JP3189238B2 - 目地構造 - Google Patents
目地構造Info
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Description
する目地構造に関するものである。
61−1209号公報、実公昭60−12809号公
報、実開平4−31612号公報、および実開平3
−29607号公報、等が知られている。
、では連結部にコーキング材を充填し、かつ外壁材
を施工した後に目地部役物を介在させ、次にコーキング
材を充填したものであった。
外壁を構成した際に(イ)外壁材間の縦目地から漏水し
た水は外壁材下端部、所謂、横目地部に貯留し、内壁等
へ浸水すると共に周囲を腐食する等の欠点があった。ま
た、(ロ)金属板とプラスチック芯材と面材とでサンド
イッチした複合板では外壁表面に表面材の下端部が露出
し、錆、あるいは芯材が吸水する等の不利があった。
完全に閉塞するため大量に、しかも完全に充填する必要
があり、工期の増大とコストアップを招く主因となって
いた。また、は役物の1面を上方の外壁材の表面に、
他の1面を下方の外壁材の表面に、その間を傾斜面で連
結して雨水が内部に漏水しない構造としたため、上方の
外壁材端部が外気に露出しており端部の錆、腐食、劣化
を招き、かつ強い風雨により逆流して外壁材の裏面へ浸
水することもあった。
を除去するため、敷目板の中央に係合溝を設け、外壁材
端部を敷目板の両端部に載置して固定し、この外壁材端
部を含む目地部を覆うと共に、上記係合溝に係合する凹
状部を有するカバー材で外壁材端を弾力下で挟持する構
造としたため、施工性、防水性、汚染性、美観性も大幅
に改善した端部構造を提案するものである。
一実施例について詳細に説明する。すなわち、図1は上
記構造の代表例を示す説明図であり、胴縁等1上に敷目
板2を固定し、敷目板2の取付部7上に金属サイディン
グ材、金属板、断熱パネル、ALC板、PC板、窯業系
サイディング材、等の外壁材Aの端部を載置して固定
し、敷目板2に弾性のあるカバー材10を外壁材Aの厚
さに対応して係合し、外壁材Aの端部表面間を覆うと共
に、敷目板2とカバー材10とで外壁材Aを弾力下で挟
持し、かつ外壁材Aの端部表面に漏水した雨水を外部へ
排出する構造としたものである。
柱、胴縁等の躯体からなり、外壁材Aを釘B等を介して
固定し、外壁Cを構成するのに役立つものである。
板、金属または樹脂の押出品の1種からなる長尺体で、
かつ中央に長手方向と平行に形成したU字状の係合溝を
有している。すなわち、敷目板2は幅方向の中央に2つ
の突起3、4を長手方向と平行に所定感覚で突設してU
字状の係合溝5を形成し、突起3,4の外側面の根元を
外側方へ延長して取付部7を設け、その途中に防水性強
化のための突条8を形成し、取付部7の端縁を屈曲して
舌片9を設けたものである。また、突起3,4の外側壁
3a、4aは外壁材Aの端部ガイドとして機能し、突起
3,4の内側壁3b、4bの全面、あるいは部分的に長
手方向と平行に波状、鋸刃状爪等の段差6を形成し、カ
バー材10を任意位置で係止するのに役立つものであ
る。なお、図2では突起3,4の高さH1,H2にΔh
の寸法差を設け、装着性とカバー材10の支持安定性を
強化したものである。
線断面図)に示すように金属薄板等の長尺体で弾力性の
ある材料を長手方向と平行に係合溝挿入用の凹状部を形
成したものであり、主に外壁材A端部間、所謂、目地部
Eを含む部分を覆い、外壁材Aの端部表面が変形するの
を防止したり、外壁材Aの固定を強化する釘Bが外壁材
Aの表面に露出するのをカバー材10の化粧面部11,
12で覆い美観を向上すると共に、釘頭、外壁材A端縁
等の錆、汚れを防止するためのものである。勿論、上段
の外壁材A2から汚れの流れを下段の外壁材A1に影響
しないようにすること、等の機能もある。また、敷目板
2とカバー材10の係合により弾力下で外壁材Aの端部
を挟持し、固定力を強化するのに役立つものである。
は長手方向と平行な化粧面部11、12とその幅方向の
中央に内側へ突設しその外周辺に係合爪17を設けたU
字状の凹状部14とから形成し、化粧面部11の両端縁
に幅狭の側縁13と受け面13aとを形成し、雨水が外
壁材Aの表面からカバー材10の化粧面部11、12を
経て外気へ流下するのとカバー材10に弾力を付加する
のに役立つものである。
断面で突出した凹状部14はその側壁15、16の所定
位置(先端近傍)に長手方向と平行に敷目板2の係合溝
5に係止する係合爪17を複数個設け、側壁15の根元
に雨水を外気へ流下させる貫通孔18を長手方向と平行
に複数個、穿設したものである。
起19を長手方向と平行に形成し、雨ダレによる汚れ等
を下段の外壁材A1 表面に発生しない構造としたもので
ある。Dはパッキング材で上段の外壁材A2 の下端部と
突起3間の空隙を閉塞すると共に、パッキング材Dと化
粧面部11の内側間に貫通孔18が開口状態で存在する
構造としたものである。
て説明すると、まずカラー鋼鈑と裏面紙間にプラスチッ
クフォームを一体に形成したサンドイッチ構造の外壁材
Aを縦張りして2階建ての外壁Cを形成すると仮定す
る。そこで胴縁等1(ここでは横胴縁)の所定位置、例
えば土台から10尺の所にジョイナー(横目地)を形成
するとし、この位置に敷目板2を胴縁等1に沿って釘B
を介して固定し、施工する。
突起4の外側壁4aをガイドとして胴縁等1に固定す
る。同様に上段の外壁材A2 の下端を突起3の外側壁3
aをガイドとしてその端部を胴縁等1に釘Bを介して固
定する。
ら、上段の外壁材A2の下端部と突起3の先端に植設、
