JP6306399B2 - 畳敷込み用部材 - Google Patents

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本発明は、畳が敷込まれる部屋の壁面と畳端部の間に配置され、この間の隙間を充填するのに適する畳敷込み用部材に関するものである。
畳は、他の大量生産が可能な建材と比較して、通常部屋が完成した後その寸法を測定し、それに従って製造するオーダーメイド商品である。そのため、建物の部屋が完成した後で、畳職人が採寸し、畳を製造し、搬入している。畳を他の建材と同様に、所定寸法で工場で厳密に製造し家屋の部屋もその寸法通り大量生産すれば、家屋の完成と同時に搬入することができ、或いは家屋の組立て時に同時に使用することができる。
しかしながら、こうした方法で製造した畳を部屋に敷込むと、隙間ができたり、入らないという事態が生じる。入らない場合には畳の寸法を手直ししなければならず相当の時間と費用を要する。また、隙間が生じる場合は、非常に見かけが悪くとても商品にはならない。特に規格寸法畳と呼ばれる主に縁なしの薄手の畳を部屋の床面全体に敷込むときには、こうした薄手の畳は量産品であるため、畳が敷込まれる部屋の壁面と畳端部の間に隙間が不可避的に発生する。
従来、上記問題点を解決した畳敷込み用部材が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この畳敷込み用部材は、底部材と上面部材とからなり、該底部材と該上面部材とは上下方向に係合可能であり、該底部材は底部と起立部を有し、該上面部材は表面部と垂下部を有するもので、該底部材の底部と該上面部材の表面部との間に、畳又は板材の一部が挿入されるように構成される。この構成により、上記畳敷込み用部材によれば、規格品で完成した畳をきっちりと敷込むことができる。
特開2003−314040号公報(請求項1、要約、段落[0021]、[0022]、図1、図2)
しかしながら、上記特許文献1に示される従来の畳敷込み用部材は、雄型の起立部周囲に形成される凹凸及び起立部に係合する雌型の垂下部に形成される凹凸は、畳端部の挿入方向に直交する縦断面視で、一方側も他方側も同一であるため、起立部と垂下部が一旦係合すると、両者はしっかりと固着されてしまい、畳替えが必要なときなどで、上面部材を底部材から取り外す場合、上面部材が変形したり、破損したり、或いは底部材も一緒に取り外されてしまうことがあった。即ち、上記従来の畳敷込み用部材は上面部材の底部材への固着を重視し、上面部材を底部材から取り外すことを考慮していなかった。
また上記従来の畳敷込み用部材では、上面部材の表面部が垂下部に対して直角で設けられるため、畳敷込み用部材を畳端部の隙間に配置したときに、垂下部から突き出た表面部の先端と畳表との間に隙間が生じやすく、或いは隙間が生じていなくても、細かい異物やごみが表面部の先端に掃き寄せられると、上記隙間に入り込んでしまい、その除去に手間取っていた。また底部材の畳端部の畳裏に接する底部上面が滑らかであるため、畳端部が確実に固定されていなかった。
本発明の第1の目的は、畳が敷込まれる部屋の壁面と畳端部との間に配置された後、取外しが容易である畳敷込み用部材を提供することにある。
本発明の第2の目的は、畳表により一層密着する畳敷込み用部材を提供することにある。
本発明の第3の目的は、底部材と上面部材で挟込まれた畳端部をより確実に固定する畳敷込み用部材を提供することにある。
本発明の第4の目的は、簡便に製造し得る畳敷込み用部材を提供することにある。
