JPH0133701Y2 - - Google Patents

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JPH0133701Y2
JPH0133701Y2 JP1983147128U JP14712883U JPH0133701Y2 JP H0133701 Y2 JPH0133701 Y2 JP H0133701Y2 JP 1983147128 U JP1983147128 U JP 1983147128U JP 14712883 U JP14712883 U JP 14712883U JP H0133701 Y2 JPH0133701 Y2 JP H0133701Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複数のパネル状の床部材と、そのパネ
ル状の床部材を支持する支持装置とで構成される
床構造に関する。
〔従来の技術〕 上記のように、パネル状の床部材を用いる床構
造は、例えば実公昭57−14277号公報に示されて
いるような、長尺の横方向根太材と、室壁に沿う
外周形成根太材とを用いる根太組置床構造に比べ
て、施工性が良く、しかも、長尺の根太材が端部
で反るなどの、床なりや浮上りが生じることを避
けられる点で有利である。
しかしながら、このようなパネル状床部材を用
いての従来の床構造は、第6図および第7図で示
すように、前記パネル状の床部材2の各支持装置
Aの取付け位置P′が床部材2の隅角部に設定され
ていたのであるが、これによる場合は次のような
問題があつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
即ち、パネル状の床部材2を支持する支持装置
Aは、床面積当たりの支持装置Aの使用個数を極
力少なくするため、及び、高さ調節の簡略化を図
るために、前述のようにパネル状床部材2の隅角
部を支持して、一つの支持装置に複数の床部材を
支持させるように構成されていたのであるが、実
際に施工にあたる室内においては、第7図で示す
ように壁際の構造用床材1に表面の精度が悪い
事、防振材4がある大きさl3を必要とする事など
の理由により、壁際に配置される床部材2の側辺
2bと壁面aとの間に大きな隙間Lが発生し、そ
の結果、前記床部材2上に敷設される床仕上げ材
12の壁際端部での撓み量が大きくなり易く、ま
た、前記床仕上げ材12が長尺塩ビシート等の薄
肉の場合には、この床仕上げ材12と床部材2と
の間に、別途、機械強度の大きな捨板を設ける必
要があるため、コスト的に高く付易い。
本考案は、パネル状の床部材を用いた床構造
の、施工性の良さなどの利点を活かしながら、パ
ネル状の床部材と支持装置との組合わせ構造を工
夫するだけの、構造的には簡素な構成で、壁際端
部での床仕上げ材の撓みの発生や補強構造の必要
性を生じさせず、低コストで施工性の良い床構造
を提供することに目的を有する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じられた本考案に
よる技術手段は、複数のパネル状の床部材と、そ
のパネル状の床部材を支持する支持装置とで構成
される床構造において、前記支持装置は、相隣る
複数の床部材の端縁部を載置支持する支持部材
と、高さ調整具とを備えているとともに、前記パ
ネル状の床部材は、壁際に配置される端部タイプ
の床部材と、それよりも室内中央側寄りに配置さ
れる標準タイプの床部材との組合わせで構成さ
れ、かつ、前記標準タイプの床部材は四隅に前記
支持装置への取付部を形成してあり、前記端部タ
イプの床部材は、壁際の側辺よりも室内中央側寄
りに前記支持装置への取付部を形成してあるとい
うことであり、この技術手段を講じたことによる
作用および効果は次の通りである。
〔作用〕 室内の中央側寄りの部分では標準タイプのパ
ネル状の床部材を用い、壁際では端部タイプの
床部材を用いることにより、特別に捨板などの
補強手段を用いずとも、床部材の端辺と壁との
間に大きな隙間を形成せずに済む。
しかも、壁際に配置される端部タイプの床部
材は、壁際の側辺近くが、支持装置への取付部
よりも壁際に延長されているので、この延長さ
れた部分を、室内寸法に応じて切断するなど、
床部材と壁との寸法調整代として利用すること
ができる。
〔考案の効果〕
(イ) 上記、の作用から、パネル状の床部材を用
いた床構造特有の、施工性の良さを活かしなが
ら、床部材の端辺を室壁に近接させて設けられ
る。
(ロ) しかも、上記、の作用から端部タイプの床
部材だけを或る程度大き目に寸法設定しておく
だけで、多少の寸法誤差や組付け誤差、あるい
は室壁形状の変化などがあつても、端部用床部
材の寸法調整代部分を用いて床部材の端辺を充
分壁面に近接位置させることができ、この点で
も施工性の向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図、第2図で示すように、構造用床版1の
上方に縦横両方向に沿つて並設されるパネル状床
部材2を前記床版1に対して支持させるための防
振浮床用支持装置Aを構成するに、前記床部材2
の端縁部側を載置支持する部材3と前記構造用床
版1上に載置される防振材4との間にねじ式高さ
調整具5を介在するとともに、前記支持部材3の
矩形状載置面には、床部材2の端縁部に形成の取
付け用孔6に対して下方から嵌合自在な半球状の
突起7を連設し、これら突起7には、前記床部材
2の孔上縁部に接当可能なハツト型座金8を介し
て床部材2を支持部材3との間で挟持固定するボ
ルト9を螺合している。
前記支持部材3は、床部材2に対する作用形態
の相違によつて4方タイプ、2方タイプ、1方タ
