JP2008117682A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明器具において、蛍光ランプを確実に保持し、蛍光ランプとランプソケットとを容易に着脱可能にする。
【解決手段】照明器具1は、蛍光管11と、蛍光管11の主発光面に固着された口金本体13上にランプピン12が立設された口金部14とを備えた蛍光ランプ10と、ランプピン12が挿入されるソケット電極部21と、口金本体13を保持する保持部22とを備えたランプソケット20とを備え、蛍光ランプ10をランプソケット20に着脱可能としている。口金本体13は、ランプピン12と略平行に延び、略円柱状の頭部15aを有する係止用突出部15を備える。保持部22は、頭部15を弾性的に保持する一対の弾性部材からなり、外側に湾曲した一対の円弧22aと、円弧22aと連接し口金本体13を受ける側の一端に外側に延びる案内部22bとを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は照明器具に関し、特に蛍光ランプとランプソケットとの接続構造に関するものである。
従来、複数の蛍光ランプを直線的に連続配置する際に、蛍光ランプの口金部等の非発光部を極力減らすべく、図9(a)の照明器具1’の斜視図に示す如く、蛍光管11’の軸方向両端部ではなく周面すなわち主発光面に口金本体13’を固着し、該口金本体13’上に前記主発光面に対して略直交方向に延びる2本のランプピン12’が立設された蛍光ランプ10’が提案されている(特許文献1)。また該蛍光ランプ10’に対応する、ランプピン12’が挿入するスロット21a’を備えるソケット電極部21’と、口金本体13’を保持する保持部22’とを備えたランプソケット20’も併せて提案されている(特許文献2)。
上記のランプソケット20’は、底板30a’が天井等の任意の取り付け箇所に固定される略凵字状の断面形状を有する照明器具本体30’に、図示しない固定部材を介して装着され、該照明器具本体30’に装着されたランプソケット20’に蛍光ランプ10’を着脱可能に装着することによって照明器具1’として使用される。
特開2004−363029号公報 特開2004−327376号公報
上記のランプソケット20’の保持部22’は、図9(a)、(b)に示す如く、蛍光ランプ10’の口金本体13’の両側に形成された凸部13a’を弾性的に保持する一対の弾性部材で形成されている。なお図9(b)は(a)の正面図である。しかしながらこの保持部22’は、口金本体13’を確実に保持するために内側への弾性力が強めに設定されているので、口金本体13’と保持部22’すなわち蛍光ランプ10’とランプソケット20’との取り付け又は取り外しを容易に行なうことが困難であった。
また、ランプソケット20’が装着された照明器具本体30’に器具本体カバー31’を嵌合するときには、図9(b)に示す如く、器具本体カバー31’に形成された開口31a’から保持部22’の先端が突出してしまうため、梱包及び/又は輸送するとき等に、衝撃等により保持部22’が変形等しないように取り扱いに厳重な注意や保護が必要であった。
また、保持部22’の先端は、口金本体13を案内するために外側に延びて形成されており、口金本体13’を挟持するときには、図9(b)に示す如く、外側に開いてから凸部13a’を弾性的に保持する。そのため、蛍光管11’から照射される光の一部が保持部22’の先端にあたって遮断されてしまうと、その光は反射板となる器具本体カバー31’に届かないので照明器具1’の照度が低下してしまう虞がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、蛍光ランプが確実に保持され、蛍光ランプとランプソケットとが容易に着脱可能な照明器具を提供することを目的とするものである。またさらに、取り扱いが容易で、照度の低減を防ぐことがきる照明器具を提供することを目的とするものである。
本発明の照明器具は、蛍光管と、該蛍光管の主発光面に固着された口金本体上に、前記主発光面に対して直交方向に延びるランプピンが立設されてなる口金部とを備えてなる蛍光ランプと、
