JP2002138652A - 構成材取付装置 - Google Patents

構成材取付装置

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JP2002138652A
JP2002138652A JP2000335282A JP2000335282A JP2002138652A JP 2002138652 A JP2002138652 A JP 2002138652A JP 2000335282 A JP2000335282 A JP 2000335282A JP 2000335282 A JP2000335282 A JP 2000335282A JP 2002138652 A JP2002138652 A JP 2002138652A
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JP
Japan
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component
magnet
pole
components
floor
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JP2000335282A
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Toru Suzuki
透 鈴木
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KYOWA SEISAN KK
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KYOWA SEISAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数の構成材による構築体の形成を、簡単かつ
効率よく行うことができる構成材取付装置を提供する。 【解決手段】板状に形成された多数の構成材1を、該構
成材1の端部を突き合わせにより並び設けて構築体bを
形成する構成材取付装置Aにあって、構成材1の周縁端
部に磁石体3を間隔的に複数個埋設させて、構築体bの
形成にあって、磁石体3,3同士が当接するように対応
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床材や壁材等の構成材
による構築体を、簡単かつ効率よく形成させることがで
きる構成材取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等における床材の張設にあっ
ては、例えば、図8に示すように、根太60上に設けた
下貼り合板61上に、相じゃくり状の継ぎ手62を施し
た床板63を、順次並べて釘64により下貼り合板61
に止め付けていた。
【0003】そのため、施工に多くの時間が掛かって効
率のよい床張りを行うことができなかった。また、一旦
張設した床の張り替えに際しては、床板は釘により固定
されているため、その取り外しが困難で、工事が大掛か
りとなってしまう。等の様々な問題点を有するものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、板状に形成され
た多数の構成材を、該構成材の端部を突き合わせにより
並び設けて構築体を形成する構成材取付装置にあって、
構成材の周縁端部に磁石体を間隔的に複数個埋設させ
て、構築体の形成にあって、磁石体同士が当接するよう
に対応させることにより、多数の構成材による構築体の
形成を、簡単かつ効率よく行うことができる構成材取付
装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、板状に形成された多数の構成材
を、該構成材の端部を突き合わせにより並び設けて構築
体を形成する構成材取付装置にあって、前記構成材の周
縁端部に磁石体を間隔的に複数個埋設させて、前記構築
体の形成にあって、前記磁石体同士が当接するように対
応させた構成材取付装置の構成にある。
【0006】また、構成材に埋設された磁石体は、その
S極とN極とが交互に配されるように設ける。
【0007】更に、構成材に埋設された磁石体は、その
S極とN極とが交互に配されるように設けて、隣り合う
他の構成材と突き合わさったとき、該構成材に埋設され
た磁石体の極性とが互いに異なるように設ける。
【0008】
【実施例】次に本発明に関する構成材取付装置の一実施
例を図面に基づいて説明する。図1および図3〜図7に
おいてAは、板状に形成された多数の構成材1を、該構
成材1の端部を突き合わせにより並び設けて床や壁等の
構築体bを形成する構成材取付装置で、構成材1の周縁
端部に穿設させた取付孔2へ磁石体3を間隔的に複数個
埋設させてあり、この構築体bの形成にあって、磁石体
3,3同士が当接するように対応させる。
【0009】前記した構成材1は、木質材あるいは木質
合成材,集成材等を用いて、その大きさを、例えば、3
00mm×300mm,300mm×600mm,30
0mm×900mm等とのように形成させてある。な
お。裏面に裏張り用シート材4を貼着することもある。
【0010】前記した磁石体3は、構成材1の厚さ内に
納まり得る大きさに形成させてあって、該構成材1の取
付孔2へ接着等により容易に離脱しないように止め付け
てある。
【0011】また、該磁石体3の取り付けにあっては、
図4に示すように、この磁石体2のS極とN極とが交互
に配されるように設けて、隣り合う他の構成材1と突き
合わさったとき、該構成材1に埋設された磁石体3の極
性S極とN極とが互いに異なるように設けられている。
【0012】そして、この磁石体2の取り付けピッチ
は、図5に示すように、構成材1は平面形状正方形を基
本として、該正方形の角部から辺における内方へ向かっ
てこの磁石体3が取り付けられる位置の寸法Xと、これ
ら寸法X,Xから更に辺における内方へ向かって該磁石
体3が取り付けられる位置の寸法Yとが同じとなるよう
に設定される。また、構成材1が平面形状長方形となる
場合は、前記した平面形状正方形の構成材1の倍数とす
ることで、寸法Xと寸法Yとが一致する。そのため、平
