JP2000336903A - 床仕上材 - Google Patents

床仕上材

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JP2000336903A
JP2000336903A JP11148761A JP14876199A JP2000336903A JP 2000336903 A JP2000336903 A JP 2000336903A JP 11148761 A JP11148761 A JP 11148761A JP 14876199 A JP14876199 A JP 14876199A JP 2000336903 A JP2000336903 A JP 2000336903A
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JP
Japan
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floor
fixing member
finishing material
floor finishing
lower fixing
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JP11148761A
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English (en)
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Masanao Yamanaka
政直 山中
Noriyuki Chiba
則行 千葉
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工性を向上させ、しかも施工後にずれたり
することもなく、取り替えや再配置も容易に行え再利用
可能で省資源を図る。 【解決手段】 床下地20上に複数敷設される床仕上材
1において、各床仕上材1の少なくとも四隅下面に溝部
2を形成し、これら溝部2に上下一対の互いに脱着可能
な上固定部材3と下固定部材4を配置し、上固定部材3
を溝部2に固着し、下固定部材4を床下地20に固着す
るように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、住宅用、各種ホ
ールや遊戯室用などの床下地上に複数敷設される床仕上
材に関する。
【0002】
【従来の技術】床下地がコンクリートスラブ100の場
合には、図16に示すように、複数の床仕上材101を
接着剤102でコンクリートスラブ100上に固着して
いた。床仕上材101同士は本実矧でジョイントを図っ
ていた。また、床下地が木質下地103の場合には、図
17に示すように、実矧加工部分から釘104を木質下
地103まで打ち込んで床仕上材101を木質下地10
3に固着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の接着剤による固
着手段では、施工時に接着剤で床仕上材を汚すことが多
く、またいったん接着した後に床仕上材を取り替えるに
は剥がそうとする床仕上材を破損しなければならず、資
材の無駄が多いものであった。釘を打ち込む固着手段で
は、熟練した技能を必要とし、施工がむずかしく、傷ん
だ床仕上材の取り替えも簡単ではなかった。両方の従来
例のいずれも、施工後に1枚だけ床仕上材を取り替えよ
うとしても実矧でジョイントを図っているために隣接す
る床仕上材も剥がす必要があった。さらに、レイアウト
の変更などをする場合でも、床下地上から剥がした床仕
上材を再利用することはできず、資源を無駄にせざるを
得なかった。
【0004】そこで、この発明は、施工性を向上させ、
しかも施工後にずれたりすることもなく、取り替えや再
配置も容易に行え再利用可能で省資源を図った床仕上材
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、床下地上に複数敷設される床仕上材に
おいて、各床仕上材の少なくとも四隅下面に溝部を形成
し、これら溝部に上下一対の互いに脱着可能な上固定部
材と下固定部材を配置し、上固定部材を溝部に固着し、
下固定部材を床下地に固着するように構成したものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
【0007】図1は図2のA−A線断面を示し、仕上材
1の四隅下面に溝部2を形成し、これら溝部2に上下一
対の互いに脱着可能な上固定部材3と下固定部材4とを
配置してある。上固定部材3は溝部2に固着し、下固定
部材4は床下地に固着する。図2は床仕上材1の表面側
から見た平面図であり、四隅下面に形成した溝部2は円
形をなし、上固定部材3と下固定部材4も円形状に形成
してある。図3は床仕上材1の裏側の図であり、円形状
の溝部2に上固定部材3と下固定部材4とを一緒に設け
てある。
【0008】図1乃至図3における下固定部材4は、施
工時に上固定部材3に取付けておかず、床下地の所定の
個所に予め固着しておき、この下固定部材4に対し上固
定部材3を取付けていってもよい。
【0009】図4は、上固定部材3と下固定部材4の詳
細を示すものであり、この例では雄と雌とのピースが噛
み合うファスナー10を用いた。符号20は床下地を示
し、上固定部材3の溝部2への固着は両面接着テープ5
を用いて図り、下固定部材4の床下地20への固着も両
面接着テープ6を用いて図った。図5はファスナー10
を噛み合わせる前の状態を示す図である。なお、床下地
20としては木質系でもコンクリート系でもよく、床仕
上材1を敷設できるものなら材質を問わない。
【0010】図6は他の構造を有するファスナー11を
示すものであり、商標名マジックテープと呼ばれるもの
である。上下固定部材3,4に接着させた両面接着テー
プ5の他面側は剥離紙でおおわれ、施工時や溝部2への
固着時にこの剥離紙を剥がす。
【0011】図7に示す実施例は溝部2の形状を変えた
ものを示し、床仕上材1の隅角部に溝部2が開口した構
成となっている。図8は図7に示す実施例の溝部2の個
所を横断する断面を示す。このような溝部2の形成の仕
方は、図9に示すように床仕上材1の裏面に裏打材7を
貼り付けることにより形成することもできる。
【0012】図10に示す実施例では、溝部2の形状を
扇形に形成した例を示すものである。
【0013】図11では、長方形状の床仕上材1におい
ては、四隅のみならず長辺側の中間部にも溝部2を形成
したものを示す。図12は、両側に両端まで亘る溝部2
を形成し、上下固定部材3,4を四隅に設けたものを示
す。この例では、上下固定部材3,4は溝部2に沿った
長尺のものであってもよい。
【0014】図13に示す実施例では、下固定部材4の
大きさを、少なくとも2以上の床仕上材1の上固定部材
3と脱着できる程度の大きさに形成した例を示すもので
ある。即ち、床仕上材1を複数床下地20上に敷設する
とき、床仕上材1同士の側面を当接させ、4枚の床仕上
材1のコーナー個所が当接し合う場所では、4枚の床仕
上材1の各上固定部材3が1枚の下固定部材4に脱着で
きるようにすることができる。その例を図14に示す。
【0015】図15に示す実施例では、床仕上材1の側
面に相欠り加工を施し、隣り合う床仕上材1同士の相欠
り加工部の重なり合う個所の間に上下の固定部材3,4
を配置した例を示すものである。
【0016】上下の固定部材3,4として雄と雌とのピ
ースが噛み合うファスナーについて上述したが、上下固
定部材3,4の一方が磁性材料から成り、他方がこの磁
性材料が吸着する板材から成るものであってもよい。例
えばゴムに磁気粉末を配合した可撓性を有するゴム磁石
を一方の固定部材として用い、他方の固定部材として鉄
板を用いることができる。あるいはまた、上下固定部材
3,4が粘着材から成るものであってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、各床仕上材の少なくとも四隅下面に溝部を形成し、
これら溝部に上下一対の互いに脱着可能な上固定部材と
下固定部材を配置し、上固定部材を溝部に固着し、下固
定部材を床下地に固着するように構成したので、床仕上
材の床下地上への施工が容易であるとともに、床下地上
から床仕上材を剥がすことも容易となる。従って、剥が
した床仕上材の再利用が可能である。また、上下固定部
材により床仕上材は床下地上にずれることなく敷設でき
る。また、下固定部材は少なくとも2以上の床仕上材の
上固定部材と脱着できる大きさに形成したものにあって
は、最大4枚の床仕上材の隅角部が1枚の下固定部材に
脱着でき、施工効率も向上するとともに、省資源ともな
る。さらに、上下固定部材にファスナーを用いたもので
は、安価で脱着も容易に行え、ファスナーを噛み合わせ
た状態では床仕上材のずれも生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】床仕上材の表面側を示す平面図。
【図3】床仕上材の裏側を示す底面図。
【図4】上下固定部材の詳細を示す断面図。
【図5】図4に示すファスナーの噛み合わせる前の状態
図。
【図6】他のファスナーを示す噛み合わ前の状態を示す
図。
【図7】溝部の形状を変えた例を示す床仕上材の裏側か
ら見た底面図。
【図8】図7の溝部個所の断面図。
【図9】図7の溝部を形成するために床仕上材の裏面に
裏打材を貼り付けた例を示す断面図。
【図10】溝部の他の形状を示す床仕上材の裏面側から
見た底面図。
【図11】床仕上材が長尺の場合に中間部にも溝部を設
けた例を示す底面図。
【図12】床仕上材の両側に沿って溝部を設けた例を示
す底面図。
【図13】他の実施例を示す断面図。
【図14】図13における下固定部材と上固定部材の関
係を示す説明図。
【図15】さらに他の実施例を示す断面図。
【図16】従来例を示す断面図。
【図17】他の従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 床仕上材 2 溝部 3 上固定部材 4 下固定部材 20 床下地

