JPH07229276A - 簡易フロアの施工方法 - Google Patents
簡易フロアの施工方法Info
- Publication number
- JPH07229276A JPH07229276A JP6044911A JP4491194A JPH07229276A JP H07229276 A JPH07229276 A JP H07229276A JP 6044911 A JP6044911 A JP 6044911A JP 4491194 A JP4491194 A JP 4491194A JP H07229276 A JPH07229276 A JP H07229276A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- plate portion
- floor finishing
- constructing
- finishing material
- Prior art date
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F2201/00—Joining sheets or plates or panels
- E04F2201/05—Separate connectors or inserts, e.g. pegs, pins, keys or strips
- E04F2201/0517—U- or C-shaped brackets and clamps
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工が容易で、仮に床暖房のフロアに使用し
ても、熱により隣り合う床仕上げ材に目すきが発生しに
くい簡易フロアの施工方法を提供する。 【構成】 隣り合う床仕上げ材10の裏面側の接合端部
13から所定位置に掛止溝16をそれぞれ設け、これら
の掛止溝16に連結具17を装着して、前記隣り合う床
仕上げ材10同士を連結する簡易フロアの施工方法にお
いて、前記連結具17は、平帯状の連結板部18と、該
連結板部18の両側に同一向きに屈曲状態で連接された
掛止板部19とからなり、しかも前記それぞれの掛止板
部19の先端は背向かい状態で外側方向に屈曲し、該そ
れぞれの掛止板部の中央には前記掛止溝16の内壁を弾
性的に押圧する当接部21、22が内側に突出状態で形
成されている。
ても、熱により隣り合う床仕上げ材に目すきが発生しに
くい簡易フロアの施工方法を提供する。 【構成】 隣り合う床仕上げ材10の裏面側の接合端部
13から所定位置に掛止溝16をそれぞれ設け、これら
の掛止溝16に連結具17を装着して、前記隣り合う床
仕上げ材10同士を連結する簡易フロアの施工方法にお
いて、前記連結具17は、平帯状の連結板部18と、該
連結板部18の両側に同一向きに屈曲状態で連接された
掛止板部19とからなり、しかも前記それぞれの掛止板
部19の先端は背向かい状態で外側方向に屈曲し、該そ
れぞれの掛止板部の中央には前記掛止溝16の内壁を弾
性的に押圧する当接部21、22が内側に突出状態で形
成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床下地に固着しない簡
易フロアの施工方法に関する。
易フロアの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】床板は、一般に根太や捨張り板、コンク
リート床スラブ上に接着剤及び/又は釘で施工されてい
るが、施工に手間を要し、更には施工技術が必要で素人
大工では難しいという問題点があり、近年では床下地に
完全固着しない床板、即ち、基板の下面に比重の大きい
シート材を貼着してその重みで置敷き施工する床板や、
ファスナーと繊維シートでマジックテープ感覚で施工さ
れる床板が提案されている。
リート床スラブ上に接着剤及び/又は釘で施工されてい
るが、施工に手間を要し、更には施工技術が必要で素人
大工では難しいという問題点があり、近年では床下地に
完全固着しない床板、即ち、基板の下面に比重の大きい
シート材を貼着してその重みで置敷き施工する床板や、
ファスナーと繊維シートでマジックテープ感覚で施工さ
れる床板が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記床
