JP4617703B2 - 照明装置の発光部 - Google Patents
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Description
一方、従来、電子閃光装置のケーシング内に発光部を移動可能に配置し、照射角を制御可能にしたものが知られている。そして、このような電子閃光装置では、発光部の移動等により発生する塵埃が反射傘,光源等に付着して燃焼するのを防止するため、保持部材の開口部を保護板により覆うことが行われている。
本発明者は、かかる従来の問題を解決すべく鋭意研究した結果、保護板17を保持部材11に確実に保持することができないのは、保護板支持部材19が変形するためであることを見出した。
したがって、保持部材の両側面が平行に形成されている場合にも、保護板支持部材の折曲部を広げた状態で保持部材の両側面に固定すると、本体部が保護板側に突出するように変形し、本体部により保護板が保持部材に押圧される。
したがって、保護板支持部材に金属のような導電体を使用する場合に生ずるいわゆるトリガー飛びを防止することが可能になる。
すなわち、折曲部と本体部とのなす角度が10度未満の場合には、折曲部を広げた状態で保持部材の両側面に固定する時の作業性が低下する。一方、折曲部と本体部とのなす角度が60度を超えると、折曲部を広げた状態で保持部材の両側面に固定した時の本体部の変形が小さくなり保護板を保持部材に確実に押圧することが困難になる。
請求項2の照明装置の発光部では、保護板支持部材の折曲部と本体部とのなす角度を90度より小さい角度にしたので、保持部材の両側面を平行に形成することができる。
請求項4の照明装置の発光部では、樹脂からなる保護板支持部材の折曲部と本体部とのなす角度を10度以上で60度以下の角度にしたので、保護板支持部材により保護板を保持部材に容易,確実に保持することができる。
図1および図2は、本発明の照明装置の発光部の一実施形態を示すもので、この実施形態では、本発明が電子閃光装置の発光部に適用されている。
この実施形態では、図1および図2に示すように、保持部材31内に反射傘33および光源35が収容されている。そして、保持部材31の開口部31aに保護板37が嵌合され、保護板37が保護板支持部材39により保持されている。また、保護板支持部材39の前方には、フレネルレンズ41が間隔を置いて配置されている。
また、保護板支持部材39は、ポリカーボネイト(PC),ポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂により形成されている。
保護板支持部材39は、保護板37の前方に配置される矩形状の本体部39aの両側に、折曲部39bを形成して構成されている。本体部39aには、矩形状の穴部39cが形成されている。折曲部39bの先端には、切欠部39dを介して係合穴39eが形成されている。この係合穴39eは、保持部材31の両側面31dに形成される係止ピン31fに係合される。
なお、この実施形態では、発光部43は、図2に示したように、上ケーシング45と下ケーシング47とからなる電子閃光装置のケーシング49の内部に、前後方向に移動可能に収容される。また、ケーシング49の前側にフレネルレンズ41が配置される。そして、ケーシング49内の発光部43の後側に、発光エネルギーを蓄えるメインコンデンサー51が配置される。
そして、保護板支持部材39の折曲部39bを広げた状態で保持部材31の両側面31dに固定すると、本体部39aの中央が保護板37側に突出するように変形し、本体部39aにより保護板37が保持部材31に力Fで押圧される。
従って、発光部43の移動等により発生した塵埃が、保護板37と保持部材31との間隙から保持部材31内に侵入し、反射傘33,光源35等に付着して燃焼するのを有効に防止することが可能になり、発光部43の信頼性を従来より大幅に向上することができる。
さらに、保護板支持部材39を樹脂により形成したので、保護板支持部材39に金属のような導電体を使用する場合に生ずるいわゆるトリガー飛びを防止することができる。
すなわち、折曲部39bと本体部39aとのなす角度θが10度未満の場合には、折曲部39bを広げた状態で保持部材31の両側面31dに固定する時の作業性が低下するため好ましくない。一方、折曲部39bと本体部39aとのなす角度θが60度を超えると、折曲部39bを広げた状態で保持部材31の両側面31dに固定した時の本体部39aの変形が小さくなり保護板37を保持部材31に確実に押圧することが困難になるため好ましくない。そして、折曲部39bと本体部39aとのなす角度θは、20度以上で45度以下であることがより好ましいことが実験により確認されている。
また、上述した実施形態では、保護板支持部材39の折曲部39bを内側に折曲した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、保護板支持部材39の折曲部39bを直角にし、保持部材31の両側面31dを開口部31aから後ろ側に向けて広がるテーパ状に形成しても良い。
また、上述した実施形態では、光源35にキセノン管からなる放電管を用いた電子閃光装置の発光部に本発明を適用した例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、光源に常に発光している定常光源を用いても良い。また、光源に、例えば、LED等の発光体を使用しても良い。
31a 開口部
31d 側面
33 反射傘
35 光源
37 保護板
39 保護板支持部材
39a 本体部
39b 折曲部
Claims (4)
- 前側に開口部を有し、且つ両側面のそれぞれに係止部を有する保持部材と、
前記保持部材内に保持される反射傘と、
前記保持部材の前記反射傘の前方に配置される光源と、
前記保持部材の前記開口部に配置される保護板と、
前記保護板の前方に配置される本体部と、前記係止部に係止される被係止部を備え且つ前記本体部の両側に、前記本体部に直交する又は前記本体部の中心側に傾斜するよう折り曲げられた折曲部とを有し、前記折曲部が広げられると前記本体部の中央が前記折曲部の折り曲げ方向側に突出変形するように弾性材料から形成される保護板支持部材と、
を備え、
前記保護板支持部材は、前記両折曲部が広げられた状態で前記被係止部のそれぞれを前記保持部材の両側面の前記係止部に係止されて、前記保持部材に固定されており、
前記保護板は、前記保持部材と前記保護板支持部材との間に配置されており、且つ前記両折曲部が広げられた状態で前記保持部材に固定されている前記保護板支持部材の前記本体部の前記中央の前記保護板側への前記突出変形により前記保持部材側に押圧されて、前記保持部材に保持されていることを特徴とする照明装置の発光部。 - 請求項1記載の照明装置の発光部において、
前記保持部材の前記両側面を平行に形成するとともに、前記保護板支持部材の前記折曲部と前記本体部とのなす角度を90度より小さい角度にしてなることを特徴とする照明装置の発光部。 - 請求項1または請求項2記載の照明装置の発光部において、
前記保護板支持部材が、樹脂からなることを特徴とする照明装置の発光部。 - 請求項3記載の照明装置の発光部において、
前記保持部材の前記両側面を平行に形成するとともに、前記保護板支持部材の前記折曲部と前記本体部とのなす角度を10度以上で60度以下の角度にしてなることを特徴とする照明装置の発光部。
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