設されたものであり、上方側の壁パネル2のフレ ーム2bには、溶接により上ブラケット3が固設されており、また下側の壁パネ ル2の裏側のフレーム2bには、下ブラケット4が溶接により固定されている。 この上ブラケット3と下ブラケット4間に、壁パネル2側に開口した箱状のホル ダー5が設けられており、このホルダー5内に前記ロッカー1が嵌め込まれてい る。
【0007】 即ち、ホルダー5の裏側の背面部5aの内側にロッカー1の背面が当接されて ロッカー1が嵌め込まれており、ホルダー5の上面部5bは前記上ブラケット3 の水平部3aの下面に当接されており、またホルダー5の下面部5cは下ブラケ ット4の水平部4aの上面に当接状に配置されている。なお、ホルダー5の上面 部5bおよび下面部5cには、それぞれ室内側から裏側へ向かう長孔13が形成 されている。 前記上ブラケット3の水平部3aには、ホルダー5の上面部5bを貫通して、 固定用ボルト6がナット7,8を介し取付けられており、また前記下ブラケット 4の水平部4aにもナット10,11を介し、高さ調節ボルト9が取付けられて いる。また、高さ調節ボルト9の頭部9aの上面には箱状の介装部材12が設け られている。
【0008】 ホルダー5内にロッカー1を取り付けるに際し、高さ調節ボルト9を適宜螺進 退させることにより、ロッカー1の上下高さを適宜調節することができ、調節後 にナット10,11を締め付けて、高さ調節ボルト9を固定した後に、前記固定 用ボルト6を下方側へねじ込み、固定用ボルト6の頭部6aをロッカー1の上面 に当接させて、ロッカー1を下方へ押圧することにより、ロッカー1は、高さ調 節ボルト9と固定用ボルト6間に挟まれて強固な固定状態となる。 なお、各ボルト6,9のナット7,8,10,11を締め付ける際に、長孔1 3を介し、ホルダー5の前後位置を適宜調節することにより、ロッカー1の室内 側表面と壁パネル2の表面をほぼ面一状のものとして、ロッカー1を壁パネル2 に対しスッキリとした状態で取付けることができる。
【0009】 次に、図4では取付状態の変形を示す。即ち、図4においては、ロッカー1を 、壁パネル2の裏側に固定されたブラケット4に取付けられた2本の高さ調節ボ ルト9,9により高さ調節して取付けるものであり、高さ調節ボルト9,9によ り所定の高さ位置にロッカー1を設定した後に、図5に示すように、上方の上ブ ラケット3に取付けられた2本の固定ボルト6,6でロッカー1を下方へ押圧し 、ロッカー1を強固に壁パネル2,2間に埋設状に取付けるものである。
【0010】 次に、図6ではホルダー5の取付けの変形例を示す。即ち、図6ではホルダー 5を直接壁パネル2,2にボルト6,9を介し取付けるものであり、壁パネル2 ,2の対向する端部にそれぞれ雌ネジを有するネジ孔を予め形成させておき、こ のネジ孔内にそれぞれボルト6,9を対向させてネジ込み、ホルダー5の上面部 5bおよび下面部5cにそれぞれ形成されている長孔13,13内に、それぞれ ボルト6,9を挿通させて、この各ボルト6,9にそれぞれ適宜ナットを締め付 け、ホルダー5の高さおよび前後位置を良好に調節して、ホルダー5を所定位置 に固定するものであり、ホルダー5が所定位置に固定された後に、ホルダー5の 室内側よりロッカー1を嵌め込むものである。
【0011】 また、さらに図7の変形例においては、ロッカー1を傾動させて角度調節可能 に構成したものであり、ロッカー1の室内側下面に支点15を設け、高さ調節ボ ルト9の調節により支点15を介しロッカー1が傾動できるように構成したもの で、上部の壁パネル2の下面にはロッカー1の傾動に対応できる傾斜面2cを形 成したものである。このような構造とすれば、ロッカー1を適当な角度に取付け ることが可能である。
【0012】
【考案の効果】
本考案はロッカーを壁面に埋設状に取付ける取付構造であって、前記壁面裏側 のロッカーの下面側には、該ロッカーの高さ調節用のボルトが設けられていると ともに、前記壁面裏側のロッカーの上面側には、該ロッカーを下方側へ押圧して 固定し得るボルトが設けられていることにより、下方に配置された高さ調節ボル トを適宜調節して、ロッカーの設置高さを良好に調節することができ、その後に 、上方側の固定ボルトをロッカーの上面に当接させて、この固定ボルトと前記高 さ調節ボルトによりロッカーを挟みつけて、ロッカーを所定位置に強固に取付け ることができ、施工が容易となり、高さ調節が可能でかつ強固な取付状態を得る ことができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のロッカーの取付状態の縦断面構成
図である。
【図2】図1のA−A線断面平面図である。
【図3】高さ調節ボルトの斜視構成図である。
【図4】第2実施例のロッカーの取付構造の縦断面構成
図である。
【図5】図4の取付状態の側面構成図である。
【図6】第3実施例のホルダーの取付構造の縦断面図で
ある。
【図7】第4実施例のロッカーの取付構造の縦断面構成
図である。
【図8】従来のロッカーの取付構造の縦断面構成図であ
る。
【図9】従来のロッカーの取付構造の縦断面構成図であ
る。
【図10】従来のロッカーの取付構造の縦断面構成図で
ある。
【符号の説明】
1 ロッカー 2 壁パネル 3 上ブラケット 3a 水平部 4 下ブラケット 4a 水平部 5 ホルダー 6 固定用ボルト 7,8,10,11 ナット 9 高さ調節ボルト 13 長孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカーを壁面に埋設状に取付ける取付
    構造であって、前記壁面裏側のロッカーの下面側には、
    該ロッカーの高さ調節用のボルトが設けられているとと
    もに、前記壁面裏側のロッカーの上面側には、該ロッカ
    ーを下方側へ押圧して固定し得るボルトが設けられてい
    ることを特徴とするロッカーの取付構造。
JP6139892U 1992-08-06 1992-08-06 ロッカーの取付構造 Pending JPH0616593U (ja)

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JP6139892U JPH0616593U (ja) 1992-08-06 1992-08-06 ロッカーの取付構造

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JP6139892U JPH0616593U (ja) 1992-08-06 1992-08-06 ロッカーの取付構造

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JPH0616593U true JPH0616593U (ja) 1994-03-04

Family

ID=13170011

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