JP2001049841A - 床材、床構造及び床の改修方法 - Google Patents

床材、床構造及び床の改修方法

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JP2001049841A
JP2001049841A JP11222745A JP22274599A JP2001049841A JP 2001049841 A JP2001049841 A JP 2001049841A JP 11222745 A JP11222745 A JP 11222745A JP 22274599 A JP22274599 A JP 22274599A JP 2001049841 A JP2001049841 A JP 2001049841A
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JP
Japan
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floor
carpet
loop
flooring
floor material
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JP11222745A
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English (en)
Inventor
Yasushi Matsushita
康士 松下
Kenji Ogawa
健治 小川
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 床のリフォーム時に簡単に施工することがで
き、かつ、床材形状を簡単なものとしながらも、遮音性
及びクッション性を確保することができる床材、床構造
及び床の改修方法を提供することを目的としている。 【解決手段】 改修前に床下地面上に設けられたカーペ
ット5上に、新たな床面を構成する板状の床材1…が取
り付けられている。カーペット5は、その上部を構成す
る立毛された多数の糸がそれぞれループ状とされてい
る。床材1の下面には、カーペット5のループ状の糸に
掛合する掛合片を多数備えた掛合部が設けられている。
ループ状の糸と掛合片とが近づく方向によって、ループ
状の糸と掛合片とが掛合し易い場合と掛合しがたい場合
とが有るように、掛合片がループ状の糸との掛合に方向
性を有する形状とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リフォームに適し
た床材と床構造、及び該床構造を用いた床の改修方法に
関する。
【0002】
【背景の技術】一般的に、住宅などの建築物において
は、床下地上に床材を設置することにより、床面が形成
されている。床材には、フローリング状、シート状のも
のや、カーペット、畳などが用いられている。
【0003】例えば、特開平07−180333号公報
に記載の床材の施工構造では、床下地材の上面に、フロ
ーリング状の床材が配設されている。該床材には、中空
部、雄ざね部、雌ざね部、クッション層が備えられてい
る。床材の雄ざね部と、それに隣り合う床材の雌ざね部
とが係合して、隣り合う床材同士が接合され、床下地材
の上に床材が敷設されて床面が形成される。スチレン製
のクッション層により、歩行時におけるクッション性が
確保されている。また、中空部、クッション層、発泡系
の塩化ビニールが混入された遮音層により、遮音性が高
められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
床材においては、クッション層、遮音層など、複数の層
が形成され、また、床材に雄ざね部や雌ざね部、中空部
が設けられており、断面の構造が複雑となっている。し
たがって、床材の製造に手間とコストがかかる、という
問題が生じていた。
【0005】また、上述の床材を用いて、床面のリフォ
ームを行う場合には、既に配置されている床材を床から
引き剥がした後、床下地材をメンテナンスする必要があ
る。その後、床下地材の上面に、新たに床材を敷設する
ことになるので、床のリフォーム時に多くの手間がかか
っていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、床のリフォーム時に簡単に施工することができ、か
つ、床材形状を簡単なものとしながらも、遮音性及びク
ッション性を確保することができる床材、床構造及び床
の改修方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の床材は、例えば図1〜図6
に示されるように、カーペット5が敷設された床を改修
する際に用いられる床材1であって、板状に形成される
とともに、下面に、立毛された多数の糸がそれぞれルー
プ状とされたカーペット5の上記ループ状の糸51…に
掛合する掛合片25…を多数備えた掛合部2を有するこ
とを特徴とする。
【0008】請求項1の床材1においては、その下面
