JPH07582Y2 - ユニットパネル - Google Patents

ユニットパネル

Info

Publication number
JPH07582Y2
JPH07582Y2 JP1002190U JP1002190U JPH07582Y2 JP H07582 Y2 JPH07582 Y2 JP H07582Y2 JP 1002190 U JP1002190 U JP 1002190U JP 1002190 U JP1002190 U JP 1002190U JP H07582 Y2 JPH07582 Y2 JP H07582Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible sheet
block
unit panel
sheet
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1002190U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03101737U (ja
Inventor
孝彦 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Ky Tec Corp
Original Assignee
Kyodo Ky Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyodo Ky Tec Corp filed Critical Kyodo Ky Tec Corp
Priority to JP1002190U priority Critical patent/JPH07582Y2/ja
Publication of JPH03101737U publication Critical patent/JPH03101737U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH07582Y2 publication Critical patent/JPH07582Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)
  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ.考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、電子計算機、オフィスオートメーション機器
等を設置する床面の室内床下地材用または配線用とし
て、またビル等の内壁・外壁の仕上げ材用として、ある
いは道路舗装材用として使用されるユニットパネルに関
する。
[従来の技術] 従来から曲げ可能なボードの片面に互いに分離独立する
適数のコンクリートブロックを規則的な配列で一体に接
着したコンクリートブロック群とボードの複合構造から
成る部屋用下地材がある(例として、実公昭57−19392
号公報)。
[考案が解決しようとする課題] 前記従来例においては、コンクリートブロックを曲げ可
能なボードの面に単に接着する構成であるから、運搬中
の振動・衝撃、敷設中のボードの曲げ或いは長期の使用
により、ブロックがボードから剥がれて離脱するおそれ
がある。
また、曲げ可能なボードが合成樹脂製の場合、コンクリ
ートとの接着性が非常に悪く、長期の使用に耐え難い。
本考案は上記従来の欠点を一掃し、かつブロックの補強
効果を兼ね備えた接着性・耐久性のあるユニットパネル
を提供することを目的とする。
ロ.考案の構成 [課題を解決するための手段] 本考案は、表面に係合突起を有する可撓性シート、該シ
ート上に所定間隔を置いて、硬化性充填材から成る複数
のブロックが硬化接着されてなることを特徴とするユニ
ットパネルである。
[作用] 可撓性シート表面の係合突起部分に、硬化性充填材を充
填することにより、係合突起は充填材に埋設される。そ
の後充填材が硬化することによってブロック化され、そ
のブロック内には可撓性シートから突出する係合突起が
埋設されているので、ブロックと可撓性シートとは、係
合突起を介して一体的に堅固に固着される。従って、シ
ートが曲がっても、ブロックがシートから離脱すること
はない。
[実施例] 第1図に示すユニットパネルP1は、第2図示のような面
ファスナの雄片から成る係合突起2を、可撓性のある方
形のプラスチックシート3の片面全体に一体成形し、そ
の上部にコンクリート・モルタル等の硬化性充填材を、
相互間に微小間隙Dを設けて縦横一面に配置し、養生硬
化させて各々ブロック4化したもので、可撓性シート3
上面に形成された面ファスナの雄片から成る係合突起2
は、そのブロック4が位置する部分においては、ブロッ
ク4内に埋設された状態にある。従って、シート3上面
にブロック4が係合突起2を介して堅固に接着されてい
る。
上記可撓性シート3は一辺が例えば20〜60cmの正方形、
あるいは長方形、三角形等の多角形、その他一定の幅を
有する長尺状のものなど任意である。
上記可撓性シート3は合成樹脂シート、ゴムーシート、
布シート、極薄の鋼板・アルミニウム板など任意で、要
するに床面の凹凸に倣ってたわむ性質を持ったものを用
いる。
可撓性シート3の表面に形成する係合突起2は、図示例