本発明の第1の観点は、図1(a)、図1(b)及び図3に示すように、底部材20と上面部材30とを備え、底部材20が畳裏40bに接する底板21とこの底板に垂直に立設された雌型起立板22を有し、上面部材30が畳表40cに接する表面板31とこの表面板から垂下した雄型垂下板32を有し、雌型起立板22が相対向する2つの起立板22a、22bからなり、2つの起立板の相対向面に底板に平行に複数の第1凹凸条22c、22dがそれぞれ形成され、雄型垂下板32の両側に雌型起立板22の複数の第1凹凸条22c、22dに係止可能な複数の第2凹凸条32a、32bが表面板に平行にそれぞれ形成され、底部材20の底板21と上面部材30の表面板31との間に畳端部40aが挟み込まれるように構成された畳敷込み用部材10の改良である。その特徴ある構成は、雌型起立板22の一方の起立板22aに形成された複数の第1凹凸条22cが他方の起立板22bの複数の第1凹凸条22dよりその凹凸度を小さくして形成され、雄型垂下板32の両側に形成された複数の第2凹凸条32a、32bが雌型起立板22の第1凹凸条22c、22dの凹凸度に相応する凹凸度を有することにある。
本発明の第2の観点は、第1の観点に基づく発明であって、図1(a)に示すように、表面板31と雄型垂下板32とのなす角度θが87〜89度である畳敷込み用部材10である。
本発明の第3の観点は、第1又は第2の観点に基づく発明であって、図1(a)及び図3に示すように、表面板31の畳表40cに接する部分に1又は2以上の弾性凸条31a、31bが表面板31の板端部に平行に設けられた畳敷込み用部材10である。
本発明の第4の観点は、第1又は第2の観点に基づく発明であって、図(b)及び図3に示すように、底板21の畳裏40bに接する部分に1又は2以上の凸条21a、21b、21cが底板21の板端部に平行に設けられた畳敷込み用部材10である。
本発明の第5の観点は、第3の観点に基づく発明であって、図1(a)に示すように、弾性凸条31a、31bが軟質樹脂からなり、かつ表面板31と雄型垂下板32が硬質樹脂からなり、弾性凸条31a、31bと表面板31と雄型垂下板32とが一体的に樹脂成形された畳敷込み用部材10である。
本発明の第6の観点は、第3の観点に基づく発明であって、図1(a)に示すように、弾性凸条31a、31bが軟質樹脂からなり、かつ表面板31と雄型垂下板32が硬質樹脂からなり、弾性凸条31a、31bが、表面板31と雄型垂下板32とが一体的に樹脂成形された後に固着された畳敷込み用部材10である。
本発明の第7の観点は、第1の観点に基づく発明であって、図1(a)に示すように、底板21と雌型起立板22が硬質樹脂からなり、底板21と雌型起立板22とが一体的に樹脂成形された畳敷込み用部材10である。
本発明の第1の観点の畳敷込み用部材によれば、雌型起立板の一方の起立板に形成された複数の第1凹凸条が他方の起立板の複数の第1凹凸条よりその凹凸度を小さくして形成され、雄型垂下板の両側に形成された複数の第2凹凸条が雌型起立板の第1凹凸条の凹凸度に相応する凹凸度を有するため、上面部材と底部材との係合力が弱まり、上面部材を底部材から引き抜くときの力を大きくしなくても上面部材を底部材から容易に取り外すことができる。
本発明の第2の観点の畳敷込み用部材によれば、表面板と雄型垂下板とのなす角度θが87〜89度であるので、表面板の先端が畳表に圧接して表面板の先端が畳表により一層密着する。これにより表面板の先端と畳表との間に隙間が生じにくく、細かい異物やごみが表面板の先端に掃き寄せられても、上記隙間に入り込むのを防ぐことができる。
本発明の第3の観点の畳敷込み用部材によれば、表面板の畳表に接する部分に1又は2以上の弾性凸条が表面板の板端部に平行に設けられ、表面板の先端が畳表に圧接するときに弾性凸条が弾性変形するので、表面板の先端が畳表に更に一層密着する。これにより上記第2の観点に基づく発明の効果がより高まる。
本発明の第4の観点の畳敷込み用部材によれば、底板の畳裏に接する部分に1又は2以上の凸条が底板の板端部に平行に設けられることにより、凸条が畳裏に食い込むので、底部材と上面部材で挟込まれた畳端部を確実に固定することができる。
本発明の第5の観点の畳敷込み用部材によれば、弾性凸条と表面板と雄型垂下板とを一体的に樹脂成形すれば、上面部材を簡便に製造することができる。