仕上げ材は、床下地に確実に固定されていないため、そ
れぞれの床仕上げ材は熱により収縮したりして、隣り合
う床仕上げ材の間に目すきが発生する可能性があるとい
う問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、施工が容易で、仮に床暖房のフロアに使用し
ても、熱により隣り合う床仕上げ材に目すきが発生しに
くい簡易フロアの施工方法を提供することを目的とす
る。
仕上げ材は、床下地に確実に固定されていないため、そ
れぞれの床仕上げ材は熱により収縮したりして、隣り合
う床仕上げ材の間に目すきが発生する可能性があるとい
う問題点があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされ
たもので、施工が容易で、仮に床暖房のフロアに使用し
ても、熱により隣り合う床仕上げ材に目すきが発生しに
くい簡易フロアの施工方法を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の簡易フロアの施工方法は、隣り合う床仕上げ材の
裏面側の接合端部から所定位置に掛止溝をそれぞれ設
け、これらの掛止溝に連結具を装着して、前記隣り合う
床仕上げ材同士を連結する簡易フロアの施工方法におい
て、前記連結具は、平帯状の連結板部と、該連結板部の
両側に同一向きに屈曲状態で連接された掛止板部とから
なり、しかも前記それぞれの掛止板部の先端は背向かい
状態で外側方向に屈曲し、該それぞれの掛止板部の中央
には前記掛止溝の内壁を弾性的に押圧する当接部が内側
に突出状態で形成されて構成されている。請求項2記載
の簡易フロアの施工方法は、請求項1記載の施工方法に
おいて、前記掛止板部は、略L字状に形成されてその折
り曲げ角部が前記当接部となり、しかも該掛止板部の基
端部と前記連結板部との接合角度は20度以上90度未
満となっている。請求項3記載の簡易フロアの施工方法
は、請求項1又は2記載の施工方法において、前記床仕
上げ材が、ループ型係合素子を多数備えた掛合シート
と、該掛合シートと接合するフック型面ファスナーを用
いて、床下地に置敷き施工される。請求項4記載の簡易
フロアの施工方法は、請求項1又は2記載の施工方法に
おいて、 前記床仕上げ材が、基板の裏面に比重の大き
いシート材が貼着された構成で、床下地に置敷き施工さ
れる。そして、請求項5記載の簡易フロアの施工方法
は、請求項1又は2記載の施工方法において、前記床仕
上げ材が、基板の裏面に粘弾性を有するシート材が貼着
された構成で、床下地に置敷き施工される。
記載の簡易フロアの施工方法は、隣り合う床仕上げ材の
裏面側の接合端部から所定位置に掛止溝をそれぞれ設
け、これらの掛止溝に連結具を装着して、前記隣り合う
床仕上げ材同士を連結する簡易フロアの施工方法におい
て、前記連結具は、平帯状の連結板部と、該連結板部の
両側に同一向きに屈曲状態で連接された掛止板部とから
なり、しかも前記それぞれの掛止板部の先端は背向かい
状態で外側方向に屈曲し、該それぞれの掛止板部の中央
には前記掛止溝の内壁を弾性的に押圧する当接部が内側
に突出状態で形成されて構成されている。請求項2記載
の簡易フロアの施工方法は、請求項1記載の施工方法に
おいて、前記掛止板部は、略L字状に形成されてその折
り曲げ角部が前記当接部となり、しかも該掛止板部の基
端部と前記連結板部との接合角度は20度以上90度未
満となっている。請求項3記載の簡易フロアの施工方法
は、請求項1又は2記載の施工方法において、前記床仕
上げ材が、ループ型係合素子を多数備えた掛合シート
と、該掛合シートと接合するフック型面ファスナーを用
いて、床下地に置敷き施工される。請求項4記載の簡易
フロアの施工方法は、請求項1又は2記載の施工方法に
おいて、 前記床仕上げ材が、基板の裏面に比重の大き
いシート材が貼着された構成で、床下地に置敷き施工さ
れる。そして、請求項5記載の簡易フロアの施工方法
は、請求項1又は2記載の施工方法において、前記床仕
上げ材が、基板の裏面に粘弾性を有するシート材が貼着
された構成で、床下地に置敷き施工される。
【0005】
【作用】請求項1〜5記載の簡易フロアの施工方法にお
いては、隣り合う床仕上げ材の接合端部から所定位置に
掛止溝をそれぞれ設け、該掛止溝に連結具の掛止板部を
