JP3124795U - プレート部材の連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続していない周縁壁面の凹凸が見えず、接続辺が十字状になるような接続連結のためにもプレート部材の角を特別な構造にする必要がない、プレート部材の連結構造を提供する。
【解決手段】多角形のプレート、または少なくとも1つの直線辺を有するプレートの、少なくとも1つの直線辺の縁部に、プレートの厚みよりも薄く、上面がプレートの上面と面一の突縁5を有し、前記プレートの裏面縁部に、側方と下方向に開口する切欠き湾入部3を等間隔に複数個設けてなるプレート部材1と、プレート部材1の突縁5の突出幅の2倍またはそれ以下の幅の板片に、対称的に、プレート部材1の湾入部3に嵌合する形状で、2つのプレート部材1を接合した場合に、両プレート部材1の対向する湾入部3に嵌合できる長さの突部7を設けた連結具6と、で構成し、2つプレート部材1をそれらの突縁5を設けた辺で横に接合し、その接合辺で対向する湾入部3に連結具6の突部7を着脱自在に嵌合させ、接合したプレート部材1を着脱自在に連結することを可能とする。
【選択図】図5

Description

この考案は、マット、玩具プレートやその他のプレート状の部材(以下これらを、特に差別する必要がある場合を除き、プレート部材と総称する。)の連結構造に関する。
従来から、プレート部材を複数枚接続連結するために、プレート部材の周縁の壁面に、等間隔に湾入部を設けることにより湾入間を突部として凹凸を設け、プレート部材を隣接させ、互いの凹凸を嵌合させて連結している。
ところが、前記プレート部材では、他のプレート部材と接続していない周縁壁には凹凸が残り、見苦しい。そこで、それらの突部を切断して周辺壁面を平面にするか、または特許文献1に示すように、一側面には前記プレート部材の凹凸に嵌合する凹凸を設け、他側面は直線縁とする耳片を用い、その凹凸を前記プレート部材の凹凸に嵌合している。
また、前記プレート部材を4枚を、接続辺が十字状になるように接続連結するためには、それらの隣接する4つの角(カド)は、特許文献1に示すように、特殊な構造にする必要がある。
実公 昭51−14420(実用新案登録請求の範囲、第1頁第21行目〜第35行目、図面)
従来のプレート部材で、接続していない周縁壁の凸部を切断するのは、材料を無駄にし、手数も係る。
従来の耳片を用いるものは、耳片を余分に作る必要があり、コストがかかる。
また、従来の周縁壁に凹凸を設けたプレート部材の場合には、4枚のプレート部材1の接続辺が十字状になるように接続連結するためには、それぞれのプレート部材の角を特殊な形状にしなければならない。
この考案は、接続連結が容易で、接続していない周縁壁面の凹凸が見えず、従って、突部を切断する作業を必要とせず、また、接続していない周縁壁面に耳片のような他の部材を取り付ける必要がなく、また、接続辺が十字状になるような接続連結のためにもプレート部材の角を特別な構造にする必要がなく、従来例に比べてコストの安い、プレート部材の連結構造を提供することを目的とする。
多角形のプレート、または少なくとも1つの直線辺を有するプレートの、少なくとも1つの直線辺の縁部に、前記プレートの厚みよりも薄く、上面が前記プレートの上面と面一の突縁を有し、前記プレートの裏面縁部に、側方と下方向に開口する切欠き湾入部(以下単に湾入部と言う)を等間隔に複数個設けてなるプレート部材と、
前記プレート部材の突縁の突出幅の2倍またはそれ以下の幅の板片に、対称的に、前記プレート部材の湾入部に嵌合する形状で、2つの前記プレート部材を接合した場合に、両プレート部材の対向する湾入部に嵌合できる長さの突部を設けてなる連結具と、
で構成し、プレート部材を他のプレート部材と、それらの突縁部を設けた辺で横に接合し、その接合辺で対向する前記湾入部に前記連結具の突部を着脱自在に嵌合させ、接合したプレート部材を着脱自在に連結することを可能とする。
プレート部材を、相似形の大小2枚の多角形のプレートで、その小さい方のプレートの少なくとも1つの縁に複数の切欠き湾入部を等間隔に設け、前記2枚の中心を合わせて重ね、固着して、形成してもよい。