本発明の第6の観点の畳敷込み用部材によれば、表面板と雄型垂下板とを一体的に樹脂成形した後に弾性凸条を固着するようにすれば、表面板先端の畳表への密着力を調整することができる。
本発明の第7の観点の畳敷込み用部材によれば、底板と雌型起立板とを一体的に樹脂成形すれば、底部材を簡便に製造することができる。
本発明の畳敷込み用部材の底部材に上面部材を係合する前の状態を示す図である。図1(a)はその上面部材の断面図であり、図1(b)はその底部材の断面図である。 本発明の底部材に上面部材を係合した状態の畳敷込み用部材の斜視図である。 本発明の畳敷込み用部材の使用状態を示す断面図である。 畳が敷込まれる前の部屋の平面図である。 部屋に敷込まれた畳と部屋の壁面との間に本発明の畳敷込み用部材が配置された状態の平面図である。
次に本発明を実施するための形態を図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態の畳敷込み用部材10は、底部材20と上面部材30とを備える。図3に示すように、畳敷込み用部材10は畳40が敷込まれる部屋50の壁面50aと畳端部40aの間に配置される。即ち、底部材20と上面部材30に畳端部40aが挟み込まれるようになっている。底部材20は底板21とこの底板に垂直に立設される雌型起立板22を有する。また上面部材30は表面板31とこの表面板から垂下する雄型垂下板32を有する。雌型起立板22の起立高さは、この起立高さを1とすると、起立高さの1.0〜1.7倍の畳の厚さに対応できるように設定される。畳の厚さの1.0倍を下限値にするのは、下限値未満では雄型垂下板32が雌型起立板22の中に完全に挿入されても、表面板31が畳表40cに十分に密着しなくなるからであり、また畳の厚さの1.7倍を上限値にするのは、上限値を超えると、雄型垂下板32が雌型起立板22の中に十分に挿入されず、底部材20と上面部材30との係合が十分でなくなるからである。
図1(b)に示すように、底部材20の雌型起立板22は互いに平行である2つの起立板22a及び22bを有する。起立板22a、22bの相対向する面には、複数の第1凹凸条22c、22dが底板21に平行にそれぞれ形成される。この実施の形態では、図2及び図3に示すように、底部材20の底板21の畳裏40bに接する部分に3つの凸条21a、21b、21cが底板21の板端部に平行に設けられる。最先端の凸条21は断面が矩形状をなし、他の凸条21b及び21cは断面が三角形をなす。また凸条21cと雌型起立板22の間の底板21には板端部に平行に凹条21dが形成される。この凹条21dは底板21を畳40を敷込む部屋50の床面50bに固定するための金属ステープル(図示せず)をタッカー(図示せず)で打込むためのものである。底板21と雌型起立板22は、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂や耐衝撃性を維持しつつ耐候性の向上を図るためにABS樹脂のブタジエンに替えてアクリルゴムを重合させたアクリロニトリル−ブタジエン−アクリレート(ABAあるいはAAS)樹脂等の硬質樹脂からなる。底板21と雌型起立板22とは一体的に樹脂成形、即ち押出成形される。これにより底部材20を簡便に製造することができる。
図1(a)に示すように、畳端部40aの挿入方向に直交する縦断面視で、上面部材30の表面板31は雄型垂下板31からごく僅か下向きに張り出して設けられる。即ち、表面板31は雄型垂下板32とのなす角度θが87〜89度になるように形成される。図1(a)では角度θは88度である。角度θが87度未満であると、施工完了後も表面板31が水平にならず、家具等が置きにくくなるという不具合が生じる。また角度θが89度を超えると、従来の畳敷込み用部材と変わらず、表面板31と畳表40cとの間に異物又はごみが入り込みやすくなる。