JP2002106158A - 床仕上材 - Google Patents
床仕上材Info
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- JP2002106158A JP2002106158A JP2000297199A JP2000297199A JP2002106158A JP 2002106158 A JP2002106158 A JP 2002106158A JP 2000297199 A JP2000297199 A JP 2000297199A JP 2000297199 A JP2000297199 A JP 2000297199A JP 2002106158 A JP2002106158 A JP 2002106158A
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- floor
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Abstract
することもなく、取り替えや再配置も容易に行え再利用
可能で省資源を図る。 【解決手段】 床下地100上に複数敷設される床仕上
材1において、床仕上材1の裏面と床下地100の表面
とに互いに脱着可能な上固定部材4と下固定部材5とを
固着し、長方形状に形成した床仕上材1の裏面にその長
手方向に相互に間隔をあけて短手方向とほぼ平行なスリ
ット2を形成し、床仕上材1の長手方向両端に隣接する
床仕上材1との嵌合を図る嵌合手段を形成した。
Description
用、各種ホールや遊戯室用などの床下地上に複数敷設さ
れる床仕上材に関する。
合には、図13に示すように、複数の床仕上材101を
接着剤102でコンクリートスラブ上に固着していた。
床仕上材101同士は本実矧でジョイントを図ってい
た。また、床下地100が木質下地の場合には、図14
に示すように、実矧加工部分から釘103を木質下地ま
で打ち込んで床仕上材101を木質下地に固着してい
た。さらに、施工性を向上させるために、四周本実矧の
構造の床仕上材を両面テープなどで床下地に固定する方
法もあった。
定手段では、施工時に接着剤で床仕上材を汚すことが多
く、またいったん接着した後に床仕上材を取り替えるに
は、剥がそうとする床仕上材を破損しなければならず、
資材の無駄が多いものであった。釘を打ち込む固着手段
では、熟練した技能を必要とし、施工がむずかしく、傷
んだ床仕上材の取り替えも簡単ではなかった。上述した
従来例のいずれも、施工後に1枚だけ床仕上材を取り替
えようとしても実矧でジョイントを図っているために隣
接する床仕上材も剥がす必要があった。さらに、レイア
ウトの変更などをする場合でも、床下地から剥がした床
仕上材を再利用することはできず、資源を無駄にせざる
を得なかった。さらに、四辺ともにフリーにし、下面を
床下地100にファスナーなどで脱着可能に取付けたも
のでは、床仕上材101に反りが生じたりして図15に
示すような段差を生じていた。
しかも施工後にずれたりすることもなく、取り替えや再
配置も容易に行え、反りも生じにくく、再利用可能で省
資源を図った床仕上材を提供することを目的とする。
め、この発明は、床下地上に複数敷設される木質系の床
仕上材において、床仕上材の裏面と床下地の表面とに互
いに脱着可能な上固定部材と下固定部材とを固着し、長
方形状に形成した床仕上材の裏面にその長手方向に相互
に間隔をあけて短手方向とほぼ平行な複数のスリットを
形成し、床仕上材の長手方向両端に隣接する床仕上材と
の嵌合を図る嵌合手段を形成したものである。
を図面を参照にして説明する。
質系材料から成る床仕上材1の下面には長手方向に沿っ
て相互に間隔をあけ、短手方向にほぼ平行な複数のスリ
ット2を形成してある。また、この床仕上材1の裏面に
は高比重シート3を設けてある。また、床仕上材1の裏
面四隅と中間部には上固定部材4を設けてある。さらに
また、この長方形状をした床仕上材1の長手方向両端に
は実6と溝7とが形成してあり、他の隣接する床仕上材
1の溝7に実6が嵌り込む(本実矧)。この床仕上材1
の木質部分の厚みは5.5mmとし、長手方向は900
mm、短手方向は145mmの大きさとした。
ット2の幅は1mm、深さは3mmとし、スリット2間
のピッチは10mmとした。
する床仕上材1同士ならびに床下地100に固定した下
固定部材5を示す。下固定部材5と上固定部材4とは互
いに噛み合ってあるいは係脱して脱着可能なものから構
成してある。例えばこれら上下固定部材4,5が圧接し
て雄と雌とのピースが噛み合うファスナー(商標名マジ
ックテープ)が好適に使用できる。この実施例では、下
固定部材5が1枚の床仕上材1の上固定部材4よりも大
きく、隣接する2枚の床仕上材1の裏面に設けた2つの
上固定部材4に対し脱着可能に取付くようになってい
る。
異なり、床下地100に固着される下固定部材5の、2
枚の床仕上材1の突き合わせ個所において、両床仕上部
材1に跨って存在せず、2つの下固定部材5が2つの上
固定部材4に対してそれぞれ個別に脱着するようになっ
ている。
長手方向両端には実6と溝7の嵌合手段を形成してある
が、両側(長い側面)には実6も溝7も形成していな
い。なお、嵌合手段としては、本実矧の他にやとい実矧
も採用可能である。
所を変えたいくつかのバリエーションをそれぞれ示す床
仕上材1の裏面図である。高比重シート3としては、ア
スファスト系や塩化ビニルあるいはオレフィン系などの
質量のある柔軟なシート材料を接着やステープルなどを
用いて床仕上材1の裏面に固定したものである。これら
高比重シート3の存在により、床仕上材1の床下地10
0への密着安定性を図っている。さらに、この高比重シ
ート3の一部を切り抜き、その切り抜き部分に上固定部
材4を接着やステープルなどを用いて床仕上材1の裏面
に固定している。上下固定部材4,5が噛み合うことに
より、床仕上材1の水平方向へのずれが防止でき、床仕
上材1間の隙間の発生を防ぐ。また、床仕上材1が上方
向に浮き上がる力も抑制もできる。
地100上に複数敷き込んだ状態を示す図であり、この
場合、床仕上材1の上下固定部材4,5の取付位置は、