の面ファスナの雄片の他、面ファスナの雌片(第5図示
例)、布製パイル、棒状突起あるいはプラスチックシー
トの表面に加熱針等を当てて引き上げることにより形成
される突起等適宜である。その係合突起2は、可撓性シ
ート3に直接形成してもよく、また第6図示例のよう
に、可撓性シート3の表面に、係合突起2が形成された
別のシート21を貼付してもよい。
上記ブロック4の形状は直方体・円柱・角柱等適宜であ
る。そのブロック4の素材である硬化性充填材として
は、モルタル、セメント、セメントにおがくずまたはパ
ーライトなどを混入した軽量コンクリート、低発泡性ポ
リスチレンなどの硬質合成樹脂等が適している。
ブロック4を係合突起2付き可撓性シート3に一体的に
固着する構成としては、 A.第1図示例のように、係合突起2付き可撓性シート3
の上面所要箇所にブロック4の素材である硬化性充填材
を配設して、係合突起2を充填材に埋設させた状態で硬
化させる(第3図(A)示例)。
この場合、係合突起2付き可撓性シート3の上面に型枠
を載置して充填材を成型し、硬化させることにより、シ
ート3上の所要箇所にブロック4を固着させることがで
きる。あるいはシート3の係合突起2を上向きにプレス
下型に載せ、その上部に所要形状の型枠を載せた後、そ
の上面に硬化性充填材を載せてプレス上型で圧縮し、固
化させることもできる。このとき、空気・水抜きの為
に、第2図(イ)・第5図(イ)に示したような孔Hを
可撓性シート3に適宜数設けるとよい。
B.所定間隔置きにブロック4の素材である硬化性充填材
が入る形状大きさの凹部を可撓性シート3に形成してそ
の凹部内に係合突起2付を形成し、その中にモルタル等
の充填材を流し込んで硬化させる。すなわち各ブロック
4の上面・側面が可撓性シート3で覆われる(第3図
(B)示例)。
C.上記B構成の可撓性シート3の凹部内に硬化性充填材
を流し込んだ後、その上面に上記A構成の可撓性シート
3を、その係合突起2側を充填材に埋め込ませるように
配置して硬化させる。すなわち、各ブロック4の全面を
可撓性シートで包む(第3図(C)示例)。
上記において、隣り合うブロック4とブロック4の間に
は、ユニットパネルをたわみやすくするために微小間隙
Dを設けている。その微小間隙Dは第3図示例のように
上広がりにすることもある。
第4図に示すユニットパネルP4は、複数のブロック4
を、係合突起2を有する可撓性シート3上に、相互間に
微小間隙Dを有するように縦横一面に配設固着し、その
中央の縦横各2列分のブロックを除去した状態のもの
で、可撓性シート3を底とする十字状の配線溝5を形成
し、その溝5の開口縁に設けた段差部6に落とし込み式
にはまる十字形カバー板7で溝5の上面開口を覆う構成
である。
上記配線溝5の形態は、ブロック4の配列を変えること
により、井桁状、格子状、直線状、L字状など適宜に形
成される。それに伴いカバー板も溝の形状に合わせて一
体に形成するか、または種々の形状のカバー板を組合せ
ることにより構成する。
第4図中、8は十字形カバー板7に形成したケーブル挿
通孔、9は切欠き、10はカバー板7に屈撓性を付与する
ためのスリットである。
上記ユニットパネルP4における可撓性シート3は、第5
図示例のようにブロック4を形成すべき所要箇所にのみ
係合突起2を形成したが、第2図示例のように全面に係
合突起2を設けてもよい。
第6図示は可撓性シート3の上面に、係合突起2を有す
る別のシート21を貼付する状態図を示す。
第7図は第4図示例のように十字状配線溝5を設けたユ
ニットパネルP5の縦断面図で、係合突起2として、面フ
ァスナのT字形雄片を適用した例を示す。
第8図示は可撓性シート3の両面に面ファスナのJ字形
雄片を形成し、シート3の両面に第4図示例のようにブ
ロック4を構成して、十字状の配線溝5をシート3を境
に上下2段に画成する配線溝付きユニットパネルP6を構
成した例を示すものである。
本考案は、前記具体例として挙げたユニットパネルに限
定されることなく、ブロック4の配列間隔・形状・寸法
などを適宜変えることにより、種々の形態のユニットパ
ネルを構成することができるものである。
ハ、考案の効果 本考案は前述のような構成であるから、接着剤を使用す
ることなく、可撓性シートとブロックとは係合突起によ
り一体的に堅固に固着されるので、運搬時、敷設時或は
長期の使用等により、シートが屈曲しても、ブロックが
シートから離脱することがない。
また、ブロック内に係合突起が埋設された状態にあるの
で、係合突起はブロックの補強材の役目を果たし、ブロ
ックに亀裂が生じても損壊することを防止できる。
更に、各ブロックは所定間隔を置いて可撓性シートに固
着されているので、ユニットパネルをフロア上に敷設し
た際、フロアの不陸(凹凸)にシートが追随してなじ
み、各ユニットパネルのガタ付きがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案ユニットパネルの一実施例を示す斜視
図、第2図(イ)・(ロ)は第1図例のユニットパネル
に使用する係合突起付き可撓性シートの平面図及び側面
図、第3図(A)は第1図a−a線に沿うユニットパネ
ルの拡大縦断面図、第3図(B)及び(C)は他の実施