そしてこの実施の形態では、表面板31の畳表40c(図3)に接する部分に2つの弾性凸条31a、32bが表面板31の板端部に平行に設けられ、表面板31の表面には部屋50の雰囲気に合うように着色又は模様の入った化粧薄板31c又は化粧紙が接着される。また上面部材30の雄型垂下板32の両側には、雌型起立板22の複数の第1凹凸条22c、22dに係止可能な複数の第2凹凸条32a、32bが表面板31に平行にそれぞれ形成される。弾性凸条31a、31bは軟質ポリ塩化ビニル樹脂や低密度ポリエチレン樹脂、合成ゴム、ウレタン系樹脂、シリコン系樹脂等の軟質樹脂からなり、表面板31と雄型垂下板32は、底板21、雌型起立板22と同質の硬質樹脂からなる。弾性凸条31a、31bと表面板31と雄型垂下板32とは一体的に樹脂成形、即ち押出成形される。これにより上面部材30を簡便に製造することができる。又は、弾性凸条31a、31bは、表面板31と雄型垂下板32が一体的に樹脂成形された後に粘着剤、接着剤等で固着してもよい。弾性凸条31a、31bを後付けにすれば、表面板31の先端が畳表40cに十分に密着するようにその弾性凸条の高さ等を調整することができる。
本実施の形態の特徴ある構成は、図1(a)及び(b)に示すように、雌型起立板22の一方の起立板22aに形成された第1凹凸条22cが他方の起立板22bの第1凹凸条22dよりその凹凸度を小さくして形成され、雄型垂下板32の両側に形成された第2凹凸条32a、32bが雌型起立板22の第1凹凸条22c、22dの凹凸度に相応する凹凸度を有することにある。なお、凹凸度の小さい第1凹凸条及び第2凹凸条を起立板22a及び雄型垂下板32の壁面に面する側に設ける例を図1(a)及び(b)に示したが、凹凸度の小さい第1凹凸条及び第2凹凸条を図示しないが、畳端部に面する側に設けてもよい。
このように構成された畳敷込み用部材10の使用方法について説明する。予め所定の枚数の畳が敷込むことができるように作られた図4に示す部屋50の床面50bに図5に示すように所定の枚数の畳40を敷込む場合について説明する。この部屋50は隅部にドア枠50cを有する。本実施の形態では、畳は正方形の量産された薄手の規格寸法畳であり、部屋50の床面50bは正方形であって、16枚の畳40が敷込まれるようになっている。
本実施の形態では、先ず16枚の畳40を床面50b全体に畳相互間に隙間がなく、交差部分が十字形をなすように仮に敷込む。この敷込みにより、畳40の端部40aと部屋50の壁面50aとの間に隙間が発生するか否か確認する。本実施の形態では、部屋50のドア枠50cを除くすべての壁面50aと畳端部40aとの間に上面部材30の表面板31でカバー可能な隙間が発生したとする。次いで仮に敷込んだ畳40を取り除き、壁面50aに沿った床面50bに図1(b)に示す底部材20の底板21を固着する。固着方法としては、図示しないが、タッカーを用いてその金属ステープルを底板21の凹条21dに間隔をあけて打ち込むことが好ましい。
底部材20の底板21を床面50bに固着した後で、16枚の畳40を床面50b全体に畳相互間に隙間がなく、交差部分が十字形をなすように再び敷込む。これにより、畳40の端部40aが底部材20の底板21の上に配置される。その後で、底部材20の雌型起立板22の2つの起立板22a、22bの間に上面部材30の雄型垂下板32を表面板31の弾性凸条31a、31bが畳表40cに当接するまで挿入する。この挿入により、表面板31と雄型垂下板32とのなす角度θが87〜89度であること及び弾性凸条31a、31bが弾性変形することにより、表面板31の先端が畳表40cにより一層密着するようになる。一方、底板21の上に配置された畳端部40aの畳裏40bに凸条21a〜21cが食い込むので、底部材20と上面部材30で挟込まれた畳端部40aを確実に固定することができる。
2つの起立板22aと22bの間に雄型垂下板32を挿入することにより、雌型起立板22の第1凹凸条22c、22dに雄型垂下板32の第2凹凸条32a、32bが係合する。これらの係合により、上面部材30が底部材20にしっかりと固定される。図5に示すように、16枚の畳40がその端部40aと部屋の壁面との間に畳敷込み用部材10を配置して、部屋50の床面に敷込まれ、美観に優れた畳敷込みが完了する。
