JP2009250019A - フリーアクセスフロアタイル張り工法 - Google Patents
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Abstract
【課題】フリーアクセスフロアに乾式工法で石や粘土を平板状に成型焼成した床タイルを施工する工法。
【解決手段】フリーアクセスフロア3に平板形状をした床施工用資材2を剥がし再張付けできる接着材6で張付け、その表面に平板状の石やタイル1を接着固定して床面を構成する。床施工用資材2の少なくとも2辺に小さい床タイル位置固定突起部4による表面凹部に床タイルを挿入して固定することでタイル床面を構成する。また、床施工用資材2の4隅又は4辺に嵌合凹凸部を形成し、複数の床施工用資材2を嵌合する。位置固定突起部4を床施工用資材の周辺及び周辺以外に設けて、凹部に複数個の床タイルを挿入係止するか、接着材で張付けて床タイル面を構成する。さらに、床タイルの側面に目地テープを貼り付けて隙間を一定にして張付けて床タイル面を構成する。
【選択図】図2
【解決手段】フリーアクセスフロア3に平板形状をした床施工用資材2を剥がし再張付けできる接着材6で張付け、その表面に平板状の石やタイル1を接着固定して床面を構成する。床施工用資材2の少なくとも2辺に小さい床タイル位置固定突起部4による表面凹部に床タイルを挿入して固定することでタイル床面を構成する。また、床施工用資材2の4隅又は4辺に嵌合凹凸部を形成し、複数の床施工用資材2を嵌合する。位置固定突起部4を床施工用資材の周辺及び周辺以外に設けて、凹部に複数個の床タイルを挿入係止するか、接着材で張付けて床タイル面を構成する。さらに、床タイルの側面に目地テープを貼り付けて隙間を一定にして張付けて床タイル面を構成する。
【選択図】図2
Description
この発明は、建物の床に平板状の石や粘土を平板状に成型焼成した床タイルを下部に配線空間を有する平板上床パネルユニット、以下フリーアクセスフロア3と呼ぶに張り付ける工法及びその構造に関する。
従来、床タイルは、コンクリート躯体など床面に下地モルタルの下地層を形成した上に張り付けモルタルで張り付ける湿式法により施工されている。
近年事務所ビルの床にはコンピューターおよびインターネットの普及でフリーアクセスフロアが採用される事が多くなっている。一方床仕上げに床タイルを用いることも多くなっている。しかし、フリーアクセスフロアに湿式で床タイルを張付ける事は困難であり、乾式工法が求められている。
近年事務所ビルの床にはコンピューターおよびインターネットの普及でフリーアクセスフロアが採用される事が多くなっている。一方床仕上げに床タイルを用いることも多くなっている。しかし、フリーアクセスフロアに湿式で床タイルを張付ける事は困難であり、乾式工法が求められている。
床タイルは天然石を切り出したものや粘土を高温焼成したものがほとんどであり、自然資源の枯渇を避けるため、またエネルギーの節約のため床タイルの再利用も社会的要請である。
モルタル等で床に床タイルを張り付ける湿式法には次のような欠点があった。
イ. 床タイルを張付けるために下地床を平面に下地調整しなければならない。
ロ. 湿式法により床タイルを床面に強固に張付けるため、床がフリーアクセスフロアの場合は後で配線を床下に通せない。
ハ. 貼り付けモルタルの乾燥収縮亀裂による床タイルの亀裂。
ニ. 張り付けモルタルの調合、混錬、塗りつけに手間がかかることにより施工スピードが遅くなる。
ホ. モルタルの完全硬化に関わる時間が約4週間と長く、建物の全体工期も長くなる。
ヘ. 床タイルを1枚1枚現場で目地合わせしなければならず施工手間がかかる。
ト. 床タイルの貼り付けモルタルの重量が床全体の重量に加算されて、床の重量が大きくなり、ひいては建物の耐震性能が低下する。
チ. 湿式工法による貼り付けモルタルによる建物の汚れ、目地のはみだしモルタルによる床の汚れが発生して床及び建物を汚すこととなる。
リ. 湿式工法では床タイルを1枚1枚現場で目地合わせしなければならず目地間隔を一定に保持することが困難であり、目地の通りが整然と保たれない。
ヌ. 床の平面性について、床タイル1枚ごとの現場での厚さ合わせが必要となり、床面の平面性が低下する。
ル. 床タイルの張替えは困難であり、汚れた床タイルを破損することなく新しい床タイルに交換不可能、従って古い床タイルを洗浄によりリサイクルができず資源の有効活用ができない。