例におけるユニットパネルの拡大縦断面図、第4図は配
線溝を形成したユニットパネルの一実施例を示す斜視
図、第5図及び第6図は第4図例のユニットパネルに使
用する係合突起付き可撓性シートの例を示す平面図
(イ)及び側面図(ロ)、第7図は第4図と同様の配線
溝を有するユニットパネルの拡大縦断面図、第8図は配
線溝を上下2層に画成したユニットパネルの拡大縦断面
図。 P1・P2・P3・P4・P5・P6はユニットパネル、2は係合突
起、3は可撓性シート、4はブロック、5は配線溝、6
は段差部、7はカバー板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に係合突起を有する可撓性シート、該
    シート上に所定間隔を置いて、硬化性充填材から成る複
    数のブロックが硬化接着されてなることを特徴とするユ
    ニットパネル。
JP1002190U 1990-02-03 1990-02-03 ユニットパネル Expired - Lifetime JPH07582Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1002190U JPH07582Y2 (ja) 1990-02-03 1990-02-03 ユニットパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1002190U JPH07582Y2 (ja) 1990-02-03 1990-02-03 ユニットパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03101737U JPH03101737U (ja) 1991-10-23
JPH07582Y2 true JPH07582Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31513623

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1002190U Expired - Lifetime JPH07582Y2 (ja) 1990-02-03 1990-02-03 ユニットパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07582Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4747537B2 (ja) * 2004-09-07 2011-08-17 日本電気株式会社 携帯端末及びその制御方法、並びに携帯端末のためのコンピュータ・プログラム
JP5492838B2 (ja) * 2011-08-05 2014-05-14 株式会社小松プロセス コンクリート構造物とその製造方法およびコンクリート構造物用転写シート
JP6684668B2 (ja) * 2016-06-30 2020-04-22 アルインコ株式会社 配線構造を備えた仮設床構築物及びその構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03101737U (ja) 1991-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU703860B2 (en) Panels in particular for floor, wall, ceiling or furniture coverings or components, a method of manufacturing such panels or components, and a retaining element for such panels
US7836651B2 (en) Tile assembly system
KR19990036029A (ko) 콘크리트 거푸집용 물체 지지브라켓 홀더
US4182089A (en) Interlocking building block
JPH07582Y2 (ja) ユニットパネル
US20050076606A1 (en) Tile overlay system and method
JPH07587Y2 (ja) 配線用フロアパネル装置
JPS5912346Y2 (ja) 化粧板
JPH0618965Y2 (ja) パネル構造体
WO2024000099A1 (zh) 组合式板材结构
JP2572505B2 (ja) タイル貼り下地材
JPH0518427Y2 (ja)
JP2520516B2 (ja) 床下地材
JPH0518434Y2 (ja)
JP2542771B2 (ja) 壁パネル
JP2787341B2 (ja) 配線床構造
JPH1136557A (ja) タイルの施工方法及びタイルの施工治具
JP2641843B2 (ja) フロアパネル装置およびその施工方法
JPS6336121Y2 (ja)
JPH069222Y2 (ja) タイル張り用パネル
JPS6311254Y2 (ja)
TW202348880A (zh) 組合式板材結構
JPS60144457A (ja) 両面カ−ペツト敷設方法
JPH065457Y2 (ja) 段葺きモルタル壁
JPS6117142Y2 (ja)