前記ランプピンが挿入されるソケット電極部と、前記口金本体を保持する保持部とを備えてなるランプソケットとを備え、前記蛍光ランプが前記ランプソケットに着脱可能にされた照明器具において、
前記口金本体が、前記ランプピンと略平行に延びる係止用突出部を備え、
該係止用突出部が、略円柱状の頭部を有してなり、
前記保持部が、前記頭部を弾性的に保持する一対の弾性部材からなることを特徴とするものである。
本発明の蛍光ランプは、蛍光管と、該蛍光管の主発光面に固着された口金本体上に、前記主発光面に対して直交方向に延びるランプピンが立設されてなる口金部とを備えてなる蛍光ランプにおいて、
前記口金本体が、前記ランプピンと略平行に延びる係止用突出部を備え、
該係止用突出部が、略円柱状の頭部を有してなることを特徴とするものである。
なお本発明の「係止用突出部」は、例えば内部に配線用の空間が形成されているものであってもよい。また「略円柱状の頭部」は、突出先端から基部に向かって幅が徐々に増大してから減少するものであればよい。
本発明の蛍光ランプは、前記略円柱状の頭部が、該頭部の円周面上に外方に向かって突出する突起部を備えていることが好ましい。
本発明のランプソケットは、蛍光ランプの口金本体上に立設されたランプピンが挿入されるソケット電極部と、蛍光ランプの口金本体を保持する保持部とを備えてなるランプソケットにおいて、
前記保持部が、外側に湾曲した対向する一対の円弧と、該円弧と連接し前記口金本体を受ける側の一端に外側に延びる案内部とからなることを特徴とするものである。
本発明のランプソケットは、前記ソケット電極部が、前記ランプピンが挿入されるときに前記口金本体を案内するガイド部を備えているものであってもよい。
本発明のランプソケットは、照明器具本体及び器具本体カバーからなる開閉可能な一対のケースの、前記照明器具本体の内面に固着されるランプソケットであって、
前記器具本体カバーが、前記ランプソケットに対応する位置に開口を有し、
前記一対のケースが閉状態のときに、前記案内部の先端が前記開口よりも内方側に位置するものであることが好ましい。
本発明の照明器具によれば、蛍光ランプの口金本体が、ランプピンと略平行に延びる係止用突出部を備え、係止用突出部が、略円柱状の頭部を有してなり、ランプソケットの保持部が、前記頭部を弾性的に保持する一対の弾性部材からなるものなので、蛍光ランプをランプソケットに着脱するときに、保持部の内側は略円柱状の頭部の外周面の傾斜に沿って移動するので、蛍光ランプとランプソケットとを容易に着脱することができる。
また頭部の首部側が保持部に保持されると、頭部は保持部によりランプソケット側へ押さえつけられる。これにより頭部を保持する力はさらに強くなるので、保持部により頭部は確実に保持される。さらに保持部の前記押さえつける力により、ランプピンにも前記力が作用するので、ランプピンのソケット電極部への不完全装着状態いわゆるランプピンの半差しを防止することができる。
また本発明のランプソケットは、ソケット電極部が、ランプピンが挿入されるときに口金本体を案内するガイド部を備えている場合には、口金本体の移動を規制することができるので、口金部が斜めに取り付けられるのを防止することができる。
また本発明のランプソケットが、照明器具本体及び器具本体カバーからなる開閉可能な一対のケースの、照明器具本体の内面に固着されるランプソケットであって、器具本体カバーが、ランプソケットに対応する位置に開口を有し、一対のケースが閉状態のときに、案内部の先端が前記開口よりも内方側に位置する場合には、保持部が前記開口から突出することがないので、梱包及び/又は輸送するとき等に、衝撃等による保持部の変形を防ぐための取り扱いの厳重な注意や保護を必要とせず、取り扱いを容易にできる。
また前記開口から保持部が突出しないことにより、蛍光ランプが装着されていないときの照明器具は外形状が平坦となるので照明器具の梱包を容易に行なうことができ、蛍光ランプが装着されているときの照明器具は、蛍光管から照射される光が保持部に遮られることなく反射板となる照明器具カバーに照射されるので、照明器具の照度が低減するのを防止することができる。