装着して、隣合う床仕上げ材を連結しているので、仮に
該床仕上げ材が床下暖房の為に縮んでも目すきが生じる
ことがない。この場合、前記掛止板部は、それぞれの掛
止板部の先端は背向かい状態で外側方向に屈曲している
ので、屈曲部分がガイドとなって簡単に床仕上げ材の掛
止溝に嵌入する。そして、それぞれの掛止板部の中央に
は前記掛止溝の内壁を弾性的に押圧する当接部が内側に
突出状態で形成されているので、前記掛止板部が掛止溝
に嵌入すると、当接部が前記掛止溝の内壁を押圧し、床
仕上げ材が寄り添う方向に力が働き、これによって仮に
掛止溝が拡幅しても目すきが生じない。特に、請求項2
記載の簡易フロアの施工方法においては、掛止板部は、
略L字状に形成されてその折り曲げ角部が当接部となっ
ているので、単に折り曲げるのみで連結具を製造でき、
そして、掛止板部の基端部と連結板部との接合角度は2
0度以上90度未満となっているので、掛止板部と連結
板部の折り曲げ部分から内側に床仕上げ材の掛止溝を弾
性的に押圧する当接部を形成できる。ここで、20度以
上としたのは、折り曲げ角度を20度以下とすると、当
接部が掛止溝の表面近くを押圧することになって外れ易
く、折り曲げ角度を90未満としたのは折り曲げ角度が
90度以上では内側に突出する当接部の形成が困難とな
るからである。なお、実際には掛止板部と連結板部との
折り曲げ角度は30〜80度の範囲とするのが更に好ま
しい。請求項3〜5記載の簡易フロアの施工方法におい
ては、床下地に完全に固着しないように置敷き施工され
るため、施工が極めて容易となり、施工後も床仕上げ材
の交換が容易となる。
いては、隣り合う床仕上げ材の接合端部から所定位置に
掛止溝をそれぞれ設け、該掛止溝に連結具の掛止板部を
装着して、隣合う床仕上げ材を連結しているので、仮に
該床仕上げ材が床下暖房の為に縮んでも目すきが生じる
ことがない。この場合、前記掛止板部は、それぞれの掛
止板部の先端は背向かい状態で外側方向に屈曲している
ので、屈曲部分がガイドとなって簡単に床仕上げ材の掛
止溝に嵌入する。そして、それぞれの掛止板部の中央に
は前記掛止溝の内壁を弾性的に押圧する当接部が内側に
突出状態で形成されているので、前記掛止板部が掛止溝
に嵌入すると、当接部が前記掛止溝の内壁を押圧し、床
仕上げ材が寄り添う方向に力が働き、これによって仮に
掛止溝が拡幅しても目すきが生じない。特に、請求項2
記載の簡易フロアの施工方法においては、掛止板部は、
略L字状に形成されてその折り曲げ角部が当接部となっ
ているので、単に折り曲げるのみで連結具を製造でき、
そして、掛止板部の基端部と連結板部との接合角度は2
0度以上90度未満となっているので、掛止板部と連結
板部の折り曲げ部分から内側に床仕上げ材の掛止溝を弾
性的に押圧する当接部を形成できる。ここで、20度以
上としたのは、折り曲げ角度を20度以下とすると、当
接部が掛止溝の表面近くを押圧することになって外れ易
く、折り曲げ角度を90未満としたのは折り曲げ角度が
90度以上では内側に突出する当接部の形成が困難とな
るからである。なお、実際には掛止板部と連結板部との
折り曲げ角度は30〜80度の範囲とするのが更に好ま
しい。請求項3〜5記載の簡易フロアの施工方法におい
ては、床下地に完全に固着しないように置敷き施工され
るため、施工が極めて容易となり、施工後も床仕上げ材
の交換が容易となる。
【0006】
【実施例】続いて、本発明を具体化した実施例につき説
明し、本発明の理解に供する。ここに、図1は本発明の
第1の実施例に係る簡易フロアの施工方法を説明する断
面図、図2は本発明の第2の実施例に係る簡易フロアの
施工方法を説明する断面図である。
明し、本発明の理解に供する。ここに、図1は本発明の
第1の実施例に係る簡易フロアの施工方法を説明する断
面図、図2は本発明の第2の実施例に係る簡易フロアの
施工方法を説明する断面図である。
【0007】図1に示すように、床仕上げ材10は、例
えば、厚さ9〜12mm程度の合板の表面に合成樹脂を
含浸強化したいわゆるWPC単板11を用い、その裏面
には比重の大きい塩化ビニル樹脂または粘弾性を有する
アスファルト変成ゴム等からなる2〜3mm程度のシ−
ト材12が貼着されて構成された置敷き用床板からな
る。そして、この床仕上げ材10の接合端部13には雄
実14と雌実15が形成され相互を係合連結できるよう