イプの三種類がある。
4方タイプの支持部材3は同時に4枚の床部材
2を夫々の角隅において支持するもので、第3図
で示すように正方形状の載置面の対角線交点に前
記高さ調整具5の構成部材の一つであるナツト5
Aを固着してある。このナツト5Aを中心とする
90度ずつ隔てた箇所で、かつ、前記突起7間に位
置する側辺中央部には、前記床部材2の隣接側辺
に接当するL字状の突条10を固着している。
前記突条10は、支持部材3の載置面上の床部
材2の位置を決め、かつ、床部材2の締付け固定
時のずれを防止するとともに、床部材2,2間に
隙間Cを設けてきしみ音の発生を防止するもので
ある。
前記2方タイプの支持部材3は同時に2枚の床
部材2,2を夫々角隅において支持するもので、
第4図のように構成されている。尚、4方タイプ
と同一の構成部材には同一の番号を付記して説明
は省略する。
前記1方タイプの支持部材3は、部屋の隅に位
置する床部材2の角隅近くを支持するものであ
り、図示はしないがその載置面には前記突起7と
高さ調整具5のナツト5Aのみを固着している。
尚、出隅や段落ち等の角部においては、同時に
3枚の床部材2を夫々角隅において支持する3方
タイプの支持部材3を使用する。
前記高さ調整具5は、前記支持部材3に固着さ
れた前記ナツト5Aと前記防振材4に被冠固定さ
れた台座5Bとに亘つて、上下両側に逆方向の雄
ねじを形成してある調整ボルト5Cを螺合し、こ
の調整ボルト5Cの上端に、前記床部材2の隣接
端縁部間又は一つの床部材2の端縁部近くに形成
される上下方向の貫通孔11を通して操作可能な
回転操作溝5Dを形成して構成されている。
前記床部材2としては、四隅に支持装置Aに対
する取付部を備え、かつ4側辺が他の床部材2に
接する標準タイプ(第5図イ参照)、1側辺のみ
が壁際に位置する端部タイプ(第5図ロ参照)、
2側辺が壁際に位置する端部タイプ(第5図ハ参
照)、また、これらの応用タイプとして3側辺が
壁際に位置する端部タイプ(第5図ニ参照)、対
向する2側辺が壁際に位置する端部タイプ(第5
図ホ参照)の5種類がある。そのうち、標準タイ
プの床部材2は、各側辺2aの寸法及び各側辺2
aから取付け用孔6までの寸法l2を夫々同一に構
成するとともに、前記各端部タイプの床部材2
は、壁際に位置する側辺2bと取付け用孔6との
間の寸法l1を他の側辺2aと取付用孔6との間の
寸法l2よりも大に構成している。言換えれば、壁
際に配設される床部材2の壁際の支持部材3bの
取付け位置Pを床部材2の壁際側辺2bの内側に
位置させている。
そして、前記各端部タイプの床部材2の、壁際
側辺2bと取付け用孔6との間に位置する部分言
換えれば、壁際側辺2bと支持部材取付け位置P
との間に位置する部分を、室内寸法に対する寸法
調整のための切断加工部分に構成している。
前記床部材2の材質としてはパーチクルボー
ド、ベニヤ、各種サンドイツチパネルなどがあ
る。
前記防振材4としては硝子繊維の集積体を150
〜800Kg/m3程度の高密度に圧縮成形し、その全
面をゴム膜で覆つたものが好ましい。
尚、図中12は床仕上げ材である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案に係る床構造の実施
例を示し、第1図は斜視図、第2図は要部の拡大
縦断面図、第3図、第4図は4方タイプ及び2方
タイプの支持部材の斜視図、第5図イ,ロ,ハ,
ニ,ホは夫々床部材の平面図である。第6図、第
7図は従来の床構造を示す斜視図と拡大縦断面図
である。 1……構造用床版、2……パネル状床部材、2
a,2b……側辺、3……支持部材、4……防振
材、5……高さ調整具、6……取付け用孔、A…
…支持装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 複数のパネル状の床部材2と、そのパネル状
    の床部材2を支持する支持装置Aとで構成され
    る床構造であつて、前記支持装置Aは、相隣る
    複数の床部材2の端縁部を載置支持する支持部
    材3と、高さ調整具5とを備えているととも
    に、前記パネル状の床部材2は、壁際に配置さ
    れる端部タイプの床部材2と、それよりも室内
    中央側寄りに配置される標準タイプの床部材2
    との組合わせで構成され、かつ、前記標準タイ
    プの床部材2は四隅に前記支持装置Aへの取付
    部を形成してあり、前記端部タイプの床部材2
    は、壁際の側辺2bよりも室内中央側寄りに前
    記支持装置Aへの取付部を形成してある床構
    造。 2 前記端部タイプの床部材2の取付部のうち、
    前記壁際の側辺2bに交差する方向の側辺2a
    における相隣る取付部間の距離は、前記標準タ
    イプの床部材2における隅角部の取付部間の距
    離と同程度に構成されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の床構造。
JP14712883U 1983-09-21 1983-09-21 床構造 Granted JPS6053950U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2589772Y2 (ja) * 1992-04-13 1999-02-03 株式会社ノダ 床板支持装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714277U (ja) * 1980-06-27 1982-01-25

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