本発明はこれらの欠点を解決するために発明されたものである。
イ. 床タイルを張付けるために下地床を平面に下地調整しなければならない。
ロ. 湿式法により床タイルを床面に強固に張付けるため、床がフリーアクセスフロアの場合は後で配線を床下に通せない。
ハ. 貼り付けモルタルの乾燥収縮亀裂による床タイルの亀裂。
ニ. 張り付けモルタルの調合、混錬、塗りつけに手間がかかることにより施工スピードが遅くなる。
ホ. モルタルの完全硬化に関わる時間が約4週間と長く、建物の全体工期も長くなる。
ヘ. 床タイルを1枚1枚現場で目地合わせしなければならず施工手間がかかる。
ト. 床タイルの貼り付けモルタルの重量が床全体の重量に加算されて、床の重量が大きくなり、ひいては建物の耐震性能が低下する。
チ. 湿式工法による貼り付けモルタルによる建物の汚れ、目地のはみだしモルタルによる床の汚れが発生して床及び建物を汚すこととなる。
リ. 湿式工法では床タイルを1枚1枚現場で目地合わせしなければならず目地間隔を一定に保持することが困難であり、目地の通りが整然と保たれない。
ヌ. 床の平面性について、床タイル1枚ごとの現場での厚さ合わせが必要となり、床面の平面性が低下する。
ル. 床タイルの張替えは困難であり、汚れた床タイルを破損することなく新しい床タイルに交換不可能、従って古い床タイルを洗浄によりリサイクルができず資源の有効活用ができない。
本発明はこれらの欠点を解決するために発明されたものである。
本発明者は上記のような状況に鑑み鋭意検討の結果、以下に記載するような発明をなすに至ったものである。
建物の床にあって、フリーアクセスフロア3に厚さ0.3mmから40mmの平板形状をした床施工用資材2を剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付ける。
その表面に平板状の石や粘土を平板状に成型焼成した床タイル1を床タイル張付け接着材5で接着固定して床タイル面を構成する。
床施工用資材2を床タイル1の平面形状と該等しく四角平板形状を成させて、少なくとも2辺に床タイル1の位置を固定するための床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を表面に形成させる。
複数個の床施工用資材2をフリーアクセスフロア3に剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付ける。
表面の位置固定突起部により形成される凹部に床タイル1を挿入して係止するか又は、床タイル張付け接着材5で接着固定することで床タイル面を構成することができる。
床施工用資材2の4隅又は4辺に床施工用資材同士を平面状に結合する為の嵌合凹部9、嵌合凸部10を形成して、複数の床施工用資材2をお互いに嵌合接合して床タイル面を構成することができる。
床施工用資材2の4辺をフリーアクセスフロアの4辺と該一致させて、更に床タイルの目地とフリーアクセスフロアの目地を一致させて、剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付ける。
床施工用資材2の周辺及び周辺以外に床タイルの厚みより小さい位置固定突起部を表面に形成して、その位置固定突起部4により形成される凹部に複数個の床タイルを挿入係止するか、床タイル張付け接着材5で張付けて床タイル面を構成する。また床タイル1の側面に1mmから30mmの厚さで高さが床タイル1の厚さより小さい目地テープ7を貼り付けて、複数個の床タイル1の厚さと直角方向の相互の隙間を一定にして張付けて床タイル面を構成する。
建物の床にあって、フリーアクセスフロア3に厚さ0.3mmから40mmの平板形状をした床施工用資材2を剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付ける。
その表面に平板状の石や粘土を平板状に成型焼成した床タイル1を床タイル張付け接着材5で接着固定して床タイル面を構成する。
床施工用資材2を床タイル1の平面形状と該等しく四角平板形状を成させて、少なくとも2辺に床タイル1の位置を固定するための床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を表面に形成させる。