になっていると共に、該床仕上げ材10には接合端部1
3から一定の距離(例えば、32〜50mm)位置には
掛止溝16が形成されている。
えば、厚さ9〜12mm程度の合板の表面に合成樹脂を
含浸強化したいわゆるWPC単板11を用い、その裏面
には比重の大きい塩化ビニル樹脂または粘弾性を有する
アスファルト変成ゴム等からなる2〜3mm程度のシ−
ト材12が貼着されて構成された置敷き用床板からな
る。そして、この床仕上げ材10の接合端部13には雄
実14と雌実15が形成され相互を係合連結できるよう
になっていると共に、該床仕上げ材10には接合端部1
3から一定の距離(例えば、32〜50mm)位置には
掛止溝16が形成されている。
【0008】前記掛止溝16は、溝幅が5〜6mm程
度、溝深さが床仕上げ材10の板厚の約1/4〜1/2
程度となっている。この掛止溝16は床仕上げ材10の
接合端部13に沿って床仕上げ材10の幅一杯に形成し
ても良いし、後述する連結具17が嵌入する長さを有
し、適当ピッチで設けても良い。
度、溝深さが床仕上げ材10の板厚の約1/4〜1/2
程度となっている。この掛止溝16は床仕上げ材10の
接合端部13に沿って床仕上げ材10の幅一杯に形成し
ても良いし、後述する連結具17が嵌入する長さを有
し、適当ピッチで設けても良い。
【0009】一方、前記掛止溝16に嵌入する連結具1
7は、その幅が20〜50mm程度の金属板からなっ
て、中央の平帯状の連結板部18と、これに連接する両
側の掛止板部19、20とを有している。前記連結具1
7は薄くて強度を要する為、金属板(例えば、鉄板、ス
テンレス板)によって構成するのが好ましいが、場合に
よってはPP、PC等の比較的強度を有する硬質の合成
樹脂素材であっても良い。
7は、その幅が20〜50mm程度の金属板からなっ
て、中央の平帯状の連結板部18と、これに連接する両
側の掛止板部19、20とを有している。前記連結具1
7は薄くて強度を要する為、金属板(例えば、鉄板、ス
テンレス板)によって構成するのが好ましいが、場合に
よってはPP、PC等の比較的強度を有する硬質の合成
樹脂素材であっても良い。
【0010】前記掛止板部19、20の基端部分と連結
板部18との角度θは約30〜60度程度(90度未満
20度以上であれば適用可能)となって、中央部分はL
字状に外折れし、内側に当接部21、22をそれぞれ形
成している。該当接部21、22の距離aは、床仕上げ
材10の接合端部13から掛止溝16の内壁までの距離
bの2倍よりやや短くなっていると共に、掛止板部1
9、20の折れ曲がった内側部分の距離cが前記距離b
の2倍より少し大きくなっている。以上の構成によっ
て、掛止板部19、20の両側先端部をそれぞれの掛止
溝16に少し入れた状態で押し付けると、該掛止板部1
9、20が該掛止溝16に嵌入するが、この場合それぞ
れの当接部21、22が掛止溝16の内壁16aを弾性
的に押圧するので、常に接合端部13に隙間が生じない
ようになる。なお、掛止板部19、20の高さは掛止溝
16の深さよりやや小さくしておくのは当然である。
板部18との角度θは約30〜60度程度(90度未満
20度以上であれば適用可能)となって、中央部分はL
字状に外折れし、内側に当接部21、22をそれぞれ形
成している。該当接部21、22の距離aは、床仕上げ
材10の接合端部13から掛止溝16の内壁までの距離
bの2倍よりやや短くなっていると共に、掛止板部1
9、20の折れ曲がった内側部分の距離cが前記距離b
の2倍より少し大きくなっている。以上の構成によっ
て、掛止板部19、20の両側先端部をそれぞれの掛止
溝16に少し入れた状態で押し付けると、該掛止板部1
9、20が該掛止溝16に嵌入するが、この場合それぞ
れの当接部21、22が掛止溝16の内壁16aを弾性
的に押圧するので、常に接合端部13に隙間が生じない
ようになる。なお、掛止板部19、20の高さは掛止溝
16の深さよりやや小さくしておくのは当然である。
【0011】従って、予め、一方の床仕上げ材10の掛
止溝16に、連結具17の一方の掛止板部19を嵌入さ
せた状態で、該床仕上げ材10を発熱部等が配置された
床下地の上に載置する。そして、次の床仕上げ材10
を、その雌実15が雄実14に嵌入するようして、連結
具17の他方の掛止板部20を掛止溝16内に嵌入して