に、立毛された多数の糸がそれぞれループ状とされたカ
ーペット5の上記ループ状の糸51…に掛合する掛合片
25…を多数備えた掛合部2を有しているので、カーペ
ット5が敷設された床を改修する際、カーペット5のル
ープ状の糸51…に掛合片25…を掛合させることで、
カーペット5上に床材1を設置することができる。した
がって、床下地材からカーペット5を引き剥がすことな
く、床の改修を簡単に行うことができる。
【0009】また、請求項1の床材1においては、カー
ペット5上に床材1を設置することができるので、既に
敷設されたカーペット5によって、床の遮音性及びクッ
ション性が確保される。従って、床材1に中空部や遮音
層、クッション層などを設ける必要がないので、床材1
の形状を単純にすることができ、上記公報など従来の場
合に比して、床材1の製造を簡易なものとすることがで
きる。
【0010】また、請求項1の床材1においては、床材
1に中空部や遮音層、クッション層などを設ける必要が
ないので、床材1の厚さを薄く形成することができる。
したがって、床の改修時に、カーペット5上に床材1を
設置するものとしても、床面の高さの上昇を少なく抑え
ることができ、壁の幅木や建具等との納まりがあまり変
化しないので、容易に納めることができる。
【0011】請求項2記載の床材は、請求項1記載の床
材1において、上記掛合片25…が上記ループ状の糸5
1…と掛合する際に、上記ループ状の糸51…と上記掛
合片25…とが近づく方向によって上記ループ状の糸5
1…と上記掛合片25…とが掛合し易い場合と掛合しが
たい場合とが有るように上記掛合片25…が上記ループ
状の糸51…との掛合に方向性を有する形状とされ、上
記掛合部2に設けられた各掛合片25…の上記ループ状
の糸51…との掛合が容易な方向が互いに揃えられてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項2の床材1においては、上記掛合部
2に設けられた各掛合片25…の上記ループ状の糸51
…との掛合が容易な方向が互いに揃えられているので、
掛合が容易な方向に沿って床材1をカーペット5に対し
てスライドさせることで、床材1の掛合部2に設けられ
た掛合片25…をカーペット5のループ状の糸51…に
容易に掛合させることができる。また、床材1がカーペ
ット5に対して掛合した状態で、掛合が容易な方向とは
逆の方向に沿って、床材1をカーペット5に対してスラ
イドさせることで、掛合片25…をループ状の糸51か
ら容易に取り外すことができる。また、カーペット5上
で床材1の位置合わせをするような場合に、カーペット
5上で床材1を上述の掛合が容易な方向とは逆の方向に
沿って移動させれば、カーペット5のループ状の糸51
…と、掛合片25…とが掛合せずに、カーペット5上で
床材1を摺動させて位置合わせを行なうことができる。
したがって、カーペット5に対する床材1のスライド方
向を変えることで、床材1をカーペット5に対して容易
に掛合したり、取り外したり、移動したりすることがで
きる。よって、床材1をカーペット5に取り付けるとき
にも、また、再び床を改修する際に床材1を取り外すと
きにも、手間がかからず、簡易に施工を行うことができ
る。
【0013】請求項3記載の床構造は、改修された床に
おける床構造であって、改修前に床下地面上に設けられ
たカーペット5と、該カーペット5上に改修時に設けら
れた板状の床材1と、を備えたことを特徴とする。
【0014】請求項3の床構造においては、改修された
床において、改修前のカーペット5を取り外さずに床材
1が設けられるので、改修時にカーペット5を取り外す
手間がかからず、改修時にカーペット5を取り外してい
た従来の場合に比して、簡単に施工することができる。
【0015】また、請求項3の床構造においては、カー
ペット5上に床材1が設けられるので、カーペット5に
よって、床の遮音性及びクッション性が確保される。従
って、床材1に中空部や遮音層、クッション層などを設
ける必要がないので、床材1の形状を単純にすることが
でき、上記公報など従来の場合に比して、床材1の製造
を簡易なものとすることができる。
【0016】また、請求項3の床構造においては、床材
1に中空部や遮音層、クッション層などを設ける必要が
ないので、床材1を薄く形成することができる。この場
合、床の改修前後で、床面の高さが大きく変化しないた
め、壁の幅木や建具等との納まりがあまり変わらず、容
易に納めることができる。
【0017】請求項4記載の床構造は、請求項3記載の
床構造において、複数の上記板状の床材1…が上記カー
ペット5上に敷き詰められることにより新たな床面が構
成されるとともに、各床材1…(7)の周縁部には、隣
接する床材1(7)と係合する床材係合部3(8)が設
けられていることを特徴とする。
【0018】請求項4の床構造においては、各床材1…
(7)の周縁部には、隣接する床材1(7)と係合する
床材係合部3(8)が設けられているので、隣接する床
材1、1(7、7)同士を固着具などによって係合させ
る必要がないため、床の施工を簡易化することができ