そして畳替えなどで敷込んだ畳40を床面50bから取り外すときには、上面部材30の端部に工具などを挿入して上面部材30を底部材20から離脱させる。このとき、本実施の形態では、第1凹凸条22c及び第2凹凸条32aの凹凸度が第1凹凸条22d及び第2凹凸条32bの凹凸度より小さく形成されているため、上面部材30を容易に底部材20から取り外すことができ、上面部材が変形したり、破損したりせず、再び畳を敷込むときに、上面部材30を再利用することができる。
なお、本実施の形態では、上面部材に雄型垂下板を、底部材に雌型起立板をそれぞれ設けた例を説明した。図示しないが、上面部材に雌型垂下板を、底部材に雄型起立板をそれぞれ設けることもできる。この場合、雄型垂下板は雌型垂下板に、雌型起立板は雄型起立板に読み替えるものとする。
また、本実施の形態では、畳敷込み用部材が畳が敷込まれる部屋の壁面と畳端部の間に配置される場合について説明した。図示しないが、部屋の壁面と畳端部の間でなく、畳端部相互間又はフローリング材と畳の境界に配置される畳敷込み用部材にも本発明は適用することができる。この場合、垂下板及び起立板は、上面部材及び底部材の中央に設けられ、上面部材はT字状に、底部材は逆T字状に形成される。
10 畳敷込み用部材
20 底部材
21 底板
21a〜21c 凸条
21d 凹条
22 雌型起立板
22a、22b 起立板
22c、22d 第1凹凸条
30 上面部材
31 表面板
31a、31b 弾性凸条
32 雄型垂下板
32a、32b 第2凹凸条
40 畳
40a 畳端部
40b 畳裏
40c 畳表
50 部屋
50a 壁面
50b 床面

Claims (7)

  1. 底部材と上面部材とを備え、前記底部材が畳裏に接する底板とこの底板に垂直に立設された雌型起立板を有し、前記上面部材が畳表に接する表面板とこの表面板から垂下した雄型垂下板を有し、前記雌型起立板が相対向する2つの起立板からなり、前記2つの起立板の相対向面に前記底板に平行に複数の第1凹凸条がそれぞれ形成され、前記雄型垂下板の両側に前記雌型起立板の複数の第1凹凸条に係止可能な複数の第2凹凸条が表面板に平行にそれぞれ形成され、前記底部材の底板と前記上面部材の表面板との間に畳端部が挟み込まれるように構成された畳敷込み用部材において、
    前記雌型起立板の一方の起立板に形成された複数の第1凹凸条が他方の起立板の複数の第1凹凸条よりその凹凸度を小さくして形成され、前記雄型垂下板の両側に形成された複数の第2凹凸条が前記雌型起立板の第1凹凸条の凹凸度に相応する凹凸度を有することを特徴とする畳敷込み用部材。
  2. 前記表面板と前記雄型垂下板とのなす角度θが87〜89度である請求項1記載の畳敷込み用部材。
  3. 前記表面板の前記畳表に接する部分に1又は2以上の弾性凸条が前記表面板の板端部に平行に設けられた請求項1又は2記載の畳敷込み用部材。
  4. 前記底板の前記畳裏に接する部分に1又は2以上の凸条が前記底板の板端部に平行に設けられた請求項1又は2記載の畳敷込み用部材。
  5. 前記弾性凸条が軟質樹脂からなり、かつ前記表面板と前記雄型垂下板が硬質樹脂からなり、前記弾性凸条と前記表面板と前記雄型垂下板とが一体的に樹脂成形された請求項3記載の畳敷込み用部材。
  6. 前記弾性凸条が軟質樹脂からなり、かつ前記表面板と前記雄型垂下板が硬質樹脂からなり、前記表面板と前記雄型垂下板とが一体的に樹脂成形された後に、前記弾性凸条が固着された請求項3記載の畳敷込み用部材。
  7. 前記底板と前記雌型起立板が硬質樹脂からなり、前記底板と前記雌型起立板とが一体的に樹脂成形された請求項1記載の畳敷込み用部材。
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