以下、本発明にかかる一実施の形態の照明器具1について、図面を参照して詳細に説明する。図1は(a)が本実施形態の蛍光ランプ10の一部拡大斜視図、(b)が(a)のb−b線断面図、図2はランプソケット20のソケット電極部21及び保持部22の斜視図である。なお本実施形態では便宜上、図1において蛍光管11が位置する側(図1中上側)を上方、図2において蛍光管11のランプピン12が挿入される側(図2中上側)を上方、紙面手前を前方として説明する。
本実施形態の照明器具1は、蛍光ランプ10とランプソケット20とを備え、蛍光ランプ10がランプソケット20に着脱可能に構成されている。
蛍光ランプ10は、図1(a)に示す如く、棒状の蛍光管11の軸方向両端部ではなく周面すなわち主発光面にJISの定めるG5口金に対応した口金部14が取り付けられている。口金部14は、前記主発光面に固着された口金本体13と、口金本体13上に主発光面に対して直交方向(下方)に延びるように立設された2本のランプピン12とを備えている。口金本体13は、長手方向の中央よりも蛍光管11端部側の所定位置に、ランプピン12と略平行に延びる係止用突出部15を備え、係止用突出部15は、図1(b)に示す如く、下端に略円柱状の頭部15aと、該頭部15aの上方に連接する首部15bとを有している。頭部15aは、蛍光管11の軸方向端部側からみたときに略円状の面が正面になるように配設される。なお係止用突出部15を備える口金本体13は内部に図示しない配線用の空間が形成されている。このように構成された口金部14が、蛍光管11の長手方向両側の前記主発光面に固着されて、蛍光ランプ10は構成されている。
上記のように構成された蛍光ランプ10に対応するランプソケット20は、図2に示す如く、上述したランプピン12が挿入されるソケット電極部21と、上述した口金本体13を保持する保持部22とを備えている。
ソケット電極部21は、上面に2本のランプピン12がそれぞれ挿入されるスロット21aを有するソケット本体21bを備えている。ソケット本体21bの前面には外方(前方)に向かって突出する円筒体21cが設けられ、該円筒体21cからソケット本体21b内部に設けられた図示しない配線を取り出す。またソケット本体21bの下面には図示しない固定用のネジ穴が形成されている。
保持部22は、略長方形で薄平板状の板部23の上面後端側から上方に向かって突設されて、外側に湾曲した対向する一対の円弧22aと、該円弧22aと連接し上方に向かって外側に延びる案内部22bとから形成された一対の弾性部材で概略構成され、円弧22aと案内部22bとの境界の内側に突出する部分が係止凸部22cとなる。板部23には所定位置に複数、上述したソケット電極部21を後述する固定部材24に固定するためのネジが挿通される孔23aが形成されている。なお保持部22は弾力性を有する部材であればワイヤー、バネ等の部材を使用することができる。
ここで図3(a)にソケット電極部21と保持部22とが取り付けられたランプソケット20の側面図、(b)に(a)の右側側面から見た図を示す。上述のソケット電極部21及び板部23は、固定板25等を介して固定部材24にネジ等によって固定される。固定部材24は、ソケット電極21及び板部23が取り付けられる略長方形の平板24aと、平板24aの長手方向と略直交する方向の両端から下方に向かって略直角に折れ曲がり、さらに外側に略直角に折れ曲がって延びる鍔板24bと、平板24aの長手方向の一端に上方に向かって略直角に折れ曲がり、さらに外側に略直角に折れ曲がって延びる固定板部24cとから概略構成されている。そして平板24aに形成された孔(図示せず)及び上述した板部23の孔23aをネジが挿通し、さらにソケット本体21bのネジ穴に螺合することによってソケット電極部21及び板部23が固定部材24に固定される。
このとき上述した保持部22は、図3(b)に示す如く、案内部22bの上端が固定板部24cの上面よりも下方に位置するように構成する。また上述した蛍光ランプ10がランプソケット20に装着される際、ランプピン12がスロット21aに挿入されたときに保持部22が係止用突出部15を保持可能である位置に、保持部22及び/又は係止用突出部15を形成する。