複数個の床施工用資材2をフリーアクセスフロア3に剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付ける。
表面の位置固定突起部により形成される凹部に床タイル1を挿入して係止するか又は、床タイル張付け接着材5で接着固定することで床タイル面を構成することができる。
床施工用資材2の4隅又は4辺に床施工用資材同士を平面状に結合する為の嵌合凹部9、嵌合凸部10を形成して、複数の床施工用資材2をお互いに嵌合接合して床タイル面を構成することができる。
床施工用資材2の4辺をフリーアクセスフロアの4辺と該一致させて、更に床タイルの目地とフリーアクセスフロアの目地を一致させて、剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付ける。
床施工用資材2の周辺及び周辺以外に床タイルの厚みより小さい位置固定突起部を表面に形成して、その位置固定突起部4により形成される凹部に複数個の床タイルを挿入係止するか、床タイル張付け接着材5で張付けて床タイル面を構成する。また床タイル1の側面に1mmから30mmの厚さで高さが床タイル1の厚さより小さい目地テープ7を貼り付けて、複数個の床タイル1の厚さと直角方向の相互の隙間を一定にして張付けて床タイル面を構成する。
本発明を使用することによって。従来のモルタル等で床に床タイルを張り付ける湿式法にくらべて、フリーアクセスフロアに接着材で床タイルを張付けるために下地床を平面に下地調整する必要がない。
床タイルを専用接着材で床面にいつでも剥せるように張付けるため、床がフリーアクセスフロアの場合の各種配線をいつでも床下に通すことができる。
貼り付けモルタルの乾燥収縮亀裂による床タイルの亀裂がない。張り付けモルタルの調合、混錬、塗りつけの手間がなく施工スピードが速くなる。
モルタルの完全硬化に関わる時間の約4週間が省略でき、建物の全体工期を短縮できる。
床タイルを1枚1枚現場で目地合わせする必要がなく施工手間が省ける。接着材により床に張付けるため床全体の重量が大きくならず、建物の耐震性能を低下させることがない。乾式工法により張付けるため建物の汚れ、目地のはみだしモルタルによる床の汚れが発生せず床及び建物を汚すことが少ない。
床タイルを目地が付いた成型品のベース材に挿入して施工するため1枚1枚現場で目地合わせする必要がなく、目地間隔を一定に保持することが安易であり、目地の通りが整然と保たれる。
床の平面性についても、床がフリーアクセスフロアでは高さ調整がすでに済んでおり、床面の平面性が保持されている。
床タイルの張替が可能であり、汚れた床タイルを破損することなく新しい床タイルに交換できる、従って古い床タイルを洗浄によりリサイクルができて資源の有効活用ができる。
床タイルを専用接着材で床面にいつでも剥せるように張付けるため、床がフリーアクセスフロアの場合の各種配線をいつでも床下に通すことができる。
貼り付けモルタルの乾燥収縮亀裂による床タイルの亀裂がない。張り付けモルタルの調合、混錬、塗りつけの手間がなく施工スピードが速くなる。
モルタルの完全硬化に関わる時間の約4週間が省略でき、建物の全体工期を短縮できる。
床タイルを1枚1枚現場で目地合わせする必要がなく施工手間が省ける。接着材により床に張付けるため床全体の重量が大きくならず、建物の耐震性能を低下させることがない。乾式工法により張付けるため建物の汚れ、目地のはみだしモルタルによる床の汚れが発生せず床及び建物を汚すことが少ない。
床タイルを目地が付いた成型品のベース材に挿入して施工するため1枚1枚現場で目地合わせする必要がなく、目地間隔を一定に保持することが安易であり、目地の通りが整然と保たれる。
床の平面性についても、床がフリーアクセスフロアでは高さ調整がすでに済んでおり、床面の平面性が保持されている。
床タイルの張替が可能であり、汚れた床タイルを破損することなく新しい床タイルに交換できる、従って古い床タイルを洗浄によりリサイクルができて資源の有効活用ができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
建物の床に張付けられる床タイル1は自然石から切り出されたものや粘土類を焼成して成型された平板状のタイルで、特に裏面を加工したものでなくても良い。本発明の床施工用資材2はプラスチック又は金属で形成されたものでフリーアクセスフロア3に敷き並べられる。
