JPH0513856Y2 - - Google Patents

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JPH0513856Y2
JPH0513856Y2 JP1986043220U JP4322086U JPH0513856Y2 JP H0513856 Y2 JPH0513856 Y2 JP H0513856Y2 JP 1986043220 U JP1986043220 U JP 1986043220U JP 4322086 U JP4322086 U JP 4322086U JP H0513856 Y2 JPH0513856 Y2 JP H0513856Y2
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JP
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exterior wall
joints
batten
battens
caulking
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JP1986043220U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、外壁の外壁材間の縦の目地の納めの
構造に関するものである。
[背景技術] 外壁材1を取り付けて外壁を構成するにあたつ
て、従来は第3図のようにしておこなつていた。
すなわちまず柱2の屋外面にアスファルトフエル
ト10を介してハツト型のジヨイナー4をスクリ
ユー釘などの釘材11によつて固定する。このジ
ヨイナー4の中央部には押さえ突部5が屈曲形成
してあり、また両側端には水切り片12が屈曲形
成してある。次に一対の外壁材1,1の端部を柱
2の屋外面に配設して両外壁材1,1を端面間に
目地3が形成されるように対向させ、この目地3
間に押さえ突部5が挿入される状態で外壁材1,
1をジヨイナー4を介して柱2の表面に宛てが
い、スクリユー釘などの釘材13を各外壁材1,
1の端部から柱2に打入することによつて外壁材
1,1を柱2に固定する。そして外壁材1,1間
の目地3にコーキング6を充填して目地3の防水
をおこなう。コーキング6はジヨイナー4の押さ
え突部5が裏当て材となつた状態で充填される。
しかしこのものにあつて、コーキング6は屋外
面に露出する状態にあるために劣化や流出などが
発生し易く、コーキング6による防水性能が低下
して防水を確保することができなくなり、また外
壁材1に打入する釘材13によつて外壁材1に割
れ14が入り易く、この割れ14部分から雨水が
浸入するおそれがある。従つて頻繁に補修をおこ
なわなければならないという問題を有するもので
あつた。
[考案の目的] 本考案は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、コーキングによる防水の性能が低下するおそ
れがないと共に外壁材に釘材を打入する必要がな
くて外壁材に割れが生じるおそれがなく、加えて
補修に適用すれば再度の補修がほとんど不要にな
る外壁の目地部の納め構造を提供することを目的
とするものである。
[考案の開示] しかして本考案に係る外壁の目地部の納め構造
は、一対の外壁材1,1の端部をそれぞれ柱2の
外側に配してその端面同士を目地3を介して対向
させ、柱2の表面に取り付けたジヨイナー4に突
出させた押さえ突部5を目地7内に挿入させると
共に押さえ突部5の表側において目地7内にコー
キング6を充填し、上記一対の外壁材1,1の表
面の端部間に渡るように配設した目板7の両側端
を各外壁材1,1の表面に当接させて目板7と柱
2との間に外壁材1,1を挟持し、この目板7を
通した釘材8を目地3を貫通して柱2に打入して
成ることを特徴とするものであり、ジヨイナー4
によつてコーキング6が露出することを防止する
と共にジヨイナー4によつて外壁材1を柱2に固
定できるようにして上記目的を達成したものであ
つて、以下本考案を実施例により詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、目板
7はアルミニウムなど金属の型材などで長尺に形
成されるもので、中央部に屋内側へ突出するよう
に断面コ字型に屈曲された釘材ち片15が全長に
亘つて設けてあり、また両側端には屋内側へ屈曲
して当接片16が全長に亘つて設けてある。ジヨ
イナー4は金属材によつて長尺に形成されるもの
で、ジヨイナー4の中央部には押さえ突部5が屈
曲形成してあり、また両側端には水切り片12が
屈曲形成してある。第1図は外壁の新規施工の状
態を示すもので、まず柱2の屋外面にアスファル
トフエルト10を介してハツト型のジヨイナー4
をスクリユー釘などの釘材によつて固定する。次
に一対の外壁材1,1の端部を柱2の屋外面に配
設して両外壁材1,1を端面間に目地3が形成さ
れるように対向させ、この目地3間に押さえ突部
5が挿入される状態で外壁材1,1をジヨイナー
4を介して柱2の表面に宛てがう。そして外壁材
1,1間の目地3にコーキング6を充填する。コ
ーキング6はジヨイナー4の押さえ突部5が裏当
て材となつた状態で充填される。こののち目板7
を外壁材1,1の端部の表面間に配設して目板7
の各当接片16,16をそれぞれ外壁材1,1の
各表面に当接した状態で、釘打ち片15からスク
リユー釘などの釘材8を打ち込んで目地3のコー
キング6及びジヨイナー4を貫通して柱2にねじ
込んで打入する。このように釘材8で目板7を柱
2に固定することによつて、目板7の当接片16
と柱2の表面との間にジヨイナー4を介して各外
壁材1,1の端部を挟持し、柱2への外壁材1,