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床下地上に複数敷設される床仕上材にお
    いて、 各床仕上材の少なくとも四隅下面に溝部を形成し、 これら溝部に上下一対の互いに脱着可能な上固定部材と
    下固定部材を配置し、 上固定部材を溝部に固着し、 下固定部材を床下地に固着するように構成したことを特
    徴とする床仕上材。
  2. 【請求項2】 上下固定部材が圧接して雄と雌とのピー
    スが噛み合うファスナーであることを特徴とする請求項
    1に記載の床仕上材。
  3. 【請求項3】 下固定部材は少なくとも2以上の床仕上
    材の上固定部材と脱着できる大きさに形成したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の床仕上材。
  4. 【請求項4】 上下固定部材の一方が磁性材料から成
    り、他方がこの磁性材料が吸着する板材から成ることを
    特徴とする請求項1に記載の床仕上材。
  5. 【請求項5】 前記磁性材料はゴムに磁気粉末を配合し
    た可撓性を有するゴム磁石であることを特徴とする請求
    項4に記載の床仕上材。
  6. 【請求項6】 下固定部材は少なくとも2以上の床仕上
    材の上固定部材と脱着する大きさに形成したことを特徴
    とする請求項4又は5に記載の床仕上材。
  7. 【請求項7】 上下固定部材が粘着材から成ることを特
    徴とする請求項1に記載の床仕上材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004092212A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Daiken Trade & Ind Co Ltd 床材およびその施工方法
EP2270292A1 (de) * 2009-06-12 2011-01-05 Barlinek S.A. Koppelbares Fußbodenpaneel

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