フリーアクセスフロア3表面は高さ調整されていることがのぞましく、高さ調整機構のない置き敷きタイプであっても置き敷き前の床面は均しモルタルで表面が平らに仕上げられていることが最良であるが、躯体コンクリート13の表面精度が高ければフリーアクセスフロア3はそのまま敷き並べることができる。
床施工用資材2は0.3mmから40mm厚さで床施工用資材2の素材によりその厚みは決定されるが、居室の天井高を阻害しないように一般に該8mm程度が最良である。
床施工用資材2をフリーアクセスフロアに張付ける床施工用資材張付け接着材6は剥がし再張付けできる接着材で、タイルカーペット等の接着に使用されている水性アクリル樹脂系エマルジョン形の接着剤、所謂ピールアップセメントでよい。また、床タイル1と床施工用資材2との床タイル張付け接着材5は合成樹脂系の接着材でゴム系、酢酸ビニル系、エポキシ系接着剤等でよい。
床施工用資材2表面の少なくとも2辺に床タイル1の位置を固定するための床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を設けるばあいはその厚みは後に挿入係止又は、接着固定される床タイル1同志間の目地の幅に依存しており、該5mm程度が一般的である。4辺に位置固定突起部4を形成してもよく、その場合その厚みを床タイル1同志の目地幅の該半分の厚みにする。
床施工用資材2の4辺をフリーアクセスフロア3の4辺と該一致させることでフリーアクセスフロア3同志の不陸、変形、更に躯体床面の不陸を吸収することができる。
複数の床施工用資材2をお互いに嵌合接合するように床施工用資材2の4隅又は4辺に嵌合凹部9、嵌合凸10を形成する場合は、嵌合凹部9、嵌合凸10の形状は丸、四角、三角など、嵌合できる形状とするが、上下方向に嵌合できる形状でもよい。
床施工用資材2の4隅又は4辺において平面状に嵌合結合されてなる複数の床施工用資材2表面の位置固定突起部4により形成された凹部に床タイル1を挿入固定することで床タイル面が構成される。
床施工用資材2表面の位置固定突起部4がそのまま床タイル1の目地とすることもできる。床施工用資材2は複数個の床タイル1を挿入固定するようにその周辺以外に床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を設けて位置固定突起部4より構成される凹部に複数の床タイル1を挿入して床タイル面を構成することができる。
床タイル1が加工されて平面形状が変形しても目地を確保するために床タイル1の側面に目地テープ7を貼り付けて、床施工用資材2に床タイル張付け接着材5で張付け施工できるようにしている。目地テープ7の材質は金属、プラスチックでよく、木材でも防腐処理されていればよい。目地テープ7の接着は一般の合成樹脂系の接着材でよく、テープに糊付けされたものでもよい。
建物の床に張付けられる床タイル1は自然石から切り出されたものや粘土類を焼成して成型された平板状のタイルで、特に裏面を加工したものでなくても良い。本発明の床施工用資材2はプラスチック又は金属で形成されたものでフリーアクセスフロア3に敷き並べられる。
フリーアクセスフロア3表面は高さ調整されていることがのぞましく、高さ調整機構のない置き敷きタイプであっても置き敷き前の床面は均しモルタルで表面が平らに仕上げられていることが最良であるが、躯体コンクリート13の表面精度が高ければフリーアクセスフロア3はそのまま敷き並べることができる。
床施工用資材2は0.3mmから40mm厚さで床施工用資材2の素材によりその厚みは決定されるが、居室の天井高を阻害しないように一般に該8mm程度が最良である。
床施工用資材2をフリーアクセスフロアに張付ける床施工用資材張付け接着材6は剥がし再張付けできる接着材で、タイルカーペット等の接着に使用されている水性アクリル樹脂系エマルジョン形の接着剤、所謂ピールアップセメントでよい。また、床タイル1と床施工用資材2との床タイル張付け接着材5は合成樹脂系の接着材でゴム系、酢酸ビニル系、エポキシ系接着剤等でよい。
床施工用資材2表面の少なくとも2辺に床タイル1の位置を固定するための床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を設けるばあいはその厚みは後に挿入係止又は、接着固定される床タイル1同志間の目地の幅に依存しており、該5mm程度が一般的である。4辺に位置固定突起部4を形成してもよく、その場合その厚みを床タイル1同志の目地幅の該半分の厚みにする。