また、プレート部材を、一体成形して形成してもよい。
連結具は、板片の両側方に、1またはプレート部材の湾入部の間隔に合わせた複数の突部を対称的に設ける。
接続連結が容易で、接続していない周縁壁面の凹凸が見えず、従って、突部を切断する作業を必要とせず、また、接続していない周縁壁面に耳片のような他の部材を取り付ける必要がなく、また、接続辺が十字状になるような接続連結のためにもプレート部材の角を特別な構造にする必要がなく、従来例に比べてコストの安い。
図1は、プレート部材1の裏面側の斜視図であり、図2はその要部拡大図である。
プレート部材1は、表側のプレート2と、それと相似形ので面積が小さく、周縁の各辺に複数の湾入部3を等間隔に設けた裏側のプレート4を、中心を合わせて重ね、接着してなる。プレート2と4を重ねると、湾入部3はプレート4の側方と下方に開口する。
プレート2と4は、木、ゴム、金属、合成樹脂等のいずれの材料よりなるものでもよいが、弾性合成樹脂やゴム等の弾性体で形成するのが好ましい。
プレート2と4は、中心を合わせて重ねているので、プレート2の下面の周縁面が、プレート4と重なっておらず、プレート2の周縁はプレート部材1の周縁に突縁5を形成する。
湾入部3の両側壁は平行でもよいが、湾入部3の奥方向に拡がるようにするのが、後述の連結具による連結を強固にすることができて、好ましい。
また、湾入部3の周壁は、図面では平面の3面で形成されているが、曲面の3面で形成してもよく、更に、曲面の3面の隣接部の角(カド)にアールを設けて、1つの曲面としてもにい。
図3は2枚のプレート部材1を横に接合した状態の底面図である。
プレート部材1は縦、横の何れの方向にも接合できる。
2枚のプレート部材1の接合した辺では、2枚のプレート部材1の湾入部3の開口がプレート2の突縁5の幅の2倍の幅を間隔として対向する。
図4は、連結具6を示す。
連結具6は、木、金属、合成樹脂、ゴムのいずれでもよいが、弾性体が好ましい。
連結具6は、プレート部材1の突縁5の幅の2倍の幅の板片で、両側方に、プレート部材1の湾入部の間隔に等しい間隔で、湾入部3に嵌合する形状の突部7を対称的に設けている。
図4に示す連結具6の突部7は、両側のそれぞれに、プレート部材1のプレート4の側方の湾入部3の数と同数であるが、連結具6はそれ以下の1または複数の突部7を設けたものでもよい。
連結具6の板片の幅は、突縁5の2倍の幅よりも少々狭くともよい。ただし、その場合には、突部7の長さは、2枚のプレート部材1を接合したときに、対向する2つの湾入部に嵌合できる長さとする。
図5は、2枚のプレート部材1を横に接合し、連結具6の突部7をプレート部材1の湾入部3に嵌合させ、連結具6で2枚のプレート部材1を着脱自在に連結した状態を示す底面図である。
図5において、側方のそれぞれに1乃至4の突部7を設けた連結具6を用いてもよい。 たとえば、側方のそれぞれに1個の突部7を対称的に設けた連結具6を1個用いる場合には、接合した2枚のプレート部材1の対向する湾入部3のいずれか、好ましくは中央の湾入部3、を選んで、連結具6の突部7を嵌合させるか、または、その連結具6を2個用い、2枚のプレート部材1の両端側の対向する湾入部3を選んで、連結具6の突部7を湾入部3に嵌合させて、プレート部材1を連結する。
側方のそれぞれに3または4個の突部7を設けた連結具6を、図5の2つのプレート部材1の連結に用いる場合には、両端の何れか一方の端部の湾入部3を除いた湾入部3に突部7を嵌合させて、2つのプレート部材1を連結させる。
側方のそれぞれに2個の突部7を設けた連結具6を用いる場合には、1個の連結具6を用いて2つのプレート部材1の接合辺の、中心附近で対向する2対の湾入部に突部7を嵌合させるか、または、2個の連結具6を用いて、図6に示すように、対向する2対づつの2組の湾入部に突部7を嵌合させて、2つのプレート部材1を連結する。
プレート部材1は、縦方向にも、上記と同様の要領で、連結具6を用いて連結することができる。
また、プレート部材1は、縦、横方向に順次複数枚接合して、連結具6を用いて連結することができる。