1の取り付けをおこなうものである。従つて外壁
材1の端部に釘材を打つ必要なく柱2への外壁材
1の取り付けをおこなうことができることにな
る。また外壁材1,1の目地3に充填されたコー
キング6は目板7で覆われ、屋外に露出されるこ
とがなく、コーキング6が雨水で流出されたり日
光で劣化されたりしてコーキング切れとなること
を防止できる。
第2図は前記第3図のように既に施工された外
壁の補修の状態を示すもので、このものでは第3
図のように柱2に取り付けられた外壁材1,1の
端部の表面間に目板7配設し、目板7の各当接片
16,16をそれぞれ外壁材1,1の各表面に当
接した状態で、釘打ち片15からスクリユー釘な
どの釘材8を打ち込んで目地3のコーキング6及
びジヨイナー4を貫通して柱2にねじ込んで打入
することによつて目板7を外壁材1,1の表側に
取り付けてある。このとき、柱2に外壁材1を固
定するために打ち込んだ釘材13を覆うように目
板7の取り付けをおこなうものである。このよう
に目板7を用いて補修をおこなうと、外壁材1に
釘材13の打ち込みで割れ14が発生していて
も、この割れ14は目板7で覆われているために
割れ14の部分から雨水が浸入することを防止す
ることができ、また割れ14が外部に露出して外
観を損なうことを防止することができる。また、
コーキング6が劣化したりしている場合には目板
7を取り付ける前にコーキング6の取り替えをし
ておけばよく、新たに充填したコーキング6は目
板7で覆われて屋外に露出されることがなく、コ
ーキング6がコーキング切れとなることを防止で
きる。従つて、このように目板7を用いて補修し
たのちは、再度補修を必要とすることは殆どなく
なるものである。
尚、第2図に示すように、外壁材1の表面に嵌
合溝17を設けておいてこの嵌合溝17内に目板
7の当接片16の先端を嵌合させるようにしても
よく、また当接片16と外壁材1の表面との間に
全長に亘つてシリコンなどのコーキング18を詰
めておくことによつて、外壁材1と目板7との間
の封水性が確保されるようにするのがよい。さら
に、目板7の背面側にゴムや独立気泡発泡樹脂な
ど弾性を有する防水材19を全長に亘つて貼り付
けて設けておき、目板7を取り付けた際に防水材
19が外壁材1の表面に弾接して防水性をさらに
向上させるようにするのがよい。そして上記各実
施例のように、目板7を用いることによつて目地
部分の装飾をおこなうこともでき、目地をデザイ
ン的に表現できることになる。
[考案の効果] 上述のように本考案にあつては、一対の外壁材
の端部をそれぞれ柱の外側に配してその端面同士
を目地を介して対向させ、柱の表面に取り付けた
ジヨイナーに突出させた押さえ突部を目地内に挿
入させると共に押さえ突部の表側において目地内
にコーキングを充填し、上記一対の外壁材の表面
の端部間に渡るように配設した目板の両側端を各
外壁材の表面に当接させて目板と柱との間に外壁
材を挟持し、この目板を通した釘材を目地を貫通
して柱に打入してあるので、外壁材を柱と目板と
の間に挟持した状態で柱に取り付けることがで
き、外壁材に釘材を打つ必要なく外壁材の取り付
けができて外壁材に釘材ちで割れが生じるような
おそれがなく、また目地に充填されたコーキング
は目板で覆われて屋外に露出されることがなく、
コーキングが雨水で流出されたり日光で劣化され
たりして防水性能に低下を生じることを防止で
き、この結果長期に亘つて目地部分の補修をおこ
なう必要がなくなるものである。また本考案を補
修に適用した場合にあつては、柱に外壁材を固定
するために打ち込んだ釘材を覆うように目板の取
り付けをおこなうことによつて、外壁材に釘打ち
で割れが発生していても、この割れは目板で覆わ
れて雨水が浸入することを防止することができ、
補修したのちは再度補修を必要とすることが殆ど
なくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は
同上の他の実施例の断面図、第3図は従来例の断
面図である。 1は外壁材、2は柱、3は目地、4はジヨイナ
ー、5は押さえ突部、6はコーキング、7は目
板、8は釘材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の外壁材の端部をそれぞれ柱の外側に配し
    てその端面同士を目地を介して対向させ、柱の表
    面に取り付けたジヨイナーに突出させた押さえ突
    部を目地内に挿入させると共に押さえ突部の表側
    において目地内にコーキングを充填し、上記一対
    の外壁材の表面の端部間に渡るように配設した目
    板の両側端を各外壁材の表面に当接させて目板と
    柱との間に外壁材を挟持し、この目板を通した釘
    材を目地を貫通して柱に打入して成る外壁の目地
    部の納め構造。
JP1986043220U 1986-03-25 1986-03-25 Expired - Lifetime JPH0513856Y2 (ja)

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JP1986043220U JPH0513856Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JP1986043220U JPH0513856Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JPS62155145U JPS62155145U (ja) 1987-10-02
JPH0513856Y2 true JPH0513856Y2 (ja) 1993-04-13

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