次に上記のように構成されたランプソケット20に蛍光ランプ10を装着するときの動作について説明する。図4は蛍光ランプ10の軸方向における断面図、図5は蛍光ランプ10の主発光面側から見た側面図であり、(a)はランプソケット20の保持部22に蛍光ランプ10の係止用突出部15が保持される前の状態、(b)は前記保持される途中の状態、(c)は前記保持された状態をそれぞれ示すものである。
先ず、図4(a)、図5(a)に示す如く、蛍光ランプ10の係止用突出部15の頭部15a先端が保持部22の案内部22bに載置される。そして頭部15aが案内部22に向かって押し込まれると、一方では、図5(b)に示す如く、ランプピン12がスロット21aに挿入を開始し、他方では、図4(b)に示す如く、案内部22bを含む一対の弾性部材からなる保持部22が、それぞれ外側(図4(b)中矢印X)に開いて、頭部15aの水平最大幅位置より上方が係止凸部22cに保持されたときに、該係止凸部22cは内側(図4(c)中矢印Y)向きの弾性力を発生させながら頭部15aの前記水平最大幅位置から首部15bに至る傾斜に沿って移動し、図4(c)に示す如く、首部15bを保持して、一対の円弧22aの内側に頭部15aが収容される。
このとき首部15b近傍の頭部15aには、係止凸部22c下端すなわち円弧22aの上端が接触し、斜め下方向(図4(c)中矢印Z)に保持部22の弾性力が発生するので、頭部15aは保持部22により下方へ押さえつけられる。これにより頭部15aを保持する力はさらに強くなるので、保持部22により頭部15aは確実に保持される。
またこれと並行して、ランプピン12は、図5(c)に示す如く、スロット21aに完全に挿入して、スロット21a内部の図示しないソケット接触子に固定される。このとき保持部22の下方へ押さえつける力により、ランプピン12にも下方への力が作用するので、ランプピン12の前記ソケット接触子への不完全装着状態いわゆるランプピン12の半差しを防止することができる。このようにして、蛍光ランプ10はランプソケット20に装着される。
またランプソケット20から蛍光ランプ10を取り外すために、口金本体13を上方に引っ張ると、首部15b近傍の頭部15aが、係止凸部22c下端すなわち円弧22aの上端を押圧することにより、保持部22はそれぞれ外側(図4(b)中矢印X)に開き、係止凸部22cは頭部15aの前記水平最大幅位置から下方の傾斜に沿って移動し、図4(a)に示す如く、頭部15aが円弧22a内部から外部へ取り出される。このように係止用突出部15が略円柱状の頭部15aを有するので、蛍光ランプ10をランプソケットに着脱するときに、保持部22は頭部15aの外周面の傾斜に沿って移動するので、蛍光ランプ10とランプソケット20とを容易に着脱することができる。
なお保持部22は、図2に示す如く、幅狭な一対の弾性部材で形成されているので、従来の保持部22’(図8参照)よりも小型化することができて、外観をシンプルにすることができる。また保持部22を小型化することにより、保持部22を形成する材料を削減することができるので、コストを低減することができる。また保持部22は、板厚を厚くしたり、幅を広くしたり、材質を変更することが可能であり、こうすることにより頭部15aを保持する保持力をさらに強くすることができる。
そして上記の蛍光ランプ10及びランプソケット20が装着されてなる照明器具1は、照明器具本体30及び器具本体カバー31からなる開閉可能な一対のケース3を備えている。ここで、図6に蛍光ランプ10が装着されていないランプソケット20が内部に配設されたケース3の断面図を示す。ケース3は、図6に示す如く、底板30aと該底板30aの両側縁から略直角に立ち上がる一対の側板30b、30cとを備えた略凵字状の断面形状を有するアルミニウム製引抜き材からなる器具本体30と、該器具本体30に取外し可能に嵌着されて該器具本体30の上方を覆う器具本体カバー31とを備えている。