あるいはカバー材10の側壁15に対し長手方向で、か
つ外壁材Aの端部で、しかも外壁材Aの表面材端部と接
触する位置に防水性、クッション性のあるゴム、合成ゴ
ム、プラスチック等の1種からなるパッキング材Dを植
設しておき、カバー材10の係合爪17が係合溝5に係
止されるまで凹状部14を挿入して目地構造を完了する
ものである。
構造の一実施例にすぎず、敷目板2を図5(a)〜
(e)に示すように形成することもできる。すなわち、
(a)図は突条8を除去し、突起3、4の高さを同じく
形成した敷目板2、(b)図は突条8を2条に形成した
敷目板2、(c)図はアルミ、プラスチック等の押出品
で形成し、取付部7の任意位置に防水ヒレ7aを設けた
敷目板2、(d)図は外側壁3a上に毛細管現象阻止の
防水突起αを形成した敷目板2、(e)図は係合溝5の
中心をθで傾斜した敷目板2である。
(e)はカバー材10の変形例であり、図6(a)〜
(f)において(a)図は防水も兼ねるガイド突起14
aを外壁材Aの厚さに対応できるように複数個設けたカ
バー材10、(b)図は側壁15、16に波状、さざ波
状、ノコギリ波状の係合爪17aを形成したカバー材1
0、(c)図は側壁15、16間の空隙20に段差を形
成したカバー材10、(d)図は側縁13の水切れを良
くしたカバー材10、(e)図は凹状部14の先端を楔
状にし、係合爪17の代わりとしたカバー材10、
(f)図は化粧面部11、12を面一にしたカバー材1
0である。また、図7(a)〜(e)において(a)図
は化粧面部11、12の各下端部に水切り片19a、1
9bを形成したカバー材10、(b)図は化粧面部1
1、12に大きな段差を設けて水切りを良くし、雨ダレ
を防止したカバー材10、(c)図は樹脂押出品の表面
に金属薄板を接着したカバー材10、(d)図は側壁1
5に防水突起15a、15bを形成したカバー材10、
(e)図はパッキング材21を外壁材Aの表面材と芯材
部分の下端部を閉塞するカバー材10である。
よれば、外壁材端部を脳天打ちして釘頭が外装面に露
出せず、外壁材端部の変形、特にプラスチック芯材のサ
ンドイッチ板では凸状を確実に抑制、固定でき耐風圧も
向上する。敷目板の係合溝外側壁が外装材端をガイド
できるので施工が容易となる。カバー材の化粧面部端
と外壁材表面から漏洩した水はカバー材の凹状部根元に
穿接した貫通孔から外部へ排水できるので、外壁材下端
部に漏水した水がその下端部に貯留することがなくな
り、外壁材下端の汚れ、錆、変形を防止できる。外壁
材を施工した後にカバー材を敷目板に係合するだけで外
壁材を挟持できるので、装着が極めて容易である。等の
特徴,効果がある。
である。
図である。
視図である。
面図である。
す断面図である。
示す断面図である。
示す断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 胴縁等上に固定した長尺状でU字状の係
合溝を中央に長手方向と平行に突設した敷目板と、長尺
状で弾性のある化粧面部と、該化粧面部の幅中央に、長
手方向と平行に係合溝挿入用の凹状部を形成し、かつ凹
状部外側壁に係合爪を設けると共に、凹状部根元の一側
壁に流水用の貫通孔を穿設したカバー材とからなり、胴
縁等上に固定した敷目板とカバー材とで外壁材端部を前
記両部材の係合により弾力下で挟持すると共に覆い、か
つ凹状部根元に貫通孔を形成し、外壁材表面とカバー材
との間から漏洩した水をカバー材の貫通孔により外部へ
流出させることを特徴とする目地構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21348892A JP3189238B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21348892A JP3189238B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 目地構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0633589A JPH0633589A (ja) | 1994-02-08 |
JP3189238B2 true JP3189238B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=16640031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21348892A Expired - Fee Related JP3189238B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 目地構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3189238B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6306399B2 (ja) * | 2014-04-03 | 2018-04-04 | 光洋産業株式会社 | 畳敷込み用部材 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP21348892A patent/JP3189238B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0633589A (ja) | 1994-02-08 |
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