る。
【0019】請求項5記載の床構造は、請求項3または
4記載の床構造において、上記床下地面と上記カーペッ
ト5とが接合され、かつ、上記カーペット5と上記床材
1との間に接合層が形成されるとともに該接合層により
上記カーペット5と上記床材1とが取り外し可能に接合
されていることを特徴とする。
【0020】ここで、カーペット5と床材1との間の接
合層としては、例えば、両面テープや、マジックテープ
などが挙げられる。これらの接合層は、カーペット5と
床材1の間とが互いに接合される面のほぼ全面に渡って
設けられるものとしても良いし、一部にだけ設けられる
ものとしても良い。
【0021】請求項5の床構造においては、接合層によ
り上記カーペット5と上記床材1とが取り外し可能に接
合されているので、例えば、リフォーム後に再び床材1
を貼り直すような際に、床材1を取り外した後、カーペ
ット5をメンテナンスすることなく、新たに床材1を貼
り付けることができる。また、床材1をカーペット5に
対して接着したり固着したりしなくても、床材1をカー
ペット5に設置することができる。
【0022】請求項6記載の床構造は、請求項5記載の
床構造において、上記カーペット5は、その上部を構成
する立毛された多数の糸がそれぞれループ状とされ、上
記カーペット5のループ状の糸51…と掛合する多数の
掛合片25…を有する面状の掛合部2が上記接合層とし
て上記床材1の下面の少なくとも一部に設けられ、上記
カーペット5のループ状の糸51…に上記掛合部2の掛
合片25…を掛止させることにより、上記カーペット5
と上記床材1とが接合されていることを特徴とする。
【0023】請求項6の床構造においては、上記カーペ
ット5のループ状の糸51…に上記掛合部2の掛合片2
5…を掛止させることにより、上記カーペット5と上記
床材1とが接合されているため、カーペット5の上面
に、床材1と接合させるための部材を別に設けたり、カ
ーペット5と床材1とを接着剤などで固着させたりする
必要がないので、施工の手間を省くことができる。
【0024】請求項7記載の床構造は、請求項6記載の
床構造において、上記掛合片25…が上記ループ状の糸
51…と掛合する際に、上記ループ状の糸51…と上記
掛合片25…とが近づく方向によって上記ループ状の糸
51…と上記掛合片25…とが掛合し易い場合と掛合し
がたい場合とが有るように上記掛合片25…が上記ルー
プ状の糸51…との掛合に方向性を有する形状とされ、
上記掛合部2に設けられた各掛合片25…の上記ループ
状の糸51…との掛合が容易な方向が互いに揃えられ、
上記掛合部2を備えた床材1を、上記カーペット5上で
上記掛合部2の各掛合片25…が上記ループ状の糸51
…と掛合しがたい方向に沿って移動させた際に、上記カ
ーペット5上に上記床材1を摺動させられることを特徴
とする。
【0025】請求項7の床構造においては、上記掛合部
2に設けられた各掛合片25…の上記ループ状の糸51
…との掛合が容易な方向が互いに揃えられているので、
掛合が容易な方向に沿って床材1をカーペット5に対し
てスライドさせることで、床材1の掛合部2に設けられ
た掛合片25…をカーペット5のループ状の糸51…に
対して容易に掛合させることができる。また、上記掛合
部2を備えた床材1を、上記カーペット5上で上記掛合
部2の各掛合片25…が上記ループ状の糸51…と掛合
しがたい方向に沿って移動させた際に、上記カーペット
5上に上記床材1を摺動させられるので、掛合片25…
をループ状の糸51…から容易に取り外すことができ
る。したがって、容易にカーペット5の位置を変えた
り、また、取り外したりすることができる。すなわち、
カーペット5に対する床材1のスライド方向を変えるこ
とで、床材1をカーペット5に対して容易に掛合した
り、取り外したり、移動したりすることができる。よっ
て、床材1をカーペット5に取り付けるときにも、ま
た、再び床を改修する際に床材1を取り外すときにも、
手間がかからず、簡易に施工することができる。
【0026】請求項8記載の床の改修方法は、請求項3
〜7のいずれか一つに記載の床構造を用いた床の改修方
法であって、改修前に床下地上に設けられたカーペット
5上に、新たな床面を構成する板状の床材1を取り付け
ることを特徴とする。
【0027】請求項8の床の改修方法においては、改修
前に床下地上に設けられたカーペット5上に、新たな床
面を構成する板状の床材1を取り付けるので、改修時に
カーペット5を取り外す手間がかからず、改修時にカー
ペット5を取り外していた従来の場合に比して、簡単に
施工することができる。
【0028】また、請求項8の床の改修方法において
は、カーペット5上に床材1が設けられるので、カーペ
ット5によって、床の遮音性及びクッション性が確保さ
れる。従って、床材1に中空部や遮音層、クッション層
などを設ける必要がないので、床材1の形状を単純にす
ることができ、従来の上記公報の場合などに比して、床
材1の製造を簡易なものとすることができる。
【0029】また、請求項8の床の改修方法において