器具本体カバー31は、頂板31aと、該頂板31aの両側縁に沿って垂設された一対の側板31b、31cとを備えたアルミニウム製引抜き材からなり、これら側板31b、31cが器具本体の側板30b、30cの自由端にそれぞれ内側から弾性的に嵌着されるように構成されている。また器具本体カバー31の頂板31aの長手方向の両端部には、上述したランプソケット20を外部に臨ませる幅広の開口31dが、頂板31aの長手方向の端縁から切り込まれた態様で略長方形に形成されている。
なお本実施形態の器具本体30及び器具本体カバー31は、上記のように、それぞれアルミニウム製引抜き材からなるものとしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば樹脂製、鉄製、鋼板製等であってもよく、適宜変更可能である。
ランプソケット20は上述した照明器具本体30の底板30内側に取り付けられる。そして図6に示す如く、保持部22の案内部22bの上端が固定板部24cの上面よりも下側に位置するように構成されているので、ランプソケット20が取り付けられた照明器具本体30に器具本体カバー31を嵌着したときに、案内部22bの上端が開口31dよりも内側に位置する。これにより、保持部22が開口31dから突出することがないので、梱包及び/又は輸送するとき等に、衝撃等による保持部2’の変形を防止するための取り扱いの厳重な注意や保護を必要とせず、取り扱いを容易にできる。
また開口31dから保持部22が突出しないことにより、蛍光ランプ10が装着されていないときの照明器具1は外形状が平坦となるので、照明器具1の梱包を容易に行なうことができ、蛍光ランプ10が装着されているときの照明器具1は、蛍光管11から照射される光が保持部22に遮られることなく反射板となる照明器具カバー31に照射されるので、照明器具1の照度が低減するのを防止することができる。
次に図7に本発明にかかる一実施形態のガイド部21dを備えるランプソケット20の断面図を示す。ランプソケット20の保持部22は、図3(a)に示す如く、ソケット電極部21とは所定位置離れて配設されているので、ソケット電極部21の側面及び/又は上面に、ランプピン12が挿入されるときに口金本体13を案内するガイド部21dを備えることができる。
本実施形態のガイド部21dは、図7に示す如く、ソケット電極部21の長手方向両側に、上面から上方に向かって突出するように板状のガイド部21dが立設されている。なおガイド部21dの前記長手方向の長さは適宜設計変更可能である。このようにガイド部21dを備えることにより、ガイド部21dの内側の面により口金本体13の両側面が長手方向と直交する方向への移動が規制されるので、口金部14が斜めに取り付けられるのを防止することができる。
次に本発明にかかる別の実施形態の蛍光ランプ10−2及びランプソケット20−2を説明する。なお本実施形態の蛍光ランプ10−2及びランプソケット20−2は上述した実施形態と略同様な構成であるため、同様の箇所は同一の符号を使用して説明を省略し、異なる箇所についてのみ説明する。図8(a)に本実施形態の蛍光ランプ10−2を蛍光管11の軸方向から見た断面図、(b)にランプソケットの保持部22−2を円弧22aの軸方向からみた図を示す。
本実施形態の蛍光ランプ10−2は、図8(a)に示す如く、係止用突出部15−2の頭部15aの円周面に外方に向かって突出された突起部15cを備えていることが、上述した実施形態の蛍光ランプ10と異なっている。突起部15cは、頭部15aの円周面の最も外方の所定位置に、蛍光管11の軸方向と同方向に延びるように形成されている。
また本実施形態のランプソケットの保持部22−2は、上述の突起部15cを備えた頭部15aを保持すべく、図8に示す如く、円弧22aの最も外方の所定位置に、上記突起部15cを係止するように外方に向かって凹設された凹部22dを備えていることが、上述した実施形態のランプソケット20と異なっている。
このように形成された蛍光ランプ10−2及び保持部22−2であれば、保持部22−2が頭部15aを弾性的に保持するときに、凹部22dが突起部15cを係止するので、保持部22−2が頭部15aを保持する力はより強くなり、ランプソケットが蛍光ランプ10−2を確実に保持することができる。