プレート部材1が小さく、2枚連結する場合には、図5に示すように、裏面側のプレート4を上にして、連結具6で連結してから、連結した2枚のプレート部材1を裏返してプレート2の表を上にしてもよいが、プレート部材1が大きい場合や、プレート部材1の大小にかかわらず、3枚以上連結するような場合には、先ず、1枚のプレート部材1をプレート2を上にして床等に置き、プレート部材1の縁部を持ち上げて、プレート4の湾入部3に連結具6の片方の側部の突部7を嵌合させ、次いで他方の側部の突部7に、他のプレート部材1のプレート4の湾入部3を対向させて、該プレート部材1をプレート2側から押して、湾入部3に突部7を嵌合させることにより、2枚のプレート部材1を連結し、順次同様の要領で他のプレート部材を接合して連結することができる。
プレート部材1の湾入部3の大きさは、連結具の突部7に対応するものであるが、プレート部材1が弾性体よりなる場合には、湾入部3の大きさを、連結具6の突部7の大きさよりも幾分小さくすれば、湾入部3に突部7を対向させて、突部7を強く押せば、弾力で湾入部3が突部7で幾分押し拡げられて、湾入部3に突部7が嵌合し、嵌合後の突部7はプレート部材1の材料の弾力で、湾入部3の周壁で押されて、連結具6によるプレート部材1の連結が強固に維持される。
プレート部材1は、平面視が矩形のものに限らず、図7に示すように三角形状のプレート部材1a、図8に示すように台形状のプレート部材1bや、図示していないが、正方形、五角形、菱形やそのたの多角形であってもよい。
上記いずれの場合にも、多角形の各辺に突縁5と湾入部3を設けてもよく、またはそれらの全て辺に設けないで、少なくとも1辺に設けてもよい。
この考案に係るプレート部材1は、各辺が全て直線縁のものに限らず、少なくとも1辺が直線縁で、他の縁は曲線やその他の形状の縁よりなるものでもよい。この場合には、直線縁に突縁5および湾入部3を設ける。
上記のいずれの連結したプレート部材2も、連結具6を外すことにより、連結したプレート部材1の連結を解除して分離することができる。
プレート部材の裏面を上にした状態の斜視図である。 プレート部材の裏面を上にした状態の要部斜視図である。 2枚のプレート部材を横に接合した状態の底面図である。 連結具の斜視図である。 2枚のプレート部材を連結具で連結した状態の底面図である。 他の実施の形態の、2枚のプレート部材を連結具で連結した状態の底面図である。 三角形状のプレート部材の底面図である。 台形状のプレート部材の底面図である。
符号の説明
1 プレート部材
2 プレート
3 湾入部
4 プレート
5 露出周縁面
6 連結具
7 突部

Claims (4)

  1. 多角形のプレートまたは少なくとも1つの直線辺を有するプレートの、少なくとも1つの直線辺の縁部に、前記プレートの厚みよりも薄く、上面が前記プレートの上面と面一の突縁を有し、前記プレートの裏面縁部に、側方と下方向に開口する切欠き湾入部を等間隔に複数個設けてなるプレート部材と、
    前記プレート部材の突縁の突出幅の2倍またはそれ以下の幅の板片に、対称的に、前記プレート部材の切欠き湾入部に嵌合する形状で、2つの前記プレート部材を接合した場合に、両プレート部材の対向する切欠き湾入部に嵌合できる長さの突部を設けてなる連結具と、
    よりなり、プレート部材を他のプレート部材と、突縁部を設けた辺で横に接合し、その接合辺で対向する前記切欠き湾入部に前記連結具の突部を着脱自在に嵌合させ、接合したプレート部材を着脱自在に連結することを可能とする、プレート部材の連結構造。
  2. プレート部材が、相似形の大小2枚の多角形のプレートで、その小さい方のプレートの少なくとも1つの縁に複数の切欠き湾入部を等間隔に設け、前記2枚の中心を合わせて重ね、固着してなることを特徴とする、請求項1に記載のプレート部材の連結構造。
  3. プレート部材が、一体成形して形成してなることを特徴とする、請求項2に記載のプレート部材の連結構造。
  4. 連結具が、板片の両側方に、1またはプレート部材の切欠き湾入部の間隔に合わせた複数の突部を対称的に設けてなることを特徴とする、請求項1乃至は3に記載のプレート部材の連結構造。
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