床施工用資材2の4辺をフリーアクセスフロア3の4辺と該一致させることでフリーアクセスフロア3同志の不陸、変形、更に躯体床面の不陸を吸収することができる。
複数の床施工用資材2をお互いに嵌合接合するように床施工用資材2の4隅又は4辺に嵌合凹部9、嵌合凸10を形成する場合は、嵌合凹部9、嵌合凸10の形状は丸、四角、三角など、嵌合できる形状とするが、上下方向に嵌合できる形状でもよい。
床施工用資材2の4隅又は4辺において平面状に嵌合結合されてなる複数の床施工用資材2表面の位置固定突起部4により形成された凹部に床タイル1を挿入固定することで床タイル面が構成される。
床施工用資材2表面の位置固定突起部4がそのまま床タイル1の目地とすることもできる。床施工用資材2は複数個の床タイル1を挿入固定するようにその周辺以外に床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を設けて位置固定突起部4より構成される凹部に複数の床タイル1を挿入して床タイル面を構成することができる。
床タイル1が加工されて平面形状が変形しても目地を確保するために床タイル1の側面に目地テープ7を貼り付けて、床施工用資材2に床タイル張付け接着材5で張付け施工できるようにしている。目地テープ7の材質は金属、プラスチックでよく、木材でも防腐処理されていればよい。目地テープ7の接着は一般の合成樹脂系の接着材でよく、テープに糊付けされたものでもよい。
図3は本発明のフリーアクセスフロアタイル張り工法の実施例である。
実施例の床パネルの厚さは10mmであり粘土を高温焼成した平板上パネルである、床施工用資材2はポリエチレンで成形されており、その厚さは6mm、その4辺に厚さ2.5mmで、高さ7mmの位置固定突起部4を設けている。
複数個の床施工用資材2がフリーアクセスフロアの上に床施工用資材張付け接着材6としてタイルカーペット等の接着に使用されている水性アクリル樹脂系エマルジョン形の接着剤、所謂ピールアップセメントで張付けられている。床施工用資材張付け接着材6は剥がし再張付け可能な接着材である。
張付けられた複数の床施工用資材2の位置固定突起部4により構成された凹部に床タイル1が挿入係止されているが、本実施例では床タイルは床施工用資材2に接着されていないが、接着材で接着も可能である。
複数個の床施工用資材2同志がフリーアクセスフロア3に側面を密着させて張付けられ、位置固定突起部4が合わされて該幅5mmの目地を形成する
目地はそのまま床タイル面の目地として使用されているが、更に美観向上、防水性能向上のために目地上からタイル面に合わせて変性ウレタンのシーリングを打つこともある。その場合位置固定突起部4と床タイル面より形成される溝底部はシーリングの目地底として利用できる。
実施例の床パネルの厚さは10mmであり粘土を高温焼成した平板上パネルである、床施工用資材2はポリエチレンで成形されており、その厚さは6mm、その4辺に厚さ2.5mmで、高さ7mmの位置固定突起部4を設けている。
複数個の床施工用資材2がフリーアクセスフロアの上に床施工用資材張付け接着材6としてタイルカーペット等の接着に使用されている水性アクリル樹脂系エマルジョン形の接着剤、所謂ピールアップセメントで張付けられている。床施工用資材張付け接着材6は剥がし再張付け可能な接着材である。
張付けられた複数の床施工用資材2の位置固定突起部4により構成された凹部に床タイル1が挿入係止されているが、本実施例では床タイルは床施工用資材2に接着されていないが、接着材で接着も可能である。
複数個の床施工用資材2同志がフリーアクセスフロア3に側面を密着させて張付けられ、位置固定突起部4が合わされて該幅5mmの目地を形成する
目地はそのまま床タイル面の目地として使用されているが、更に美観向上、防水性能向上のために目地上からタイル面に合わせて変性ウレタンのシーリングを打つこともある。その場合位置固定突起部4と床タイル面より形成される溝底部はシーリングの目地底として利用できる。
1 床タイル
2 床施工用資材
3 フリーアクセスフロア
4 位置固定突起部
5 床タイル張付け接着材
6 床施工用資材張付け接着材
7 目地テープ
8 配線
9 嵌合凹部
10 嵌合凸部
11 下地調整モルタル