なお上述した2つの実施形態の照明器具はそれぞれ上記のような構成としたが、本発明の照明器具はこれに限られるものではなく、例えば頭部15a及び保持部22を蛍光管11の軸方向に対して90度回転させて形成したものであってもよい。また上述した実施形態の頭部15aすなわち係止用突出部15は、口金本体13の長手方向の中央よりも蛍光管11端部側の所定位置に形成されているが、本発明はこれに限られるものではなく、保持部22、22−2が係止用突出部15を保持できる位置であれば、例えば係止用突出部15が口金本体13の端部に形成されていてもよいし、係止用突出部15の少なくとも一部が口金本体13の端部に形成されていてもよく、適宜設計変更可能である。
また上述した2つの実施形態の照明器具はそれぞれ上記のような構成としたが、本発明の照明器具はこれに限られるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、適宜設計変更可能である。
蛍光ランプの斜視図及び断面図 ランプソケットの主要部分解斜視図 (a)はランプソケット20の側面図、(b)は(a)の右側側面から見た図 蛍光ランプとランプソケットとの装着動作を説明する断面図 蛍光ランプとランプソケットとの装着動作を説明する側面図 照明器具の断面図 別の実施形態の照明器具の断面図 別の実施形態の蛍光ランプを蛍光管の軸方向から見た断面図及び別の実施形態のランプソケットの保持部を円弧の軸方向からみた図 従来の照明器具の主要部斜視図(a)、正面図(b)
符号の説明
1 照明器具
10 蛍光ランプ
11 蛍光管
12 ランプピン
13 口金本体
14 口金部
15 係止用突出部
15a 頭部
15b 首部
15c 突起部
20 ランプソケット
21 ソケット電極部
22 保持部
22a 円弧
22b 案内部
3 ケース
30 照明器具本体
31 器具本体カバー

Claims (6)

  1. 蛍光管と、該蛍光管の主発光面に固着された口金本体上に、前記主発光面に対して直交方向に延びるランプピンが立設されてなる口金部とを備えてなる蛍光ランプと、
    前記ランプピンが挿入されるソケット電極部と、前記口金本体を保持する保持部とを備えてなるランプソケットとを備え、前記蛍光ランプが前記ランプソケットに着脱可能にされた照明器具において、
    前記口金本体が、前記ランプピンと略平行に延びる係止用突出部を備え、
    該係止用突出部が、略円柱状の頭部を有してなり、
    前記保持部が、前記頭部を弾性的に保持する一対の弾性部材からなることを特徴とする照明器具。
  2. 蛍光管と、該蛍光管の主発光面に固着された口金本体上に、前記主発光面に対して直交方向に延びるランプピンが立設されてなる口金部とを備えてなる蛍光ランプにおいて、
    前記口金本体が、前記ランプピンと略平行に延びる係止用突出部を備え、
    該係止用突出部が、略円柱状の頭部を有してなることを特徴とする蛍光ランプ。
  3. 前記略円柱状の頭部が、該頭部の円周面上に外方に向かって突出する突起部を備えていることを特徴とする請求項2に記載の蛍光ランプ。
  4. 蛍光ランプの口金本体上に立設されたランプピンが挿入されるソケット電極部と、蛍光ランプの口金本体を保持する保持部とを備えてなるランプソケットにおいて、
    前記保持部が、外側に湾曲した対向する一対の円弧と、該円弧と連接し前記口金本体を受ける側の一端に外側に延びる案内部とからなることを特徴とするランプソケット。
  5. 前記ソケット電極部が、前記ランプピンが挿入されるときに前記口金本体を案内するガイド部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のランプソケット。
  6. 照明器具本体及び器具本体カバーからなる開閉可能な一対のケースの、前記照明器具本体の内面に固着されるランプソケットであって、
    前記器具本体カバーが、前記ランプソケットに対応する位置に開口を有し、
    前記一対のケースが閉状態のときに、前記案内部の先端が前記開口よりも内方側に位置することを特徴とする請求項4または5に記載のランプソケット。
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