床下地に載置し、この工程を必要枚数の床仕上げ材10
に適用することによって床敷きを完了する。なお、これ
らの床仕上げ材10を床下地に載置する際、まず連結具
17を床下地に載置した後、一方の床仕上げ材10の掛
止溝16を連結具17の一方の掛止板部19に嵌着さ
せ、他方の床仕上げ材10の掛止溝16を他方の掛止板
部20に嵌着させるようにして床仕上げ材10同士を接
合配置しても良い。これによって、仮に床下地の熱によ
って床仕上げ材10が縮んでも、隣り合う床仕上げ材1
0の間に目すきが生じることがない。
止溝16に、連結具17の一方の掛止板部19を嵌入さ
せた状態で、該床仕上げ材10を発熱部等が配置された
床下地の上に載置する。そして、次の床仕上げ材10
を、その雌実15が雄実14に嵌入するようして、連結
具17の他方の掛止板部20を掛止溝16内に嵌入して
床下地に載置し、この工程を必要枚数の床仕上げ材10
に適用することによって床敷きを完了する。なお、これ
らの床仕上げ材10を床下地に載置する際、まず連結具
17を床下地に載置した後、一方の床仕上げ材10の掛
止溝16を連結具17の一方の掛止板部19に嵌着さ
せ、他方の床仕上げ材10の掛止溝16を他方の掛止板
部20に嵌着させるようにして床仕上げ材10同士を接
合配置しても良い。これによって、仮に床下地の熱によ
って床仕上げ材10が縮んでも、隣り合う床仕上げ材1
0の間に目すきが生じることがない。
【0012】続いて、本発明の第2の実施例について、
図2を参照しながら説明するが、前記第1の実施例と同
一の構成要素については同一の番号を付してその詳しい
説明を省略する。床仕上げ材23は前記床仕上げ材10
と同一の基材からなって、裏面にはループ型掛合素子を
多数備えた掛合シート24が貼着されている。この掛合
シート24は不織布等からなる目の粗いループを有する
繊維シートであってもよいし、場合によってはループ型
面ファスナーであってもよい。そして接合端部13から
一定の距離位置には、前記掛合シート24を切り破って
掛止溝25が形成されている。
図2を参照しながら説明するが、前記第1の実施例と同
一の構成要素については同一の番号を付してその詳しい
説明を省略する。床仕上げ材23は前記床仕上げ材10
と同一の基材からなって、裏面にはループ型掛合素子を
多数備えた掛合シート24が貼着されている。この掛合
シート24は不織布等からなる目の粗いループを有する
繊維シートであってもよいし、場合によってはループ型
面ファスナーであってもよい。そして接合端部13から
一定の距離位置には、前記掛合シート24を切り破って
掛止溝25が形成されている。
【0013】一方、床下地26上には、一定間隔でフッ
ク型面ファスナー27が貼着され、前記床仕上げ材23
の掛合シート24に掛合するようになっている。従っ
て、予めフック型面ファスナー27を床下地26の所定
位置に固定し、床仕上げ材23の掛止溝25に前記連結
具17を装着し、床仕上げ材23を上部から押圧して、
底部の掛合シート24をフック型面ファスナー27に掛
合させる。これによって床仕上げ材23の置敷が終わ
る。
ク型面ファスナー27が貼着され、前記床仕上げ材23
の掛合シート24に掛合するようになっている。従っ
て、予めフック型面ファスナー27を床下地26の所定
位置に固定し、床仕上げ材23の掛止溝25に前記連結
具17を装着し、床仕上げ材23を上部から押圧して、
底部の掛合シート24をフック型面ファスナー27に掛
合させる。これによって床仕上げ材23の置敷が終わ
る。
【0014】なお、床仕上げ材の裏面にフック型面ファ
スナーを貼着し、床下地に該フック型面ファスナーと掛
合する繊維シート、あるいはループ型面ファスナーを貼
着することも可能である。また、前記実施例は発熱部が
床下地に設けられていたが、発熱部を有しない床下地で
あっても本発明は適用される。また、床暖房等を用いな
い場合には、床仕上げ材の収縮変形は小さいので、連結
具に適当にネジ孔を設けて床下地に固定することも可能
である。
スナーを貼着し、床下地に該フック型面ファスナーと掛
合する繊維シート、あるいはループ型面ファスナーを貼
着することも可能である。また、前記実施例は発熱部が
床下地に設けられていたが、発熱部を有しない床下地で
あっても本発明は適用される。また、床暖房等を用いな