は、床材1に中空部や遮音層、クッション層などを設け
る必要がないので、床材1を薄く形成することができ
る。この場合、床の改修前後で、床面の高さが大きく変
化しないため、壁の幅木や建具等との納まりがあまり変
わらず、容易に納めることができる。
【0030】請求項9記載の床の改修方法は、請求項7
記載の床構造を用いた床の改修方法であって、複数の上
記床材1…を、順次、上記カーペット5上に敷き詰める
ことにより新たな床面を形成する場合に、先にカーペッ
ト5に接合された床材1の近傍のカーペット5上に床材
1を載置するとともに、該床材1を先に接合された床材
1側に向けて移動させて床材1、1同士を突き合わせて
敷き詰める際に、上記床材1の移動方向を、上記カーペ
ット5のループ状の糸51…と上記床材1の掛合部2の
各掛合片25…とが掛合しがたい方向とすることを特徴
とする。
【0031】請求項9の床の改修方法においては、床材
1を先に接合された床材1側に向けて移動させて床材
1、1同士を突き合わせて敷き詰める際に、上記床材1
の移動方向を、上記カーペット5のループ状の糸51…
と上記床材1の掛合部2の各掛合片25…とが掛合しが
たい方向としているので、掛合片25…がループ状の糸
51…と掛け合わせずに、床材1を移動させて、床材
1、1同士を突き合わせることができる。また、床材
1、1同士が突き合わされて合体した後は、床材1、1
を掛合しがたい方向とは逆の方向に移動させて、引き戻
そうとしても、床材1、1のカーペット5に対する掛合
がはずれないので、床材1をカーペット5に対して敷き
詰めて設置することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図4は本発明に係る床構造
の一例を示すものであり、改修された床における床構造
の概略断面図である。図4に示されるように、この一例
の床構造においては、床下地材となる床パネル6の上
に、カーペット5が設けられ、該カーペット5上には板
状の床材1…が敷き詰められている。
【0033】また、この床構造においては、複数の床パ
ネル6…を一面に並べて設置し、これにより床の構造体
を構築し、その上面を床下地面としている。ここで、床
パネル6は、框材61、62を矩形状に組み立てるとと
もに、この矩形枠の内部に補強用の桟材を縦横に組み付
けて、框材61、62および桟材からなる枠体を構成
し、この枠体の上面に合板などの面材63を貼設したも
のである。したがって、上記面材63の上面が床下地面
となっている。また、カーペット5は、床の改修前に設
けられたものである。このカーペット5は、接着剤など
の接着手段により床下地面上に接合されている。また、
床材1は、改修時にカーペット5上に設けられるもので
ある。板状の上記床材1…がカーペット5上に敷き詰め
られて、新たな床面が構成されている。また、カーペッ
ト5と床材1との間には図示しない接合層が形成されて
おり、この接合層によりカーペット5と床材1とが取り
外し可能に接合されている。
【0034】上記床材1は、図1〜図4に示されるよう
に、略長方形の板状に形成されている。ここで、図1
は、本発明に係る床材の一例を示す平面図、図2と図3
は、床材の二つの例を示す底面図である。床材1の上面
には、長手方向に沿って、長尺な溝11…が形成され、
いわゆるフローリング状の装飾が施されている。なお、
この床材1は、カーペット5が敷設された床を改修する
際に用いられるものである。
【0035】カーペット5上に設けられる各床材1の周
縁部には、隣接する床材1と係合する床材係合部3が設
けられている。床材係合部3には、図4に示されるよう
に、床材1の端面において、上下方向の中央部が突出し
て設けられている凸状係合部31と、上下方向の中央部
が凹んで設けられている凹状係合部32との二種類があ
る。凸状係合部31と凹状係合部32は、互いに突き合
わせた際に、隙間なく噛み合って係合し合うように、凹
凸の形状が設定されている。
【0036】床材1の周縁部において、図1〜図3に示
されるように、凸状係合部31が設けられた一辺の対辺
には、凹状係合部32が設けられている。すなわち、例
えば図1において、図中の上側の辺には凹状係合部32
が設けられ、この対辺である下側の辺には凸状係合部3
1が設けられている。
【0037】床材1の下面には、面状の掛合部2が設け
られている。この掛合部2は、図5に示されるように、
カーペット5のループ状の糸51に掛合する釣り針状の
掛合片25…を、多数備えている。この掛合部2は接合
層として設けられているものであり、この接合層によっ
て、後述するように、カーペット5と床材1とが取り外
し可能に接合されている。なお、掛合部2は、例えば、
片方の面が接着面とされ、もう片方の面に多数の掛合片
25…が設けられたテープ状のものであり、また、使用
前の状態の掛合部2においては、例えば、接着面側に該
接着面を保護する剥離テープが貼られた状態となってい
る。したがって、テープ状の掛合部2は、剥離テープを
剥がした後に、床材1の裏面に接着面を接合させること
により床材1に取り付けられるようになっている。ま