床仕上材1の敷き込み時の目地ずらし寸法に合せる。な
お、隣り合う床仕上材1同士を下固定部材5で連結しな
い場合は、床仕上材1の上固定部材4の位置寸法は任意
にできる。
数敷き並べたものの任意の1枚の床仕上材1を取り外す
状態を説明する図である。この図10において、床仕上
材1の裏面には多数のスリット2が形成してあるので、
床仕上材1がわん曲し、長手方向両端の嵌合手段が隣接
する床仕上材1から外れることとなる。このような取り
外し作業は、床仕上材1の表面から吸盤などで床仕上材
1を持ち上げながら、両端の嵌合状態を解除させること
ができる。設置する場合には、逆に両端の嵌合手段の部
分を嵌合させながら中央部より床仕上材1を下方に押し
込み、嵌合手段の個所を嵌め合わせ、かつ上下固定部材
4,5を係合させる。
るために、高比重シート3の替わりにウレタンフォーム
やポリエチレンフォームなどの軟質遮音材8を床仕上材
1の裏側に設けた例を示す。
下に位置する事例を示すものである。なお、前述した高
比重シート3の下側にこれら軟質遮音材8を重ねて設け
ることもできる。
方向に第2スリット(図示せず)を形成することもでき
る。
ば、長方形状の床仕上材の裏面にその長手方向に沿って
所定間隔を設け、かつ短手方向にほぼ平行なスリットを
複数形成し、裏面には着脱可能な上下の固定部材を設
け、上固定部材は床仕上材に固定し、下固定部材は床下
地に固定し、長手方向両端には嵌合手段を設けたので、
床仕上材はわん曲して床下地から床仕上材を簡単に取り
外すことができ、しかも取り外し時にはこの床仕上材や
下地材を傷めることがない。さらに、長手方向両端は実
や溝による嵌合手段が施されていることと、スリットの
存在により、その両端が反りなどにより浮き上がり、段
差が生ずるおそれもない。さらに、高比重シートを設け
たものにあっては、床仕上材のずれを防止することがで
き、また軟質遮音材を設けたものでは、遮音性能が向上
する。
図。
面図。
Claims (6)
- 【請求項1】 床下地上に複数敷設される木質系の床仕
上材において、 床仕上材の裏面と床下地の表面とに互いに脱着可能な上
固定部材と下固定部材とを固着し、 長方形状に形成した床仕上材の裏面にその長手方向に相
互に間隔をあけて短手方向とほぼ平行な複数のスリット
を形成し、 床仕上材の長手方向両端に隣接する床仕上材との嵌合を
図る嵌合手段を形成したことを特徴とする床仕上材。 - 【請求項2】 床仕上材の裏面に軟質遮音材を設けたこ
とを特徴とする請求項1に記載の床仕上材。 - 【請求項3】 床仕上材の裏面に高比重シートを設けた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の床仕上材。 - 【請求項4】 前記スリットに対しほぼ直交する方向に
第2スリットを形成したことを特徴とする請求項1ない
し3のいずれか1項に記載の床仕上材。 - 【請求項5】 前記上下固定部材は、両者が圧接して雄
と雌とのピースが噛み合うファスナーであることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の床仕上
材。 - 【請求項6】 前記嵌合手段が、本実矧、やとい実矧等
の実矧であることを特徴とする請求項1ないし5のいず
れか1項に記載の床仕上材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000297199A JP2002106158A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 床仕上材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000297199A JP2002106158A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 床仕上材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002106158A true JP2002106158A (ja) | 2002-04-10 |
Family
ID=18779351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000297199A Pending JP2002106158A (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 床仕上材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002106158A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003307022A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Bridgestone Corp | 床構造 |
JP2004092212A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 床材およびその施工方法 |
JP2018016958A (ja) * | 2016-07-26 | 2018-02-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 床材 |
-
2000
- 2000-09-28 JP JP2000297199A patent/JP2002106158A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003307022A (ja) * | 2002-04-16 | 2003-10-31 | Bridgestone Corp | 床構造 |
JP2004092212A (ja) * | 2002-08-30 | 2004-03-25 | Daiken Trade & Ind Co Ltd | 床材およびその施工方法 |
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