面形状長方形の構成材1により構築体bを形成するとき
は、図5に示すように、該構成材1,1を互いに1/2
ずつずらして組み合わせることで千鳥状となる。
【0013】したがって、前記のように構成される本発
明の構成材取付装置Aは、以下に述べる作用を奏する。
例えば、住宅等にあって床の構成材bを形成するとき
は、土台5上に取り付けた根太6に合板等の下地材7を
張り、かつ、骨組みにおける柱間には壁体7を取り付け
ておく。
【0014】そして、この下地材7上へ、床の隅から構
成材1を並べ、次の他の構成材1を並べてその周端縁を
突き合わせると、該構成材1,1に設けた磁石体3,3
のS極とN極とが合わさって、該磁石体3,3の持つ互
いの磁力吸引によりこれら構成材1,1の端面が密着
し、両構成材1,1が下地材7上で固定される。このと
き、構成材1に設けられた多数の磁石体3,3…は、S
極とN極とが交互に設けられているため、いずれの磁石
体3も必ずS極とN極とが対応することとなる。
【0015】このようにして、順次、構成材1を下地材
7上に並べ設ければ、図4に示すように、各構成材1,
1…の磁石体3,3…は互いに合致して、その磁力の吸
引力を発揮し、所定の床体である構築体bが形成され
る。また、構成材1の張設配列は、同一向きの配列や千
鳥状の配列等任意に行うことができる。
【0016】この床体である構築体bは、住宅等の新築
時において施工することができることはもちろんのこ
と、既存のフロアー材や畳,カーペット等の上に載置し
た状態で張設して床体bを形成することができるもの
で、後日必要に応じて、この床体bを取り除く場合で
も、構成材1の取り付けが釘やねじ,接着剤等を使用し
ていないため簡単に行える。
【0017】特に、この床体bの一部において、その構
成材1を取り除く場合であっても、簡単に取り外すこと
ができる。
【0018】なお、既存のフロアー材や下貼り合板8の
上に床体bを形成させる場合は、図6および図7に示す
ように、床の隅部に框材9を取り付け、この框材9に沿
って構成材1を前記した実施例に示すように施工して行
けば、同様に床体bを形成させることができる。
【0019】この框材9は構成体1,1…を張設した後
取り付けてもよいもので、該框材9の内側端縁には、構
成材1の周端縁に設けた磁石体3,3…に対応するよう
に、そのS極とN極とを交互にさせた磁石体3,3…を
穿設された取付孔10に埋設させるものであり、更に、
該框材9のコーナー部にあっても、框コーナー材11を
設け、この框コーナー材11の連結も埋設させた磁石体
3,3により行うことにより施工の簡便さが発揮され
る。
【0020】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、板状
に形成された多数の構成材を、該構成材の端部を突き合
わせにより並び設けて構築体を形成する構成材取付装置
にあって、前記構成体の周縁端部に磁石体を間隔的に複
数個埋設させて、前記構築体の形成にあって、前記磁石
体同士が当接するように対応させることにより、構築体
の形成が接着剤や釘等の固着手段を使用することなく簡
単に行え、しかも、構築体の取り外しにおいても、構成
体やその付近の部材を損傷させることなく容易に行うこ
とができる等の格別な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する一実施例の構成材取付装置より
形成された構築体を示す断面図である。
【図2】図1における構成材取付装置に用いる構成材を
示す斜視図である。
【図3】図2における構成材の要部を示す一部を破断し
て示す説明図である。
【図4】図1における構成材取付装置による構築体の形
成状態を示す一部の平面図である。
【図5】図1における構成材取付装置による構築体の磁
石体の取付状態を示す説明図である。
【図6】図1における構成材取付装置の他の例を示す一
部の断面図である。
【図7】図6における構成材取付装置による構築体の形
成状態を示す一部の平面図である。
【図8】従来の床の施工状態を示す断面図である。
【符号の説明】
A 構成材取付装置 b 構築体 1 構成材 3 磁石体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状に形成された多数の構成材を、該構
    成材の端部を突き合わせにより並び設けて構築体を形成
    する構成材取付装置にあって、 前記構成材の周縁端部に磁石体を間隔的に複数個埋設さ
    せて、前記構築体の形成にあって、前記磁石体同士が当
    接するように対応させたことを特徴とする構成材取付装
    置。
  2. 【請求項2】 構成材に埋設された磁石体は、そのS極
    とN極とが交互に配されるように設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の構成材取付装置。
  3. 【請求項3】 構成材に埋設された磁石体は、そのS極
    とN極とが交互に配されるように設けて、隣り合う他の
    構成材と突き合わさったとき、該構成材に埋設された磁
    石体の極性とが互いに異なるように設けたことを特徴と
    する請求項1記載の構成材取付装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009114804A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Sekisui Chem Co Ltd 置敷化粧床材用基材、置敷化粧床材および置敷化粧床材用基材の連結方法
JP2009236485A (ja) * 2009-07-16 2009-10-15 Osaka Gas Co Ltd 床暖房パネル
EP3179009A1 (de) * 2015-12-11 2017-06-14 Bentzinger, Brunhilde Flächiges boden- oder wandbelagselement
CN114775940A (zh) * 2022-04-29 2022-07-22 广州市第一装修有限公司 一种免挂式室内岩板及其施工方法

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