た、釣り針状の各掛合片25…は、その先端部が向く方
向がテープ状の掛合部2の長手方向に沿った一方向に全
て揃えられている。
【0038】図2と図3は、床材1の下面における掛合
部2の配置例を示したものである。図2の配置例では、
帯状の掛合部21、21が床材1の長手方向に沿って、
床材1の下面の長辺に近接して各一本ずつ設けられてい
る。また、図3の配置例においては、帯状の掛合部22
…が床材1の長手方向に直交する方向に沿って、床材1
の下面全体に複数本並設されている。
【0039】上記接合層として、上述したように、カー
ペット5のループ状の糸51…と掛合する多数の掛合片
25…を有する面状の掛合部2が、床材1の下面に設け
られている。図5は、掛合片25…とループ状の糸51
…との位置関係を説明するための図面である。床下地面
上に設けられたカーペット5には、立毛された多数の糸
がループ状とされて密に形成されている。また、掛合部
2には、その一面に、下方に向かって釣り針状とされて
いる多数の掛合片25…が設けられている。この釣り針
形状の方向が、上述のように一方の方向を向くように、
多数の掛合片25…が並べて配置されている。例えば、
図5に示されるように、掛合部2から下方に向かって伸
びる樹脂製の弾性変形可能な針状の部材を複数設けて、
それぞれ右方向にほぼ釣り針状(L字状)に折り曲げ
て、多数の掛合片25…とされている。
【0040】このような接合層においては、図5におい
て、掛合部2をカーペット5に押しつけて掛合部2を図
中の右側に移動させるときは、掛合片25…がループ状
の糸51…と掛合し易い場合となる。また、掛合部2を
図中の左側に移動させるときは、掛合片25…がループ
状の糸51…と掛合しがたい場合となる。すなわち、掛
合片25…はループ状の糸51…との掛合に方向性を有
する形状とされている。なお、掛合片25としては、釣
り針状、L字状、フック状といった方向性を有する形状
が好ましいが、例えば、逆傘状、逆きのこ状といった方
向性を持たない形状であっても良い。
【0041】また、一枚の床材1に設けられた掛合部2
…全てにおいて、掛合片25…のループ状の糸51…と
の掛合が容易な方向が、互いに揃えられている。したが
って、例えば図5に示される方向性を有する掛合部2…
が、床材1の下面に並設されている場合には、掛合部2
…が設けられた床材1を図5の右方向へ移動させること
で、掛合部2…の掛合片25…をループ状の糸51…に
掛止させられるので、カーペット5と床材1とを接合さ
せることができる。また、掛合部2が設けられた床材1
を図5の左方向へ移動させることで、カーペット5上に
おいて床材1を図中の左側へ向かって、摺動させること
ができる。すなわち、この接合層により、カーペット5
と床材1とが取り外し可能に接合されている。
【0042】次に、上述の床材1及び床構造を用いた床
の改修方法について説明する。この床の改修方法は、床
下地面上にカーペット5が設けられている床を改修する
ものである。このカーペット5においては、例えば、図
5に示されるように、その上部を構成する立毛された多
数の糸51…がそれぞれループ状とされて密に形成され
ている。
【0043】カーペット5上に敷き詰める床材1には、
例えば、図3に示されるような、掛合部2が床材1の下
面に、床材1の長手方向と直交する方向に沿って複数本
並設されているものを用いる。この床材1においては、
図3の右部に示した矢印の方向に沿って、床材1をカー
ペット5に対して摺動させることができるように、各掛
合部2…の掛合片25…の方向が揃えられている。
【0044】まず、改修前に設けられているカーペット
5上に、一枚目の床材1を載置する。この床材1を、図
3の矢印の方向に沿ってカーペット5に対して摺動さ
せ、図3に示される床材1の上辺を、床材1を設置する
床部分の最端辺と一致させる。すなわち、床材1を、そ
の床材1を設置する床部分の端部分に配置させる。この
場合には、床材1を図3の矢印とは反対の方向に引き戻
そうとしても、掛合部2の掛合片25…がカーペット5
のループ状の糸51…に掛止されるため、床材1の配置
位置がずれにくくなる。このようにして、一枚目の床材
1がカーペット5上に接合される。
【0045】続いて、二枚目の床材1をカーペット5上
に載置する。この二枚目の床材1を、一枚目の床材1と
同様にして、カーペット5に対して摺動させる。そし
て、二枚目の床材1における、図3に示される床材1の
上辺部を、一枚目の床材1における、図3に示される床
材1の下辺部と隣り合うように、二枚目の床材1を、一
枚目の床材1と隣接させる。このとき、床材1、1同士
が隣り合う部分において、一枚目の床材1の凹状係合部
32と、二枚目の床材1の凸状係合部31が、図4に示
されるように、互いに噛み合って係合する。この場合に
は、二枚目の床材1を一枚目の床材1から引き離そうと
しても、掛合部2…の掛合片25…がカーペット5のル
ープ状の糸51…に掛止されるため、二枚目の床材1の
配置位置がずれにくくなる。このようにして、二枚目の
床材1がカーペット5上に接合される。