い場合には、床仕上げ材の収縮変形は小さいので、連結
具に適当にネジ孔を設けて床下地に固定することも可能
である。
【0015】
【発明の効果】請求項1〜5記載の簡易フロアの施工方
法においては、床仕上げ材同士を連結具によって強制的
に接合しているのみであるので、その施工が極めて簡単
である。そして、仮に床下地に発熱部があって、この熱
によって床仕上げ材が収縮しても接合部間に目すきが発
生することはない。そして、床仕上げ材同士を接合する
連結具の両側の掛止板部の当接部は弾性的に掛止溝の内
側に当接するので、一旦装着した連結具が外れにくく、
従って施工工事が容易となり、更に使用中に床仕上げ材
が多少縮んでも掛止板部の弾性力によって緩むことかな
いので、床仕上げ材の接合部分に目すきが生じない。特
に、請求項3〜5記載の簡易フロアの施工方法において
は、床仕上げ材が床下地に取り外し可能に接合するよう
になっているので、床仕上げ材の移動がないと共に、施
工後であっても床仕上げ材を容易に交換することができ
る。
法においては、床仕上げ材同士を連結具によって強制的
に接合しているのみであるので、その施工が極めて簡単
である。そして、仮に床下地に発熱部があって、この熱
によって床仕上げ材が収縮しても接合部間に目すきが発
生することはない。そして、床仕上げ材同士を接合する
連結具の両側の掛止板部の当接部は弾性的に掛止溝の内
側に当接するので、一旦装着した連結具が外れにくく、
従って施工工事が容易となり、更に使用中に床仕上げ材
が多少縮んでも掛止板部の弾性力によって緩むことかな
いので、床仕上げ材の接合部分に目すきが生じない。特
に、請求項3〜5記載の簡易フロアの施工方法において
は、床仕上げ材が床下地に取り外し可能に接合するよう
になっているので、床仕上げ材の移動がないと共に、施
工後であっても床仕上げ材を容易に交換することができ
る。
【図1】本発明の第1の実施例に係る簡易フロアの施工
方法を説明する断面図である。
方法を説明する断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る簡易フロアの施工
方法を説明する断面図である。
方法を説明する断面図である。
10 床仕上げ材 11 WPC単板 12 シート材 13 接合端部 14 雄実 15 雌実 16 掛止溝 17 連結具 18 連結板部 19 掛止板部 20 掛止板部 21 当接部 22 当接部 23 床仕上げ材 24 掛合シート 25 掛止溝 26 床下地 27 フック型面ファスナー
Claims (5)
- 【請求項1】 隣り合う床仕上げ材の裏面側の接合端部
から所定位置に掛止溝をそれぞれ設け、これらの掛止溝
に連結具を装着して、前記隣り合う床仕上げ材同士を連
結する簡易フロアの施工方法において、 前記連結具は、平帯状の連結板部と、該連結板部の両側
に同一向きに屈曲状態で連接された掛止板部とからな
り、 しかも前記それぞれの掛止板部の先端は背向かい状態で
外側方向に屈曲し、該それぞれの掛止板部の中央には前
記掛止溝の内壁を弾性的に押圧する当接部が内側に突出
状態で形成されていることを特徴とする簡易フロアの施
工方法。 - 【請求項2】 前記掛止板部は、略L字状に形成されて
その折り曲げ角部が前記当接部となり、しかも該掛止板
部の基端部と前記連結板部との接合角度は20度以上9
0度未満となっていることを特徴とする請求項1記載の
簡易フロアの施工方法。 - 【請求項3】 前記床仕上げ材が、ループ型係合素子を
多数備えた掛合シートと、該掛合シートと接合するフッ
ク型面ファスナーを用いて、床下地に置敷き施工される
請求項1又は2記載の簡易フロアの施工方法。 - 【請求項4】 前記床仕上げ材が、基板の裏面に比重の
大きいシート材が貼着された構成で、床下地に置敷き施
工される請求項1又は2記載の簡易フロアの施工方法。 - 【請求項5】 前記床仕上げ材が、基板の裏面に粘弾性
を有するシート材が貼着された構成で、床下地に置敷き
施工される請求項1又は2記載の簡易フロアの施工方
法。
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Family Applications (1)
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