12 目地モルタル
13 躯体コンクリート
2 床施工用資材
3 フリーアクセスフロア
4 位置固定突起部
5 床タイル張付け接着材
6 床施工用資材張付け接着材
7 目地テープ
8 配線
9 嵌合凹部
10 嵌合凸部
11 下地調整モルタル
12 目地モルタル
13 躯体コンクリート
Claims (6)
- 建物の床にあって、その下部に配線空間を有する床パネルユニット、以下フリーアクセスフロア3と呼ぶ、に厚さ0.3mmから40mmの平板状床施工用資材2を剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付けて、その表面に平板状の石や粘土を平板状に成型焼成した床タイル1を床タイル張付け接着材5で接着固定することで床タイル面を構成することを特徴としたフリーアクセスフロアタイル張り工法。
- 請求項1において、床施工用資材2が床タイル1の平面形状と該等しく四角平板形状を成し、少なくとも2辺に床タイル1の位置を固定するための床タイル1の厚みより小さい位置固定突起部4を表面に形成して、複数個の床施工用資材2をフリーアクセスフロア3に剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付けて表面の位置固定突起部4により形成される凹部に床タイル1を挿入して係止するか、又は、床タイル張付け接着材5で接着固定することで床タイル面を構成することを特徴としたフリーアクセスフロアタイル張り工法。
- 請求項2において、その4隅又は4辺に床施工用資材2同志を平面状に結合する為の嵌合凹部9、嵌合凸部10を形成して複数の床施工用資材2をお互いに嵌合接合出来るようにしたことを特徴としたフリーアクセスフロアタイル張り工法。
- 請求項2において、床施工用資材2の4辺がフリーアクセスフロアの4辺と該一致しており、床タイルの目地とフリーアクセスフロアの目地を一致させて、剥がし再張付けできる床施工用資材張付け接着材6で張付けることを特徴としたフリーアクセスフロアタイル張り工法。
- 請求項1において、床施工用資材の周辺及び周辺以外に床タイルの厚みより小さい位置固定突起部4を表面に形成して、その位置固定突起部4より構成される凹部に複数個床タイル1を挿入係止するか、床タイル張付け接着材5で張付けて床タイル面を構成することを特徴としたフリーアクセスフロアタイル張り工法。
- 請求項1において、床タイル1の側面に1mmから30mmの厚さで高さが床タイル1の厚さより小さい目地テープ7を貼り付けて、複数個の床タイル1の厚さと直角方向の相互の隙間を一定にして張付けることを特徴としたリーアクセスフロアタイル張り工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008120711A JP2009250019A (ja) | 2008-04-04 | 2008-04-04 | フリーアクセスフロアタイル張り工法 |
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JP (1) | JP2009250019A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016035184A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | 日立機材株式会社 | フロアパネル |
CN108104410A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-01 | 王宏刚 | 一种地板砖托盘 |
-
2008
- 2008-04-04 JP JP2008120711A patent/JP2009250019A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016035184A (ja) * | 2014-08-01 | 2016-03-17 | 日立機材株式会社 | フロアパネル |
CN108104410A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-01 | 王宏刚 | 一种地板砖托盘 |
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