【0046】以降、同様にして、床材1…を、先に接合
された床材1側に向けて移動させて、床材1、1同士を
突き合わせて敷き詰める。この動作を繰り返して、図4
に示されるように、複数の床材1…を、順次、カーペッ
ト5上に敷き詰め、新たな床面を形成する。
【0047】なお、この床の改修方法においては、図3
に示される床材1を用いた例について説明したが、掛合
部2…の掛合片25…の方向が互いに揃えられている床
材1であれば、他に図2に示される床材1を用いても良
いし、下面一面に掛合部が設けられた床材を用いても良
い。
【0048】また、上記接合層としては、上記掛合部2
に限られるものではなく、例えば、両面テープ等を用い
ることができる。なお、両面テープは、カーペット5上
面と床材1との両方に接合されることになるが、カーペ
ット5の上面は、多数の立毛された糸からなり、高い接
着強度で接着することが困難である。従って、両面テー
プとして接着強度の高いものを用いるものとしても、カ
ーペット5から両面テープを容易に引き剥がすことがで
きる。また、接合層として両面テープを用いた際に、カ
ーペット5は、その立毛された糸がループ状である必要
はなく、どのようなカーペット5でも、床材1を貼設す
ることができる。また、一度、カーペット5上に床材1
…を敷き詰めてリフォームを行なった後に、再び、床材
1…を引き剥がしてカーペット5を用いる可能性がある
場合には、上記接合層としては、できるだけカーペット
5を痛めることなく、床材1…を引き剥がせることが好
ましく、上記掛合片25…を有する掛合部2や、上述の
ように引き剥がすことができる両面テープが好ましい。
また、この場合に、床材1…が個々に、カーペット5か
ら剥がれないように、各床材1…同士は、上記床材係合
部3により、各床材1…が個々に上下に移動するのを規
制する上述のような構造となっていることが好ましい。
【0049】図6は本発明に係る床材の他の実施例を示
すものであり、その概略断面図である。床材7は、図1
〜図5に示された床材1に対して、床材係合部の形状が
異なるものであり、この他の部分は、床材1と同じ構成
である。
【0050】床材7の周縁部には、隣接する床材7と係
合する床材係合部8が設けられている。床材係合部8に
は、図6に示されるように、床材7の端面の上部と床材
7の上面とを切欠いた切欠係合部81と、床材7の端面
の下部と床材7の下面とを切欠いた切欠係合部82との
二種類がある。切欠係合部81と切欠係合部82とは、
互いに突き合わせた際に、隙間なく噛み合って係合し合
うように、切欠きの形状が設定されている。
【0051】床材7の周縁部において、切欠係合部81
が設けられた一辺の対辺には、切欠係合部82が設けら
れている。すなわち、例えば図6において、図中の右側
の端部には切欠係合部81が設けられ、この対辺である
左側の端部には切欠係合部82が設けられている。
【0052】上述のように、本例では、床の改修時にお
いて、改修前に床下地面上に設けられたカーペット5を
引き剥がす必要がないので、改修前にカーペットを引き
剥がしてから床下地面のメンテナンスを行っていた従来
の場合に比して、施工に手間がかからず、簡単に床の改
修を行うことができる。
【0053】また、カーペット5の上に床材を設置する
ので、既に敷設されたカーペット5によって、床の遮音
性及びクッション性が確保される。このため、床材1に
中空部や遮音層、クッション層などを設ける必要がなく
なるので、床材1の形状を単純化することができ、よっ
て、床材1の製造を簡易なものとすることができる。
【0054】さらに、床材1に遮音層やクッション層を
設ける必要がないので、床材1の厚さを薄くすることが
できる。したがって、床の改修時に、カーペット5上に
床材1を設けるものとしても、床面の高さの上昇を少な
く抑えることができ、建具との納まりが大きく変化しな
いので、容易に納めることができる。
【0055】また、接合層によりカーペット5と床材1
とが取り外し可能に接合されているので、再び床を改修
する場合に、床材1を取り外した後にカーペット5表面
をメンテナンスする必要がなく、施工の手間を省くこと
ができる。また、固着しなくとも床材1をカーペット5
に対して設置することができる。
【0056】さらに、接合層において、掛合部2の掛合
片25…の方向性が揃えられているので、床材1をカー
ペット5に対して容易に掛け合わせたり取り外したりす
ることができる。よって、施工の際に手間がかからな
い。
【0057】また、床材係合部3(8)が床材1(7)
の周縁部に設けられているので、特に別途の係合手段を
設ける必要がなく、施工が簡易化される。
【0058】さらに、床の改修時においては、隣り合う
床材1、1を突き合わせる際に床材1をカーペット5に
対して摺動させることができ、突き合わせた後に床材1
を引き戻そうとしても、掛合片25…がループ状の糸5
1…に引っかけられるので、床材1の配置位置がずれる
ことがない。よって、床材1…を敷き詰めて配置させる
ことができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の床材によれば、カーペットが敷設された床を改修する
際、カーペットのループ状の糸に掛合片を掛合させるこ
とで、カーペット上に床材を設置することができるの
で、床下地材からカーペットを引き剥がすことなく、床
の改修を簡単に行うことができる。また、既に敷設され
たカーペットによって、床の遮音性及びクッション性が
確保されるので、床材に中空部や遮音層、クッション層
などを設ける必要がなく、床材の形状を単純にすること
ができる。よって、床材の製造が簡易なものとなる。さ
らに、床材の厚さを薄く形成することができるので、床
の改修時に、カーペット上に床材を設置するものとして
も、床面の高さの上昇を少なく抑えることができ、壁の
幅木や建具等との納まりがあまり変化しないので、容易
に納めることができる。
【0060】請求項2の床材によれば、請求項1と同様
の効果を得ることができるのは勿論のこと、カーペット
に対する床材のスライド方向を変えることで、床材をカ
ーペットに対して容易に掛合したり、取り外したり、移
動したりすることができるので、床材をカーペットに取
り付けるときにも、また、再び床を改修する際に床材を
取り外すときにも、手間がかからず、簡易に施工を行う
ことができる。
【0061】請求項3の床構造によれば、改修時にカー
ペットを取り外す手間がかからず、改修時にカーペット
を取り外していた従来の場合に比して、簡単に施工する
ことができる。また、床材の形状を単純にすることがで
き、床材の製造を簡易なものとすることができる。さら
に、床材を薄く形成することができるので、床の改修前
後で、床面の高さが大きく変化しないため、壁の幅木や
建具等との納まりがあまり変わらず、容易に納めること
ができる。
【0062】請求項4の床構造によれば、請求項3と同
様の効果を得ることができるのは勿論のこと、隣接する
床材同士を固着具などによって係合させる必要がないた
め、床の施工を簡易化することができる。
【0063】請求項5の床構造によれば、請求項3また
は4と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
例えば、リフォーム後に再び床材を貼り直すような際
に、床材を取り外した後、カーペットをメンテナンスす
ることなく、新たに床材を貼り付けることができる。ま
た、床材をカーペットに対して接着したり固着したりし
なくても、床材をカーペットに設置することができる。
【0064】請求項6の床構造によれば、請求項5と同
様の効果を得ることができるのは勿論のこと、カーペッ
トの上面に、床材と接合させるための部材を別に設けた
り、カーペットと床材とを接着剤などで固着させたりす
る必要がないので、施工の手間を省くことができる。
【0065】請求項7の床構造によれば、請求項6と同
様の効果を得ることができるのは勿論のこと、カーペッ
トに対する床材のスライド方向を変えることで、床材を
カーペットに対して容易に掛合したり、取り外したり、
移動したりすることができる。よって、床材をカーペッ
トに取り付けるときにも、また、再び床を改修する際に
床材を取り外すときにも、手間がかからず、簡易に施工
することができる。
【0066】請求項8の床の改修方法によれば、請求項
3〜7いずれかと同様の効果を得ることができるのは勿
論のこと、改修時にカーペットを取り外す手間がかから
ず、改修時にカーペットを取り外していた従来の場合に
比して、簡単に施工することができる。また、床材の形
状を単純にすることができ、床材の製造を簡易なものと
することができる。さらに、床材を薄く形成することが
できるので、床の改修前後で、床面の高さが大きく変化
しないため、壁の幅木や建具等との納まりがあまり変わ
らず、容易に納めることができる。
【0067】請求項9の床の改修方法によれば、請求項
7と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、床
材を先に接合された床材側に向けて移動させて床材同士
を突き合わせて敷き詰める際に、掛合片がループ状の糸
と掛け合わされずに、床材を移動させて、床材同士を突
き合わせることができる。また、床材同士が突き合わさ
れて合体した後は、床材を引き戻して移動させようとし
ても、床材のカーペットに対する掛合がはずれないの
で、床材をカーペットに対して敷き詰めて設置すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る床材の一例を示すもので、その平
面図である。
【図2】同、その底面図である。
【図3】本発明に係る床材の他の例を示すもので、その
底面図である。
【図4】本発明に係る床構造の一例を示すもので、その
概略断面図である。
【図5】同、掛合片とループ状の糸との位置関係を説明
するための図面である。
【図6】本発明に係る床材の他の例を示すもので、その
概略断面図である。
【符号の説明】
1 床材 2 掛合部 3 床材係合部 5 カーペット 7 床材 8 床材係合部 25 掛合片 51 ループ状の糸

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーペットが敷設された床を改修する際
    に用いられる床材であって、 板状に形成されるとともに、下面に、立毛された多数の
    糸がそれぞれループ状とされたカーペットの上記ループ
    状の糸に掛合する掛合片を多数備えた掛合部を有するこ
    とを特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の床材において、 上記掛合片が上記ループ状の糸と掛合する際に、上記ル
    ープ状の糸と上記掛合片とが近づく方向によって上記ル
    ープ状の糸と上記掛合片とが掛合し易い場合と掛合しが
    たい場合とが有るように上記掛合片が上記ループ状の糸
    との掛合に方向性を有する形状とされ、 上記掛合部に設けられた各掛合片の上記ループ状の糸と
    の掛合が容易な方向が互いに揃えられていることを特徴
    とする床材。
  3. 【請求項3】 改修された床における床構造であって、 改修前に床下地面上に設けられたカーペットと、 該カーペット上に改修時に設けられた板状の床材と、を
    備えたことを特徴とする床構造。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の床構造において、複数の
    上記板状の床材が上記カーペット上に敷き詰められるこ
    とにより新たな床面が構成されるとともに、各床材の周
    縁部には、隣接する床材と係合する床材係合部が設けら
    れていることを特徴とする床構造。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の床構造におい
    て、 上記床下地面と上記カーペットとが接合され、 かつ、上記カーペットと上記床材との間に接合層が形成
    されるとともに該接合層により上記カーペットと上記床
    材とが取り外し可能に接合されていることを特徴とする
    床構造。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の床構造において、 上記カーペットは、その上部を構成する立毛された多数
    の糸がそれぞれループ状とされ、 上記カーペットのループ状の糸と掛合する多数の掛合片
    を有する面状の掛合部が上記接合層として上記床材の下
    面の少なくとも一部に設けられ、上記カーペットのルー
    プ状の糸に上記掛合部の掛合片を掛止させることによ
    り、上記カーペットと上記床材とが接合されていること
    を特徴とする床構造。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の床構造において、 上記掛合片が上記ループ状の糸と掛合する際に、上記ル
    ープ状の糸と上記掛合片とが近づく方向によって上記ル
    ープ状の糸と上記掛合片とが掛合し易い場合と掛合しが
    たい場合とが有るように上記掛合片が上記ループ状の糸
    との掛合に方向性を有する形状とされ、 上記掛合部に設けられた各掛合片の上記ループ状の糸と
    の掛合が容易な方向が互いに揃えられ、 上記掛合部を備えた床材を、上記カーペット上で上記掛
    合部の各掛合片が上記ループ状の糸と掛合しがたい方向
    に沿って移動させた際に、上記カーペット上に上記床材
    を摺動させられることを特徴とする床構造。
  8. 【請求項8】 請求項3〜7のいずれか一つに記載の床
    構造を用いた床の改修方法であって、 改修前に床下地上に設けられたカーペット上に、新たな
    床面を構成する板状の床材を取り付けることを特徴とす
    る床の改修方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の床構造を用いた床の改修
    方法であって、複数の上記床材を、順次、上記カーペッ
    ト上に敷き詰めることにより新たな床面を形成する場合
    に、先にカーペットに接合された床材の近傍のカーペッ
    ト上に床材を載置するとともに、該床材を先に接合され
    た床材側に向けて移動させて床材同士を突き合わせて敷
    き詰める際に、上記床材の移動方向を、上記カーペット
    のループ状の糸と上記床材の掛合部の各掛合片とが掛合
    しがたい方向とすることを特徴とする床の改修方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149433A (ja) * 2011-01-19 2012-08-09 Toyota Home Kk 建物の床構造
JP2013253430A (ja) * 2012-06-07 2013-12-19 Toshin Sangyo Co Ltd タイルカーペットの施工方法及びタイルカーペットの配置構造

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